・この作品は『バカとテストと召喚獣』と『東方Project』のクロスオーバー作品です。
ただし、他の主要な作品とは違い、吉井明久がチートでもありませんし、基本的には原作
忠実の設定をしています。なので、これが気に入らない人にはあまりお勧めできません。
ですが、同時にただのクロスオーバー作品ではなく、しっかり自分で一つのストーリーを
作って書いています。なので、『バカとテストと召喚獣』と『東方Project』どちらも知ら
ない人でも、片方を知っている人でも、両方知っている人でも、一度は読んでみてくださ
い。
・ついでに全部見ていただいて、よければコメントください。できればアドバイスや、原作
知識であれば嬉しいです。というか正直なんでもいいです。
バカテスト 政治経済
[第四問]
問 以下の問いに答えなさい。
「モンテスキューの作った理論、『三権分立』において、裁判所は唯一( )を持つ重要な機関である。」
木下優子の答え
『違憲立法審査権』
教師のコメント
正解です。よく勉強していますね。
土屋康太の答え
『強制力』
教師のコメント
あなたの答えには何か卑猥な意味がある気がするのは一体なぜでしょうか。
吉井明久の答え
『死神』
教師のコメント
なぜその答えが出てくるのか、ぜひ聞きたいところです。
藤原妹紅の答え
『死者を裁く提度の能力』
教師のコメント
吉井くんはともかく、留学生のあなたまでもがこの様な回答をするとは…最近はそういうものが流行っているのですか?
昼休み。それはほとんどの生徒にとっては友達や彼女彼氏とお弁当などを食べ合う至福の時間だろう。そう、ほとんどの生徒にとっては。
僕は違う。僕はいつも通り家から持ってきた天然水と塩、それから砂糖の入った袋を持ってくる。
それはまるで砂利のような感触で僕の口内を甘辛く染め上げていくようで….
「おい、明久、泣いてねえで会議の続きをやるぞ。」
「え?何ー?あんまりよく聞こえなーい。」
あれ?おかしいな。これじゃ塩水が逃げちゃうじゃないか。
「相変わらずお主は粗末なものを食っとるのう。」
「・・・・戦時中の様。」
「もう、ほっといて…」
二人の優しさが今は、痛いよ。
「ともかく、今はDクラス戦について考えるぞ。」
…こいつは本当に友達なのだろうか。秀吉とムッツリーニの二人に比べてあまりにも優しさのかけらも感じられない。
「雄二、ひとつ気になっていたのじゃが、なぜDクラスなんじゃ?段階を踏んでいくのならばEクラスが先じゃろうに。」
「・・・・・確かに。」
「そうね。確かに言われてみたら謎だわ。」
「それについては考えがあってのことだ。」
雄二は鷹揚に頷く。
「どんな考えなの?」
どうせ碌でもないことだろうけど。
「色々理由はあるが、Eクラスを攻めない理由は簡単だ。戦うまでもない相手だからな。」
「え?でもクラスはEクラスの方が上だよ?」
成績でクラスが分けられてる以上、Eクラスの方が成績が高いのは普通のことなのに。
「ま、振り分け試験の時点ではそうだっただろうな。でも明久、お前の周りのメンツをよくみてみろ。」
「え?んーっと、」
周りの人を見回す。今、妹紅さんはいないので、えーと、この場には…
「美少女が一人とブサイクが一人、バカが一人にムッツリが一人いるね。」
「誰が美少女だと!?」
「ええっ!?雄二が美少女に反応するの!?」
「・・・・・(ポッ)」
…… どうしよう。どこからつっこんだらいいかわかんないや。
「まぁ、落ち着くのじゃ。代表にムッツリーニ。」
と、こちらは実際の美少女こと秀吉の言葉。中身は男だけど。
「あ、ああ。そうだな。つまり、だ。ここにいるメンツでとりあえずEクラスとはまともに渡り合える。それに俺らにはあの留学生もいるからな。」
「妹紅さんのこと?」
「ああ。聞いた話じゃ、あいつAクラスに近い学力持ってんだろ?」
「へえ、そうなんだね。」
「それならEクラスなんか正面から粉砕できる。Aクラスが目標の俺たちにはEクラスなんか相手する必要もないってこった。」
?
「それってつまり、Dクラスには正面からじゃきついってこと?」
「ああ。確実とはいえない。」
「じゃあ、最初からAクラスに挑んだら?」
なんでわざわざ遠回りみたいな真似を…
「いや、なんというかこれは初陣だからな。今後の景気付けにしたいじゃないか。それにこれも打倒Aクラスの一環だ。」
Aクラスに勝つための作戦ってことかな?詳しくは知らないけど。
「まあ、負けたら意味ないけれどね。その作戦とやらも。」
「負けるわけないさ。」
僕の心配を一蹴する雄二。
「お前らが俺に協力してくれるなら勝てる。」
勝てるってねぇ、まぁ、やるしかないか。
「いいかお前ら、俺らのクラスは、最強だ。」
なぜかはわからないが、その言葉には不思議な安心感があった。
「いいわね。面白そうじゃないの。」
「Aクラスのものどもに痛い目見させてやろうかの!」
「・・・・・・・(グッ)」
打倒Aクラス、改めて聞くと酷く荒唐無稽な目標の様に聞こえてくる。でも、やってみないと何も始まらない。
せっかく同じクラスになったんだし、付き合ってみるか。
「そうか。それじゃこれから作戦について説明しよう。」
屋上にて、僕らは勝利のための作戦に耳を傾けた。
*
「…ん?」
明久たちが昼ご飯(?)を食べている頃、木下優子(17)は目を覚ました。
「ここは…」
目が覚めた時、彼女の目に映ったのは見覚えのない白い天井だった。
「病院ね。でもなぜ….」
ここでそこらへんの明久(バカ)なら「知らない天井だ…」などとほざくところで冷静に周りから判断して自分の置かれている状況を冷静に判断する木下優子。
「っ、首が…!」
首から鈍い痛みがするのがわかる。おそらく頭でも打ったのだろうか。となると記憶などに支障が起きてる可能性がある。
「とりあえず自分の状態を確認しないと『オキタカ』、ッ、なに!?」
不意に頭の中から聞きなれない低い声がする。普通の人なら恐怖でパニック状態に陥るだろうが、賢い彼女はすぐ何かしらの可能性に気づく。
そう、それは自分の中に別の「ナニカ」がいる可能性。
彼女は賢い。それゆえにオカルト的な話を信じないように見えるだろうが、そうではない。状況判断の結果を信じる彼女にとって、それがたとえ非現実的なものであろうとも、信じることができるのだ。
「・・・・誰?」
『ワレノコトヲシルヒツヨウナドナイ。ダマッテカラダヲカセ。』
「グッ!」
体の中から徐々に何かが入ってくる。そんな感覚が体を襲う。
「奪われて…たまる、ものっ!」
必死に抵抗する木下優子。しかし抵抗も虚しく、意識は徐々に消えかけていく。消えゆく心に不意に浮かんだのは両親でも、弟の秀吉でもない。
バカな顔をした普通の男の子。彼の姿は一年の時全校集会で見た程度の仲。なのに、なぜか顔も名前も、全て頭の中に浮かんできた。
「明久、くん!」
助けを求めた少女の意識は消え、バケモノは動き出した。
木下優子
:明久の親友木下秀吉の姉であり、学園でもトップクラスの優等生。成績は学園でも十指に入るぐらいにはよく、容姿も綺麗で、まさに神が天に二物を与えた的な存在─
だと誰もが思っているが、その実態は猫を被ったただの普通の女子。『優等生』を演じている彼女は、家ではよく秀吉に折檻を行っている。聞いた話によると、ストレスが溜まっていることによるものらしい。
試験の日に何があったのかはわからないが、人ならざる少女に襲われ、病院に送られた。彼女の中に何か別のモノが入っていることは、まだ誰も知らない。
召喚獣の姿
:アーマーに大型の槍を持った聖騎士のような服装。犬の尻尾が生えている。詳しく見たい人はバカテスの一期の二話を見てください。
平均総合点
3600点
得意科目
理系科目(だったはず)
苦手科目
社会(だったはず)
最近ハヤテのごとく!と神のみぞ知るセカイを読み直してるんだけど、あの時代って本当にいい作品多かったよね〜わかる人いる?