進め!健太郎   作:クライングフリーマン

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ミラクル9に混じって、徹も野球に参加していた。
徹のポジションは、ピッチャー。



91.徹活躍

 

======== この物語はあくまでもフィクションです =========

============== 中学生編==============

============== 主な登場人物 ================

物部満百合(まゆり)・・・物部一朗太と栞(しおり)の娘。

久保田健太郎・・・久保田誠とあつこの息子。

大文字おさむ・・・大文字伝子と学の息子。

福本めぐみ・・・福本英二と祥子の娘。

依田悦子・・・依田俊介と慶子の娘。婚約した継男には、厳しい。

服部千香乃(ちかの)・・・服部源一郎とコウの娘。

南原未玖(みく)・・・南原龍之介と文子(ふみこ)の娘。

山城みどり・・・山城順と蘭の娘。良のカノジョになった。

愛宕悦司・・・愛宕寛治とみちるの息子。

 

南出良(みなみでりょう)・・・転校生。千香乃と同じクラス。みどりのカレシになった。

片山継男・・・一輪車大会で、悦子と争った。今はカレシ。悦子と婚約したばかりだが、頭が上がらない。母親が病院の事務員をしている。

 

物部一朗太・・・喫茶店アテロゴのマスター。満百合の父。

物部栞・・・喫茶店アテロゴのマダム。満百合の母。

 

辰巳一郎・・・アテロゴのウェイター。

辰巳泰子・・・アテロゴのウェイトレス。

 

愛宕寛治・・・丸髷署警部。悦司の父。

藤堂所縁・・・小学校教師。ミラクル9顧問。

高峰舞子・・・中学校教師。ミラクル9副顧問。

 

鈴木栄太・・・丸髷小学校元校長。

原田美和子・・・原田正三の娘。

筒井徹・・・筒井隆昭と新里あやめの息子。小学6年生。

 

 

==============================

==ミラクル9とは、大文字伝子達の子供達が作った、サークルのことである。==

 

2038年4月20日。午後3時。モール外の公園。

ミラクル9に混じって、徹も野球に参加していた。

徹のポジションは、ピッチャー。

今までは、健太郎か良がピッチャーをやっていたが、徹は初めてピッチャーをやった。

「田舎は、野球やれる場所に困らないから。」と、照れ笑いをしていた。

「戦力強化出来て良かったね。」と藤堂が言った。舞子も頷き、満足そうに「はい。」と応えた。

そこへ、電動キックボードに乗った一団がモールから走り出て来た。

それぞれ、バッグを持っている。

徹は、容赦無く、先頭の中学生の顔にボールをぶつけた。

一団は、逃げるのを止めて、ミラクル9に近寄って来た。

「わざと、だよな。」

「わざとですけど、何か?」

健太郎は、DDバッジを押し、その中学生に向かって言った。

「マジですけど、何か?」と、良が言った。

「お前ら、何だよ、勝てると思ってんのか。」

「思ってますけど、何か?」と、美和子が対峙した。

「何か忘れてない?泥棒さん。」と、おさむが言い、「逃げてること忘れてるね。」と、継男が言った。

「この場合は、正当防衛かもね、お巡りさん。」と、交番の巡査に悦司が言った。

「間抜けな泥棒。」と悦子が言い、みどりが、未玖が、満百合が、めぐみが、千香乃が同様にはやし立てた。

「はいはい。後は、警察が引き受けるよー。」と、愛宕警部が部下達と共に現れ、連行して行った。

「徹君は、やはり、エースピッチャーだね。」と鈴木が言った。

 

午後4時半。喫茶店アテロゴ。

鈴木元校長の奢りで、ミラクル9はジュースやアイスを注文した。

「頼もしい仲間に、マスターからプレゼントだ。説明は要らないな。」

「はい。父さんから聞いてます。嬉しいなあ。あ、ひょっとして、健太郎さんがバッジ押したのは・・・。」

「そ。110番より早くて確実な『通報』さ。」と、おさむが笑った。

 

―完―

 

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