我等!無敵ノ大和帝国学園ナリ!   作:三俣

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皇さんの仲間集めパートの最終章です。

これが終わればいよいよ原作に入っていきます。

学園の創設話はアンケートの結果にてダイジェストand作中少しだけ語るという形をとろうと思います。




ミッション:山本イソ達を仲間にせよ!①

 ~児玉ゲンが仲間になった少し後~

 

「皇はん、髙橋はん、今後の予定はどないするんや?」

 

 お? それ聞いちゃいます? 

 

「ゲンちゃん、いい質問だ!」

 

「げ、ゲンちゃん?」

 

 少し困惑顔だが、

 

「皇さんはいつもこんな感じです。なれてください」

 

「お、おう」

 

 キヨちゃんナイスフォロー

 

「今後の予定は……

 

 

山本イソとその仲間達の捜索と登用だ!!! 

 

 

「……」

 

 やっぱ黙るよね~

 

 勢いで言ったものの、

 

 皇は正直、児玉ゲンが賛成してくれるか分からなかった。

 

 キヨちゃんからゲヘナとトリニティの不仲の程度は聞いている。

 

 まさに、水と油、犬猿の仲、そう表現するのも軽々しい程だと

 

「ええやん」

 

 !? 

 

「「ホントか(ですか)!?」」

 

 キヨちゃんも同じような反応だった

 

「え? なんで提案した側がおどろいとんねん?」

 

 何でそんな素っ頓狂な顔なんだよ! 

 

「……キヨちゃんから聞いたんだよ、ゲヘナとトリニティの仲についてな」

 

「あぁ~……儂が元ゲヘナやから、元トリニティの奴を仲間にするっていったら猛反発すんやないか? と?」

 

「あぁ」

 

 すると、児玉ゲンは晴れた顔でこう言った

 

「あほか! 儂はもうゲヘナやない……大和帝国学園陸軍総隊長 児玉ゲンや! 総統である皇はんが言うことは聞く! そこに、ゲヘナだろうがトリニティだろうが関係ないわ!!」

 

 あぁ……なるほど……なるほど

 

 くくく……

 

「がははは! その言葉が聞きたかった!!!! よっしゃ! 山本イソ達を必ず仲間にするぞ!!!」」

 

「「おう! (はい!!)」」

 

 そのとき、児玉ゲンのヘイローが変わったような気がした。

 


 

 それはそれとして

 

「それで? 山本イソ達はどこら辺にいるかは検討ついてんのか?」

 

 まぁ当然の疑問だよな〜

 

「そこについてはキヨちゃんが、キヨちゃんお願い」

 

 ここは司会進行役をキヨちゃんに任せるか

 

「えぇ、山本イソとその一行は恐らく……ブラックマーケットに居るかと

 

 ブラックマーケット……何でもありで治外法権のあそこか……

 

「根拠は?」

 

「山本イソはトリニティ学園を脱走して行方をくらましています。ニュースで見たでしょう?」

 

「あぁ、それ新聞で見たわ。『トリニティの正義実現委員会メンバーがド派手に脱走 行方知らず』って……でもなんでブラックマーケットなんや? 他にも選択肢はあるはずやで?」

 

 確かに……

 

「言ってしまえば、状況の違いです」

 

「状況の違いやと?」

 

「……あぁ、なるほど」

 

 その一言で色々察せたよ。やっぱキヨちゃんは頭が回るなぁ

 

「皇さんは気づいたみたいですね。……そう、山本イソは言ってしまえば重罪を犯した指名手配犯、しかもトリニティでは見ないような紅き翼を持ち、名声もある。変装したとしてもヘイローでバレる。そして学園側全員で追っている……風紀委員会以外追われていない児玉ゲンさんとはあまりにも状況が違いすぎるんですよ」

 

 まぁつまり……

 

「トリニティに居たらすぐに捕まる、ゲヘナに逃げ込めば見た目や格好がわかりやすすぎる、ミレニアムに逃げ込んだらすぐに特定されるってこと」

 

「んで、それらの理由を加味して、治外法権のようになってるブラックマーケットを根城にしてる可能性が高いっちゅうわけか」

 

「そうゆうことです」

 

 と、ブラックマーケットにいる可能性を述べたが

 

「で? ブラックマーケットに伝手はあるんか?」

 

 ……一応あるにはあるけど

 

「えぇ、もちろん」

 

 キヨちゃん自信満々すぎん? えらく食い気味だな

 

「皇さんの銃を作った有坂さんという方がブラックマーケットで店を構えてるんです」

 

「……あの異次元な威力はやっぱりブラックマーケット産やったか」

 

 ま、気づかれてるよな

 

「まぁ、兎にも角にも! 計画を立てたら行動! さっさと準備して行くぞー!」

 

 銃の話を逸らし

 

 俺たちは早速、ブラックマーケットに行くのであった

 

 〜少女移動中〜

 

「ここがブラックマーケットか」

 

「あれ? ゲンちゃん初めて?」

 

「そりゃそうやろ、風紀委員会がこんなとこでなにすんねん」

 

「……まぁ確かに」

 

「で? その有坂ってやつの店はどこなんや?」

 

「確かそろそろ……ここです」

 

 店の見た目自体はあまり立派とは言えない普通のプレハブだ

 

 まぁ、店の見た目で能力が定まるわけでもない

 

「えらいボロボロな店やなぁ……こんなとこであんな銃作れるんか?」

 

 まぁ当然の思考だな

 

「事実作れてるんですよ。とにかく、入りましょう」

 

「ウェルカムだよ!!! 君たち!!!!」

 

「うお! びっくりしたぁ……」

 

 まるで宝くじの2等が当たったのかと思うほど

 

 とても上機嫌な有坂アキラがいた

 

「えらく機嫌いいですね? どうかしましたか?」

 

「上機嫌な理由? それは君たちがもう一度来てくれたことと、その連れが原因さ!!」

 

 連れって……児玉ゲンことか? 

 

「儂のことか?」

 

「それ以外誰がいるって言うんだ!! 外からも分かるほどの強者の匂い!!! 気づかないわけねぇ!!」

 

「……そりゃおおきに」

 

 ゲンちゃんちょっと照れてる……

 

「おっと、つい興奮しちまった。それで? 今日はなに用かな?」

 

「ええ……この写真に映っている5名について何か知りませんか?」

 

 キヨちゃんが鞄の中に入っていた山本イソ達の写真を有坂に見せると……

 

「どれどれ……!? こいつらは」

 

 先ほどの興奮した顔が一変し、困惑と恐れが入り交じった顔になっている

 

 一体何があったのかと

 

「何か知ってるのか?」

 

「……」

 

 少し間があったが説明してくれた

 

「こいつら、近頃ブラックマーケットで活躍している何でも屋……日出隊(ひのでたい)だよ」

 

「「日出隊?」」

 

「あぁ……依頼達成率100%で、依頼遂行のためなら一般人だろうが容赦なく手を出す。……もし契約違反なんてしようもんなら、本人だけでなく親しい人や家族をも路上に晒しあげる。正直、近づきたくはない奴らだな」

 

 そんなやばいことしてるの? 

 

 まぁ、そこは別に問題じゃないけど……

 

「へぇ~……それで? 此奴らどこら辺に居るの? 

 

「!?」

 

 有坂は鳩が豆鉄砲を食らったような顔になり

 

「おいおい、こいつらを仲間にするのはやめとけ!! たしかに、俺はこいつらの噂ぐらいしかしらねぇ。だが、ここまでの評判を聴くと俺ですら近づきたくはない! 悪いことは言わねぇ! やめておけ!」

 

 と忠告を受けたが……

 

「俺達はこいつらを仲間にするために来たんだよ? どれだけ残虐だろうがするったらする。それに……」

 

「それに?」

 

「そんなことで諦めたら学園なんてつくれねぇよ」

 

「……!」

 

 俺、一回目標立てたら諦めたくないんだよね

 

 すると、不安顔の有坂がだんだんと気分の晴れたいつもの顔になった

 

「そうか……そこまで言うなら止めはしねぇ!!!!! あるだけの情報全部くれてやる!!!」

 

 やっといつもの顔になったか

 

「……恩に着る」

 


 

「まず当たり前だが、こいつらは偽名で活動してる。それぞれ

 

秋山コヨシが『出雲』

 

小沢ナオが『島風』

 

菅野シオンが『震電』

 

東郷ハチが『三笠』

 

 そしてリーダーの山本イソが『赤城』と名乗っている」

 

「……その情報いります?」

 

「キヨちゃん、それは俺も思った」

 

 そんなコードネーム知ったところでどうなるんだ? 

 

「これが一番重要なんだよ!!」

 

「……なんでや?」

 

「このコードネームを言えないとそもそも会えないんだ。……恐らく、信頼関係を確かめる為だろうな」

 

「なるほど、コードネームが言えるってことは少なくとも自分達を追っている者ではない証明になるのか」

 

「そうゆうことだ!」

 

「なんでそんなことしってるn「そこについては黙秘させてもらう!」お、おう」

 

 めっちゃ喰い気味で返事したなおい

 

「それで、事務所は一体どこに?」

 

 そこが一番重要なんだけど……

 

「この店から半径60m以内のどこかにある……とは聴いたが、それ以上には何も」

 

 そういう感じか~まぁ一番最初にあんま関わりたくないって言ってたもんな

 

 仕方ない

 

「俺が知ってる情報はそんぐらいだな!」

 

 ここからは自力で頑張れってことね

 

「まぁ、コードネームの件を聴けただけありがたいよ……ありがとね」

 

 それだけでも十分すぎる収穫だ

 

「おうさ! せっかくよ来たんだ! 銃弾ぐらい買って行きな!」

 

「ありがたくそうさせてもらうよ」

 

 弾の補給、とあることを済ませた

 

 ~少女退店~

 

 とりあえず、情報を基に手分けして探すことにした

 

 今回はあっさり見つかってほしいなぁ

 

??? 「あら~この事を報告しなければ~」

 

??? 「のんびりしてる場合じゃないよ! 早く山本様に伝えないと!」

 

 なんか視線を感じるような……

 

 

 

 

 

 




いったいだれなんだ~

あ、今回も3話で終わらせます

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