ダンブルドア先生が亡くなるずいぶん前、イースター休暇が終わってすぐの頃、わたしの予定表にあまり心躍らない文字が加わった。
個人面談。
しかも、相手はスネイプ先生である。
五年生にもなると、卒業後に何をするつもりなのか、そのためには六、七年生でどの授業を履修し、どの程度の成績を取っておかなければならないのかを考えなければならないそうだ。
「お兄さまは卒業したら何になるの?」
夕食時、スリザリンの長卓で隣にいたドラコに聞いた。彼はローストビーフを切りながら、驚くほど迷いなく答えた。
「魔法薬師」
「早い」
「前から決めていたからな。資格を取って、しばらくは一流の魔法薬師のもとで修業する。いずれ自分の工房を持つつもりだ」
なんだかものすごく普通に立派な進路だった。
わたしは少し感心した。
ドラコはもっと「マルフォイ家の当主」とか「資産を運用して暮らす」とか言うかと思っていたのだけれど、ちゃんと手に職をつけようとしているみたいだ。
「アストリアは?」
「ホグワーツの魔法史の先生です」
アストリアはパンを置き、やけに真剣な顔で身を乗り出した。
「マイン、今の魔法史は不人気すぎると思いませんか?」
思い当たる節しかない。
わたしはほぼ自習でどうにかしているものの、大半の生徒には魔法史はつまらなすぎると評判だった。
「思う」
「でしょう!?」
アストリアの勢いはすごかった。
「魔法史って本当は面白いんですよ。ゴブリン戦争だけでも、条約の変遷と経済事情と武器の流通まで追えばいくらでも話せるし、魔法省成立前後の権力闘争なんて最高なのに、みんななんで寝るんですか! ビンズ先生が千八百何年に何が起こったって平坦に読み上げるからですよね?!」
「ビンズ先生、死んでから授業してるからね。授業もほぼ死んでいるよね」
「だから辞めていただくのです」
ビンズ先生を退職させることを、アストリアは紅茶のおかわりを頼むくらいの調子で言った。
わたしは母を思い出した。母なら少しお茶会に参加しただけでいつの間にかビンズ先生は辞職しているだろう。
アストリアはマルフォイ家の夫人に向いている気がする。
「私が魔法史の教師になって、ホグワーツ生全員を歴史オタクの道に引きずり込むんです」
その目は爛々と輝いていた。
以前からアストリアはあまりスリザリンらしくないと思っていた。柔らかな物腰だし、人当たりもいいし、ドラコほど露骨に野心を見せることもない。自分が望むもののために手段を選ばないアストリアは想像がつかなかった。
でも、ホグワーツ生全員を自分と同じ趣味に染め上げる計画を立てている時点で、やはりアストリアもスリザリンだった。
「まず教科書を変えます。バチルダ・バグショット大先生には大変申し訳ないのですが、今の教科書は読むだけで眠くなりますから」
アストリアはその後ひたすらどの教科書にすべきか、何なら新しく自分で書いたほうがいいかを真剣に語っていた。ドラコは最初は熱心に聞いていたが、途中から魂が抜けたような顔で頷くだけの男になっていた。
*
数日後、図書室で魔法書研究会の活動をしている時にも、皆に進路について聞いてみることにした。
どうせなら、みんなが将来何をしたいのか知っておきたい。
「パドマは?」
「羽ペン通信全国版」
一秒もかからなかった。わたしの想像通りだ。
「もちろん、記者ね。政治部志望よ」
「やっぱり」
「魔法省の記者会見に毎日行って、追求しないといけないことが山ほどあるもの。ジャパンみたいに夜回りや朝回りもして何も隠蔽させないわ」
「ほどほどにね」
日本の夜回り文化を見習っていいものなのかは疑問だったが、パドマの将来はかなり具体的に定まっているようだった。
しかも、かなり嫌な記者になりそうだった。
でも政治家に嫌がられてまで真実を追求する記者は、たぶん良い記者なのだと思う。たぶん。
「アーニーは?」
「僕も記者志望だ」
アーニー・マクミランが胸を張った。
「事件記者を目指す」
「探偵じゃなくて?」
推理小説好きのアーニーのことだから、探偵にでもなるのかと思っていた。
「いきなり探偵になるのは危険だと気づいた。僕には推理の才能がない」
「そうだね」
「そこは否定してくれないのか?」
「本人が認めたことを否定するのも失礼かなって」
「そういう気遣いはいらない」
アーニーは咳払いして話を戻した。
「だからまず事件記者になって、本物の事件をたくさん見る。捜査官や闇祓いにも取材して、実際の推理というものを勉強するんだ。その上で、いつか探偵になる」
「遠回りだけど前より現実的だね」
「だろう?」
本人は大いに満足しているようだった。
推理が下手だから現場取材から始めようという発想は、意外と正しい気がする。
「ロンは?」
ロンは原稿の束から顔を上げた。
「ちゃんと作家として一人前になりたい」
その答えには、重みがあった。
ロンの本、『つまり、ハリー・ポッターは本当に英雄なのか?』はベストセラーになり、ロンは働かなくても当分は生きていけるだけの資産を手にした。しかし、彼にも思うところがあるみたいだ。
「僕が書いたって言ってもさ、今のところハリー・ポッターの友達が書いたのが理由で売れたところもあるだろ」
ハリーが何とも言えない顔になる。
「別に悪いことじゃないけどさ、それだけの一発屋にはなりたくないんだよ」
「次は小説を書くの?」
「無理無理」
即答だった。
「僕には存在しない人間の人生を一から考えるほどの想像力はないね」
「そこまで断言しなくても」
「でも、現実に起こってることなら書ける。羽ペン通信でやってきたみたいにさ、難しい話を普通の人にも分かるようにするのは向いているかも」
ロンは机の上に置いていた紙を持ち上げた。
そこには大きな字で題名が書いてある。
『チャドリー・キャノンズはなぜ万年最下位なのか?』
「……攻めるね」
「言っておくけど、かなり真面目な分析だよ!」
ロンは抗議した。
「選手補強、監督交代、戦術、財政状況、全部調べてる。選手にも念入りに取材したし、羽ペン通信のホグワーツ版と全国版で連載することも決まった」
「すごいじゃん!」
「だろ? 人気が出たらプロングズ出版で本にさせてくれよ」
ロンは熱烈なチャドリー・キャノンズファンだったはずなのに、自分の愛するチームがなぜ弱いのかを本気で解剖し始めている。
ファンというものは、時々残酷だ。
「でも、チャドリー・キャノンズのファンに刺されない?」
「ドラコにクラッブとゴイルを貸してもらおうかな」
ロンがドラコをチラリと見たが、魔法薬学の難しそうな本を真剣に読んでいる最中だったので声をかけなかった。読書を遮る友人は敵だ。
「ロメルダは?」
「んー」
ロメルダは羽ペンを唇の前で揺らしながら、しばらく考え込んだ。
「ロンロンと似たような感じなんだよね。前はさ、あたしも水仙姫みたいな恋愛小説家になりたいなーって思ってたんだけど」
「うん」
「小説って、自分で書くとめちゃくちゃ難しくない?」
その認識にたどり着いたらしい。
「登場人物が勝手に動くって作家がよく言うじゃん? あたしの場合、誰も動かないんだよね。かと言って、周りの恋愛を小説に仕立てるのもあたしの技量じゃ無理な気がする!」
母を連想してわたしは苦笑した。母は懲りずにドラコとアストリアの恋愛をどうにか小説にしようとしている。
身内の恋愛を小説にするにはかなり分厚い顔の皮が必要みたいだ。
「書きたいけどね、恋愛コラムの方が向いてる気がする。『週刊魔女』とか行ってみたいなー」
「似合いそう」
「でもいつかは恋愛小説も一冊くらい書いてみたい。水仙姫と同じやり方じゃなくてもいいし」
その横で、ロンがそっとわたしの方へ顔を寄せた。
「そういやロメルダ、アンブリッジから魔法省に猛烈に誘われてるらしいぞ」
「ええ! どの部署だろう」
わたしは頭の中で、魔法省の一角に新しく掲げられる看板を想像した。
『恋愛相談室』
室長、ドローレス・アンブリッジ。
相談員、ロメルダ・ベイン。
思わず笑ってしまった。
「何笑ってんの?」
「魔法省がすごい方向に進化してるなと思って」
「アンブリっちも頑張ってるよね〜」
「ジニーは?」
「ぜっったいプロのクィディッチ選手」
ジニーは、質問が終わる前から被さるように答えが返ってきた。
文章を書く仕事が皆の候補に多かった中で、ジニーは絶対にクィディッチ選手がいいらしい。
「ホグワーツ版でクィディッチのコラムを書いたでしょ。あれで分かったの」
ジニーは腕を組んだ。
「試合の記事を書いてると、自分で飛びたくてイライラする」
「ああ……」
「文章書くより、箒に乗ってる方が百倍楽しい」
やっぱりジニーは圧倒的にフィジカル派だった。
人には向き不向きがある。
「ルーナは?」
「魔法生物学者かな」
ルーナは『知られざる英国湿地帯の魔法生物』を読みながら答えた。
「世界にはまだ発見されていない生物がたくさんいると思うの」
「例えば?」
「しわしわ角スノーカック」
やはりそこへ帰ってくるらしい。
「見つかったら教えて」
「もちろん」
ルーナなら本当に見つけてきそうだ。
「ハーマイオニーは?」
「まだ確定ではないけど、魔法省ね。魔法法執行部に少し興味があるの」
ハーマイオニーの手元にはアンブリッジ先生宛の手紙があった。OBを紹介してもらうつもりらしい。
「アンブリッジ先生が勧誘してたやつ?」
「それもあるけど、惚れ薬の件でよーく分かったのよ。魔法界の法律はあまりにも杜撰だわ」
声に怒りが混じった。
これは長くなりそうだ。
「人の意思決定を直接変える薬が普通に店で売られていたのよ? 使用された場合の罪も曖昧。販売規制も不十分。被害者保護の制度もほとんどない。それなのに魔法省は問題が起きるまで放置してきたの!」
「うん」
「それだけじゃないわ。忘却術だってそうよ」
ハーマイオニーの変なスイッチを押してしまったらしい。ハーマイオニーはひたすら喋り続けた。
「他人の記憶を勝手に消すことができるでしょう? 記憶って、その人の人生の一部なのよ。マグルに魔法を見られた時みたいに必要な場合があるのは分かるけど、それならなおさら、誰が、どんな理由で、どこまで消していいのか決めるべきよ」
「魔法省の人がやってるよね?」
「だから余計に規則が必要なの!」
ハーマイオニーが机を叩いた。
ピンス先生がこちらを向いた。
ハーマイオニーは周囲を見回してから、声量だけを下げた。
「まして犯罪捜査に関係する人間の記憶なんて、絶対に慎重に扱うべきよ。記憶を消せるし、偽の記憶を植えつけることだってできる。それなのに本人が覚えていることを、そのまま絶対の証拠みたいに扱ったら危険でしょう?」
「……そう言われると怖いね」
「怖いのよ。それから開心術」
ハーマイオニーが指を一本立てた。
「本人の許可なしに他人の思考や記憶を見る行為も、もっと明確に規制されるべきよ。閉心術を覚えれば防げるから問題ない、なんて理屈にはならないわ。鍵をかけ忘れた家なら勝手に入っていいわけじゃないでしょう?」
「確かに」
「精神に対する不法侵入という考え方が必要だと思うの」
頭の中にも玄関を作るべきらしい。
「ポリジュース薬だってそう。他人の髪の毛さえ手に入れば、その人と同じ姿になれるのよ。なりすまして契約を結んだら? 財産を動かしたら? 犯罪を犯したら? 薬そのものを全部禁止する必要はないとしても、他人の姿を本人の同意なく利用することには明確な規制が必要でしょう」
「グリンゴッツなら見破れそうだけど」
「銀行だけの問題じゃないのよ、マイン」
「はい」
なぜかわたしが叱られた。
「それから真実薬」
まだあるらしい。
「ベリタセラムを飲ませれば何でも話すんだから捜査に使えばいい、なんて単純な話じゃないわ。強制的に秘密を喋らせるなら、黙秘する権利はどうなるの? 誰の許可があれば使えるのか、どんな事件なら認められるのか、そこで得た供述を裁判で証拠として扱えるのかも決めなきゃいけない。それに抵抗できる人もいるし、解毒薬だって──」
ロンが静かに原稿から顔を上げた。
「なあ、マイン」
「何?」
「面談、そろそろじゃないか?」
「え?」
壁の時計を見た。
まずい。
「ハリーの将来の夢は?」
最後の一人だけまだ聞いていなかったので、鞄に本を突っ込みながら尋ねた。
「……闇祓い、かな」
ハリーはそう答えた。
でも、ほんの少しだけ間があった。
いつもならもっと迷わず言いそうなのに、どこか別のことも考えているような顔をしている。
「じゃあ行ってくる!」
「走るとマダム・ピンスに怒られるぞ!」
「早歩きにする!」
図書室では、急いでいる人間に許される最高速度が決まっている。
スネイプ先生の研究室へ着き、扉を叩く。
「入れ」
「失礼します」
扉を開けた瞬間、わたしは足を止めた。
先生の机が、ほとんど見えない。
分厚い魔法史の教科書が積まれ、羊皮紙の束が広がり、その間に『英国魔法史』『ゴブリン戦争史料集成』『魔法省成立史』といった本まで挟まっている。
そして、その本の山の向こうにスネイプ先生がいた。
いつも以上に機嫌が悪そうだった。
「……アストリアですか?」
「そうだ」
やっぱり。
「何を話したんですか?」
「今からやるのは君の面談だ」
「はい」
聞かない方がよさそうだった。
わたしは先生の向かいの椅子に座った。
スネイプ先生は手元の羊皮紙を一枚めくる。
「個人面談の目的は、五年生の時点で卒業後の進路をある程度定め、それに必要な六、七年生の履修科目と成績を本人に理解させることだ。OWL試験やNEWT試験の目標が分かりやすくなる」
「はい」
「したがって、まず希望する職業を聞く」
ついに来た。
わたしは胸を張った。
「司書になりたいです」
スネイプ先生の眉が、ほんの少し動いた。
「……司書か」
「はい。本に囲まれて働きたいです」
「君の場合、驚くほど予想通りだな」
わたしは堂々と胸を張った。
褒められてはいない。
「ただし、英国魔法界で専任の司書を置くほどの規模の図書館は少ない。主な候補は魔法省が管轄する図書館か、ホグワーツだ」
「ホグワーツがいいです」
スネイプ先生が目を細めた。
「実を言えば、マダム・ピンスからもその話は出ている」
「え?」
「卒業後、君がホグワーツに残る意思があるなら、将来の司書候補として図書室の仕事を手伝わせたいそうだ」
わたしはしばらく瞬きをした。
「わたし、もう働き手として数えられてたんですか?」
「現在でも半分ほどはそうだろう」
否定できない。
図書室の蔵書整理を手伝い、新着本の分類にも口を出し、返却棚に積まれた本を勝手に正しい位置へ戻していたら、いつの間にかマダム・ピンスから「あの棚をお願い」と普通に仕事を振られるようになっていた。
あれはお手伝いではなく労働だったらしい。
「ちなみにトレローニー教授からは、占い師になる予定はないのかという問い合わせも来ている」
「ないです」
こちらもすぐ答えた。
「書物占いは?」
「司書をしながら、たまにやるくらいで十分です」
「彼女にはそう伝えておこう」
「ありがとうございます」
将来のわたしは、ホグワーツの図書室で本を整理しながら、時々、本を開いて未来を占うらしい。
かなり良いかもしれない。
毎日図書室にいられる。
「プロングズ出版社で編集の仕事もしていたな。それは卒業後も続けるのか?」
「続けます」
スネイプ先生が羽ペンを止めた。
「司書をしながら?」
「できる限りは」
「書物占いもしながらか?」
「たまに」
先生の顔からだんだん表情が消えていく。
「君は一体、一週間を何日だと思っている」
「七日じゃないんですか?」
「知識を確認したわけではない」
「分かっています」
スネイプ先生は深く息を吐いた。
「卒業後はタイムターナーも使えんぞ」
「あ」
痛いところを突かれた。
現在のわたしの生活は、時間を増やせる魔法道具の存在によってかなり無理やり成立している。
「一日は二十四時間になる」
「少ないですね」
「それが標準だ」
厳しい。
わたしは膝の上で指を組んだ。
少しだけ考える。
面白い本を見つけたら誰かに教えたいし、自分の知らない本があるなら読みたい。まだないのなら作りたい。
どれか一つにしなさいと言われたら、困る。
以前なら、体が弱いから仕方ないとか、時間がないから諦めるとか、そういうことも考えたかもしれない。
でも今は、不思議なくらいそう思わなかった。
「わたし、死ぬかもしれなかったじゃないですか」
スネイプ先生の視線が止まった。
「だから、生きられるのが嬉しいんです」
口にしてみると、自分でも思っていた以上に単純な理由だった。
「せっかく生きられるなら、やりたいことは全部やりたいです。本も読みたいし、作りたいし、本を管理する司書にもなりたいです」
スネイプ先生は何も言わず、しばらくわたしを見ていた。
その視線が少しだけ柔らかくなった気がしたけれど、たぶん気のせいだ。
先生はすぐに羊皮紙へ視線を戻した。
「……ならば、まず良い成績を取り卒業しろ」
「はい」
「司書を本気で目指すなら、古代ルーンと魔法史はO(大いによろしい)を取れ。古文書を扱う機会が多いからな。あとは、呪文学、変身術、闇の魔術に対する防衛術でE(期待以上)が必要だ。魔法薬学も継続しろ」
「司書にも魔法薬学が必要なんですか?」
「君には必要だ」
「どうしてですか?」
「卒業後も倒れるつもりなら、自分の薬くらい理解しておけ」
厳しい。
わたしはスネイプ先生なりの優しさだと思うことにした。
「それと、出版社の業務を続けるなら、仕事量を減らせ」
「フェルディナンドにも言われています」
スネイプ先生は最後に何かを書き込み、羊皮紙をこちらへ差し出した。
六年生で推奨される履修科目と、必要な成績が細かく記されていた。
「君の成績は悪くない。このままいけば首席になれるだろう。これからも頑張りなさい」
「ありがとうございます」
立ち上がり、羊皮紙を鞄へしまう。
研究室を出たわたしは、もらった進路指導の羊皮紙をもう一度眺めた。
卒業したら、ホグワーツの司書。
悪くない。
朝から晩まで本に囲まれ、出版社の原稿を読み、魔法書を研究し、たまに書物占いをする。
かなり理想的な生活だと思う。
問題があるとすれば、一日が二十四時間しかないことくらいだった。
ダンブルドアの葬式お預けにしてしまってすみません!次回こそ葬式です!