我等!無敵ノ大和帝国学園ナリ!   作:三俣

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今回はちょっと長めでいきますよ~


対策委員会 大和に降り立つ!③

ゴーン ゴーン

 

 時刻は18時、アビドス防衛戦の準備をしていたら、あっという間に時間が過ぎた。正直、それほど準備をする必要はないと思うが、戦においての油断は死につながる。徹底殲滅、これが大和の戦い方だ。

 

 まぁ、そんなことはどうでも良い。小鳥遊ホシノに例の兵器を見せる時刻が迫ってきた。……どんな反応をするか、予想はついている。ただし、二択だがな。

 


 

 対策委員会は大和名物「疲労回復温泉」から出て、のんびり夕食を待っていた。

 

「いや~温泉気持ちよかったね~」

 

「日頃の疲れがドッと取れた感じですね」

 

「ん、風呂上がりは牛乳に限る」

 

「私はフルーツ牛乳かな☆」

 

「コーヒー牛乳以外あり得ないわ!」

 

 おのおの、温泉の感想で盛り上がり、夕食を心待ちにしていた。やっと学生らしいことができたと言うべきなのか……いつもよりも明るく、年相応の様子であった。

 

 ガラガラ「失礼します」

 

「お、そろそろ夕食かな?」

 

「小鳥遊様、皇閣下がお呼びです。夕食までには終わらせると」

 

「……私?」

 

「夕食までには終わらせると……」

 

「ちょうど良いや、今回の件のお礼も言いたいしね~」

 

「それなら私達m「すみません、皇閣下からは小鳥遊様以外はお連れするなと」

 

 いつもの対策委員会であれば、この時点で不信感を抱くはずであった。なぜ、ホシノ先輩だけを呼び出しに? 、と。しかし、ここはいつもの所ではない、そう思っていたのだ。悪く言ってしまえば、油断している。

 

「まぁまぁ、皇さんは私に話があるみたいだし、夕食までには終わる話だから、さっと行ってくるよ」

 

この日、小鳥遊ホシノは目にすることになる。大和帝国学園が単なるお人好し集団ではないことに、その気があればこの世界を滅ぼせる力があるということに……

 


 

 コンコン「皇閣下、小鳥遊ホシノ様をお連れしました」

 

 ……来たか、運命の時が

 

「入りたまえ」

 

「……うへ~、ここが皇さんの部屋?」

 

 小鳥遊ホシノが閣下室に入ったとき、第一印象は、豪華絢爛、威厳を示すためしてもやり過ぎなぐらい豪華だ。しかも豪邸にありがちな趣味が悪い感じが一切しない、俗にいう趣がある部屋とも言えよう。実際、反射的に声が漏れ出ているのだから。

 

「皇で良い、さん付けはどうにもむずがゆくなる」

 

「すごい豪華な部屋だね」

 

「……学生とは言えこの学園のトップであるからな、ある程度の威厳を示すために仕方なく豪華にしているのだ。……まぁ良い、本題に入ろうか」

 

「単刀直入に言う。数日後、カイザーコーポレーションが本格的なアビドス侵略行為を行おうとしている情報が手に入った」

 

「!? ……確証は?」

 

「カイザーコーポレイションが傭兵共に資金を支払っていることを確認した。さらに言えば、アビドスの土地は殆どがカイザーのものになっている」

 

「……まさか、学校の借金は」

 

「アビドス高校を潰すためだったってことになる」

 

 衝撃だった。今までせっせこ返していた借金はなんの意味もなかったということ、それに気づけない自分の弱さ、心には様々な負の感情が押し寄せてきた。

 

「そこで提案だ。小鳥遊ホシノ」

 

「……?」

 

「一時的に、アビドス高校を我が学園の傘下に置かせてくれないか?」

 

 ……なんだって? 今なんと言った? 

 

「まあ、いきなり言われても納得出来ないのは分かっている。説明しよう」

 

「我が学園は軍事学園だ。お主等が困っていても開戦理由がなければ戦をすることは許されていない。ただ言い換えれば、どんな理由でも理由さえあれば戦えるということだ」

 

「……なるほどね。その開戦理由を作るために、私たちの学校を大和帝国学園の物にするってこと?」

 

 ホシノの顔は難色を示していた。当然だ、今まで自分たちで解決しようとしてる問題に、第三者がいきなり入ってくるのだから。

 

「勿論、自分達の問題は自分達の力だけで解決したいという気持ちも分かっている。君達が弱くないことも知っている。だが……」

 

「?」

 

「親しくなった人間が苦境に立たされているのに! 指を加えて見捨てることは出来ねぇ!!! どうか……この作戦を受けてくれないか!!!」

 

「!?」

 

 土下座、それは礼の最上級、本来なら学園のトップがするようなことではない。この人はマジだ。本気で私達を手助けしたいと思っている。

 

「はぁ~……」

 

「……わかった。皇の覚悟、伝わったよ」

 

「ただ、みんなとは相談させて、これは1人で決められるような事じゃ無いし」

 

「勿論だ!!!」

 

「それで、話はこれだけ?」

 

「……いや、もう一つ、君に見せたい物がある。少々、着いてきてくれないか」

 

 これこそが本題である。

 

 ~少女達移動中~

 

 カッツーン カッツーン

 

「もう5分ぐらい降りてるけど。これ、どこまで下りる?」

 

「もうそろそろさ……着いたぞ」

 

「これは……?」

 

 目の前に見えたのは金庫のような……いや、それ以上に巨大な鉄の扉であった。

 

指紋認証確認、色彩認証確認、血液データ一致、解除シマス

 

 厳重なセキュリティを解除し、扉が開いた。

 

 その先には……

 

「これは?」

 

「紹介しよう、我が学園の科学を総動員し、作り上げた史上最強最悪の兵器……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ATOMIC BOM、通称 原子爆弾だよ」




あの兵器をふざける事は絶対にしません。あの兵器を出した意味は次回しっかりと説明します。

セリフの前に名前をつけるべきか

  • つけてほしい!!
  • 邪魔だからいらない
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