シエルせんせー!呪霊ってどう祓えばいいですか!? 作:悲しみのガチャ爆死
さて、軽くアナ様の魅了が重すぎて気を抜くと頭の中が全部侵食される。そんなことはわかりつつも今はとりあえず出口に向かわないといけない。
「ま、マスター?その…」
「どうしたのアナ様、お菓子ほしいの?」
見ると完全に怯えている。少なくとも俺がやった行動とは関係なし…ということだけはわかる。自分の中でわかっていることだけで考えると、アナ様は多分この主従逆転は楽しんでると思う。
となると、何か他の要因。アナ様がビビるもの…そんなのあったっけ…?
「怖いので、手をつないでくれませんか…?」
「ん、了解」
そっと指を絡めて恋人繋ぎにする。英霊の近くにいればより魅了が侵食される…ま、魅了なら一度きりだからこっちで調整しやすいのがいいんだけどね。
そんな大切であることを考えつつ、足音が聞こえてきたので足を止めて辺りを伺う。
「乙骨、なんか聞こえない?小さい足音2人分」
「2人分…ですか?1人、じゃなくて?」
トットット。小さい1人の足音にしては響きすぎだし、大きい1人の足音にしては響かなすぎる。ここらへんは慣れの問題。
「今回は音が同じように響いてるから気づかないのも無理はないね。まあ音なんていくらでもごまかせるから次から注意して」
乙骨は主人公だから教えていたら何かしらの役に立つと思う。
最も、間違ってたら知らないけど。
「となると、アナ様の姉様?」
「その、アナ様よりアナちゃんって呼んでくれると…」
照れながらそう提案してくれるのめっちゃかわいい。ヤンデレの女の子ってわかっててもこういう初々しい感じで提案してくる恋人っていいよね。
「わかったよ。アナちゃん…でいいんだよね?」
「えぇ…ありがとう、ございます」
ルンルンなことを隠そうとしてギュッと帽子を目深に被るアナちゃんかわいい。
「あら、メドゥーサの癖にマスターの寵愛なんて…生意気ね?」
「そうよ、駄メドゥーサ。
「Blind!」
私は即座にアステリオスと乙骨に目潰しの魔法をかける。私みたいに魅了を喰らってある程度の耐性がついているわけでもない彼らには危険だ。えっちゃん?文系バーサーカーに心配などいらないでしょ。
「それで、どういうつもりなんだ…?」
「「もちろん、マスターをいただきに」」
とたん、両方から頭の中に愛情が。
なんで女神様に対して近づいてなかったんだろう。なんて素晴らしい存在に近づこうとしていなかったんだろう…?
「マスター、私のことも見てください」
メドゥーサからの魅了で正気に戻る。なんかもう頭がアナちゃんのことしか考えられない。
「あら、そうするのなら負けないわよ?」
「うるさい、俺がそんなのに惑わされる訳…!」
また頭が茹だる。女のことしか考えられないのや。
もう、もう、頭が…
「メドゥーサ姉…」
なんかどうでもいい。頭の髪が紫色なのも、目の前にいる上姉も下姉もどうでもいい。
ただただ、メドゥーサ姉に抱きしめてもらってキスされたい。
甘え倒して困らせたい。
なんかそういう欲望に身を任せたい気持ちをこらえて、メドゥーサ姉と繋いだ手をギュッと握る。
「…!エウリュアレ下姉様、ステンノ上姉様。絶対に私の妹には手を出させませんよ!」
「あら、何を言っているのかしら駄メドゥーサ。あなたの妹は
「そうよ、ゴルゴン四姉妹になりましょう?」
「…一番の姉は私ですから…」
「??どういうこと…?」
よくわかんないけど話し合って平和そうだからメドゥーサ姉を抱きしめる。私よりちょっとだけ大きいからか、鎖骨の部分に頭がのってしまう。
メドゥーサ姉、尊いなぁ…
「とりあえずマスターは『末っ子』として私たちに加わるのね」
「そんなことしていいの?」
「いいのよ。それとももっと仲良くなるのは嫌なのかしら?」
「ううん、メドゥーサ姉と一緒にいれるのならいいよ!」
「新しく弄れる玩具ができたわ!よろしくね、マスター?」
「まあ、そういうことよね?三姉妹をしっかり手玉にとってること、よくよく考えておくといいわよ」
「あの…マスター、頑張りましょう…」
なんか魅了のせいで頭が回ってない。あ、外側がパリパリと音を立てる。
メドゥーサ姉に抱きつきながら、私は領域を後にした。
200連でトリスタン…(ストーリーガチャで引けばよかった)
もっかい聞くよ…小説パートいる??
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(いら)ないです
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いる(いる)
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どうでもいい、もっとシエルを出せ