魔法使いの女子高生   作:ぬぬぬぬも

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ちょっとそこらで一休み

「とりあえずここで休憩しよう。」

 

 私はみんなに声をかけ、乾いていて座れそうな所に腰を掛けた。

 

 「ナオちゃん、大丈夫だが? こわく(つかれて)ない?」

 「え、ああ、大丈夫。けど結構疲れるね、後ろにつかまってるだけでもくたくただわ。」

 「よし、まずはお菓子休憩だ!」

 

 私たちは各自持ってきた水筒とお菓子をバックから取り出した。私はメロンのゼリー飲料を持ってきた。セナはプチシュークリームをほおばっていた。ナオちゃんはキャラメルをつまんでいた。

 

 「ねえナオちゃん、それだけで足りる? 私の一口食べる?」

 「ユキが食った奴はいらねーよ、ペットボトルとかだったらいいけどそれはちょっとね、」

 「だったら私の食うが? まだシュークリームあるからこれける(あげる)よ。」

 「いいの?ありがとー。それじゃうちのもあげるよ。」

 

 私も少しシュークリームを少し食べたいと思ったが、中身がカスタードではなく生クリームだったので食べる気が失せた。

 

 「冒険者ギルドってあとどれくらいかかるの? まだ結構バイクで走るの?」

 「ここからは歩いていくから大体20分くらいかな」

 

 ここからはだんだん町に入ってきているのでバイクを降りなければならない。なぜなら、異世界人にバイクを見せないほうがいいという理由と、バイクで人をひいてしまうかもしれないので降りる必要がある。特に後者が重要だ。異世界人はガソリンや電気で走る車を見たことはあるはずがないので、車に注意して歩くという習慣がついていない。バイクを見られても人をひいてしまっては元も子もない。

 

 「歩いていくとして、このバイクはどうするんだ? このままほおっておくわけにもいかないでしょ。」

 「そこは安心して。この、昔発見した透明マントを使ってバイクを隠します。それで完璧に隠せるよ。」

 

 私はバックから取り出したマントをナオちゃんに自慢するようにひらひらさせながらバイクにかけて透明にした。これは中学生の頃に宝箱から見つけた透明マントなのだ。これには大変お世話になっている魔法の道具だ。

 

 そして、15分くらい休憩したとことで私たちは重い腰を上げた。セナが冒険者ギルドまでの地図を取り出し、道を確認して歩き出した。

 

 「あれ、異世界人とどうやって話したりするの? うち、日本語しか話せないよ。」

 「そこは大丈夫、セナという名の翻訳機がいるから。」

 「セナって異世界語話せるの?」

 「そこまでじゃないずー。単語のメモ帳を見て、言いながら手ぶり身振りするだけ」

 

 この3人の中で一番頭がいいセナは異世界語の単語をメモ帳にしっかり描いてコミュニケーションをとれるようにしているのだ。これがなければギルド登録なんて絶対にできなかっただろう。私とナオは全く覚えられなさそうな単語帳をセナに見せてもらいながらギルドまで歩いて行った。

 




結構すらすらかけたつもりです。
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