本好きの魔女、闇の帝王を読書仲間にする。 作:bookworm
GW最終日にアズカバンの囚人編の最終話を持ってくべく、本日2話目投稿です。
時間というのは、本のページと違って、戻って読み返すものではないはずだ。少なくとも普通はそうだ。
だけど、目の前にいるハーマイオニーは、今からページを戻して、自分で伏線を書き込みに行くつもりらしい。
頭が痛くなってきた。
「それ、すごく危ないやつでは?」
「危ないわ」
「正直だね」
「嘘をついても仕方ないもの」
ハーマイオニーは、わたしの目をまっすぐ見た。
以前ハーマイオニーに見せてもらった時間割はたしかに理解不能だった。同じ時間に二つの授業を受けようとしていたからだ。この一年間、ハーマイオニーはタイムターナーという時間を巻き戻す道具で時間割を何とかしてきたらしい。
かなりの力技だ。
「でも、やらなければ矛盾する。ドラコはメモを受け取っている。パドマたちは私から頼まれている。なら、私たちが戻って、それをしなければならない」
「わたしたちがやらなかったら?」
「分からない」
ハーマイオニーは小さく息を吸った。
「でも、分からないからこそ、やらないわけにはいかないわ」
わたしは医務室の中を見回した。
ハリーはまだハーマイオニーの動きに気づいていない。ロンは薬のまずさに苦しんでいる。ドラコはマダム・ポンフリーに「妹を座らせておけ」と命じられて、こちらを警戒している。
「ハリーは?」
「連れていけない」
ハーマイオニーは即答した。
「腕を怪我しているから」
「ロンは」
「足が折れてる」
「ドラコは」
「絶対に止める」
「うん」
それは分かる。
ドラコは絶対に止める。
しかも、かなり正しい言葉で止める。正しい言葉で止められると、こちらが悪い気がして動けなくなるので、連れて行くべきではない。
「でも、どうしてわたし?」
「ドラコに渡すメモは、あなたの字じゃないといけないから」
「あ」
「パドマたちに会いに行くなら、私一人でもいい。でも、あなたがいないと、ドラコを動かすメモが作れない」
実務的だった。
ハーマイオニーらしい。
「あと、あなたはこの件の中心にいる」
「それは不名誉な中心では?」
「たぶんね」
「たぶんじゃないよ」
ハーマイオニーは少しだけ笑った。
でも、すぐに表情を引き締める。
「マイン。約束して。戻っても、ピーターを止めようとしないで」
「でも」
「止めたら、今ここにいる私たちがどうなるか分からない。シリウスの冤罪が晴れたことも、号外が出たことも、全部変わるかもしれない」
「……見るだけ?」
「いいえ。やるべきことだけやる」
「ドラコにメモを渡す」
「パドマたちにロルフへ手紙を出してもらう」
「それだけ?」
「それだけ」
ハーマイオニーはそう言った。
でも、たぶん、それだけでは済まない。
こういう時の「それだけ」は、だいたい信用してはいけない。経験上、だいたい増える。
ハーマイオニーは金色の鎖をわたしの首にもかけた。
砂時計が、二人の間で揺れる。
「いい?」
ハーマイオニーが砂時計を回す。
一回。
二回。
三回。
世界が、反転した。
医務室の明かりが細長く伸びる。
マダム・ポンフリーの声が巻き戻る。
新聞の紙面がひらひらと逆向きに揺れ、遠くで誰かの足音が反対方向へ戻っていく。
時間が、本のページを逆からめくるように戻っていく。
わたしは息を止めた。
そして、数時間前のホグワーツの医務室に、ハーマイオニーと二人で立っていた。医務室には誰もいなかった。
ハーマイオニーはすぐに砂時計をローブの中へしまう。
「急ぐわよ」
「まず何をするの?」
「二手に分かれる」
「いきなり?」
「私はパドマたちのところへ行く。あなたはドラコにメモを渡して」
「どうやって?」
ハーマイオニーは羽根ペンと小さな羊皮紙を取り出した。
「今ここで書いて」
「内容は?」
「“ルーピン先生は薬を飲んでいません。スネイプ先生を呼んで”」
わたしは急いで書いた。
ルーピン先生は薬を飲んでいません。スネイプ先生を呼んで。
自分の字だった。
ハーマイオニーはそれを確認して、頷く。
「ドラコが気づくようにして。あなた本人だとばれないように」
「難易度高くない?」
「地面に落としておけばいいわ。ドラコはあなたの字を見れば動く」
「お兄さまの信用が重い」
ハーマイオニーは廊下の向こうを見た。
「私はパドマたちに会いに行く。パドマたちはきっと図書室に戻ってきたと思うわ。ロルフへの手紙を出すように頼む」
わたしたちは、廊下の途中で別れた。
ハーマイオニーは図書室の方へ。
途中でハリーを追いかける自分に遭遇しそうになって姿を隠した。
ドラコは走っている数時間前のわたしたちを追いかけているようだった。
だめだ。
今ここで「お兄さま」と呼んだら、ドラコは絶対に振り向く。
そして絶対にわたしを捕まえる。
そして絶対に説教する。
過去のドラコに説教され、現在のドラコにも説教される未来が見える。
それは嫌だ。
わたしは羊皮紙をぎゅっと握りしめた。
地面に落とす。
簡単だ。
でも、本好きとして、紙をわざと床に落とすというのは、なかなか精神的に抵抗があった。
紙に罪はない。
羊皮紙は悪くない。
悪いのは時間である。
「ごめんね」
小さく呟いて、わたしは羊皮紙を廊下へ滑らせた。
羊皮紙は、ちょうどドラコの足元で止まった。
ドラコが足を止める。
眉をひそめて拾う。
読んだ。
その瞬間、ドラコの顔が変わった。
「……マイン?」
低い声だった。
わたしは柱の陰で息を止めた。
心臓が、禁書棚から本を盗もうとしている時くらい大きく鳴った。盗んだことはない。ないけれど、想像上の心臓がそう言っている。
ドラコは周囲を見回した。
わたしは柱と一体化した。できれば本棚になりたかった。本棚なら自然にそこにある。人間は目立つ。
ドラコはもう一度メモを見た。
「ルーピンが……薬を……」
次の瞬間、ドラコは走り出した。
迷わなかった。
疑わなかった。
わたしの字を見て、内容を読んで、すぐに動いた。
兄の信用は重い。
重すぎる。
ちょっと押しつぶされそうだった。
「……あとで謝ろう」
たぶん怒られる。
でも、怒られる未来があるということは、生きて戻れるということでもある。
わたしはそう考えることにした。
前向きというより、現実逃避に近かった。
ハーマイオニーと合流するために、図書室の方へ向かう。
その途中だった。
「マイン?」
振り向くと、アストリアが立っていた。
腕に本を抱えている。こんな時でも本を持っているところは、少しだけ親近感が湧く。だけど今は困る。非常に困る。
「ア、アストリア」
「どうしてそんなに驚くんですか?」
「驚いてないよ」
「ピーター・ペティグリューを追いかけなくていいんですか? もう下に行ったと思っていましたけど」
彼女はハーマイオニーみたいに詰めてこないけれど、観察力がないわけではない。むしろ、静かに見て、静かに覚えているタイプだ。魔法史の試験なら頼もしい。過去に戻っている時には最悪である。
「アストリアこそ、どこ行こうとしているの? てっきりルーナたちと一緒にいると思っていたのに」
そう言ってからわたしは思い違いに気づいた。ルーナたちとは一緒にいないはずだ。医務室にアストリアはいなかった。なんで気づかなかったんだろう。
「あの、私気づいてしまったんです。フェルディナンド先輩にはさっき会ったときに教えたんですけど」
「気づいてしまったって、何に?」
「言っても怒らないでくださいよ」
嫌な予感がした。
「シリウス・ブラックって、マインが飼っている黒い犬のグーテンベルクだと思うんですよ。アズカバンを脱出できたのもきっとそれです。匂いが犬っぽくないと思って前から気になっていたんです」
……知ってた。というか、未来で知った。
フェルディナンド先輩に教えたのアストリアだったんだ!
「フェルディナンド先輩が急ぎの用事ができたとかで、代わりに本を図書室に返してほしいと頼まれたので、図書室に返しに行こうと思ってました」
「そっか、図書室ね……図書室?!」
図書室はまずい。ハーマイオニーがちょうど図書室にパドマたちにお願いしにいっているところだ。
でも、アストリアはハーマイオニーがピーター・ペティグリューを追いかけていることは知らないから大丈夫か。
「どうかしたんですか?」
「ううん! わたしも図書室まで一緒に行くよ」
わたしはアストリアが図書室の中に入るのを見送って別れた。廊下で聞き慣れた声が聞こえてくる。
「お願い、パドマ。今すぐロルフ・スキャマンダーに手紙を出して」
「今すぐ?」
パドマの声だ。
落ち着いている。
こういう時、落ち着いている人は怖い。信じていないのに話を聞いている声だ。
「ええ。シリウス・ブラックの冤罪についての資料をロルフ・スキャマンダーに送ってほしいの」
「何か事情があるのね?」
わたしはそっと近づいた。
図書室の入口近くに、パドマとアーニーとルーナがいた。
ハーマイオニーは三人の前に立っている。かなり必死な顔だ。
アーニーは腕を組んでいた。
パドマはしばらくハーマイオニーを見ていた。
それから、羊皮紙を取り出した。
「分かったわ。出す」
「信じてくれるの?」
「いいえ」
パドマはきっぱり言った。
「信じてはいない。でも、あなたが嘘をついてまでロルフに手紙を出させようとしているなら、それはそれで記事になる」
「たくましいわね」
パドマはもう質問しなかった。
羽根ペンを走らせ、素早く文章を書いていく。
さすがだった。
「記者なら、スクープには絶対に食いつくわ。シリウス・ブラックの冤罪と絡むなら、なおさら」
「お願い。あと、ダンブルドア先生にも伝えてほしいの」
「あとで全部説明してよね」
「できる範囲で」
パドマは封をして、近くの窓に向かった。
ルーナがどこからともなく小さな梟を呼んだ。なぜ図書室近くに梟がいるのかは分からない。ルーナだから、で片づけるしかなかった。
手紙が飛んでいく。
それを見届けた瞬間、ハーマイオニーが息を吐いた。
「こっちも終わったよ。ドラコは走っていった」
パドマと別れたあとのハーマイオニーに声をかけると、ハーマイオニーは安心したような顔をした。
「よかった」
「よくはない。あとで怒られる」
「それは……そうね」
「否定して」
ハーマイオニーは否定してくれなかった。
友達というのは、時に残酷である。
「次は?」
「暴れ柳の近くへ行くわ」
「なんでわざわざ近くに」
「必要なの。あそこで起きることを見届けないと」
わたしたちは外へ出た。
夜の空気は冷たかった。
芝生は湿っていて、ローブの裾が重くなる。遠くに禁じられた森が黒く沈み、暴れ柳だけが月明かりの下で不気味に揺れていた。
わたしは思わず足を止めた。
「……あの木、本当に嫌い」
「近づきすぎないで」
「近づきたくないよ。木に殴られるなんて理不尽すぎる」
わたしはハーマイオニーと一緒に、少し離れた茂みの陰に身を潜めた。
しばらくして、遠くから声が聞こえた。
ハリー、ロン、ハーマイオニー。そして、わたし自身の声。
過去の自分の声を外から聞くのは、かなり気味が悪い。
わたしたちは息を殺した。
急に、空気が冷えた。
ただ寒くなったのではない。
温度が消えた。
月明かりが薄くなり、胸の奥から何かを引き抜かれるような感覚がした。
わたしの喉が詰まる。
「ハーマイオニー」
声が震えた。
森の方から、黒いものが滑るように近づいてきていた。
ディメンターだった。
一体ではない。
少なくとも、わたしにはそう見えた。
黒い布のような影が、地面から少し浮いたまま、こちらへ向かってくる。
頭の中が白くなった。
寒い。
怖い。
嫌だ。
幸せな記憶が、遠ざかっていく。
本を読んだ時間も、家族と過ごした時間も、トムと日記越しに話した時間も、アルドゥスに餌をあげた時の妙な達成感も、全部、薄い紙みたいに剥がされていく。
「マイン、杖を出して」
「無理」
「出して」
「無理だよ」
わたしの手は震えていた。
杖を握っているのに、握れている気がしない。
「あのね、私たちを守護霊が助けてくれたでしょう? あれはあなたが出した守護霊よ」
ハーマイオニーの声が、はっきり聞こえた。
わたしは彼女を見た。
「わたしが?」
「そうよ。あの時、私たちは見た。銀色の守護霊が出た。あれは、あなたが出したものよ」
「でも、わたしはまだ守護霊を出せたことないよ」
「今から出すの」
無茶だ。
ひどい。
未来の結果を盾にして、今のわたしにできると言っている。
でも、それが時間を戻るということなのかもしれない。
すでに読んだページに、これから自分で文字を書く。結末を知っているから、そこへ向かって手を動かす。
吸魂鬼が近づいてくる。
息ができない。
膝が震える。
冷たい。
前のわたし、本須麗乃が死んだ記憶が蘇る。
本に埋もれて、苦しい思いをして死んだ。
幸せな記憶。
幸せな記憶を思い出さないといけない。
図書室。
スリザリン談話室の古い本。
父の書斎。
でも、それだけじゃない。
前の人生でも、本が好きだった。
死んでから初めて、それと同じくらい、家族が大事だったのだと気づいた。
ローゼマイン・マルフォイになってもそれは同じだ。
父が仕方ないという顔で本を買ってくれたこと。
母が読みながら眠ってしまったわたしから本をそっと抜き取ってくれたこと。
ドラコがわたしの病気が治る薬を作ると言ってくれたこと。
卒業まで生きられるか分からないと言われても、生きようと思えるのは家族がいるから。
生きたいと思った。
読みたいと思った。
この世界の本を全部読むまでは、勝手に幸せを奪われてたまるものかと思った。
わたしは息を吸った。
「エクスペクト・パトローナム!」
今度は、銀色の光が爆ぜた。
杖先からあふれた光は、煙ではなかった。
形を持っていた。
小さく、けれどまっすぐに前へ飛び出していく。
銀色のレッサーパンダだった。
大きな猛禽ではない。
華やかな孔雀でもない。
ちょっとマヌケな顔をしたかわいい生き物だ。
まるで本棚の隙間から飛び出した栞みたいに、光のレッサーパンダは夜の空気を切り裂いてディメンターへ向かっていった。
ディメンターが後退する。
一体。
二体。
黒い影が、銀色の光に押し返されていく。
わたしは杖を握りしめたまま、必死で立っていた。足元の感覚が薄い。
頭が痛い。
でも、光は消えなかった。
銀色のレッサーパンダは暴れ柳の方へ飛び、そこに近づこうとしていた吸魂鬼たちを追い払った。
木の枝がざわめく。
夜の空気が、少しだけ戻ってくる。
冷たさが引いた。
わたしはその場に膝をつきそうになった。
ハーマイオニーは、少し泣きそうな顔で笑った。
「あなたが出した守護霊、とても綺麗よ」
その言葉を聞いた途端、胸の奥がじんわり熱くなった。
嬉しい、と思うより先に、疲れた、と思った。
守護霊の呪文は、思っていたよりずっと体に悪い。少なくとも、わたしの体には悪い。
幸せな記憶を思い出すだけでこんなに疲れるなら、悲しい記憶を思い出したらどうなるのだろう。考えたくない。
「立てる?」
「立てると思いたい」
「それは立てない人の言い方よ」
ハーマイオニーはわたしの腕を引いた。
「戻るわ。時間に追いつかれる前に」
「うん」
わたしたちは暴れ柳から離れた。
足が重い。
息が苦しい。
体力を、誰かがざるで掬って持っていったみたいだった。
途中で、何度も立ち止まりそうになった。
でも、ハーマイオニーが支えてくれた。
「もう少しよ」
「その“もう少し”も信用できない」
「本当にもう少し」
「本をあと一ページだけって言う人の“あと一ページ”くらい信用できない」
「それはあなただけよ」
ハーマイオニーの声が少しだけ笑っていた。
わたしも笑いたかったけれど、笑う体力がなかった。
医務室近くの廊下に戻った時には、もう視界の端がぼやけていた。
中から声が聞こえる。
ハリーたちが話している。
そして、少し後に、自分自身の声がした。
──それ、すごく危ないやつでは?
わたしは全身が固まった。
今、医務室の中で、過去に戻る前のわたしが話している。
つまり、今から数時間前のわたしが、今ここにいる。
ややこしい。
ハーマイオニーが砂時計を握った。
「もう少し」
「うん」
「合図したら入るわ」
「うん」
「マイン」
「なに?」
「よくやったわ」
わたしは返事に困った。
よくやった。
たぶん、そうなのだと思う。
でも今のわたしにあるのは達成感ではなく、強烈な眠気と頭痛と、あとでドラコに怒られるという確定した未来だけだった。
医務室の中で、過去に戻る前のわたしたちが消えた。
ハーマイオニーがわたしの手を引いた。
「今よ」
わたしたちは医務室に滑り込んだ。
誰も、わたしたちがいなかったことに気づいていない。
いや、ドラコだけは気づいていた。
目が合った。
終わった。
「ローゼマイン」
声が低い。
父に似ている。
こういう時だけ似なくていい。
「どこにいた?」
「ええと」
「座っていろと言われたはずだ」
「座っていたよ」
「どこに」
「ここに……」
「ローゼマイン」
だめだ。
これはごまかせない。
ハーマイオニーが横で小さく咳払いをした。
「ドラコ、今は説明できないの」
「お前には聞いていない、グレンジャー」
「でも、私も関係しているわ」
「なお悪い!」
ドラコの声に、ロンが顔を上げた。
「なんだよ、またマインが何かしたのか?」
ハリーが疲れた顔で笑った。
その手には、包帯が巻かれている。
わたしはそれを見て、胸の奥が痛くなった。
止めなかった。
止められなかった。
止めてはいけなかった。
でも、シリウス・ブラックも冤罪だと証明された。
過去のページは破れなかった。
ただ、わたしたちが裏から栞を挟んだだけだ。
マダム・ポンフリーが鋭い声を上げた。
「全員、黙りなさい! ここは医務室です! 特にローゼマイン・マルフォイ、あなたは今すぐ座る!」
「はい」
わたしは素直に座ろうとした。
素直に座ろうとしたのだ。
でも、膝に力が入らなかった。
「あ」
視界が、ぐらりと傾く。
ハーマイオニーが息を呑む音がした。
ドラコが何か叫んだ。
マダム・ポンフリーの足音が近づく。
床が近い。
まずい。
また怒られる。
そんなことを考えたのを最後に、わたしの視界は真っ暗になった。
時間は戻せるらしい。
でも、体力は戻らないらしかった。