この学園がアリウス総合学園となる前のお話です
トリニティ総合学園という名前の学園です
そこには、救護騎士団という部活動がありました
部活動といっても、ほぼほぼ病院のようなものです
負傷者がいれば救護し
喧嘩があれば救護し
救護が必要な場所に救護を
そんな部活動です
そこには、3人の主たるメンバーがいました
一人はハナエ、なぜかチェーンソーを持ってます
一人はセリナ、なぜかセキュリティのある場所にワープのごとく登場できます
一人はミネ、救護騎士団の団長で破壊が得意といわれてます
彼女たちの話は様々なところで噂となり、いなくなったあとも噂話となっていました
だからでしょうか
アリウス学園でも、彼女たちの噂があるのは
夜の学園の保健室にいくと彼女たちが救護をしようとしてくるのは
【救護の時間です、セリナ】
【ミネ団長、ハナエちゃんが絡まってます】
【もがもが】
【保健室の噂】あるいは救援!救命!救護!
【最近救護が必要なことが少なくなって平和でよいですね】
【すっかり皆さん危険物もたなくなりましたからね】
【救護と言ってください!】
【しかしそれでも救護が必要な場所はあります、気を抜いてはいけません】
【私たちのころと違って皆さん身体が丈夫じゃなくなりましたもね】
【救護と言ってください!】
【そういえばセリナ、前々から気になっていたのですが】
【なんですか?】
【救護と言ってください!】
【なぜハナエはずっとあの言葉を続けているんですか?】
【今さらですか?】
【救護と言ってください!】
【患者と言葉を交わすのは無理ですが、医療技術は上がってますので些事かと思ってまして】
【まー、今のハナエちゃんなら一瞬で包帯巻けますからね】
【救護と言ってください!】
【しかし手も触れずに包帯を巻くとはいったいどこでそんな技術を覚えたのでしょうか】
【技術というか能力というか…】
【救護と言ってください!】
【セリナも救護者も前と比べて足が速くなりましたね】
【私の場合脚は遅いんですけどワープしてるといえばよいでしょうか…】
【救護と言ってください!】
【あと気になることは…】
【なんですか?】
【我々はいつこの学園に就職したのでしょうか?】
【あー…いつでしょうか】
【救護ぉ…】
【いえ、また皆さんと働けるのはうれしいですし、良いのですが…、なぜか夜勤ですし】
【日が暮れたら活動ですからね、私たち】
【救護と言ってください!】
【あの、団長】
【なんでしょうか?】
【救護と言ってください!】
【どこまで覚えてますか?】
【どこまでとは?】
【救護と言ってください!】
【その、例えばその、コハルさんのこととか】
【忘れてなどいません】
【救護ぉ…】
【二度とあのようなことは起きてはならないのです!】
【でも、コハルさんは今は元気に…】
【救護と言ってください!】
【えぇ、でもいつ救護が必要になるかはわかりません
その時になった時に我々がいなくて救護できないというわけにはいきません!それは貴女もわかっているでしょう?】
【…えぇ、わかってます】
【救護の時間です!】
【おっと、そろそろパトロールの時間ですね】
【いつも思うんですが必要なんでしょうか?】
【救護といってください!】
【何を言ってるのです、夜の校舎に忍び込み、怪我する生徒がいるかもしれないではないですか】
【まぁたまにいるんですけど】
【救護といってください!】
【あるいは閉じ込められて脱水症状おこしている生徒がいるかもしれません!】
【そんな恋愛漫画のような…】
【救護にいきましょう!】
【えぇそうですねハナエ!セリナ、ハナエの言う通り、いきますよ!】
【わかりました】
パタン
【…団長、亡くなったコハルちゃんが存在している矛盾に気づいてないんですね】
保健室の噂
夜の保健室に行くと、盾を持った人物とナースらしき人物と包帯を巻かれてチェーンソーをもった人がたっているらしい
だいたいの人間は怪我がなければ追い出されるが、必要なものがあれば渡してくれるだろう
ただし彼女たちがいるときには注意が必要だ
1つ.怪我があれば治るまで出してもらえない、逃げるとまるでワープされたかのように先回りされる
2つ.包帯女の『救護』という言葉には『救護』と返さなければならない
3つ.もし悪いことをした人間が入ったならば『救護』されてしまうだろう
彼女たちは今日も救護者のための保健室にいたり、学校をさまよっているだろう
助けられなかった、あの後悔はずっと忘れない
【保健室の噂】あるいは 救援!救命!救護!
トンカラハナエ
【保健室の噂】の一人
基本「救護といってください!」としかしゃべれない包帯まみれの少女
全身包帯のみの姿なので青少年にあたえる影響はやばいが女子生徒しかいないのでセーフである
なお、本人的には割と恥ずかしい
ゾンビセリナ
【保健室の噂】の一人
生前のワープじみた能力と怪異としての追跡力で絶対患者を逃がさないウーマンになった
現状は把握しているが三人で入れるのはうれしいし、いなくなったコハルが元気そうなのでまぁいいかとなってる
ただいつか終わりが来るというのもわかってて、その時は素直に成仏するつもり
救護さん、あるいはミネ団長
【保健室の噂】の一人
トリニティ時代の噂が怪異になったのでほぼそのままな人
一応大人になった時の記憶はあるが晩年の記憶はない、ここには就職したと思っている
それよりも救護の方が大事、今日も救護すべき相手はいれば即救護、抵抗すれば救護(物理)
【保健室の噂】の核、彼女がいなくなれば【保健室の噂】はなくなる