コハルちゃんに沢山オトモダチがいるお話   作:コハルママの人

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ずっと一緒にいるのではなく、あの娘から会いに来てくれる
それぐらいの距離感でいいんですよ、私は


【図書館の司書さん達】

昔々のお話です

トリニティと呼ばれた学園があったころ

古書館には魔術師と呼ばれる少女がいました

はい、図書館ではなく古書館です

彼女は本が大好き

ほぼほぼ住み込みで古書の解析・修繕・管理を行ってました

人付き合いは苦手な方で、本たちと一緒にいます

そんな彼女と一緒にいたのは二人の少女

一人は彼女の後輩、魔術師な少女と同じくらい本が大好き

文学少女にみえて武闘派、本を返さない人にはパンチパンチ

一人は彼女の友人、ドジっ子なシスターさん

おっとりにみえて怪力、本を粗末にする人はギュッギュッ

彼女達は、卒業してからも仲良く、一緒にいました

だからでしょうか

こうして、三人がまた一緒にいるのは

 

【今日はしっかり本がしっかり返却されましたみたいです、委員長】

 

【それはよかった】

 

【( ˘ω˘)スヤァ】

 

EX4.【図書館の司書さん達】 あるいは彼女たちの日常

 

【委員長は今日も本の修繕ですか?】

 

【ですね、今までは寝ないといけなかったので寝ずにできるのでついつい力が入ってしまって】

 

【まぁ私も寝ずに本の整理とかしてますが…】

 

【( ˘ω˘)スヤァ】

 

【ヒナタさんは今日も寝てますね】

 

【まぁヒナタさんの役割的にあまり起こさない方が良いから…】

 

【ですね…】

 

【しかしなぜヒナタさんはここにいるのでしょうか?】

 

【と言いますと?】

 

【彼女の所属はシスターフッドです、だからもし怪異になるならその手の怪異になるのではなるはず】

 

【委員長がほっとけないからじゃないですか?】

 

【いや、そんなわけ…】

 

【この状況になって寝なくていい、人とかかわらなくていい、外にでなくていいでこの部屋から一歩もでてませんよね?】

 

【・・・】

 

【生前も部屋に籠って古書の修繕ばかりして、私かヒナタさんが面倒見ないと倒れてましたよね?】

 

【そんなことはない…はず】

 

【絶食状態で倒れてるところを発見して病院送りになった回数を覚えてますか?】

 

【10よりは少ないはず…】

 

【最終的にヒナタさんと同棲してましたよね?】

 

【わかりました、この話はやめましょう】

 

【…まぁ、いいですけど。というか委員長、いい加減司書の仕事やりませんか?】

 

【無理】

 

【即答ですか…】

 

【人前に出たくないし外にでたら消えるから無理】

 

【そんなゾンビみたいな…】

 

【いえ、まじめな話、私は外にでたら成仏すると思うのよ】

 

【え?委員長ってゾンビだったんですか?】

 

【今時のゾンビは日中も出歩く…のはおいといて、ゾンビではないはず】

 

【…ということは委員長はいつでも成仏できるんですよね?】

 

【まぁ、はい、そうなります】

 

【しないんですか?】

 

【今のところは、する予定はないわね】

 

【何故です?】

 

【私もなんだかんだでコハルさんが気になってるのよ】

 

【・・・】

 

【ま、でもずっとはないでしょ】

 

【いつかは成仏するっていうことですか?】

 

【そ、その時まで私は無害な怪異としてここにいるつもり】

 

【でもここの本を何かあるとヒナタさんが突撃してギュッてしますよね?】

 

【本を大事にしない人は人ではないのでセーフ】

 

【生前より過激になってません?】

 

【そう?シミコも似たようなものでしょ?】

 

【私はせいぜい期限を守らない人を追いかける程度です】

 

【シミコのフィジカルで追いかけられるのはただの恐怖よ】

 

【そうですか?】

 

【シミコも自覚ないのね…】

 

【( ˘ω˘)スヤァ】

 

図書館の司書さん達

図書館には見知らぬ司書さんがいる

彼女に聞けばおススメの本を教えてくれるだろう

しかし気を付けなければならない

借りた本を期日まで返さなければメガネをかけた司書さんがずっとおいかけてくる

でもそれだけならば返せばまだ大丈夫

もし、本を故意に破いたりしたら覚悟しなければならない

シスター服の女性がやってきて、怪力を以てつぶされてしまうだろう

彼女達は図書館の住人、図書館にすむ魔術師に仕える本の番人

 




【図書館の司書さん達】 あるいは彼女たちの日常 完


図書館の魔術師、あるいはウイ先輩
生前の噂が怪異になった人その2
コハルが亡くなってそのあとの墓荒らしの件で余計に人間不信をこじらせた
なんだかんだ最後までヒナタとシミコとは一緒にいた
怪異になってからは余計に外にでなくなった
【図書館の司書さん達】の核、外にでると成仏し、連鎖してシミコとヒナタも成仏する
永遠はないとわかってる、いつか自分から外に出るときが来るだろう、でもそれは今ではない

追いかける方の司書さん
図書館の司書さん達の一人
図書館の魔術師という名前から引っ張られているなら使い魔になるのだろうか
実際は三人の中で司書の仕事をしているのはシミコだけである

罰する方のシスター
図書館の司書さん達の一人
基本はソファで寝ているがボロボロになった本をウイが発見すると犯人の前にやってきてお仕置きをしにくる
本人的には年下相手に「めっ」ってしているつもりだが実際は「滅」である
怪異になったことをよく理解してないがまたウイ達一緒にいれてうれしいし、コハルと会えてうれしい
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