次回は山本イソの過去編です!
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え? 風紀委員をやめて後悔は無いか……やと?
無いわけないやろ、後悔だらけやわ! あんな抜け方して後悔してない方がおかしいやろ!
ただな……今も気にしてるか言われたら答えはNOや
今はわしについとる部下だっておる、大和学園陸軍部署のリーダーもやっとる。
気にしてる暇なんてないんやわ……前以上に責任だって多いんやから
それに……わしが一皮向けたキッカケを作ってくれたあの人を支えたいんや
後悔してる暇があるんやったら前進むこと考えるわ。
やっぱり戦闘……というよりかは決闘? になってしまった……
まぁ、最初からやり合いだろうとは思ってたから予測内と言えば予測内なんだが……
「それで? ルールは?」
「あるわけないやろ。物理あり・銃あり・刃物あり・爆弾あり……なんでもアリな一対一の決闘や、勝敗は気絶した方の負け……簡単やろ?」
「確かにシンプルなルールだ……理解した。……キヨちゃん合図頼むわ」
「わかりましたけど……あまり目立ったことしないでくださいね? ……風紀委員が来たらめんどくさいんで」
「わかってるよ! 手早く終わらせるからさ!」
「なんや……偉い自信ですなぁ」
「勝つ自信が無いのに挑むバカがどこにいるんだよ」
かと言って、舐めてかかるわけないけどな
「……それもそうやなぁ……ほなはじめましょか、合図お願いしますよ?」
雰囲気が変わったな……殺気が漏れ出とる……でもなんだ?
「ではお二方、位置に」
あぁ……なんでだろう……笑っちまう……こいつは強い、強いからこそ面白い……!
(あぁ……ダメやわ、笑ってまう……久々に自分を隠さない戦闘……ワクワクしない方が無理やわ……!)
こりゃ面白い決闘になりそうだ……!
(本当に久々……全力で戦えそうやわ……!)
それは決闘というには……あまりにも異様な雰囲気であった!
この2人……心中ではこの戦いを楽しみにしている!
皇ミコトはこの世界に来てから初めての強者との戦い!
児玉ゲンは空崎ヒナ以来の自分の全てを曝け出せる戦い!
まるで、絶対に壊れないおもちゃを与えられた者の遊び!
そんな雰囲気を噛み締めている暇もなく……
「それでは! 始め!!!
戦いの幕が上がった!
「先手必勝じゃ! これでも食らえ……! 児玉ゲン!」
「こいや! 失望させんなよ! 皇ミコトォォォ!」
ダァン!!!
な……! なんでこいつ避けなかったんだ……!?
こいつなら間合い1mほどの銃弾は避けれたはず……
なぜわざわざ避けなかった! しかも当たったのは額!
いくら頑丈なキヴォトスの奴らでもこの銃をまともに食らえば気絶は免れな……
「……あぁ〜結構な威力やなぁ、明らか正規品やないやろ? それ」
あぁ……忘れてた、こいつはキヴォトスの中でも指折りの実力者……
そりゃこんな程度の攻撃受けてもピンピンだよな。
「流石は元風紀委員だな、こんな攻撃程度で倒れるわけないよな」
「まぁワシ以外にやったら、気絶とまではいかんやろうが戦線離脱はするやろな…………ほなお返しや」
……! くる!
どんな銃だ! SMG系か! AR系か!? 爆発系か!?
くっそ! 銃だけ透明化されて見えねぇ!
……な!? 消え……
その時、下腹部に冷たい感触がした。
氷の冷たさじゃねぇ……水でも、体温でも無い……! これは!?
鉄の!?
ドゴォ
「……カッハァ!?」
その瞬間、衝撃と激痛を感じ、あまりの威力に……
体が宙に浮いた。
「あらら……まともに食らっちゃいましたねぇ」
イッテェェェェェェェェェェェ!
いてぇ! いてぇ! この衝撃……! この威力……!
明らかにショットガンじゃねぇか! にしても馬鹿みてぇな火力だなおい!
「あんたも人のこと言えねぇじゃん……」
「……バレてもうた。……にしてもよう立てるなぁ? 普通やったら病院やで?」
だが……吹っ飛ばされたのは逆に好機なんだよ!
「そっくりそのまま返させてもらう……よ!」
油断してると足元掬われるよ……
「!? な! はや……」
銃剣つきゼロ距離発射じゃぁ!!! 吹っ飛べェェェェェ!
「おらよぉ!」
充分に加速した銃剣は、どれだけ頑丈なキヴォトスの生徒だろうが……
深々と刺さってしまう!
そして! そこから繰り出される銃弾は……
ダメージを与えるには十分すぎるほどであった!!!
(し、刺突のダメージと銃弾のダメージが一気に……! 頭の整理が追いつかない……!)
「ぐ……!?」
「吹っ飛ばしてくれてサンキューってやつだ。あんたが吹っ飛ばしてくれたおかげで……
加速できる距離をとれたんだからな」
勿論、元々計算された行動ではない。
吹っ飛ばされ、苦痛を受けようが……
次の行動について考えるスピード……反射能力が常人の遙か先なのである!
(わしのショットガン食らってから数秒で……そんな思考にたどり着けるんかい!)
「……久々に痛いって思ったわ、こんな重い一撃食らったのいつぶりやろうか」
「無駄口たたいてないで……早く来なよ」
「いわれんでもわかっとるわ!!!!」
(でも……楽しいなぁ)
この決闘の立会人 髙橋キヨは後にこう語った。
あの勝負はすさまじかったですよ。
まさに暴力と暴力のぶつかり合い、地面が穴だらけですよ。
え? どんな戦い方? ……何が起きてるかもわかりませんでしたよ……速すぎて
しかも、全く倒れないんですよ。何十発も食らってるだろうに……普通の生徒だったら5分も持たないでしょう。
でも、戦いの時、早すぎて見えなかった顔が一瞬だけ見えたんですよ。
え? 表情? 笑ってましたよ、どっちも
まるで遊んでいる子供みたいに……1時間ぐらい撃ち合って殴り合ってる奴らがですよ?
そのあたりで両者の弾がなくなって……え? その後?
すぐ終わりましたよ……皇さんが一瞬で決めました
~~~~~~
「はぁ……はぁ……」
「は……は……」
肩で呼吸をするほど余裕なんてモノはなくなっていた。どれだけ戦っただろうか?
少なくとも1時間は戦っているだろう……弾薬だって尽きちまった。
そろそろ決めちまうか……
「そろそろ終わらせようぜ……立ってるだけでつれぇんだ」
「ざけんなや……わしはまだ戦えるんや!」
はぁ……強がっちゃってさ
「じゃあ……この一撃で問答無用で終わらせる」
「は! やれるもんならやってみr……」
その瞬間、児玉ゲンは見た……この戦いの終わりの合図を
そして、それが最後に覚えている光景であった
「抜刀……刺突!!! 」
「……ここは?」
目が覚めたら見知らぬ天井であった。
それと同時に理解した……
「負けたんやな……わし」
人生2回目の敗北を
「えぇ、そうですよ? だからここに運んできたんです」
わしを見下ろしているのは……
「あんたは確か……髙橋キヨやったか? ……ここどこや?」
「私が買った部屋ですよ。もっとも、あなた達を看病するためだけのね」
「……そんな金あったんかい」
「えぇ、そりゃもう大量に」
「……あいつは?」
「食料調達と包帯を買いに行ってます。まったく……凄まじい生命力ですよ」
まだそんなことする元気があるんかあいつ……
「最後……どんな負け方やった?」
「皇さんが刀を抜いた瞬間に倒れてましたよ……本人曰く抜刀術だそうな」
刀に手をかけたところまでは認識できていたが……
抜く瞬間は全く見えなかった
「もしかしたら……委員長より強いかもな……あいつ」
「さぁ? そこはやり合わないと分かりませんよ? ドタドタドタ! ……どうやら帰ってきたみたいですね」
「ただいまー! 買ってきたぞー!! ……お! 起きてんじゃん!」
「……元気やね、じぶん。わしは痛すぎて動けんのに」
「このぐらいの傷なら食って寝たら回復するよ!」
こんくらいって……至近距離でショットガン何発もぶっ放されたのに
「負けたら仲間にな……「今はその話無し!」……え?」
「ご飯食べてからにしようぜ! いっぱい買ってきたんだから!」
「……わかったわ」
〜少女食事中〜
「いやぁー! 食った食った! ゲンちゃんよく食うなぁ!」
「そりゃ……まともに飯食ったの久々やし。……それで? 仲間になればいいんやろ? 何すりゃいいんや? 襲撃とかか?」
「……俺が作る学園の陸軍科トップになって欲しいんだ!」
「へぇ……? 学園を作る……え?」
「そう! 学園を作る! それを手伝ってほしいんだ!」
「そりゃまた壮大な……」
普通は無理だとかイカれてるとか言うだろうな……
「その話、聞かせてくれや」
「お!? 聞いてくれるか! 俺の壮大な計画!」
こいつならやれるんじゃ無いかと思った
戦ったからであろうか……雰囲気であろうか……
この人に魅入ってしまったんだろうなと思った。
そこから聞いたのは、学園の詳細、ブラックマーケットを買収しそこに学園を建てること、生徒はどの学園にも籍を置いていない生徒達を吸収すること……どれも現実的ではなかった。
だが、そのことを話してる皇ミコトの目には……
絶対に実現できると確信する自信があった。
それを見た瞬間、この人なら絶対に実現出来る……そう思った。
……こうゆうのをカリスマがあるって言うんやろうな
「……ええで、その船乗ったわ!」
「お! 乗ってくれるか!!! これからよろしくな! ゲンちゃん!」
「あぁ! よろしく頼むわ!」
この人の元では絶対に道を違えない……! 違えるわけにはいかない……!
神様は私にチャンスをくれたんだ……再起できるチャンスを!
逃すわけにはいかないんや!
ミッション! 児玉ゲンを仲間にせよ! 完!
児玉ゲンが仲間になった!
児玉ゲンが仲間になった!!!やったね皇ちゃん!
ここから少々投稿が開くと思います…気長に待ってくれたら嬉しいです。
セリフの前に名前をつけるべきか
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つけてほしい!!
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邪魔だからいらない