・この作品は『バカとテストと召喚獣』と『東方Project』のクロスオーバー作品です。
ただし、他の主要な作品とは違い、吉井明久がチートでもありませんし、基本的には原作
忠実の設定をしています。なので、これが気に入らない人にはあまりお勧めできません。
ですが、同時にただのクロスオーバー作品ではなく、しっかり自分で一つのストーリーを
作って書いています。なので、『バカとテストと召喚獣』と『東方Project』どちらも知ら
ない人でも、片方を知っている人でも、両方知っている人でも、一度は読んでみてくださ
い。
・ついでに全部見ていただいて、よければコメントください。できればアドバイスや、原作
知識であれば嬉しいです。というか正直なんでもいいです。
・さらについでに書き忘れで東方キャラの設定は基本は原作忠実に行こうとしているので
キャラについて詳しく知りたい人は調べてください。
バカテスト 保健体育
[第八問]
問 以下の問いに答えよ。
『女性は、( )を迎えることにより、第二次性徴期になり、特有の体つきになり始める。』
木下優子の答え
『初潮』
教師のコメント
正解です。・・・・・・・・この問題は、人によってはセクハラになる気が…。
吉井明久の答え
『この問題を、女性に答えさせるのは失礼だと思います!』
教師のコメント
それは正しいと思いますが、あなたは残念なことに男です。
藤原妹紅の答え
『それは成長することがない私に対する当てつけか?』
教師のコメント
なんかすみません。
土屋康太の答え
『初潮と呼ばれる、生まれて初めての生理。医学用語では生理のことを医学用語では生理のことを月経、初潮のことを初経という。初潮年齢は体重と密接な関係があり、体重が43kgに達する頃に初潮を迎えるものが多い為、その訪れる年齢には個人差がある。日本では平均12歳。また、体重の他にも初潮年齢は、人種、気候、社会的環境、栄養状態などに影響される。』
教師のコメント
詳しすぎです。
「壁を壊すとは…明久、お主随分と思い切った行動に出たのう。」
放課後、Bクラスに来た秀吉にいの一番にそう言われる。
「あ、あはは。」
正直笑って誤魔化すくらいしかできない。
ちなみに妹紅さんは慧音先生と一緒にどこかにいってしまっている。
せっかくだから一緒にお祝いしたかったのになー。
「まあ、お主らしいと言えばお主らしいがの。」
「でしょ?もっと褒めていいんだよ?」
「後先考えずにやる漢気溢れた素晴らしい作戦じゃ。」
「それ、遠回しにバカって言ってるよね。」
ちなみに、学校の壁を壊したことについては、後から鉄人の説教が待っている。と、さっき通達があった。
僕からすれば死刑宣告のようなものだ。
「やっぱやらなければ良かったかも…」
「いいじゃねえか。それがお前の強みだしな。」
雄二がバシバシと肩を叩いてくる。
バカが強みだって!?というか僕バカぢゃない!
「さて、それじゃ嬉し恥ずかし戦後対談と行くか。な、負け組代表さん。」
「・・・・・・・・」
床に座り込んでいる根本くん。さっきまでの悪役オーラが嘘のように引っ込んでいる。正直ここまで意気消沈されると、僕の怒りも消えてしまわない。当たり前だ。
「本来なら設備を交換して、お前らには素敵なちゃぶ台をプレゼントしてやるところだ。だが、特別に免除してやらんこともない。」
そんな雄二の発言にざわざわと周囲のみんなが騒ぎ始める。
もちろん、僕も少しだけこの決断には戸惑っている。正直、今のBクラスを他の利用用途で使えるとは思えない。
「落ち着け。俺たちの目標はあくまでAクラスだ。そうだろ?」
「雄二、でも…」
「ここはあくまで通過点だ。そうだろ?」
「まあ、うん…」
「それに、お前の要望はちゃんと叶えてやる。安心しろ。」
ニッ、と笑う雄二。こいつ、まさかまだ勘違いしてないよね?
僕は、少し疑問に思ったものの、他のみんなは納得していた。おそらく、Dクラスの時も言っていたし、雄二の性格を理解し始めているのだろう。
「・・・・・・・・条件はなんだ。」
力なく根本君が問う。
「条件、そうだな。それはお前だよ。負け組代表さん。」
「俺、だと?」
「ああ。お前には色々好き勝手にやられたしな。正直お前は目障りなんだよ。去年から。」
すごい悪人然とした言葉だが、それにはちゃんとした裏付けがある。それを分かってるが故に他の人間はフォローをしない。本人もそれぐらいのことはわかっているようだ。
「そこで、チャンスというわけだ。」
昨日の昼に言っていたあの取引の材料を提示する。
「Aクラスに行って試召戦争の準備ができていると言ってこい。そうすれば今回は見逃してやる。ただし、宣戦布告はするな。あくまで、意志がある、とそのように伝えるんだ。」
「・・・・・・・それだけでいいのか?」
まあ、もちろんそれだけじゃないんだけどね。
雄二がニヤリと笑う。
「ああ。Bクラス代表がコレを着てやってくれたらな。」
そう言って取り出すのは、秀吉が着ていた女子用制服。
これは、島田さんのプレゼントを取り返すために言い訳にしていた、『根本君の服が欲しい』という頼みを雄二が、叶えてくれた形だ。
まあ、なんとなく私情が混ざっている気がするけど。
「ば、バカなことを言うな!そんなふざけたことを、この俺が…」
慌てふためく根本君。まあ、嫌なのはわかる。
『Bクラス生徒全員で必ず実行させよう!』
『任せて!必ずやるから!』
『それだけで教室を守れるなら、やらない手はない!』
Bクラスの熱い声。コレを見れば、根本君がどう言う行動をしていたのか、明白な気がする。
「じゃ、決定だな。」
「くそ、寄るな変態!グハァ!」
「黙らせました。」
「お、おう。ありがとう。」
一瞬で根本君を黙らせるBクラス男子。
「じゃあ、着付けをするか。明久、やれ。」
「えぇー。仕方ないなー。」
本当はこんな男の服を脱がせたくもないけど、僕の目的のためだし。
「う、うぅ」
あ、まずい。
「ていっ!」
「がはっ!」
Bクラス男子側からのフォロー。その後に服を脱がして、女子の制服を着せる。
「あれ?どうやってやるんだろう。」
女子の制服の着せ方、わからん。
まあ普通わかる方がおかしいんだけどね。
「吉井君、私がやろうか?」
Bクラス女子の一人が提案してくる。えーっと、この人は確か
「岩下、さん?」
「あら、私の名前覚えてくれたんだ。」
なぜか体を変なふうにしてもじもじする岩下さん。
ハツ、もしかして…根本君の着付けがそんなにやりたいの!?
「岩下さんみたいな女の子がそんなことをしちゃだめだよ!」
「女の子だなんて」
『わ、私も!』
『私がやるから!』
なぜか他のBクラス女子も殺到してくる。
そうか、実は根本君はモテていたんだね。
「なら、任せるよ。」
そっと女子用制服を渡した。
「ふんっ。」
「げへっ!」
根本君に一発ぶち込んでから去る。女の敵にとどめをさせなかったのは残念だったけど、コレで目的のブツは手に入れた。
「よしこれで…」
根本君のポケットを漁る。確か左ポケットに…
「あった!でもこれ…」
*
「はぁ、、、」
島田美波は、『保健室にいろ』と言われたきり呼ばれずにずっと待機していた。
とはいえ、彼女自身とられたものについてどう説明するか、悩んでいて、戦いにはならなかっただろう。
「いつまでウジウジしてるんだ?」
不意に扉から声がする。
「あ、あんた。留学生の…」
「藤原妹紅だ。いい加減覚えろ。」
そう。最近あのバカとずっと一緒にいる女。
そんな奴が何をしに来たのか?決まっている。
「何?戦えないうちをバカにしにでもきたの?」
「は?バカにする、って。私のお前の中の評価はどうなってんだ。」
そんなの、敵に決まってるじゃない。
「じゃあ、何しに来たのよ。」
「私はただ、戦争は終わった、ってことを伝えに来ただけだ。」
「そう。」
「・・・・・」
いい足らなそうな顔でこっちを見てくる留学生。何よ。まだ何かあるの?
「屋上に行け。」
「え?」
屋上?そこに何があるの?
聞こうとしたものの、彼女はもう言ってしまったようだ。
「全く何よもう。」
こっちはそれどころじゃないって言うのに。
・・・・・・・
「まあ、行くだけならね。」
*
「はあ、コレどうしようまじで、、、、」
「お、明久。」
「あ、妹紅さん。どこに行ってたの?」
「私のことはいい。それより、屋上に行ってくれ。」
「屋上?いいけど、、、なんで?」
「まあ、行けばわかる。」
「?、わかった。」
ー
「っと。」
屋上までの階段を登りきる。
「あれ?」
屋上へ行く扉がもうすでに開いている。
「誰かいるのかな。」
とりあえず、扉を抜ける。
空が夕暮れ色に染まり始めている。
沈みかけている太陽に影が映る。
よく見ると、そこに誰か人がいるのがわかる。
そして、すぐ誰なのかがわかる。
特徴的な髪型。女子の制服。それだけでわかる。
「島田さん?」
「ーえ?」
その人影が振り返る。
ああ、やっぱり島田さ・・・え?目に何か…
「泣いて、」
「や、泣いてないわよ!?」
慌てふためく島田さん。おかしい、いつもの凶暴性はなんとやら。
こういうしおらしい対応は僕も慣れないなぁ。
「あ、ごめん。何かあった?」
「ううん。気にしなくていいのよ。」
首を振る島田さん。こうしてみると、島田さんも一人の可愛い女の子なんだなぁ、、ってそうじゃなくて、
「あ、その…」
「何よ。」
うーん、切り出しずらい…
「何よ。早く言いなさいよ。」
「え、えっと、そう!戦争は無事勝ったよ!」
「知ってるわよ。」
あ、そうですよね。
「あ、えっと…」
「何よ。何もないなら帰るわよ。」
それはまずい!
「ちょっと待って!」
その時、つい手を開けてしまい、ぬいぐるみが落ちてしまう。
「あ。」
「え」
まずい。
「いや、これは別に僕が盗んだわけじゃなくて、その!」
「知ってるわよ。バカ。」
「へ?」
あ、そっか。島田さんは根本君から話を聞いていたっけ。
島田さんがぬいぐるみをとる。
「あ、ごめんそのぬいぐるみ、目が…」
正確には口も少し引き裂けちゃっているし、片目のボタンは完全に外れてしまっている。
「いいわよ。」
島田さんは、ぬいぐるみを抱き抱えて言う。肩が少し震えている。やっぱり悲しかったのかな。
くそっ、根本のやつ!
やっぱりもう一回ボコボコにしに行こう。
島田さんはぬいぐるみをポケットに入れて、こっちに向き直る。
目が少し赤いのは、見間違いではないだろう。
「島田さん、」
「ありがとう。」
体が重くなる。その数秒後に僕は、抱きつかれたと言うことを理解する。
「ふぇ!?」
「本当に、ありがとう。」
いや、その。なんと言いますか、女の子としての軽さだったりとか、柔らかい腕だったりとか、なんというか。
顔が目の前にある。
息遣いが間近に聞こえてくる。
動悸が激しくなる。こう、間近で見ると、島田さんは本当に可愛い女の子なんだと感じてしまう。
「あの、島田さん。」
「・・・・・美波ってよんで。」
はい?
「美波って呼んだら離れてあげる。ウチはアキって呼ぶから。」
「み、美波?」
「うん!」
美波が離れる。その顔に浮かんでいたのは満面の笑みだった。
何か他のことも要求されていたのは気のせいだろう。
「ありがと!アキ!」
ニコッと笑って言う美波。くそ、可愛い・・・だと!?
「それで、そのぬいぐるみは大丈夫なの?」
「まあ、コレぐらいならなんとかなるわ。」
ぬいぐるみを愛おしそうに抱く美波。
妹さんがそれで喜んでくれたらいいんだけど…
「ともかく、ありがとう。」
「あはは、いいよ。僕がやりたくてやったことだし。」
と言うか正直そんな丁寧な感謝には、僕も照れてしまう。
「でも、嬉しかったわ。」
「う、うん。」
なんか美波がどんどん女らしく、可愛くなっていく。
女らしい美波なんて美波じゃないよ!
と声を大にして言いたい。でも、言ったら殺される。間違いなく。
「じゃあ、行こう!アキ!」
「え?」
「え?じゃないわよ。このあと、ホームルームがあるって言ってたわよ。慧音先生が。」
「あ、そっか。」
それを言ったところで、美波が何かを思い出したように「あっ」と声を出す。
「ところで、アキに聞きたかったことがあるんだけどぉ〜。」
「ん?なに?」
すごく満面の笑みをする美波。その時、背中に強烈な悪寒が走る。
「慧音先生と、留学生。」
コレはまずいやつだ。
美波が手をポキリとならす。
「あの二人と一体どういう関係?」
その言葉が終わる頃には僕はもうすでに屋上への扉に入っていた。
「待ちなさい!アキー!」
「お許しください美波様〜!」
うん。やっぱりこれがいつもの美波だね。
「なんで逃げるのよアキ!それじゃやましい事があるって言っているようなものよ!
「美波が追いかけるからじゃん!」
「アキが逃げるからでしょ!」
ー
二人が去った屋上で、声が響く。
「これでよかったの?」
相対する妹紅にそう問うのは上白沢慧音。
「明久は、人間の子供だ。私たちみたいな歪んだ者達とではなく、こっちの世界の人といるべきだ。」
「・・・・・」
「島田美波。あの子は普通の子だ。私は彼女を応援するさ。」
「ふーん。」
まあ無理しているようにしか見えないけどな。
さっき島田さんが抱きついていた時だって血が出るくらいの強さで拳を握りしめてたし。
かくいう私もいい気分にはならないけれども。
「お互い素直になれないな。」
「…なんか言ったか?」
「別に。」
ま、私はホームルームに戻りますか。
どうも。とてつもなくお久しぶりな気がしなくもなくもなくもある成開学園です。清涼祭の1日目が書き終わりましたので投稿を再開することにしました。というか2巻書いた後に1巻を見てから気づいたけどだいぶ食い違いがあるなぁ…
雄二:おいどう言うことだ?設定が1巻と2巻で全然違うってことか?
作者:あ、いやそういうことじゃなくて話し方というか文章構成というか…ちょっと性格が変わったような気がしなくないみたいなそんなかんじなんだ。
明久:え!?性格が変わっちゃったの!?
作者:ん?別に明久の性格はなに一つ変わってないよ?
雄二:お前の性格なんて『バカ』以外に表しようがねえじゃねえか。
明久:失礼な!僕といえば頭脳明晰──「「それはない」」──もうちょっと何か言わせてよ!
雄二:そんなことより「そんなこと!?」随分と遅かったじゃねえか。1日分だけでそんなに書くのに時間がかかるものなのか?
作者:まあ僕も結構忙しかったんだよ…何たって僕は学生だからね!運動会に修学旅行に部活の合宿にできれば忘れたい期末試験に…
明久:あ、やっぱりテストは嫌いなの?
作者:テストも勉強も好きでやってる人間なんているわけないじゃん。
雄二:明久、余計な口を挟むな。
明久:僕にもうちょっと言行の自由をちょうだい!?
雄二:言論な。で、結局時間がかかったのは作者、お前が学校生活にかまけてたからっていう判断でいいのか?
作者:まあそれは否定できないんだけど…あとはね。字数がすごいことになっててさ。
明久:確か原作だと小説の三分の二くらいだから6万文字とかだっけ?それが何文字になったの?
作者:12万
明久、雄二:12万!?
作者:というわけで11月ごろに上がります2巻はおそらく15万〜17万文字ほどになる大作と予想されます!ぜひ楽しみに待っていてください!