進め!健太郎   作:クライングフリーマン

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「私は、つるまないわよ。」と、健太郎達の草野球を見ていた斗志子は言った。
「誰も仲間にするって言ってないし。」と、美和子が言った。



100.夕日に立つ斗志子2

 

======== この物語はあくまでもフィクションです =========

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==ミラクル9とは、大文字伝子達の子供達が作った、サークルのことである。==

 

午後5時。モールの外れ。

「私は、つるまないわよ。」と、健太郎達の草野球を見ていた斗志子は言った。

「誰も仲間にするって言ってないし。」と、美和子が言った。

悦司達がはらはらして見ていると、2人はにらみ合った。

「なあんてね。仲良くしないと、おさむ君のお母さんに、母が虐められるからね。」と、斗志子が舌を出した。

おさむの母伝子は、EITOで斗志子の上司だ。

「別に言いつけないよ。まあ、僕の日記は読んでいるみたいだけど。」と、おさむも腕を組んだ。

「野球得意じゃないし。サッカーなら得意だけど。」と斗志子が言うと、「ミラクル9は単純に仲間のニックネーム。もう9人きゃないし。メンバー制でもない。今度、サッカーやろうぜ。いいだろ、良。」と健太郎が良に確認した。

「俺に確認しなくてもいいさ。」と、良が言い、「みどりがOKならいいのさ。」と、継男が揶揄った。

「継男は、悦子の許可がいるんだよな。」と、今度は悦司が揶揄った。

「相変わらず、仲が良いわね。貴方が斗志子ちゃんね。お母さまに、『言うこと聞かないなら殴ってください』って言われたわ。」と、藤堂が登場した。

「私は・・・良い子よ。」と、斗志子が済まして言った。

「自分で言うかなあ。」と、徹が笑い出した。

 

午後6時。モール。喫茶店アテロゴ。

皆はクッキーを貰って帰って行った。

「どんどん賑やかになっていくなあ。と辰巳が言い、「ソレが縁、ってものさ。なあ、栞。」と物部が言った。

「何で、私に振るのよ。」と、栞が物部にヘッドロックをかけた。

「じゃ、私もこれで。」と、藤堂は泰子に精算して帰って行った。

 

モールはまだ、明るかった。

今は、夏だ。

 

―完―

============== 主な登場人物 ================

物部満百合(まゆり)・・・物部一朗太と栞(しおり)の娘。

久保田健太郎・・・久保田誠とあつこの息子。

大文字おさむ・・・大文字伝子と学の息子。

福本めぐみ・・・福本英二と祥子の娘。

依田悦子・・・依田俊介と慶子の娘。婚約した継男には、厳しい。

服部千香乃(ちかの)・・・服部源一郎とコウの娘。

南原未玖(みく)・・・南原龍之介と文子(ふみこ)の娘。

山城みどり・・・山城順と蘭の娘。良のカノジョになった。

愛宕悦司・・・愛宕寛治とみちるの息子。

 

南出良(みなみでりょう)・・・転校生。千香乃と同じクラス。みどりのカレシになった。

片山継男・・・一輪車大会で、悦子と争った。今はカレシ。悦子と婚約したばかりだが、頭が上がらない。母親が病院の事務員をしている。

 

 

原田美和子・・・原田正三の娘。

筒井徹・・・筒井隆昭と新里あやめの息子。小学6年生。

大文字学・・・おさむの父。小説家。

井関敬吾・・・井関五郎とあかりの息子。

中島斗志子・・・EITO副隊長補佐・中島はるかの娘。

 

----- ゲスト –----

藤堂所縁・・・自称ミラクル9顧問。小学校教諭。

物部一朗太・・・満百合の父。

物部栞・・・満百合の母。

辰巳一郎・・・アテロゴのウェイター。

辰巳泰子・・・アテロゴのウェイトレス。辰巳の妻。

 

 

 

 

 

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