進め!健太郎   作:クライングフリーマン

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健太郎達が野球の『紅白試合』をしている。
ベンチに、美和子が座った。
ベンチに、ケイトリンが座った。
ミラクル9は、恐怖した。



64.恐怖のケイトリン

======== この物語はあくまでもフィクションです =========

============== 主な登場人物 ================

物部満百合(まゆり)・・・物部一朗太と栞(しおり)の娘。

久保田健太郎・・・久保田誠とあつこの息子。

大文字おさむ・・・大文字伝子と学の息子。(欠席)

福本めぐみ・・・福本英二と祥子の娘。

依田悦子・・・依田俊介と慶子の娘。

服部千香乃(ちかの)・・・服部源一郎とコウの娘。

南原未玖(みく)・・・南原龍之介と文子(ふみこ)の娘。

山城みどり・・・山城順と蘭の娘。

愛宕悦司・・・愛宕寛治とみちるの息子。

 

南出良(みなみでりょう)・・・転校生。千香乃と同じクラス。

片山継男・・・一輪車大会で、悦子と争った。今はカレシ。悦子と婚約したばかりだが、頭が上がらない。

 

藤堂所縁・・・小学校教師。ミラクル9顧問。

鈴木栄太・・・小学校校長。

物部一朗太・・・喫茶店アテロゴのマスター。満百合の父。

辰巳一郎・・・アテロゴのウェイター。

辰巳泰子・・・アテロゴのウエイトレス。

物部栞・・・元童話作家。満百合の出産を機に完全に引退。今は時折、アテロゴを手伝っている。

 

原田美和子・・・原田正三と伊登子の娘。

草薙あきら・・・元EITO出向の警視庁事務官。今は、発明家。

ケイトリン・ギルバート・・・なぎさとロバートの子。夏休みで来日中。

 

愛宕みちる・・・悦司の母。現在はEITO東京本部の副隊長をしている。

愛宕寛治・・・悦司の父。 丸髷署生活安全課課長。警部。

大文字学・・・おさむの父。小説家。一応、専業主夫。

 

 

==============================

==ミラクル9とは、大文字伝子達の子供達が作った、サークルのことである。==

 

午後3時。モール外の公園。

健太郎達が野球の『紅白試合』をしている。

ベンチに、美和子が座った。

ベンチに、ケイトリンが座った。

ミラクル9は、恐怖した。

一緒になって遊んでいる藤堂も嫌な気配を感じた。

 

入道雲は、どんどん成長しつつあった。

 

美和子とケイトリンの間に座っていた鈴木校長は、神に祈った。

何を?平和を。

 

ゲリラ豪雨に、一同は、アテロゴに避難した。

モールは、何処も盛況だ。帰るに帰れない状況だから。

 

アテロゴに行くと、『貸し切り』になっていた。

満百合のスマホが鳴った。

電話に出てみると、母の栞だった。

「そのままじゃ風邪引くわ。皆を案内して裏口から入りなさい。」

 

アテロゴは、色んな事件に遭遇して、増築改造してあった。

そして、EITOの防犯システムの監視下にある。

 

順番に、泰子と栞が指揮して、着替えルームでバスタオルを借りて体を拭く。

無論、『女子優先』だ。

藤堂と鈴木校長は、通りがかった草薙の自動車に乗せて貰い、モールの駐車場から店に急いだ。

3人が店に入ると、店は強盗に入られていた。

「今、売り上げ渡したろ。トイレには『宝石』はないぜ。」と、物部は言った。

藤堂は、素早くDDバッジを押した。『関係者』全員が持っているバッジは押すと、EITOの緊急システムで、110番しなくても警察に連絡が行く。

「お邪魔だったかな?じゃ・・・。」と出て行こうとする鈴木に、「見て分からないのか?お前ら纏めて人質だ。警察が来たら・・・。」

強盗の1人が言いかけた時、トイレからドヤドヤと出てきたミラクル9。

健太郎がブーメランを投げ、悦司が、他の強盗の1人に『張り手』を繰り出した。

美和子が先ほどの強盗を羽交い締めにし、ケイトリンがドロップキックを見舞った。

残り3人の強盗に、みどり、満百合、未玖、満百合、悦子、千香乃が塩や胡椒を撒いた。

15分ほどして、愛宕警部が警察官と共に逮捕連行をした。

「相手と場所が悪かったな。強盗容疑で現行犯逮捕。ミラクル9、ご苦労だった。」

午後6時。愛宕家。

「悦司の張り手が効いたんだね。美和子ちゃんとケイトリンは?犬猿の仲なんでしょ?」

「仲直りしたみたい。皆やきもきしてたけど。でも、おさむの事は・・・。」

「おさむ君の事は?」「はんぶんこ、するって。」

愛宕とみちるは爆笑した。

「大変だな、身が持たないぞ。で、おさむ君は?」と愛宕が尋ねると、「盛大なくしゃみしたから、草薙さんが送って行った。」

午後6時。伝子のマンション。

おさむが盛大なくしゃみをした。

「今夜は、おかゆにするか。」と、学は微笑んだ。

 

―完―

 

 

 




「仲直りしたみたい。皆やきもきしてたけど。でも、おさむの事は・・・。」
「おさむ君の事は?」「はんぶんこ、するって。」
愛宕とみちるは爆笑した。
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