魔法使いの女子高生   作:ぬぬぬぬも

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研修みんなで受けました。

私たちはセナの言葉に驚いた。ギルド登録に実技試験が必要だと今初めて知り、何も準備をしていなかったことに少し心配している。だけど、ナオはなぜかちょっとドヤ顔気味で落ち着いている。

 

「そんな心配しなくてもいいから。忘れてるかもしれないけど私だってユキみたいにちょっとした小技が使えるんだからね。」

「受付の人が言うにはこの前、魔王が復活したから実技試験ばさんなねんだって。だがら、それで実力があるかどうか見るんだって。」

「全然大丈夫だって、二人と違って小学生の頃になぎなた教室に通ってたんだから。」

 

 その言葉を聞いて私は合格できるか少し不安に思った。自信満々に言っているが通っていたのは小学生の時で卒業と同時にやめて、完全に体はなまっていると本人が言っていたからだ。

 

 試験は午後からあるらしく、それまで食堂で昼ご飯を食べながら時間をつぶすことにした。ここの食堂は普通のレストランとしてもやっていて、結構いろんなものが食べられて、冒険者カードを見せれば安くなる。私たちは午後から体を動かすので軽めの食事として、少し硬めのパンと野菜がたっぷり入っているスープを注文した。

 早めに食事をしたためか、私たち以外は誰もいない。外から馬車の音がたまに聞こえるがかなり静まり返っている。私は周りを確認して、スマホを取り出し、触りながら食事をした。

 

 「ねえ、私って異世界の言葉ってまったくわからないんだけど大丈夫なの? セナからいちいち通訳してもらうのも面倒くさいんだけど。」

「そこまで気にしなくてもいいと思うよ。私の時だってほとんど聞いてなかったけど、大丈夫だったし。」

「ユキちゃんは言い過ぎだけんど、重要なことだけ教えでけっから。テストはないから気楽に受けて。ていうか気を抜きすぎ。スマホなんて誰かに見つかったらどうするの。」

「簡単に見つかんないから大丈夫だって。」

「うちの気持ちも考えろよ、ただでさえ冒険者登録で緊張してるのに。胃が痛くなる。」

「学校の授業中にばれたことないから任せとけって。」

「それとこれとじゃ話が違うだろ。」

「わかった。」

 

 二人の押しに負けてスマホをポケットにしまった。絶対に大丈夫だと思ったんだけど。

 

 お昼休憩が終わり、試験が始まる時間になった。セナは受付の人に手数料を払い、3人一緒に研修室に入った。ナオちゃんは少し緊張してるようだった。ナオちゃんの間に私とセナが座った。今日冒険者になる人は私たちしかいないらしく、3人しかいない。

 少しすると講師のギルド職員が入ってきて研修が始まった。講師の方が言ってるがわかっているのはセナだけで、私とナオはちんぷんかんぷんでわからない。講師が話していることをセナが短くまとめて話してくれている。日本語から異世界語に通訳するときは自作辞書を見ながら、異世界語から日本語には何も見ずに通訳している。

 私が初めてギルド登録するときはまだセナは異世界語をできるようになっていなかったのですごく苦労した。身振り手振りで何とか研修を受けたが、不合格になることはないためあやふやな状態で冒険者になったのだ。それがきっかけでセナはだんだんと異世界語を勉強していた。セナは頭がいいので簡単に話せているけど、英語の評価2の私には絶対に無理だ。

 聞きこごちのいい声を聴いていたら少し眠たくなってきた。私はもう冒険者なんだし眠ってもいいだろう。

 

「……おーい、ユキ起きろー。」

「あ、もう終わった? 眠たすぎた。」

「ユキちゃんもう終わったよ、次は実技試験だって、早くいくべ。それと講師のギルドの人が寝るなだって、怒ってたっけよ。」

「あ、うん。」

 

 私は講師の人に日本語でごめんなさいといった。

 

「許すだって。」

 

 よし、次は実技試験だ。久しぶりにかっこいい魔法決めますか。




うまくかけた気がします。
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