・この作品は『バカとテストと召喚獣』と『東方Project』のクロスオーバー作品です。
ただし、他の主要な作品とは違い、吉井明久がチートでもありませんし、基本的には原作
忠実の設定をしています。なので、これが気に入らない人にはあまりお勧めできません。
ですが、同時にただのクロスオーバー作品ではなく、しっかり自分で一つのストーリーを
作って書いています。なので、『バカとテストと召喚獣』と『東方Project』どちらも知ら
ない人でも、片方を知っている人でも、両方知っている人でも、一度は読んでみてくださ
い。
・ついでに全部見ていただいて、よければコメントください。できればアドバイスや、原作
知識であれば嬉しいです。というか正直なんでもいいです。
今日は12月25日、通称クリスマス。イエス・キリストの降臨を記念する日で、世はみんなお祭りムードになる祝いの日だ。男性は皆、クリスマスには恋人と一緒にクリスマスツリーを見ながら愛を語らうのを夢見る事だろう。しかし、文月学園のバカどもにはもちろんそんなものが訪れることはない。
と、いうわけでクリスマス特別編では私が勝手に作ったバカと東方と召喚獣の世界観でのクリスマスを書かせていただきます。時間軸は高校一年生。まだ過去編でも作っていない世界です。なので、東方キャラが出ることはないと思います。以上です。
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「ねえ雄二、今日って確かクリスマスだよね?」
「?ああ、そうだな。」
「じゃあなんで僕と雄二は放課後になっているのにまだ学校にいるの?」
「あ?そりゃあもちろん…」
「お前ら!口を動かさずに解け!今日は簡単には帰さんぞ!」
「出たよ…てつじ…西村教諭。」
まるで鋼の如き筋肉と巨躯を持つ大男、西村先生こと鉄人。補習担当の教師だ。
「吉井!貴様は特に満点になるまで返さんぞ!」
「そ、そんな!西村先生!なんて無情なことを!今日はクリスマスですよ!?」
「そんなことは知っている。」
「世間はお祝いムードで一杯な中で生徒にこんな苦痛を強いるのはどうかと思います!」
「そのお祝いムードな中学校の施設を破壊したのはどこのどいつだ?」
「そんな破壊だなんて!僕はただ…!ただ…」
「校内の消火栓を召喚獣で破壊しておいてよくそんなことを言えるな!」
「そうだぞ明久。お前の召喚獣は物に接触ができる特殊仕様なんだからなおさら注意しなけりゃいけないだろ?」
「貴様も同罪だぞ坂本ぉ!」
そう、僕らはちょっと喧嘩して召喚獣で勝負をしていたらつい僕の召喚獣が消火栓に突っ込んで思いっきり穴を開けてしまったのだ。そのせいで水は吹き出すし、ちょうど通りかかったテストの用紙にかかってテストが中止になった(これはナイスだった)し、それで今こんなことになっちゃったんだよね。
「第一貴様ら、クリスマスだからといって何か用事があるのか?」
「なんだと!?これでも僕は…」
「お前は…なんだ?」
「えーっと、家族と…」
「お前一人暮らしだろう?」
「彼女と…」
「吉井、貴様がバカだということはよく知っているが、ついに幻覚を見るようになったのか?」
「なんて失礼な!」
「じゃあいるのか?」
「…」
「吉井、バカも休み休み言ってくれないと俺もいい加減疲れるぞ。」
くっ、何も言い返せないのがとても腹がたつ!
「俺はあるぞ?」
「えっ?雄二いつお嫁さんのゴリラを見つけたの?」
「ほう、いつ俺はメスのゴリラを探している前提になったんだ?」
「そっか、雄二は哺乳類じゃなかったっけ。鳥類かな?」
「そうかそうか。それならお前は爬虫類か?」
「へー」
「ほー」
「「……」」
「「死ね!」」
「やめんか!」
プルルルル…
「あ?」
「ぬ?」
「へ?」
電話?ってもしかして!
「電話?おい坂本、お前か?」
「いや、俺は持ってきてないっすね。明久、お前か?・・・明久?」
「す、」
「酢?」
「すいません先生早退します〜!」
「ぬ!?待て吉井!くっ、追いつけんか!」
「あいつどうしたんだ?あんな鬼気迫った顔して。」
まずいまずいまずい!忘れてた!そうだった、今日はあの人が来る日だった!
僕は急いで坂を駆け下り、信号を無視し、アパートへと走る。え?誰が来るんだって?そんなの答えてる暇もない!
「早く早く早く!!」
エレベーターの中で忙しなく動きながら上がりきるのを待つ。
そして、扉が開いた瞬間廊下をかけてドアへと向かう。
「母さん!きてる!?」
と叫ぶと同時にドアを叩き開ける。
しかし、帰ってくるのはただの静寂。
・・・・これは、
「よかった、まだか…」
どうやらまだきてないようだ。そう安心して家の中に足を踏み入れる。その瞬間、
「!?」
気づく違和感。
明久は毎日水と塩のみの生活をしている。そのため食べ物への執着がとても強いのだが、
「こ、この匂いは…!?」
その彼の鼻に臭う違和感。それはあることを示していた。
廊下を超えてリビングに入る。すると、
「やっぱりきてた、のか…」
変わり果てたリビングが彼の目には映っていた。
赤と白に飾られたリビングに机の上に広がるクリスマスにぴったりのケーキに料理の数々。そしてテレビの前に置かれたツリーに周りを飾る箱の数々。
「相変わらずだな母さん…」
母さんは…帰っちゃったかな。流石に僕が帰るのが遅かったもんね。
「ていうかあの箱はなんだろう?僕あんなのおいてないんだけど…荷物の置き忘れかな?」
とりあえず後悔は後にして気になる物に注目を向けることにした。
「えーと、あれ?何か貼ってある。」
なになに?えー
『明久へ』?
え?僕に?あ、もしかしてこれプレゼント!?あれでもこれ見ちゃってよかったのかな。料理とか、色々あるしそもそも今日はイブなんだけど…
・・・まあ見るだけならいいよね?なんなら中も見るだけなら、いいんじゃないかな?
「少しだけ、少しだけだからね。」
人は、好奇心には勝てないのである。
「えっと、なんかいっぱいある…」
中にあったのは一つではなくたくさんのものの集まったまるで福袋みたいなものだった。
「まずは…えっと、お札?何これ?…母さんに何があったの…」
エントリーナンバー1、謎のお札。妖怪避けの呪印が入った札。一体誰が作ったんだろうか。
「次は…えっと、何何?えっと、読めない…何これ。」
エントリーナンバー2、謎の本。どうやら古い日本語で書かれているらしい。寺子屋で使われた物に似ているような…?
「それからこれは…お花かな?珍しくまとも。」
エントリーナンバー3、ヒガンバナ。赤い花で秋によく生えている。何故か分からないが鉢にはいっていていまだに元気なまま。花言葉は…
「あ、こんなものも。これは紅茶の葉っぱかな?でも僕そんな紅茶は飲まないけどな…」
エントリーナンバー4、箱に入れられた紅茶の葉のパック。何故か危険な匂いがする。
「ってなんで木剣が入ってるの!?母さん本当に大丈夫!?」
エントリーナンバー5、鞘に入れられた木剣。ただの木剣には見えない。
「他にもいっぱい…あ、やっぱりあったよ。母さんいつも送るんだよなぁ。」
エントリーナンバー6、3体の金髪の人形。どこか人間味というか意思のような不思議な雰囲気を感じる。
「でも本当にいっぱいあるなぁ。ってあれこれは」
「あら明久。もう帰っていたの。」
・・・あ。
チュンチュン
「ふぁ〜あ・・・あれ?朝?」
昨日は確か…
「そうだあの後母さんが来て…」
・・・そこから記憶がない。
あっそういえばプレゼントは…よかった。ちゃんとある。
なんだかんだ母さんからのプレゼントは嬉しいんだよね。今回は何故か変なものが多かったけど。
「ん?」
机の上に何かある?
「手紙?」
どうやら手紙のようだ。
紙から出して手紙を出す。
「母さんからだ。なになに?」
『明久へ
クリスマスおめでとう明久。昨日は祝えなくて申し訳ないわ。プレゼントはもう見たかしら?みんなの心のこもったプレゼントだから大切にしてあげてね?それから学校も頑張っていってください。それから冷蔵庫に昨日の食事は入っているわ。全て冷蔵してあって1ヶ月後まで食べれるわ。』
よかった。どうやら普通に怒ってはいないようだ。え?何がって?まあそれはいいんだ。それで『みんなの』?ってどういうことだろ。まああの人も結構変わってるし書き間違えかな。あとは食事が1ヶ月も持つって…最高!30等分してゆっくり食べるしかないね!※彼はバカである
あれ?まだ何か入ってる。
『追伸
成績は見ました。今回は残念でしたが次は頑張ってちょうだいね?ところで本棚に溜まっているあのゲームは一体何かしら?何故か冷蔵庫も空でしたし、一体どういうことでしょうか。次の仕送りは減らす必要があるかしらね。それからベッドの下にある本は没収させていただきました。ちなみに来年以降見つかったら、分かってるわよね?友達と一緒にいたければ無駄なことはやめる方がいいわよ。』
・・・・・・・・・・
「ふぅ…」
母さん、僕、真面目になるよ。
「えっぐ、えっ」
「一体どうしたのじゃ明久は。」
「おーなんか昨日保健体育の参考書(エロ本)を捨てられたらしいぞ。」
「ふんっ、当たり前じゃない。そんなもの持ってる方が悪いのよ。」
「・・・・・・・島田美波、聖典への侮蔑は許さない・・・」
「なっ、土屋!勝手に写真撮らないで!」
ガラッ
「おはよう諸君!そして吉井ぃぃ!!」
「鉄人!?ってまずっ!」
「ほう?その反応から見て俺が言いたいことはわかっているようだな?」
「えっと、許してやる、ですよね!ハハッ、いやー鉄人、目が怖いですよ、怖いですからそんな目はしないで、」
「放課後地獄の補修だぁー!!」
「やっぱり〜〜!?」
踏んだり蹴ったり。続けざまにひどい目にあわせるさま、また、あうさま。
*
『最後に今でもあなたを親としても女としても愛しています。
あなたの母”アリス”より。』
*
エントリーナンバーFINAL、鳥の柄の入った着物。服を彩る赤い鳥は不死鳥たる鳳凰だと思われる。それから服の端に挟まっているリボンにはどこか懐かしさを感じる。
メリクリ!(夜10時)今回はまさかのクリスマス特別編!適当にかい、ゲフンゲフン。思いつき、ゲフンゲフン。季節に合わせたシーズン特別編第一弾です。クリぼっちの皆さん安心してください。僕は男子校なのでクリぼっちという概念すらありません。しっかり全員クリスマスは男だけです。
明久:僕もだよ…
雄二:お前の場合はなんか怪しいけどな。
明久:そういう雄二こそ!あの綺麗な人とはどうなのさ!
雄二:なっ、あいつはお前と関係ねえだろ!
明久、雄二:・・・・・!
作者:はいストップ。喧嘩はやめようね?
雄二:うるせえな!第一お前も実際のところどうなんだよ!
明久:そうだよ!どうせいい学校行ってる人はみんなモテるんじゃないの!?
作者:・・・・・
明久、雄二:どうなんだよ!
作者:俺塾…
明久、雄二:すまん。