俺は正直クラネル君を全く心配していない。ペットフォンで見てもHPはまだ8割も残っているからだ。俺が2000万の速度でダンジョンを虱潰しに探していると返り血か、もしくは頭に喰らったか、血に濡れたあの白髪が見えた。
「おっやってるやってる」
壁の色が薄青色から淡い緑色になっている。これが階層が下がったことによる変化で低級との境目と言う。ここからは道がさらに複雑になり悪辣なモンスターが現れると聞くダンジョン6階層に彼はいた。クラネル君が飛び出してから1時間と少しと言ったところか?確かソロで半月で5階層なんて危ないと怒られていたし、この短時間で6階層まで行けるんだからやはり彼の才能はピカ一なのだろう。
そして今、壁際に追い込まれ5体の『ウォーシャドウ』と呼ばれる黒い影のようなモンスターと戦っていた。誤解を恐れずに言うならあれだな……顔に真円状のパーツがあるドラクエのシャドーだな……
「うおああああ!!」
クラネル君が影に向かって走る。ウォーシャドウは今までの相手よりもスピードと攻撃力が高い。低級モンスターに慣れたクラネル君では流石にこの数相手には無謀かと思ったが――モンスターが手を振り上げた途端にバックステップ、自身の体を低くし、弾丸のように飛び出す。タイミングがずれたことでモンスターの攻撃は空振り、クラネル君は……攻撃せずに通り過ぎた。欲張らなかったな。偉い。
立ち位置が悪すぎるのでどうやら移動でかく乱するつもりのようだ。確かにウォーシャドウは素早いが……今のクラネル君の方が速い。曲がり角に追い込んで1体、その勢いのまま2体目も首を斬りさき、また離れる。ヒットアンドアウェイ、よくできている。危なげなくモンスターを倒す姿は今日の教えが生きているようで俺はうれしい。
よし!
「サモンモンスター」
俺は彼がまだやれると判断した。10体くらい『ウォーシャドウ』送り込んでもかまへんか……
「増援!?こんな大量に……いやいくらなんでも可笑しい!ちょ!マジ!!ふざけんな!ロミアスさんいるんですよね!!僕これは無理です!!さっきまで上手くやれてるって思って調子乗ってました!でもこれは無理です!」
ふふふ、喜んでる喜んでる。『ロミアスさん絶対いるでしょ!』彼は眼前に迫るモンスターを見ると運良くドロップしていた『ウォーシャドウの指刃』を握り疑似二刀流で立ちむかっていった。彼、初めてなのに2刀流出来てるやん、スキルレベル1くらいはある。短剣スキル?4.5くらい。戦術は4.6だな。BP振りとかないからもう特訓させるしかないんだよね。
なんとか半数まで減らしたがそろそろクラネル君死にそうだな……いや立ち上がった。恐らくヘスティア神やヴァレンシュタインさんの事を思い奮起したんだろう。泣けるぜ。『あの人絶対に見つけ出す!!』スタミナもほぼないだろうに彼は先ほど以上の速さでモンスターに向かっていく。背中の『神聖文字』が少し光っているように見えた。
段々と上手くなっている。元より今日の朝からみっちりモンスターに囲まれていたからか立ち位置の把握が上手かった彼は今、見切りの技術が高まっている。最低限よけれる位置に立ち振り下ろされる腕を間一髪で躱す。
やっぱ見切り上げは高レベルのモンスターに囲まれるに限るな。彼の戦法にあっているしこれからもどんどんぶつけてみよう。最後の一体は見事、攻撃の癖を見切り振り下ろされた攻撃にカウンターをする形でウォーシャドウを屠って見せた。
「おめでとうクラネル君、っとと」
「何やってんですかアンタアアア!!!」
クラネル君が姿を見せた俺に向かって走ってくる。ごめんね、ちょっと調子に乗りました。でも余裕そうだったし……
「いやいやいやいや!僕普通に傷ついてましたから!何なら僕ここで詰んだとか思ってましたからね!」
「まあまあ、俺が大丈夫って思ったんだから大丈夫だって、これでもペット死なせた回数は4桁行かないんだぜ?」
「3桁は行ってる!?ロミアスさんロミアスさんの世界の普通とは違いますからね!?」
「まあまあ落ち着いてくれ。クラネル君、ここからは真面目な話になるんだが……」
「さっきのも僕からしたら真面目に死活問題でしたよ?いやマジで!」
俺はクラネル君を落ち着かせて酒場であったことを話す。【ロキ・ファミリア】が謝罪したいって言ってるけどどうする?行く?
「そう……ですか……いえ、行きません」
「そう?一応理由を聞いても?」
「僕はヴァレンシュタインさんにアイズ・ヴァレンシュタインの隣に立てるようになりたいんです。あの場所で笑われて、侮蔑されて、挙句に庇われて……何もしていないのにいつかはヴァレンシュタインさんと何か起こることを期待していたんです。何かやらなきゃって思ってたのに、それを上手く表せられなくて……結局、今まで通り生きていこうとしていたんです。確かに、あの時悔しくて苦しい思いはしました。でもそれ以上に!僕はあの人の言葉を肯定してしまった……そうだって、ただ待っているだけの僕に彼女の隣に立つ…いや、前に現れる事すら許されないんだって
でも、こんな馬鹿な僕でも!彼女と相対することすらできない僕が!何よりも悔しくて許せないんです!だからまだ行きません。せめて、アイズ・ヴァレンシュタインの前に立てるようになるまでは!」
痛いほど輝く
だが、それはつまらないよなぁ…主人公にはそれに相応しい試練と報酬が必要だ。俺はにやつく顔を抑えて笑顔を向ける。
「了解した。彼らも絶対に受けてくれって話じゃなかったしまたいつか会えたら伝えておくよ。ところでクラネル君、ひどい傷だ。これでは動くのも精一杯だろう?」
「あはは……勢いよく啖呵切ったんですけど実はそうでして……もう一歩も動けないんですよ」
ふにゃりとした顔で彼は笑う。こういうところがどことなく女性っぽいんだよなクラネル君……しかし、HPとスタミナが切れてしまい困っている。そういう経験は俺も良くしたものだ。だからこそ俺は彼を手伝うことができる。
「治癒の雨」
範囲回復魔法を使うと見る見るうちにクラネル君の体から傷が消えていく。
「回復魔法!?ありがとうございます……そういえばなんですけど、ロミアスさんって詠唱しませんよね」
「あー詠唱ね。イルヴァの魔法って詠唱しないんだよ。唱えようと思えばすぐに唱えれる。だから本来さっきの治癒の雨も口に出さなくていいんだけどいきなりやったら驚くだろうと思って口に出したんだ」
「僕を気遣ってくれたんですね、ありがとうございます……って何してるんですか?これは短剣?」
俺はクラネル君に★ラッキーダガーを持たせた。この短剣は相手を切りつけるとスタミナが回復するという作業するときにほぼ必須になる能力を持っておりバニラ版でも★ランキスとの二刀流などでお世話になったプレイヤーもいるだろう。人によってはこの武器が最終装備になるまである。
そしてクラネル君にラッキーダガーを持たせたまま俺の手を刺す。
「は?」
やっぱダメージ受けんなぁ……これ俺のPVが高すぎるのか完全無効が効いてるのかどっちなんやろ。完全無効弾外してもう一度手に刺してみるけど、やっぱり傷つかない。
「ちょちょちょ何やってるんですかロミアスさん!?手、手が!」
「大丈夫大丈夫、ラッキーダガーくらいじゃ傷もつかんよ。それよりクラネル君調子はどう?」
「え?」
クラネル君は不思議そうな顔をして立ち上がる。軽く腕を振るなどして体をチェックしているようだ。確認が終わったようで俺にキラキラした目を送ってくる。
「凄いですよロミアスさん!全然なんともありません!傷も完全に癒えましたし、体力も元通りです!」
どうやらスタミナ吸収武器は効果があるようで良かった、こればっかりは確かめようがなかったので効果があるか半信半疑だったのだ。俺達elonaプレイヤーは皆スタミナという概念に日々悩まされていた。一括で料理するときもスタミナ足りなくて小分けでしか作れんしスタミナ切れたら吸収武器手に入れるまで休憩するしかなかったので本当に面倒だった……なので序盤の稼ぎや育成に苦労したものだ。
クラネル君にはそんな苦労をさせない。俺も出来る限りバックアップに回ろう。
「本当かい?それは良かった……サモンモンスター」
「……はい?」
これでクラネル君も心置きなく経験値稼ぎができるというものだろう。HPは減ったら回復するしスタミナもラッキーダガーで無限状態。これはきっと喜んでくれるぞ~!
「ロミアスさん、絶対に勘違いしていると思うので先に言っておきますけど……僕はこんなになるまで求めてません!うわああああ!!!」
生意気にも俺に襲い掛かろうとするウォーシャドウをいなしつつクラネル君を見ると可笑しい……減りが早い。あまりにあっけなさすぎる……彼の戦いを見ると、ウォーシャドウの爪がクラネル君に襲い掛かるがクラネル君は右手に持っていたラッキーダガーで防ごうと爪に合わせると爪が綺麗に切断される。ウォーシャドウ君もまさか短剣に当たっただけで自慢の爪が綺麗に切断されるとは思ってもみなかったようでこれには困惑した顔になっている。その隙を逃さずにクラネル君が首を切って仕留める。
うん……ラッキーダガー貸したままだったかぁ……ラッキーダガーまあ俺からすれば要らんけど俺が冷やかした店の中でもあれほど上等な武器はなかったしなぁ、とりあえず余裕そうなのでまたサモンモンスターして見るが、多分ラッキーダガーあるならこの程度は余裕なんだよな『え?なんでまだ増えて……ちょっ!増えすぎ増えすぎ!これ30体超えてるっぃいいいい!!!』……降りるか?確か7層から『キラーアント』なるモンスターが出る。こいつらと違って4足歩行でまた違った戦い方が必要になるだろう。たしか7層ソロがステイタスの値がEあれば可能と聞いた。今のクラネル君は敏捷のみEで他はGかHだ。ならば一度経験させるのも悪くないだろう。
「よし、クラネル君そいつら倒したら7層行ってみよう。多分今のクラネル君なら逃げきることくらいはできるしラッキーダガーあるから多分相手にはなるよ」
「まず、今の、惨状を何とかして、くださいい!」
テンパってるなぁ……そもそも細い道なんだから1体ずつ落ち着いて処理すればいいし君見切れてるんだからカウンター合わせうように振ればいいのに……
「落ち着いてクラネル君、例えばヴァレンシュタインさんならどうする?」
「ヴァレンシュタインさんなら……?」
「君はモンスターを一振りで倒す火力は持っている。今まで何度もウォーシャドウの攻撃は見てきただろう?彼らは迷宮から生まれて間もない。攻撃の仕方も単調だ。彼らの優れた点はその速度だろうが君は彼ら以上の敏捷を持っている。ならば負ける道理はないはず。落ち着いて、攻撃の隙を逃さずに殺せ」
「……良いこと言ってる風ですけどあの数のウォーシャドウ呼んだのロミアスさんですよね?」
「助けてほしいならいつでも殲滅するけど?」
「くぅ……やってやりますよ!」
威勢の良い言葉と共に駆けるクラネル君、格上のモンスター数十体相手に最初は何度か爪を喰らうことはあったがそれも致命傷は避けていたし、ラッキーダガーのお陰で気力が減ることもなく最後まで一人で戦い抜いた。俺の手助け無しで30超えのウォーシャドウ討伐……俺の感覚が狂っていることは認めるがそれでもレベル1でステイタスもまだまだ貧弱な冒険者が行ったとは思えない偉業。もっとスマートに倒す方法はあっただろうがそれを差し引いても突貫した彼の姿は綺麗だった。
「おめでとう、クラネル君」
「い、いえ……僕もこの武器がなかったら無理だったと思いますし」
「ふむ、これから降りようかと思うんだけど、少し休憩がてら短剣のレクチャーをしてからにしようか」
短剣2刀流の扱いを見ていると何度か危なっかしいところがあった。爪に合わせに行ったのにタイミングがずれて頬に傷が付いたりとか、刃渡りの感覚をミスって殺しきれなかったりだとか。そういうミスが目立つ。立ち回りと見切りは大分良いんだがな。
彼の短剣スキルも4.8まで上がっており戦術スキルは5になったところか。今日までにせめて短剣スキルと戦術スキルを10には上げときたいな。戦術は16まで上げることが出来れば俺の技能を教える事も出来るんだが。
「えっ!ロミアスさんが教えてくれるんですか!?」
「まあ適当に。俺トレーナーでもないけど確実にあいつらよりスキルレベル高いから教えれると思うし」
余談だがelonaにはスキルを覚えるためにスキルトレーナーにプラチナコインを渡す必要がある。俺のキャラの記憶も殆ど薄れているが教えてもらったことは覚えているし俺のスキルレベルからしても教えられないことはないだろう。とりあえず適当に50体くらいウォーシャドウを呼び出す。
「クラネル君短剣借りるね」
「は、はい。どうぞ」
「俺も普段使ってる短剣は忍刀っていうこれよりもうちょい刃渡り長いタイプだからあれだけど……」
呼び出されたウォーシャドウは人間である俺たちを見つけると直ぐに襲い掛かってくる。速度をクラネル君に合わせたままやって来るウォーシャドウを躱しざまに首を狩り、返す刀で側方から迫ってきた方も斬る。
「俺が見てほしいのは体重移動と俺の足の動きかな、精密さとかは後からでも何とでもなるし、とりあえずクラネル君は腕の力だけでナイフ振ってるから止めよう。いまウォーシャドウの攻撃誘ったんだけど分かった?んじゃあちょっと今から殲滅するから」
腕首首首、脚じゃま、首首……顔と……とりあえず44体の殲滅完了。30秒ってとこかな。スウォーム無しならまあこんなもんやろう。
「凄い……凄いです!本当に!全部の動きが線になっていて、何というか……物語の英雄のようでした!」
短剣を仕舞うとお目目キラキラ興奮で頬を少し染めたクラネル君が寄ってきた。実は女の子なことない?ない?そっか……まあ良かった。大見得張った割に大したことないですねと言われたらちょっと心折れるところだったよ。彼に借りたナイフを返す。
「今みたいな感じに出来そう?」
「無理です!」
「じゃあ覚えた?」
「いえ……ごめんなさい、覚えられませんでした。でも……何かつかめた気がします」
えっマジか、絶対一回じゃなんも意味ないだろうから次はクラネル君と対峙して体で覚えさせようかと思ってたんだけど、じゃあ要らないか。
「なんか、今僕の命がギリギリのところで繋がった気がしたんですけど……」
「大げさな……クラネル君が何も分からなさそうだったら直接レクチャーしてあげようとしただけだよ」
「な、なんだ。そうだったんですね」
「そうだ、クラネル君喉乾いてないかい?酒場ではエールしか出てなかったし」
「そういえば、少し乾いてます」
よし。俺は”クミロミに祝福された世界最高のスペンスウィードティー”を取り出す。スペンスウィードの理由は器用上げたいからだ。意思上げのためにマレイロンにするかも悩んだが、意思はいつか魔法覚えたときに魔法をずっと唱えさせればいいので良いとして、筋力と耐久が上がるモージアと少し迷ったがステータス上げ過ぎてステータス頼りになるのも良くないのかなと思い自重した。まあ俺がステータス頼りな戦闘スタイルなためどの口がと言われると言い返せないが。
「飲め」
「なんです、この緑色の飲み物……」
「体に良い。飲め」
「何かだけ教えてくれませんか!?」
「ほらのーんでのーんで飲んで、のーんでのーんで飲んで、のーんでのーんで飲んで、飲んで?」
「何だかノリが鬱陶しくなった!?」
仕方ない。この言葉は最終手段だったが……
「それを飲むと……イケメンになれる」
「ちょっと詳しく聞いても良いですか?」
「それはハーブティと言われるイルヴァの飲み物でね?ほら、俺って顔良いだろ?俺がこんなに顔がよくなったのはハーブティを飲んだからだよ。神ヘスティアの前で宣言してもいい。俺はハーブティに魅力を上げる効果があると確信している」
「……頂きます!」
クラネル君は覚悟を決めた顔でハーブティを飲むが、それ俺が作ったんですけど?料理スキル99999の俺が作ったんだよ?不味いわけがない。
「うっまーーーーー!!!!!これ、凄い美味しいですロミアスさん!!」
深紅の瞳をこれでもかと開き一気に飲み干すクラネル君。俺も一昨日ストマフィリアティー飲んだけど美味しかったので味は保証します。
「クラネル君、俺はイルヴァの世界で最も料理が上手かったんだぜ?王都でも1番の店を構えていた程なんだ(料理したものを出してはいない)」
「1番のお店!?ロミアスさんって、凄い多才ですよね……料理までできるなんて、こんなに料理ができるならなんで冒険者になったんですか?」
「あー逆だね。強くなるために料理しなきゃならなかったから出来るようになったんだよ」
「料理が、ですか?」
「ま、料理以外にも例えば鍛冶とか、カジノとか、釣りとか……俺は少しでも強くなれるなら、強くなるためのショートカットができるならなんでもしたよ。
クラネル君、強くなりたいなら色んな事をしてみなさい。その時には何の役に立たないかもと思うかもしれない。けどね、回り道でも君が歩いて築き上げたものはいつか君を助けてくれる」
俺が様々なスキルを上げた理由は楽をしたいからだが……まあ今となってはほぼ全てのスキルをカンストまで持って行ったのは助けになっている。
「ロミアスさん……」
「ま、今のクラネル君は寄り道する前に戦い方少しは覚えないとね。寄り道してる暇あったら少しでも強くなろう」
「うっはい…」
話し合いをしてクラネル君が落ち着いたのを見計らって7階層へ降りる階段へと歩を進める。クラネル君も俺との話で決意を新たに、といった感じで付いてくる。まあラッキーダガーまだ貸してるしアレならキラーアントの甲殻をそのまま切断できるだろう、ウォーシャドウとは違い堅い外殻に覆われているそうなので慣れてきたあたりでラッキーダガー取り上げてみようかな。
純粋邪悪な事を考えている俺と純粋に俺を尊敬し始めたクラネル君は本来の歴史では決してこの段階で行くことはなかったダンジョンの7階層へ向かうことになった。
★ラッキーダガー
それは固定アーティファクトだ。
それを貰い受けるには幸運のエヘカトルの信仰をスキルレベル40まで上げて信仰ポイントを最大にする必要がある。
NPCであるシスターの信仰スキルが36のため恐らくあの世界でも持っているものはごく少数であろう
★≪ラッキーダガー≫⁺78
本編でベル・クラネル君に預けた短剣
ダメージは4d6+18、攻撃修正13
それはPV(回避)を13上昇し、DV(防御)を18上昇させる
それは攻撃対象からスタミナを吸収する(400)
支給されたナイフ
それはギルドからの支給品だ
ダメージ2d3