・この作品は『バカとテストと召喚獣』と『東方Project』のクロスオーバー作品です。
ただし、他の主要な作品とは違い、吉井明久がチートでもありませんし、基本的には原作
忠実の設定をしています。なので、これが気に入らない人にはあまりお勧めできません。
ですが、同時にただのクロスオーバー作品ではなく、しっかり自分で一つのストーリーを
作って書いています。なので、『バカとテストと召喚獣』と『東方Project』どちらも知ら
ない人でも、片方を知っている人でも、両方知っている人でも、一度は読んでみてくださ
い。
・ついでに全部見ていただいて、よければコメントください。できればアドバイスや、原作
知識であれば嬉しいです。というか正直なんでもいいです。
プロローグ
「ふぅ...ようやく終わったわね。まったく...戸籍がないだけならまだいいものの年齢のごまかしは難しかったわ。」
「お疲れ様です◾️様。」
「えぇ。でもこれで送ることができるわ。あの学校、文月学園に。」
「明久には伝えなくてよかったのですか?」
「事前に伝えたら反対するでしょう。それに驚かせたいじゃないの♪あとから知ったら反対もできやしないわ。」
「彼、怒りますよ?」
「まあ、その時はその時として...橙、溺れてるわよ?」
「え? あ! 橙ーー!」
「ふぅ、、、しかしうまくやってくれればいいんだけどね。あのコを舐めないことよ霊夢。」
-
僕は最近よく夢を見る。夢の中には自然に溢れた世界が広がっている。そこには「妖怪」や「神」と名乗る少女たちがいて、そこで僕は───
何をしていたんだっけ。
バカテスト 化学
[第一問]
問 以下の問いに答えよ
『調理のために火にかける鍋を生成する際、重量が軽いのでマグネシウムを選んだのだが、調理を始めると問題が発生した。この時の問題点とマグネシウムの代わりに用いるべき金属合金の例を一つ挙げなさい。』
霧島翔子の答え
『問題点…マグネシウムは炎にかけると激しく反応するため危険であるという点。
合金の例…ジュラルミン』
教師のコメント
正解です。さすが霧島さんですね。Aクラス代表としてこれからも研鑽を積んでほしいです。
土屋康太の答え
『問題点…ガス代を払っていなかったこと』
教師のコメント
深読みしすぎです
吉井明久の答え
『オリハルコン
↑メ⚪︎ゾーマでも耐えられる』
教師のコメント
昨日竜と勇者みたいなゲームをやりました?
藤原妹紅の答え
『問題点…マグネシウムじゃチリも残らないということ。』
教師のコメント
一体何℃の炎で調理しているんですかあなたは。
ー
僕らがこの文月学園に入学してから二度目の春が訪れた。
後者へと続く坂道の両脇には新入生を迎えるための桜が咲き誇っている。僕は正直向こうの世界で見慣れてはいるものの、その眺めには一瞬目を奪われる。
しかしそれも一瞬のこと。
今僕の頭にあることは春の風物詩ではあるものの、桜のことじゃない。僕の頭は今年の一年を共に頭は今年の一年を共に戦い抜いていく戦友と教室、つまり新しいクラスについてで頭がいっぱいだった。
*
「吉井、遅刻だぞ。」
玄関の前でどすの利いた声に呼び止められる。声の下方を見ると、そこには浅黒い肌をした短髪のいかにもスポーツマン然とした男が立っていた。
「あ、鉄じ─じゃなくて、西村先生。おはようございます。」
軽く頭を下げて挨拶をする。何せ相手は生活指導の鬼、西村教諭だ。目をつけられると碌な目に合わない。
「今、鉄人って言わなかったか?」
「ははっ。気のせいですよ。」
危ない危ない。普通に鉄人って呼ぶところだったよ。
ちなみに鉄人ていうのは生徒間での西村先生のあだ名で、その由来は先生の趣味であるトライアスロンだ。真冬でも半袖でいるあたりも理由の一つだけど。
「しかし、この状況で普通に『おはようございます』はないだろう。」
「あ、すいません。えーっと今日もいい筋肉してますね。」
「、、、、お前には遅刻の謝罪よりも俺の筋肉の質の方が大事なのか?」
「あ、そっちでしたか。遅刻してサーセン!」
「全く、おまえは。いくら罰を与えても全然懲りないな。」
なんだと?それだと僕がまるで遅刻常習犯みたいじゃないか!
「僕、遅刻なんてしてないですよ?あんまり。」
「どの口が。ほら、受け取れ。」
先生が箱から封筒を取り出し、僕に差し出してくる。宛名の欄には『吉井明久』と大きく僕の名前が書いてあった。
「あ、どーもです。」
一応頭を下げながら受け取る。一応ね。
「にしても、どうしてこんな面倒なやり方でクラスを発表するんですか?掲示板とかで大きく張り出せばいいのに。」
こんなの非効率的だと思うけどなー。
「普通はそうするんだけどな、うちは世界的に注目されている最先端システムを取り入れた試験校だからな。これもまた、その一環ってわけだ。」
「ふーん」
そんなものなんだね。
僕はそう思いながら封筒を開ける。僕の通う文月学園はクラスがAからFまであり、2年生以上はAから順に振り分け試験の成績順でクラスが決まっていく。頭のいいひとはAクラス、悪いひとはFクラス,といった具合だ。
まあということを言いつつ僕は頭の云々関係なくクラスが決まっているわけだからこの封筒の中身も知っているわけで、特に楽しみということもなく、ただ封筒を開ける。
「吉井、今だからいうがな、」
うーん少し開けにくいな。
「俺はお前を去年一年見てきて、もしかしたらこいつは、バカなんじゃないか、と疑っていたんだ。」
なんか失礼なことを言っている奴がいるな。
「ひどい誤解ですね。僕はバカなんじゃなくて本気を出してないだけなんですよ。それに今回は...」
「ああ、事情は知っている。だがこれだけは言わせてもらう。お前の行動は確かに人のためになったかもしれないが、それが理由でいくつかの教科を落としたのは本当にこちら側も申し訳ないことだと思っている。しかしそれを加味したとしてもな、」
ようやく封筒が開く。そこに書いてあるクラスの記号を見て僕はやっぱりか、と静かに項垂れる。
『吉井明久・・・・・・・Fクラス』
「お前はやっぱりバカだ。」
こうして僕の最低な学園生活は幕を開けた。
吉井明久
:学園一のバカと言われる『観察処分者』の称号を持つ高校2年生。非常に優しい性格を持っているが、その頭の悪さや察しの悪さにより、空回りすることも多い。身長は年齢の割には少し低く、髪は原作通り、少しはねっ毛。顔も原作通りである。よく『不細工』と言われるが、別にそんなではない。喧嘩が極めて強く、坂本雄二に『あいつと本気でやったら死ぬ。』と言わせるほど。家族構成は両親と姉が一人いる。小学5年生から中学3年生の間の記憶がなく、本人はそれを別に不思議には思ってないが、巷ではフラれて何かあったとかなかったとか。真相は闇の中である。
能力『???程度の能力』
召喚獣の姿
:原作通りタンクトップの上に学ランを着て、木刀で戦う。本人は言わないが、木刀なしで素手でも戦うことはできるらしい。
平均総合点
1100点(仮)
得意科目
古典、日本史、世界史、家庭科
苦手科目
数学、英語、物理、化学その他理系科目全般
次は不死なあの子の登場です!…ちゃんと書けてるかな。一応二次創作で勝手に作った解釈はできるだけ省いた上で僕らしく書いたつもりなんだけどね。まあ、大丈夫だと信じよう。何か言いたいことあったらどんどんどうぞ。