シエルせんせー!呪霊ってどう祓えばいいですか!? 作:悲しみのガチャ爆死
「んむぅ…姉様達、起きて?」
電車の中で私の上に乗っている3人の姉様をおこす。このままだとよくないと思う。
「あ、ごめんなさいマスター」
「いや、メドゥーサ姉なら別にいいから…」
とんとんと肩を叩いて起こす。家の中ならまだ許される行為なんだろうけど、ここは電車の中である。
そう、周りにとんでもなく囲まれてる。凄く邪魔をしている自覚がある分、速く行かないといけないのだ。
「えっちゃんさん、乙骨と一緒に先に行ってて」
「あとで和三盆です、マスターさん」
一瞬でどこにいるのかわからなくなった。姉様の影響で人が認識できないんだけれど、どうすればいいんだろう。光がどんどんあるから頭がおかしくなりそう。
とりあえず姉様達を起こさないと魅了が解けない。
「あら、どうしたの二人とも。そんな慌てることがあるのかしら?」
「そうよ、駄メドゥーサとマヌター。そんなに上に乗られるのが嫌だったのかしら?」
「姉様達、その…」
起きてぱちぱちっとした眼から解放され、周囲を見れる余裕が産まれる。
「なんだあの姉妹」「SNSで拡散しなきゃ」「こんな人材が埋もれてるなんて」「というか双子と双子なのあれ?」「あんなアイドルいなかったか誰か調べろ」「写真撮れよ、あぁ撮ってるのか」
外からの眩しい光がやっと理解できる。誰かがやったから自分もやっていい。しかも良心なんて期待もできない。皆でやるから怖くないんだろう。
「ちょっ、やめてください!」
「もしかしてそういうプレイ?」「姉妹百合とか営業でしょ」「そもそもそんな小さな時点でなんか嘘でしょって感じだし」「うわっ、こっち向いた」「というか睨んだ目もいいね」「これで教会の服の男装とか誘ってるでしょ」
こんな中で姉様達が居たら穢れてしまう。こんな場所に留まりたくないが、次の終点は数分後。
『姉様達、動かないで座ってください。俺が守りますから』
『あら、殊勝な態度じゃないマヌター。どうしてそんなことになってるのかしら?』
『そうじゃなきゃ
『その、姉様方。マヌターってちょっとひどいんですが…』
『あら、そうでもしないと愛が伝わらないじゃない。女神から別名で呼ばれるなんて光栄なことなのよ?』
マスターとして持っている念話があって助かった。幸いにして4人が座っているので痴漢に遭うこともないし、よほどのことがない限り問題はないだろう。
そう、思っていたけど。
(ダメだ…痴漢された時のリスクが高すぎる…!)
三姉妹は全員戸籍がないし、そもそも五条先生の連絡先がのっているスマホも乙骨に渡してしまった。
「どんだけ曇っててもかわいい」「ほっぺむにむにされてるの気づいてないのすこ」「止めようとして逆に止められてる鎌っぽいの持った子かわいい」「寧ろキスされて止められてるのかわいい」「どうしてそんな百合が自然にあるんだろう?」
つまり、被害者にも加害者にもなってはいけないのだ。
それなのに、姉様達と私は目立つ。こんなんで問題を起こさないで秋葉原を歩くことなんて不可能だ。あっという間にロリコンにナンパされる。
(どうしよう…そうだ、困ったときは掲示板…)
テリーネキが助けてくれるようだ。安心してほっとしたいけど、果たしてそんなことが可能なのか?
そう思ったけど、一瞬で光に包まれ始めた。
(よかったなぁ…)
さっきと同じようだったけど、細やかな気遣いがある。
そう感じて私は転移した。
「嘘だろ?」「ちょっと待てきりぬいだ?」「こんなん拡散一択っしょ」「最後も結構独特だな」「視線だけで通じてる姉妹…いいよね」「今度ちゃんと見つけられるかな?」「そもそもなんでこんな女神みたいな女子に気づかなかった?」
この時、私はまだ理解していなかった。
どれだけ衆人監視の中でリレミトが使われることが。
そして、私たちがどんな風に受け取られてしまったのか。
それについて、詳しく知ることになるのはまた後のこと。
少なくとも、クリスマスより後のことだ。
【キチャッタ♡】
もっかい聞くよ…小説パートいる??
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(いら)ないです
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いる(いる)
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どうでもいい、もっとシエルを出せ