======== この物語はあくまでもフィクションです =========
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==ミラクル9とは、大文字伝子達の子供達が作った、サークルのことである。==
7月6日。日曜日。午前11時半。喫茶店アテロゴ。
奥の部屋で順番に浴衣に着替えたミラクル9は、物部家所有のマイクロバスと、草薙夫婦のクルマに分乗して、下町七夕まつりに向かった。
七夕は、7月7日のことだが、こういうイベントは一週間くらいはやっているものだ。
小学校のパレード、白バイ隊のパレード、色んなパレードがあった。
栞や草薙から、健太郎達の親の世代では、EITOが敵と闘っていたことをバスやクルマの中で聞いていたので、健太郎やおさむは、曲がりなりにも平和なお祭りの中で、想像を膨らませていた。
午後7時半。伝子のマンション。
おさむは、珍しく早く帰った伝子、そして、学、綾子に当時のことを聞いていた。
深夜。おさむは、夢から眼を覚ました。
夢。それは・・・。
「知らない人は知らないが、知っている人は知っている。」と、満百合が言った。
「覚える必要ないけれど、我らは悪を許さない。」と、千香乃が言った。
「胸に手を当て考えろ。自分の悪事を思い出せ。」と、みどりが言った。
「嘘や誤魔化し、通用しない。」と、未玖が言った。
「ここで会ったが、運の尽き。」と、悦子が言った。
「覚悟は出来たか、悪党ども。」と、美和子が言った。
「成敗するのは、我ら、ミラクル9。」と、めぐみが言った。
黒子衣装の健太郎、悦司、継男、良、徹、敬吾、何故か草薙が彼女達に武器を持たせた。
電動キックボードに乗った不良達は、彼女達が持つピコピコハンマーで次々に倒された。
そして、逃げようとした不良達は、人間バリケードの健太郎達に阻まれた。
眼が覚めたおさむは、夢のことを父親の学に話した。
学は、すぐにタブレットにメモをした。
翌日。午後3時半。喫茶店アテロゴ。
物部が、皆に、おさむの夢を披露した。
「血は争えないですね。僕は出なかったの?ギャラの関係?」と辰巳が言い、「不良少年Aよね?」と、泰子が茶化した。
草薙が入ってきた。
「呼んだ?」
皆は、爆笑した。
============== 主な登場人物 ================
物部満百合(まゆり)・・・物部一朗太と栞(しおり)の娘。
久保田健太郎・・・久保田誠とあつこの息子。
大文字おさむ・・・大文字伝子と学の息子。
福本めぐみ・・・福本英二と祥子の娘。
依田悦子・・・依田俊介と慶子の娘。婚約した継男には、厳しい。
服部千香乃(ちかの)・・・服部源一郎とコウの娘。
南原未玖(みく)・・・南原龍之介と文子(ふみこ)の娘。
山城みどり・・・山城順と蘭の娘。良のカノジョになった。
愛宕悦司・・・愛宕寛治とみちるの息子。
南出良(みなみでりょう)・・・転校生。千香乃と同じクラス。みどりのカレシになった。
片山継男・・・一輪車大会で、悦子と争った。今はカレシ。悦子と婚約したばかりだが、頭が上がらない。母親が病院の事務員をしている。
物部一朗太・・・喫茶店アテロゴのマスター。満百合の父。
物部栞・・・喫茶店アテロゴのマダム。満百合の母。
辰巳一郎・・・アテロゴのウェイター。
辰巳泰子・・・アテロゴのウェイトレス。
原田美和子・・・原田正三の娘。
筒井徹・・・筒井隆昭と新里あやめの息子。小学6年生。
大文字学・・・おさむの父。小説家。
井関敬吾・・・井関五郎とあかりの息子。
----- ゲスト –----
草薙あきら・・・発明家。元EITO東京本部勤務。
草薙ヘレン・・・元EITO大阪支部勤務。
大文字伝子・・・おさむの母。EITO隊長。翻訳家。
大文字学・・・おさむの父。小説家。
大文字綾子・・・おさむの祖母。