はぐれ近界民の青春記録   作:Gペペロンチーノ

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今更ですが誤字報告に気づきました。

報告してくださった皆様、ありがとうございます。


先生の策略

「相手は武器を使わず、素手で攻撃してくる。触られたら変な鎖で捕まる。だから絶対に間合いに入れるんじゃないぞ。」

 

イオリは自身の率いる部隊に指示を出す。

 

「──って思っているだろうだから、隙を見て爆撃で敵陣を崩そうってのが、先生の指示だったね。」

 

そう言って、シロコはカバンからドローンを取り出した。

 

「敵の注目はできるだけ集めるから、その間によろしくな。」

 

「うん、任せて。」

 

遊真が地面を蹴り、風紀委員会との距離を詰める。

 

「撃て!!」

 

ダダダダダダダッ!

 

「『盾』印」

 

風紀委員会は遊真に一斉射撃を仕掛ける。遊真は横に避けつつシールドを張り、弾幕を防いだ。

 

「逃げても無駄だ!」

 

イオリは逃げ続ける遊真を追撃しながら狙撃を行う。三発の弾丸が青白い残像を描き、最後の一発がシールドを貫いた。反射的に顔を逸らしたため、弾丸は頬のすぐ横を通り抜けたものの、追撃を警戒した遊真は近くの遮蔽物に身を隠した。

 

「そんなに前に出ていると…。」

 

シロコが物陰から身を乗り出し、イオリに銃を放つ。遊真を追うあまり、イオリは前線に出過ぎていた。横から弾丸を叩き込まれ、思わず怯んでしまう。

 

「くっ…。」

 

しかし、追撃の隙はなく、他の風紀委員会の隊員がシロコに発砲して牽制する。シロコはすぐに身を隠した。

 

「ちょっと数が多い。」

 

遊真とシロコの二人に対し、イオリ率いる隊はおよそ五十人。イオリを除けば二人にとっては殆どがたいした相手ではないものの、数が揃えば脅威になる。

 

「先生のところから人をもらう?」

 

「いや、向こうはもっと多くの風紀委員が集中している。あまり戦力を削らせない方がいい。」

 

「ん…。」

 

二人はライフルのみの部隊を相手にしているのに対し、先生達は狙撃兵や擲弾兵も加わった、風紀委員会のありとあらゆる戦力を相手にしている。チナツ率いる衛生兵も集中していることから、戦力差で考えるなら先生の方が不利だ。

 

「シロコ先輩、一発だけ手榴弾を投げてくれ。」

 

「たぶん撃ち落されるよ?」

 

「それでいい。少しでも隙を作れたら、おれが敵の裏を取って挟み撃ちにできる。」

 

「分かった。」

 

イオリたち風紀委員会は一斉に銃を構え、二人が隠れた場所に銃口を向けている。なんの対策も無しに少しでも身を出せば、一斉射撃で蜂の巣にされるだろう。

 

ヒュンッ

 

突然、シロコが隠れていた場所から手榴弾を投げ出した。風紀委員会に届く前に撃ち抜かれる。

 

ドガーーン!!

 

「『弾』印」

 

爆発と同時に、遮蔽物から遊真が飛び出した。弾丸のように真っ直ぐ迫る遊真に対し、風紀委員会は反応が遅れるも、イオリは素早く冷静に狙いを定め、発砲する。

 

「『弾』印」/ドンッ

 

 

発砲と同時に遊真が軌道を変え、イオリの横から斜め上にすり抜けるように跳んだ。さらに、もう一度『弾』印を使い、風紀委員会の裏を取る。

 

「ナイス、これなら…。」

 

遊真が裏を取ったことで、シロコも銃を放ちながら物陰から飛び出す。風紀委員会はシロコを狙い一斉に銃弾を放つが、シロコは遮蔽物を盾に素早く横に移動し、弾幕を回避していく。

 

ヒュンッ

 

遊真が風紀委員会に向けて何かを投げた。逆光のため何を投げたかは見えないが、手のひらに収まるほどの丸い物体が迫る。

 

「…グレネードか!」

 

イオリが即座に撃ち抜く。弾丸が命中すると、硬く重い音と共に粉々に砕け、破片や粉塵が四方に飛び散った。

 

「なんだ?ただの石──」

 

ドガガガガーーーン!!!

 

「うっ!?」

 

「ぎゃんっ!」

 

シロコのドローンによるミサイル爆撃が降り注ぎ、風紀委員会の元で爆発が発生する。遊真とシロコが挟み撃ちにしつつ同時に身を出したことで、風紀委員会の警戒は二人に集中していた。そのため、シロコが隠れていた場所でドローンが動き出していたことに誰も気づかなかった。

 

「ダメ押しにもう一発。」

 

シロコは手榴弾を投げつけた。

 

ドガーーン!!

 

「うわああっ!!」

 

「ぐっ!?こ、この程度…。」

 

黒煙の中、イオリは一人立ち上がる。爆発は自陣の中心で発生したため、前線にいたイオリは直撃を免れたが、二度の爆撃で確実にダメージが蓄積していた。背後に人影が迫っているにもかかわらず、気づけなかった。

 

ゴッ!!

 

不意に、後ろから重い衝撃が頭に走る。鈍い音と共に身体が揺れ、足元から力が抜けた。

 

「(し、しまった…後ろに……)」

 

イオリはばたりと地面に倒れる。意識が薄れていく中、最後に見えたのは自分を見下ろす遊真の姿だった。その冷酷で無機質な眼差しには、情けの欠片も見られない。その瞳にある人物の面影を重ね、イオリの意識は闇へと沈んでいった。

 

『……イオリがやられましたか。』

 

イオリの部隊から一切の反応が途絶え、アコは小さく呟く。

 

『第一中隊、全滅です!退却し、再整備に入ります!』

 

『第三中隊、これ以上の続行は不可能!補給のため、一時撤退します!』

 

『これがシャーレの力…敵ながら素晴らしいですね。』

 

一方では先生率いるアビドス・便利屋の連合軍が、次々とこちらの部隊を撃破していく。決して甘く見ていたわけではないが、先生の力はアコの想定をはるかに上回っていた。

 

それでも、力量を測ることはできた。先生の指揮は決して無敵ではない。ひたすら数を揃え、様々な方向から圧力をかけ続ければ、いずれ崩れるのも時間の問題だ。

 

問題は遊真だ。イオリとの戦闘で見せた超加速──まるで弾丸のような速度で空中を駆け、途中で軌道を自在に変える様子を見せた。あの挙動で戦場を自由に駆け回られれば、こちらの防衛は形無しだ。補給拠点を狙われたら戦況が一気に覆されてしまう。

 

『それならいっそ…。』

 

アコは端末を操作し、後方で待機をしている部隊に指示を出す。万が一倒しきれなかった時の保険として用意しておいたものだが、もはや出し惜しみなどしていられる状況ではない。

 

『守りは捨てて、一気に押し込んでしまいましょう。先生を押さえれば、あの傭兵も止まるはずです。』

 

~~~~~~~~~~

 

「風紀委員会、第三陣を展開しました!!と、とてつもない速さで進軍してきます!!」

 

「はあ…はあ…まだいるの!?」

 

「こ、このくらい大したことないわ!まだまだ戦えるから!」

 

連戦に次ぐ連戦。いくら倒しても次々と敵が湧き出てくる状況に、皆の顔には疲れの色が見えていた。

 

「おかしい。これだけの数、もうアコの権限で動かせる兵力を超えている…!」

 

「もしかして、風紀委員長も一枚嚙んでる?」

 

「えっ、ヒナが来るの!?無理無理無理!逃げるわよ、早く!!!」

 

さっきまで余裕を装っていたアルが、突然焦り始める。

 

風紀委員長「空崎ヒナ」。ゲヘナ学園の風紀委員会が時に「キヴォトス最強の集団」と称される理由であり、その戦闘力は圧倒的。彼女は一人で風紀委員会の戦力の大半を支え、「最強」と評される存在だ。

 

「落ち着いて…まだ来ると決まったわけじゃないから」

 

アルが踵を返して逃げ出そうとするのを、カヨコがなだめて止めた。一方、先生はアヤネからタブレットを借り、状況を分析している。

 

「(風紀委員会はそれなりの被害を覚悟して突撃している。遊真が裏を取れることも承知の上か…今から遊真に裏を取らせても、風紀委員会を崩す前にこちらの守りが崩されかねない。正面から迎え撃とうにも、玉砕覚悟の相手を抑えるのは難しい…。それなら…)」

 

先生が決断を下し、前線で戦っている皆に指示を出し始めた。

 

~~~~~~~~~~

 

『やはり、そうきますか。』

 

先生たちは一斉に固まり、移動を開始した。人数差の影響を最小限に抑えられる狭い路地に逃げ込み、包囲網を一点突破しようとしているようだ。

 

アコは逃げる敵の後方や脇道に兵力を回すよう指示を出した。敵の進路を絞り込み、完全に退路を断つ算段である。確かに、狭い路地では大量の兵力を投入できないが、逆に少数ずつ配置すれば、幾重にも増援を送り続けることが可能だ。

 

もし敵が一部隊を突破しても、次の部隊を投入し、さらにそれを突破されても、また次の部隊を送り続ける。こうして確実に消耗させ、磨り潰していくことができる。この品のない作戦が必要であると、アコは冷静に判断した。これくらいの策を講じなければ、シャーレを倒すことはできないと理解しているからだ。

 

~~~~~~~~~~

 

「こっちだ、急げ!」

 

風紀委員たちはアコの指示に従い、指定されたポイントへ急いだ。この部隊の役目は、包囲網に追い詰めた敵に突撃を仕掛けることだ。しかし、先生がいるため不用意な発砲は禁止されており、不満を漏らす者もいた。

 

「嫌だなぁ…銃を使わずに突撃なんて…。」

 

「先生に当たったら大変なことになるんだから我慢しろ。それより、次の角を曲がったら指定ポイントだ。」

 

渋々従う風紀委員は大きくため息を吐いた。逃げても後でアコに叱られるのが目に見えているため、嫌々ながらも角を曲がる。

 

「え?」

 

「こ、これは…?」

 

「鎖…?」

 

風紀委員たちは目の前に広がる光景に息を呑んだ。大量の鎖が蜘蛛の巣のように、あらゆる方向から張り巡らされている。その先には先生の姿が見えるものの、背中を守るようにセリカとアルが、鎖の上には遊真が待ち構えている。

 

「噓でしょ…この中を進まなきゃいけないの?」

 

「……ッ!!」

 

足踏みをしている時間はあまりない。幸い、鎖はオレンジ色に発光しているため見えやすい。風紀委員たちは深く息を吸い、意を決して足を踏み出す。

 

「来るぞ!!」

 

ある程度進んだところで、遊真が動き始めた。上から迫ってくる遊真に対し、風紀委員達は一斉に銃を放つが、当たらない。

 

「なっ、なんだ!?弾が当たらない!?」

 

「動きが読めない…!!なんだあの動きは!?」

 

鎖を足場にしながら移動する遊真は、変則的な高速移動で風紀委員会に迫る。上下左右に緩急のついた動きに、風紀委員たちは次の動きを読み切れない。

 

「『強』印・二重」

 

ボッ!!

 

「ぐふっ!?」

 

遊真はすれ違いざまに腕で首元を打ち抜く。風紀委員は宙に跳ね上げられた。その後もワイヤー機動によって次々とダメージを与えていく遊真に対し、風紀委員の一人は声を荒げた。

 

「鎖だ!手榴弾で壁を崩して鎖を破壊するんだ!!」

 

「で、でもそれだと私たちも…。」

 

「このままサンドバッグにされるよりマシだろ!」

 

「うわぁん!わかりましたよー!」

 

風紀委員会は一斉に懐から手榴弾を取り出し、ピンを抜こうとする。しかし──

 

「行くわよっ!」

 

ダンッ!

 

「片手でも命中させられるわ!」

 

ドッ!!

 

鎖に阻まれ動きづらい風紀委員たちは、セリカとアルの格好の的だった。二人の銃弾が手榴弾を持つ手に命中し、爆破を阻止する。

 

「あなた、なかなかやるわね!」

 

「そっちこそ、本当に片手だけで命中させるなんてね!!」

 

二人は先生が射線にいないため、風紀委員たちに躊躇なく発砲できる。また、狭い路地で戦っているため、二人は正面のみに集中できる。遮蔽物に身を隠そうにも、遊真がそれを許さない。

 

『くっ…!次の部隊、突入の準備を!』

 

狙撃が続き、最初に突撃した小隊はあっという間に撃破された。その様子を見た後続部隊は、角に身を隠しながら手榴弾を投げるが、二人はそれを見逃さない。

 

「無駄よ!!」

 

「うふふ、残念ね♪」

 

遥か手前で手榴弾が撃ち抜かれる。少しずつワイヤー陣を減らすことは出来ているものの、これでは鎖を取り払うよりも先に突破されてしまう。

 

「ええーい!こうなったら全員で突撃じゃー!!」

 

『!?待ちなさい!それだけは──』

 

「行くぞおおおお!!」

 

焦れた風紀委員たちはアコの制止を振り切り、一斉に路地へ突入していった。全員で掛かれば、誰かがこの防衛網を突破できると踏んだのだ

 

しかし、それは数ある戦略の中で最悪の選択だった。

 

「ちょ…そんなに押すな!!」

 

「こっちだって後ろが詰まってるから無理だよ!」

 

「ぎゃー!変なとこ触んなー!」

 

「せ、狭い…。」

 

風紀委員たちは路地にびっしりと詰め込まれ、鎖に阻まれて進むことがままならない。その上から遊真が迫ってくる。

 

「『強』印・二重」

 

ドッ!!!!ドッ!!!!ドッ!!!!ドッ!!!!ドッ!!!!

 

『ギャーーー!!!』

 

上から何度も拳が叩きつけられる。そのたびに地面が割れ、衝撃波が周りの風紀委員を巻き込み吹き飛ばす。路地に入った風紀委員会は、あっという間に全滅してしまった。

 

『………。』

 

アコは青ざめ、言葉を失っていた。先生の狙いにまんまと嵌められたことに、ようやく気がついたのだ。先生は最初から包囲網を突破する気などなく、狭い路地で風紀委員会を迎え撃つ算段だったのだ。

 

実際、こちらの戦力は大幅に削れているにもかかわらず、先生たちは路地から動かず、入ってくる風紀委員を次々と処理している。一方では遊真のワイヤートラップと二人のスナイパーが狙撃を行い、もう一方では残った火力で力押ししている。先生がいるため爆撃も制限されており、この守りを突破するのは難しい。

 

さらに、わざと突破しそうに見せかけることで、風紀委員会は焦って突撃してきた。そして結果はこの通り、まさに一網打尽だ。

 

『……くっ。』

 

アコは悔しさのあまり、強く歯を食いしばった。「ギリッ」と奥歯がきしむ音が頭に響き、こめかみには冷や汗が滲む。

 

もはや大勢は決した。大隊規模の兵力は八割が戦闘不能となり、全滅を超えて壊滅、いや、殲滅といっても過言ではない。残った風紀委員も武器を落としたり、戦線に加わろうとしなかったりと、大半が戦意を喪失している。

 

これ以上の攻撃は無意味だ。そう判断したアコが撤退の命令を下そうとしたその時、通信から一人の声が入る。

 

『アコ。』

 

『ひ、ヒナ委員長!!』

 

その声にアコの顔が一瞬明るくなるも、自分が置かれている状況を思い出し再び表情が曇る。声の主はさらに続けた。

 

『今どこで何をしているのか、説明して。』

 

『そ、それは…。ゲヘナ近郊の市内で…校則違反者の確保を…。』

 

『それで、いつの間にかアビドスまで来たの?』

 

『……!!』

 

「い、委員長!!」

 

足音と共に、ヒナがアビドスに現れた。周りの風紀委員たちはヒナの登場に目を輝かせるが、一方のヒナは眉間にしわを寄せ、険しい表情で周囲を見渡した。破壊の痕跡が残る一帯には、大小さまざまなケガを負い治療を受ける者や、戦意を失って座り込む者たちがいる。

 

『もういい、詳しい話は後で聞く。通信を切って校舎で謹慎していなさい、アコ。』

 

『…はい。』

 

通信が切れると、ヒナはその場にいたチナツに声を掛けた。

 

「チナツ、相手の位置は?」

 

~~~~~~~~~~

 

「これは…。」

 

ヒナは眼前に広がるワイヤートラップに感心し、思わず声を漏らした。奥には便利屋とアビドスの生徒たち、そしてシャーレの先生らしき人物が待ち構えている。

 

「…へ?」

 

「アル?」

 

アルは眼前に現れた人物に驚き、青ざめてその場にへたり込んだ。アルの様子に気づいた便利屋は、視線の先に風紀委員長ヒナがいることを確認し、冷や汗をかきながら後退する。アビドスの生徒や先生も、圧倒的な存在感を放つヒナに息を呑んだ。

 

「便利屋68を口実に、シャーレを押さえるつもりだったのね。そういうことは、万魔殿のタヌキたちにでも任せておけばいいものを…。」

 

ヒナは歩みを進め、巣の中へと入っていく。

 

ガッ!!

 

真上から遊真が飛び蹴りを放つと、ヒナは愛銃「終幕:デストロイヤー」で防御した。

 

「驚いたわ。あなた、完璧に殺気を消せるのね。」

 

ヒナは銃を押し上げて遊真を弾き飛ばし、弾幕を放つ。

 

「『盾』印」

 

ガガガガガガッ!!!

 

同じ機関銃タイプでも、ムツキのものとは桁違いの威力に遊真は驚く。シールドは弾丸を通さないものの、反動で身体が押し上げられる。

 

「どれくらい耐えられるか身物ね。」

 

「!!」

 

ドドドドドドドッ!!!!!

 

ヒナがギアを上げる。紫色に光る弾丸が、まるでレーザーの如く超高密度の弾幕となって遊真に迫った。




Q.戦術ちゃんと考えてる?
A.全然わからない、俺は雰囲気で戦術を考えている。

筆者は戦術なんて一つも知らないし、学ぶ気もないアホなのでこれが精一杯です。ファイアーエムブレムで好きな言葉はリザイア地雷。

Q.なんでヒナと空閑が戦ってるの?
A.筆者が空閑の活躍をいっぱい書きたかったから。

正直あまり書きたくないです。空閑の戦闘を書くときは常にトラップを考えた上で書かなければならないので、筆者の脳みそが死にます。

ヒナが最初の不意打ちに対応できたのは、頭上から空気の音がかすかに聞こえたからです。空閑がいることは知っていたため、あの時は超警戒していました。
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