自分の正義をもってたあの娘
その娘を助けれなくて、なにが正義なのでしょうか
この学園には存在しない委員会があります
いえ、委員会といっていいのでしょうか
学園の委員会一覧にはのってませんし、在校生は基本誰も所属してません
ほとんど部活動のようなものです
その活動は学園のみんながしっています
その姿を見ても誰も疑問に思いません
その名前を聞いてもだれも疑問に思いません
存在していないけど存在している委員会という名前の部活動
学園の風紀を守る大切な活動
それが、【存在しない委員会】
風紀委員会なのです
マシロ【とはかっこよく言ってますけど風紀委員っていえば本来ゲヘナですよね】
ハスミ【マシロ、それを言ってはいけません】
【存在しない委員会】あるいは正義を実現しなくなった彼女たちのお話
マシロ【※今回はキャラが複数出てくる会話分なので分かりやすいように台本形式の会話になります】
ハスミ【マシロ、だれにいってるんですか?】
マシロ【気にしないでください】
ハスミ【はぁ…?】
マシロ【それで、話を戻すんですが、正義実現委員会にはしなかったんですか?正直その名前の方が私もすぐに所属できたと思うんですよ】
イチカ【いやぁ、正直今の時代にその名前はきついっすよ】
マシロ【そうですかね?】
【ラノベとかだと悪役の名前だよね】【独善な正義を実現してそう】【学園を支配してそう】【でも実際は生徒会の部下的な?】【対立組織かもしれない】【どっちにしろ怪しいよね名前的に】
マシロ【トリニティの時は特に気にならなかったんですが】
ハスミ【トリニティの時は治安維持的なことをやってましたし、ゲヘナの風紀委員とも協力することもありました
なので名前が被ってるとややこしいのもありますしたね】
マシロ【なるほど】
ツルギ【そもそもだ…、こんな姿になった私たちに正義なんてないだろうが】
イチカ【どっちかというと害をなす側っすからねぇ】
マシロ【ですがツルギ先輩】
ツルギ【なんだ?】
マシロ【先輩は口裂け女ですけど一回も誰かを襲ったことないですよね】
ツルギ【・・・】
マシロ【そもそも「私かわいい」って聞きますけど基本綺麗系っていわれますからね】
ツルギ【・・・】(プルプル)
マシロ【可愛いって言われても言われたことに羞恥心感がして逃げますもんね】
ツルギ【わァ……ぁ……】
イチカ【マシロ、そろそろやめるっす!?】
【泣いちゃった!!】【ツルギ委員長、大丈夫?】【飴舐める?】【よしよし】【ツルギ先輩可愛い】【可愛い!】
ハスミ【ツルギ、大丈夫ですよ、あなたが頑張っているのは私たちが一番知ってますから】
マシロ【あと風紀委員っていう名前ですけどこの学園って怪異的な理由で変質者多いですよね、彼女たちは取り締まらなくていいんですか?】
イチカ【ヒフミさんとサクラコ様はしかたないんすよ…ヒフミさん怪異になって首取れてるっすし、サクラコ様は噂のせいであの恰好になるんっすから】
マシロ【ではほかの二人は?】
ハスミ【アズサさんはまぁ生前からガスマスクつけてましたし…怪異として出てくるならあれが一番気合が入るのでしょう】
マシロ【ハナコさんは?】
ハスミ【…生前から水着でしたので】(メソラシ
マシロ【噂話にもないですし本来の花子さんにもないですよね?】
イチカ【私たちと違って基本動けないっすからストレスたまってるんすよ、たぶん】(メソラシ
マシロ【一番風紀を乱しているのは身内では?】
ツルギ【なぁ、マシロ】
マシロ【なんでしょうか?】
ツルギ【それを言ったらほぼ毎日コハルを隙間から覗き込んでるお前はどうなるんだ?】
【覗いているのはコハルちゃんだけだよね?】【それ以外を見てること基本ないよね?】【ストーカーでは?】【でもコハルちゃんは見ておきたいよね】【わかる】【つまり無罪?】
マシロ【隙間女としての本能ですので確かに無罪です、ですがこの話はやめましょうか】
ハスミ【逃げましたね】
イチカ【逃げたっすね】
マシロ【そ、そういえば気になることがあるんですが】
ツルギ【なんだ?】
マシロ【私たちって本来の怪異の名前とは別ですよね?実際に噂に影響されたり生前に影響されたり、本来の怪異に影響されますけどなぜでしょうか?】
イチカ【あー…そもそも怪異っていうか怪談じたいか噂話っすよね】
マシロ【ですね】
イチカ【そんなもんっすから同じ怪異でも噂ごとに色々違ったりするんすよ、有名なのが花子さんっすね、アニメとか漫画だとお助けキャラだったりヒロインだったりするっす】
マシロ【この学園の怪異もそうだと?】
ハスミ【そうですね、さらに我々はそこに私たちが入ってます、なのでぐちゃぐちゃに影響されるということです】
マシロ【はー、なるほど…私が最初、記憶がなかったのは?】
ハスミ【マシロの姿はしてましたが隙間女としての要素が強すぎたのでしょう、それこそ正義実現委員会があればよかったですが、なかったのでうまくマシロを定義できてなかったんです
アズサさんが名前を呼んでくれたことでマシロが自身を認識したということです】
マシロ【へぇー】
イチカ【ちなみにヒフミさんも『首無しライダー』と混ざってるから首がとれてるのであって生前はとれてないんで安心してほしいっす】
ハスミ【私がよく食べるのもきっと八尺様のお供え物として食べることが多いからでしょうね】
ツルギ【いやそれは生前からだろうが】
キーンコーンカーンコーン
マシロ【あ、下校時間ですね】
イチカ【見回りに行くっすかね】
ハスミ【しまった、今日のダイエットを考えてませんでした】
マシロ【鬼ごっこしてるんじゃないんですか?】
ハスミ【それだけでは飽きが来ますので最近は別のこともしてるんです】
イチカ【それ、付き合わされる方はたまった方じゃないっすよね?】
【というかハスミ先輩体重増えてる?】【むしろ怪異って体重増減するの?】【生前ハスミ先輩がダイエットダイエットいってたからその影響じゃない?】【本当ならダイエットしなくてよかったのにね】【悲しきは習慣…】【ケーキおいしいです】
ツルギ【言ってやるな…怪異になってドカ食いしたら増えてしまったんだからこいつは…】
ハスミ【そこ、うるさいですよ!】
マシロ【じゃ、私はコハルさんのところに行くんで】
イチカ【夜の安全警備よろしくっすよー】
ツルギ【さて、正義実現委員会改め風紀委員、下校後の活動を開始するぞ】
【【【【【【【【了解!】】】】】】】】
存在しない委員会
それは学校の風紀を守る存在
ただし優先事項は下江コハルが一番
下江コハルに何かしなければ悪さしてもひどい害はないだろう、けれどももし下江コハルに害を与えるならばその時は覚悟しないといけない
あの時守れなかった大切な同僚を守るためにかつての正義を捨てたのだから
【存在しない委員会】あるいは正義を実現しなくなった彼女たちのお話 完
口裂けツルギ
【存在しない委員会】の委員長
基本最終下校後や夜中の見回りの時しか部室から出てこない
口裂け女だが「私ってかわいい?」と聞く、だいたい綺麗といわれてしょんぼりする、かわいいと言われると恥ずかしくなって逃げる基本害のない人
コハルに害を与えた人間ならば怪異らしく追いかけてくる、整形手術をしてるわけではないのでポマードは効果ない、べっこう飴はもったいないので拾う
ハス尺様
【存在しない委員会】の副委員長
なぜか体重が増減する怪異、それに気づかずドカ食いして地獄を見た
実は【存在しない委員会】の核みたいな存在で、ハスミが成仏するとマシロ以外は一緒に成仏する
コハルを守るためにこうなったがやっぱり美味しいものは食べるし体重計はきらい
七人イチカ
【存在しない委員会】の部員
イチカとモブ正実6人で構成される怪異、一人増えると一人消える方式
放課後や授業中の見回りをしたりしているので学園での認知度も高い
モブ達は6つ子とは言われてるが6つ子ではなくそっくりになっただけ
コハルに手を出すと7人ともキレるけど悪事とかみかけると止めたりするので一番風紀委員らしいかもしれない
隙マシロ
【存在しない委員会】の部員
記憶がほとんどない状態でコハルを追いかけてたがアズサによってマシロとして思い出した
それまでは自分は普通の生徒と思ってたのでコハルのクラスのスキマで普通に授業を受けてた
現在はコハルと一緒のクラスでコハルと一緒に授業受けたりしてるし、夜は隙間でこっそりコハルを覗いてる
コハルになにかればマシロ経由でたの風紀委員に通報が行く