我等!無敵ノ大和帝国学園ナリ!   作:三俣

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さて、今回は皇ミコトが主役です

前回、カイザーコーポレーションの書類をゲットできた大和帝国学園、どのような判断を下すのか





皇の落ち着かない1日 前編

緊急会議

 

「師団長諸君、突然集まってもらってすまない」

 

 今回は前のような疑問を抱きながら参加してる師団長は一人も居なかった

 

 なぜなら……

 

「まぁ、集められた理由については大体想像がつきます」

 

「どうせ、カイザーコーポレーションのことでしょ?」

 

 と、大体予想がついているからだ

 

「大山君に東郷君の言うとおりだ。先日、秋山君がカイザーコーポレーションの書類を入手した」

 

「さっすがコヨシちゃんだね!!」

 

「秋山コヨシ師団長、任務ご苦労であった。しっかりと彼女たちを利用したようだね」

 

「はい~頑張りました~」

 

「にしても銀行強盗とは、物騒なものよ」

 

「そうでもしなきゃ手に入れられないなら仕方ないと思うけどね」

 

 正直、このやり方に賛否がでるのは想定内であった

 

「皆の手元にあるのがその書類だ」

 

「……ふむこれは」

 

「こ、これ……見間違いじゃ無ければ、この金の流れ方……」

 

「今村君は気づいたようだね」

 

「ヘルメット団によるアビドス高校襲撃はカイザーコーポレーションが仕組んだことだ」

 

「やっぱりそうやったか」

 

「これで、灰色がどす黒くなりましたわね」

 

 まぁ、当然の議決ではあった。だが、確かに驚きは無かったものの疑問はあった

 

「だけどさ、どうしてカイザーコーポレーションがアビドスに襲撃をしたんだ?」

 

「そうよ、何で自分から収益を減らすようなことするのよ?」

 

 大山と栗木が疑問を投げかけると、

 

「お、おそらくなんですけど……狙いはアビドス高校では無く……土地だったのでは無いでしょうか? 

 

「土地?」

 

「どうゆうことよ?」

 

 今村は推理を始めた

 

「は、はい……もしかしたら、アビドスには莫大な利益を生み出せるような物……Xが有るのではないか……と

 

 すると、東郷は理解し

 

「なるほど、だとしたら辻褄が合います。Xを掘るにはアビドス高校は邪魔な存在、ならば襲撃して潰してしまおうと」

 

「そ、そうゆうことかな……と、思いました……」

 

 確かにそれが本当だとしたら今回の行動は理解はできるが、だとしたらまた疑問点が増える

 

「でもよう、あいつらごときで小鳥遊ホシノを倒せるとは思わねーけどな?」

 

『確かに』

 

 この疑問に対し、秋山が反論した

 

「おそらく~その小鳥遊ホシノを狙っての行動だと思います~

 

「アビドス高校は確かに個々の実力は高いです~しかし、アビドス高校の生徒達を束にしても小鳥遊ホシノの実力には遠く及びません~そして彼女、責任感がありすぎるので~」

 

「……なるほど、ヘルメット団を何度も襲撃させることによって小鳥遊ホシノの責任感を増長させ、アビドス高校から離脱、そしてアビドスの土地をかっさらおうってことか

 

 だが、こんなことカイザーPMC程度の者が思いつくとは思えない……必ず黒幕がいる

 

「この件、確実に裏で糸を引いている者が居ますわね」

 

「わ、わたしもそう思いました……」

 

「考えることが苦手なオレでも心当たりがあるぜ」

 

 皆の心は一致したであろう今回の黒幕

 

「「「ゲマトリア 黒服」」」

 

 むしろそれ以外考えられなかった

 

「となると、近々アビドスで戦争が起きるでしょう」

 

「アビドス防衛戦か……ならば」

 

 するとすぐに立ち上がった者が一名……

 

「私に任せてもらえないかしら?」

 

「あぁ、もちろんだとも栗木ミチ君

 

 栗木ミチ、キヴォトスにて彼女以上に防衛戦が得意な者などいないであろう

 

「むしろ栗木以外おるんか?」

 

「防衛戦は栗木殿の専売特許であるからな」

 

 と、周りもさも当然であるといった反応であった

 

「では、これにて閉会を……」

 

 と、会議が終結に向かおうとしていたのだが

 

その時、勢い良く会議室の扉が開いた

 

「ちょっと待ったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

「「!?」」

 

「……今は緊急会議中だぞ? 澁澤エイ君

 

 そんな注意も無視して

 

「その防衛戦! 私もつれてってくれ!」

 

 当然、周りの反応は何言ってんだこいつという感じだったが

 

「ほう……なぜだ?」

 

皇だけは違った

 

「ちょ、何言ってるんですか皇さん」

 

「いいからいいから……」

 

 すると、澁澤エイは熱く語り出した

 

「奴の行いは実業家から見ても目に余る!!! そして何より! 奴は私の大好きなお金を粗末にした!!!! 私は奴が勝ち誇った顔を踏みにじりたいんだよ!!!! それ以外の理由は無い!!!!!」

 

 彼女の想像以上の熱意で、し~んとした空気が流れた。

 

「だ、そうだが? 栗木君」

 

 と、最初は困惑顔であった栗木ミチもこの主張を聞くと

 

「はぁ……ここまで熱く語られて断るわけにもいきませんよ……

 

「!? じゃ、じゃあ!」

 

た・だ・し! 絶対に戦闘の邪魔はしないでちょうだいね!」

 

「もちろんだとも!!!!!!!」

 

「では、改めて……これにて緊急会議を閉幕する」

 

「「「はっ!!!!」」」

 

「あ、それはそれとして澁澤、お前反省文1000枚だ」

 

「えぇーーー!??」

 

 当たり前だろ……

 


 

「さて、会議も終わったし柴関ラーメン喰いに行くかぁ~」

 

「皇さん」

 

「どうした? 髙橋大臣」

 

「先程、諜報部から受けとった情報です。どうやら、風紀委員会が大規模動員をしている模様」

 

「……ふむ、()()()()との関係性は?」

 

「恐らく無いと」

 

「では軍事演習であろうな、こんな時期に問題を起こすほど馬鹿では無かろう。だが、一応警戒はしておいてくれ」

 

「承知しました」

 

 では……

 

「んじゃ! 俺柴関ラーメン食いに行ってくるからー!」

 

「経費で落ちませんよーー!」

 

「わかってるよ!」

 

 と、いつものように柴関ラーメンを食べ業務に戻る……

 

 

そうなると思ってた時期が俺にもありました

 

 ~少女移動中~

 

「いらっしゃい! お、今日も来てくれたんか」

 

「もちろんだとも!あれ?今日はセリカちゃん休みかい?」

 

「ああ」

 

「そうか。あ、大将いつもの」

 

「はいよ」

 

ガラガラガラ!!! 

 

「いらっしゃい! お、君たちは」

 

 あれ、この流れ前にも見たような

 

「4人、いけるかしら?」

 

ゲヘナの便利屋じゃねぇか

 

 まぁでも、今回は急ぐ必要ないからゆっくり食べよっと

 

 少し時間がたち、俺の注文と便利屋の注文が届いた

 

「いただきます」

 

「いただきまーす!」

 

 やっぱうめぇなここの店

 

「アビドスさんとこのお友達だろう──―」

 

 あ~そういえばアビドスと便利屋が衝突したって報告あったな

 

「こんなに美味しいのにお客さんが1人しか居ないなんて」

 

 あ、それむっちゃわかるこんなにおいしいのにな

 

 タヤ辺りに頼んだら良い土地選んでくれそうだけど

 

「友達なんかじゃないわよ────!!!」

 

 うお、急に大声出すなよビックリするだろ

 

「────ここにいると、みんな仲良しになっちゃう気がするのよ!!!!」

 

 こいつホントにアウトロー目指してんのか……? すげー良い子じゃねぇか

 

「それって……」

 

 ん? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんな店はぶっ壊してしまおうということですよね?」

 

 ……

 

おっと~? なんか雲行きが怪しくなってきたぞ? 

 

「やっとアル様の力になれます」

 

 雰囲気が変わった…!? 何かヤバイ!! 

 

「起爆装置?」

 

 ! 

 

「大将!!!!!!! 伏せろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

 危機を察知し、大将を庇った瞬間

 

 

カチッ

 

ドガガガガドゴ────ーン!!! 

 

大爆発と共に、俺と大将は瓦礫の下敷きになった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「けほけほ…大丈夫かあんた!?」

 

「俺は問題ない、それより大将の方こそ大丈夫か」

 

「あ、あぁ。あんたのおかげで殆ど無傷だよ」

 

「それにしても、派手にふっとばしやがってあの野郎」

 

 ただここで姿を現すわけにはいかねぇ。なにより、大将の身体が一番だ

 

ここは待つのが専決!

 

「あんたたち……よくもこんなひどいことを!」

 

 よし、来てくれたか! 

 

「大将! それに……常連さん!? 今助けます!」

 

「あぁ、来てくれたか。この通り、大将は無事だ。早くシェルターに」

 

「常連さんも早くシェルターに!」

 

「わかっ……」

 

 シェルターに向かう足が止まった

 

「? どうしましたか?」

 

 実はこの時、皇の心の中ではある葛藤が起きていた

 

(ホントにこのままシェルターに向かっていいのか?)

 

(確かにここで目立つわけにいかない、もし正体がばれてしまえば柴関ラーメンにもいけなくなる……)

 

(だが……)

 

(好きな店を破壊されて何もせずに逃げるのか?)

 

 逃げる? 

 

(……そんなわけにいかねぇよなぁ!!!!! 

 

最も! 俺の辞書に逃げるって文字はねぇんだよ!! 

 

「すまん、あと頼んだわ」

 

 大将を眼鏡っ子に託し、便利屋の元に走り出した

 

「えぇ!? ま、待ってください!」

 

 〜少女移動中〜

 

「アヤネ、大将は無事だった?」

 

「た、大将は無事なんですけど」

 

「? なにその含みのある言い方?」

 

おいおいおいおい〜

 

「あ、あなたは……!」

 

「常連さん!? ど、どうしてこんなところに」

 

「単純にラーメン食ってたら巻き込まれただけさ」

 

「あいつら! 大将だけでなく常連さんも巻き込んで爆破するなんて!」

 

「こ、これでわかったでしょう! 私がどれだけ悪党で残酷か!」

 

 そっか〜……そうゆう態度取るのか〜

 

「さぁ! かかってきなs「お望み通りかかってきてやるよ」……!?」

 

 便利屋のリーダーが挑発を仕掛けたその隙……一瞬の隙で

 

懐に潜り込み、改造式有坂銃を腹に突きつけた

 

「! アルちゃん!」

 

「アル様!」

 

「動くな」

 

「「「!!」」」

 

 もちろん、今の行動を認識できた者は誰もいなかった

 

「い、今何が起きたの?」

 

「全然見えなかった」

 

「武器を捨てて、さっさと傭兵ども帰らせろ。じゃなきゃテメーらの大将の腹に風穴が空くことになる」

 

 すると、陸八幡アルが冷静な声で

 

「ふふふ……」

 

「少し舐めすぎじゃないかしら、あなた今周りを囲まれているのよ? それに、銃程度で怯む私じゃないわ」

 

「そうか……確かに」

 

「……やはり銃で脅すのは無理があるか」

 

 皇は銃を置き、手を上げた

 

「いや~まいったまいった。流石に頭に血が上り過ぎちまったか」

 

 正直、この脅しは通用しないとは思っていた。織り込み済みだ

 

 本当の目的は……

 

「そう、便利屋に脅しは通用しないの。残念だったわね」

 

「あぁ、脅しはきかないだろうな……だが」

 

「なに? 今更負け惜しみ?」

 

「いやいや」

 

「あんたらが俺に使った時間は1分半、一見短そうに見えるが、戦いに限れば例外だ」

 

「そうだなぁ……よほどの実力があれば」

 

「よくもよくもよくもよくも! アル様に銃を突きつけたな、許さない許さない許さない!!」

 

「動かないで」

 

「「「!?」」」

 

「ただ雇われているだけの傭兵を片付けることは容易であろうな」

 

ただの時間稼ぎだ

 

「な、いつの間に……」

 

「ん、常連さんが時間稼ぎしてくれたおかげ」

 

「堪忍なさい!!!」

 

「無茶しすぎですよ……」

 

 アビドス高校、中々に個々のポテンシャルが良い。それに加えて先生の指揮があればまぁ簡単に片付くであろうな

 

「普段の君たちなら容易で対処できたであろうな」

 

「だが、社長に何かあれば別問題だ」

 

「君たちの社長に対する忠誠や尊敬は計り知れない……だからこそ社長に何かあった時、冷静さを欠き周りが見えなくなる」

 

 まぁ大前提として周りが見えない速度で近づくってのはあるけどな

 

 あと、俺がこんなとこで戦闘したらとんでもない被害になるし

 

 こうするしか無かったってやつだ

 

「それに今君たちを一番の敵と思ってるのは誰か……わかるであろう?」

 

「つまり、私たちはあんたに一杯食わされたってこと? 

 

「流石は軍師 鬼方カヨコだ」

 

「……私は課長」

 

「さて、ではどうする? このまま蜂の巣になるか撤退するか」

 

「くっ……!」

 

 勝負はこれにて決着……のはずだった

 

 

ドガガガガン!!! 

 

ドゴーーーーン!!! 

 

ガッシャーーーん!!!! 

 

「な、なに!?」

 

「まさか、あいつら! こんなところにまで……!」

 

「何……?」

 

 この音……50mm迫撃砲!? 一体誰が……

 

 まさか……? 

 

 皇には心当たりがあった

 

『風紀委員会が大規模動員を』

 

『条約とは関係ない』

 

 すべてがつながった。つながってほしくなかった

 

 こんなとこで伏線回収しちゃうのか……そうゆうことしちゃうのかよ

 

 こんなの立派な条約違反だぞ……さすがに見逃せ無いぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

風紀委員会様よ

 

久々にキれちまったよ

 


 

「う~ん・・・」

 

「児玉殿?どうかなさったのか?」

 

「なんか、イヤな予感がするわ」

 

「へぇ?児玉大臣のイヤな予感って?」

 

『もしかして、ゲヘナ関連?』

 

「いや~なんかわからんねんけどな?」

 

「な、何も起きなければ良いですが・・・」

 

「とりあえず、ちゃっちゃと食べましょうよ。午後から隊の訓練があるので」

 

 




今回は結構長めで、前回から評価・コメントありがとうございます!

次回、皇ミコトの戦闘!お楽しみに!

質問や疑問点などもお待ちしております

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