我等!無敵ノ大和帝国学園ナリ!   作:三俣

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今回は皇の出番はありません!強盗します!

今回は秋山コヨシが主人公です!




銀行強盗大作戦!

 大和には4名の天才的な戦略家がいる。秋山コヨシもそのうちの1人だ

 

 知略・統率に長けた彼女を人はいつしか謀神と呼ぶようになった

 

 普段はのんびりしすぎているぐらいの性格だが、戦いになるとその性格は一変する

 

 まさに師団長に相応しい人材である

 


 

「ふわ~アビドスの生徒達が来るまで暇ですわね~」

 

「ホントに来るのでしょうか~」

 

タタタタタ

 

 ん? 銃声? 

 

「待て!!!」

 

「う、うわああ! つ、ついてこないでくださいー!!!」

 

 !? な、何で彼女がここに~? 

 

 あ~あぶない~! 

 

「大丈夫……なわけないか、追われてるみたいだし」

 

「なんだおまえは! どけ! アタシはそこのトリニティの生徒にようがある」

 

 ……さすがに見逃すわけにはいかないか~

 

「キヴォトスで一番金を持っている学校でもある! だから拉致っt「待ちなさ~い」……な、なんだお前!」

 

「!? ……あ、貴女は」

 

「ごめんだけど~さすがに見逃せないかな~」

 

『あの校章にあの顔……もしかして』

 

「なんだお前は、怪我したくなきゃあっちいきな」

 

「それはこちらのセリフですよ~」

 

「あ? 何を言って……!? こ、この校章……まさか」

 

「どうします~? それでも戦いますか~?」

 

「……っち! 命拾いしたなこの野郎!!!」

 

「覚えてろー!!!」

 

 綺麗な三下ムーブですわね~

 

「皆様~怪我はありませんか~?」

 

「あなた、何者? 別に止めなくても私たちで倒せた」

 

思い出しました!!! 大和帝国学園師団長秋山コヨシ!』

 

「「!?」」

 

「……うへ~」

 

「お~貴女、調べがいいね~」

 

 気まずそうにヒフミが挨拶をした

 

「……お久しぶりです」

 

「久しぶりだね~元気~?」

 

「はい……」

 

 あんな出て行き方したから当然の反応だね~

 

「ちょ、ちょっと! 何でそんなやつがここに居るのよ!?」

 

「目的は貴女達と同じだよ~」

 

 "カイザーについて? ”

 

「そう~私もその件を追ってるんです~」

 

『な、なぜ大和学園まで追ってるんですか?』

 

「ん~? 大和帝国学園にとって邪魔だからかな~? これ以外の理由はないよ~」

 

『そ、そうですか』

 

「……」

 

「だから~貴女達についてってもいいかな~邪魔しないって誓うからさ~」

 

「あ、あの……私もお願いします。トリニティも被害を受けているので」

 

 へぇ~ヒフミさんもなんだ~

 

 少しの間はあったものの

 

「いいんじゃない? 戦力は多ければ多いほどいいと思うな~」

 

 "うんうんと頷く"

 

「私も賛成です☆!」

 

「わたしも」

 

「し、信用はしないけど戦力は多いに越したことはないわね」

 

「ありがとうございます!」

 

「ありがと~」

 

 運がいいですわ~ヒフミさんと会うのは想定外でしたけど~

 

「実はもう目星はついてるから~案内するね~」

 

「え!?」

 

「も、もうそこまでわかってるなんて」

 

『さ、流石は大和学園ですね』

 

 "すごい……"

 

「伊達に軍事学園名乗ってるからね~さぁ~歩こう歩こう~」

 

「……あ~そうそう。そこの狼耳の子~?」

 

「私にはシロコって名前がある」

 

「まぁ何でもいいけど~さっき、私たちで倒せたって言ってたけど~」

 

「事実そうだから」

 

「ちょ、ちょっと!」

 

 次の瞬間、のんびりとした口調が一変した

 

「最も優秀な軍師は未然に戦いを防ぐことだよ」

 

「!」

 

「むやみやたらに戦いを挑めばいいって訳じゃない。兵法の基本中の基本だ」

 

「通話越しの貴女も覚えておきな、損はない」

 

『(さっきまでのんびりとした口調だったのに、こんな変わることあります!?)』

 

 一瞬のピリッとした空気だったが

 

「……あ、ごめんごめん~じゃ行きましょうか~」

 

 すぐ元に戻った

 

 ~少女達移動中~

 

 移動中にたくさんのことを聞きました〜

 

 特に重要なことは二つ〜

 

 まず、ヒフミさんの目的はペロロ様の限定グッズを手に入れるためにいたこと〜

 

 2つ目はアビドス高校には多額の借金があること〜

 

 あのぐらいの金額なら投資部がポンと出せそうですけど〜これについては要協議ですね〜

 

「ちょっと……まだつかないの?」

 

「もうおじさんへとへとだよ〜」

 

「そろそろなはず〜……あ、ここです〜」

 

 "ここが……"

 

「ここがカイザーの闇銀行……」

 

「アヤネちゃん……ハッキング行けそう?」

 

『……ダメですね、ガチガチにロックされてます』

 

「やっぱりあの方法しか無い」

 

「え?」

 

「そうだね〜」

 

「え? え?」

 

「ほ、本気で言ってるの?」

 

「楽しくなりそうですね〜⭐︎」

 

『も、もしかして……』

 

「ん、銀行強盗する」

 

「その方法が一番です〜」

 

「えェェェェェ!?」

 

「ちょうどマスクもある」

 

「ちょっと! 先生からも何か言って!」

 

 "問題解決には一番手っ取り早いと思う"

 

「あら〜乗り気ですね〜」

 

「でも、ヒフミとコヨシの分がない」

 

「私もヒフミさんも問題ありませんわ〜」

 

「え? コヨシさん何を言って……」

 

 …………

 

「これでいいですわ〜」

 

「か、紙袋だけで大丈夫ですかね……」

 

「おお! なかなかいい感じだね⭐︎!」

 

「コヨシはどうするの?」

 

「私なら……」

 

 そう言って、メガネを外し懐から目出し帽を出した

 

 すると……

 

「問題ない。では、作戦会議を始めようか」

 

 ……

 

「「……誰!?」」

 

 性格や顔つきが別人のように変わった

 

「おっと、申し訳ない……私は原来このような性質なのです」

 

「ん、メガネ取ると性格変わるタイプ」

 

「そうゆうことです。では、まずコードネームから決めるとしましょう」

 

 さっさと諸々のことを決めなければ

 

「私は決まってるよ〜⭐︎その名もクリスティーナ!」

 

「ふむ、良いネーミングセンスです。ヒフミは何かあります?」

 

「え!? ……じゃ、じゃあファウストで」

 

「良い名前です……私はバルチックとでも名乗りましょうか」

 

「それ以外の方は何かありますか? ……何もなければ番号で呼びますね」

 

「じゃあリーダーは〜ファウストさんで行こ〜」

 

「わ、私なんかよりバルチックさんの方が……「私は1号さんに賛成です」!?」

 

「彼女は何か秘められた力があります。それに、私の戦術は学園機密なので」

 

「あとはチーム名……まぁ、覆面水着団でよろし」

 

「賛成☆!」

 

「ちょっ!? もっといい名前無いの!?」

 

「そんなもの適当にやってればよろし」

 

「それに、そんな事を決める時間も無い」

 

「それもそうだよ~」

 

「では、あらかた決まったので……」

 

「ん……銀行襲う

 

 "おー! "

 

 計画開始だ

 


 

 結論から言うと覆面水着団の銀行強盗は大成功、カイザーコーポレーションを潰す証拠もゲット出来た

 

 後は戻るだけなのだが……

 

「うええええっ!? シロコ先輩、現金を盗んじゃったの!?」

 

 そう……書類だけ入ってるはずのカバンに現金が入っていた。シロコ曰く銀行の人が勝手に勘違いしただけというが……

 

「やったあ! このお金で借金を返済し「それはいけませぬぞ! セリカさん!!!」な、なによ!」

 

「このお金は私達が汗水垂らして稼いだお金なんだよ!? それに、もしそのままにしてたら、犯罪者の武器や兵器に変えられてたかもしれない! 悪人のお金を盗んで何が悪いの!?」

 

「だまらっしゃい!!!!!」

 

「「!?」」

 

 流石に今の言葉は見逃せなかった

 

「セリカさん、いいですか? 確かにこの金は悪人の物です。セリカさんの言うとおり犯罪者の武器や兵器に換えられてたかもしれない……」

 

「じゃ、じゃあ「しかし!!!」!?」

 

「人間というものは欲深いもの……心の中では自分はそうはならないと思っているかもしれませんが、1度汚い金に手を出せば依存症がごとく平気で犯罪行為に手を染めてしまう!!!」

 

「そうなると! 貴女達が憎んでいるカイザーコーポレーション以下のゲスな存在になってしまうのですよ!!!! 

 

「……!」

 

 あ、しまった

 

「……すみません、少し熱くなってしまいました。そもそも、外部の人間がこんなこと言うべきでは無いのは心得ております……しかし、今の言葉だけは見逃せなかったのです。非礼をお許しください」

 

 シーンとした空気が流れる

 

「うううん、おじさんもコヨシちゃんと同意見だよ」

 

「……」

 

「おじさん、かわいい後輩がそうなっちゃうのはイヤだな~」

 

「だから、このお金は置いていくよ。これは委員長命令だよ~」

 

「うわああ! もどかしい! 変なところで真面目なんだから!!!」

 

 ……さて、書類は得た。ここに残る理由もない、と判断し、眼鏡をかけた

 

「それでは~私はこの辺でおいとまさせてもらいます~」

 

「えーもう行っちゃうのー?」

 

「え? 書類のことは……」

 

「ご心配なく~一言一句全てメモしましたから~

 

「いつの間に……」

 

「それでは~また会いましょ~」

 

 "またね"

 

「はい~」

 

 後ろからヒフミさんの声が聞こえた気もするが……私は逃げるようにその場を去った

 

 私はべつに友達になるために組んだわけでもありませんので~

 

 さっさと報告してゆっくり寝ましょ~

 

カイザーコーポレーションの書類を手に入れた! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

「よくやりとげましたわ」

 

「いえいえ~私にとってこんな任務お茶の子さいさいです~」

 

「書類を拝見したら今日はゆっくり寝なさい」

 

「ありがたき幸せ~」

 

「ねぇ、コヨシ……いや」

 

ユキ

 

「!? ……珍しいですね~山本大臣がわたしのことを本名で呼ぶなんて~」

 

「……貴女のお姉さん、亡くなってもう何年かしら」

 

「2年かと~」

 

「そろそろ本名を名乗ってもいいんじゃないの? もうお姉さんの遺言は達成したと思うわよ?」

 

いや、まだです。あの人はこんなものじゃない

 

「私的にはまだ達成していないのです~きっと、姉ならもっともっと良い軍略を思い付くと思うので~」

 

「そう、ならいいわ。今の言葉、忘れてちょうだい」

 

「ではきりますね~」

 

「えぇ、気をつけて帰ってらっしゃい」

 

「はい~」

 

 ……

 

『あなたが私を超えたと思うまで、私の名前を名乗りなさい』

 

 それが姉の最後の言葉であった

 

 

 

 

銀行強盗大作戦 完




沢山の反響があって驚きだぁ・・・本当にありがとうございます!

ではまた次回

コメント、アドバイス・評価どしどし待ってます!!

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