シエルせんせー!呪霊ってどう祓えばいいですか!?   作:悲しみのガチャ爆死

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過去を憂う不退の誓い

「こんにちは。君たちの先輩の夏油傑だ」

 

昼休み。私たちは呪霊に囲まれて先輩から話を受けていた。

 

「今の時代はおかしいとは思わないかい?猿どもにあーだこーだ言われて、君たちは抑圧される」

 

「それは…そう、だね」

 

あくまで慎重に。目の前にいる2人が恐ろしいのはよくわかる。

だからこその、観察。相手をよくみて、目的を理解する。話してくれるなら最もありがたい。

 

「君もわかってくれてるようで何よりだ!そう、君の呪霊たちも悲しんでいるんだろう!?」

 

こちらをぐりんと見つめる目は…どこかおかしい。歯車を取り違えたような、違和感。

私について知っているなら勧誘をしてこようとするだろう。

なにせ相手の目的は戦力勧誘なんだから。

 

「待ってくれよー、夏油せんぱーい。言いたいことはわかんないから主語を言ってくれよー」

 

「そうだったね。すまない、徐福さん。君たちも私と一緒に呪術界を…世界を変えないか?」

 

声をこちらにかけようとする皆を手で制し、私は答える。

 

「ごめんなさい。まだ俺はよくわかんないですけど、誰かもよくわからない人とは一緒に行きたくない、かな」

 

そう言い切った直後、後ろから足音が。

カツンカツン。

この音が鳴るのは、殆どありえない。土の上で鳴るような音とは思えない。

 

 

 

 

 

 

「酷いことを言うな…って言っても、私のことは覚えてないのかな?」

 

鮮やかな橙色。確実に見たことがあるその姿。

 

 

目の前にいたのは、藤丸立香。

 

 

「君、死んだんじゃ…?」

 

「酷いことを言うよね、イッチくん。私なんて普通の一般人だよ?」

 

「人理修復がよく言うよ…!」

 

一般人代表の人外。リヨぐだ子?

頭の中に様々なワードがでてきては消える。手の甲に見えている令呪の時点で皆が危険。

とりあえず霊体化させて…

 

 

「こんなに私のことを警戒しなくてもいいのに…酷くないかな?」

 

「高菜、明太子」

 

「気をつけろ、アレは人の皮を被った別次元の何か。しかもどんなことしてくるかわからないから…」

 

喋っているけれど、マスターである彼女がきたなら誰が来ても不思議じゃない。

 

キャスター?アーチャー?アサシン?バーサーカー?

 

「今日は話すだけだから誰も近くにはいないよ?」

 

「その一言で最悪だよくそったれ!」

 

サーヴァントの単独行動封じられただけでもきつい。唯一できるのが光コヤンだけだからまともに出せない…そもそもなんでここにいるんだ?

 

「ここにいる呪術界隈の人へ!」

 

そんなことを考えていても原作は進む。先輩の百鬼夜行コールが始まる。

 

 

「我々は来る12月25日、渋谷と秋葉原にて私が所持する呪霊を一斉に放つ!」

 

「─思う存分、呪いあおうじゃないか」

 

そう言うと先輩は飛び去ろうとする。その前に不戦条約はやらないと…!

 

 

「藤丸立香。俺たちとお前らで縛りを結ばせろ」

 

「ふぅん…どういう意味かな?」

 

こっちのテーブルに乗ってもらわない限り、安全が確保されない。

 

「まずお前はFGOでのマスターであり、サーヴァントは7クラス以上揃ってるか?」

 

「まぁ、そうだけど…だから?」

 

「縛りの内容はこうだ。

マスターが互いのサーヴァントを奪い合う行為の禁止。

サーヴァントがマスターを攻撃する行為又はそれに準ずる行為を意図的に行うことの禁止。

サーヴァント間の戦闘は許可するが、勝敗が決して霊体化した時点でそのサーヴァントは戦闘中現界できないこと。

もし仮に片方のマスターが死亡した場合、もう片方のマスターは相手のサーヴァント全てと契約をする。

もし嫌ならここで即刻処すけど…?」

 

「トリスタン卿…!」

 

藤丸が手を挙げると、煙で視界が塞がれる。逃げるつもりはないだろう…けど、逃げるのならこの手は悪手だから違うはず。 

 

「…君がそういうのなら縛りを結ばせてもらうよ。

ただ、せっかくだし互いの情報を晒そうか…そう、サーヴァントの各クラスと人数は言ってもらいたいな。

セイバー5名、アーチャー3名、バーサーカー3名、他クラスは各1名。アーチャーはトリスタンがいる…はい、君も。言わないと縛りは結ばないから」

 

ここで情報を出し渋る理由はない。相手が譲歩してるならこちらもそうするのがいい。

 

「バーサーカー3名、ランサー2名、アーチャー2名、ライダー2名、アサシン2名、他は各クラス1名。バーサーカーはアステリオス…これで縛りは成立した。いいよな、これで?」

 

「もちろん。これからよろしく、イッチ?」

 

その発言だけはありえない。口に出そうとしても、彼女はもういなかった。

 


 

「今回の勝率は6割、低いと半分を切るだろう」

 

「その半々の勝率を確実にするためにはどちらかの勝利条件を満たせばいい」

 

「折本里香の使役。これは乙骨から私に主導権を変えればいい」

 

「もう一つは特級呪術師のイッチ…いや、彼の場合は(はじめ)か。それをこちらに引き入れられたらいい」

 

「懸念点はあれが裏切ると1割を切るが…まあ、その心配はしなくていいだろう」

 

「百鬼夜行…ふっ、楽しみだ」

もっかい聞くよ…小説パートいる??

  • (いら)ないです
  • いる(いる)
  • どうでもいい、もっとシエルを出せ
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