我等!無敵ノ大和帝国学園ナリ!   作:三俣

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怪物少女と快速少女に花束を
プロローグ


小沢ナオ「な~んでいきなり呼び出されたのかにゃ~?」

 

船阪チヒロ『わからない。けど、重要なことってのはわかる』

 

「もしかして……休暇だったりしてにゃ!」

 

『そんなことで呼び出さないと思う』

 

「休みが少ない私たちにとっては重要な事にゃ!!!」

 

口をマスクで覆い、機械音声でしゃっべている子・語尾に「にゃ」をつけている子、第2章の主役、船阪チヒロ・小沢ナオだ。

訓練をしている最中に急な呼び出しで慌てて経理室に向かっている所だ。軽口をたたいているが内心気が気ではない。

なぜか?単純にこの2人が問題児だから。船阪チヒロ・小沢ナオはしょっちゅ備品や装備を壊す常習犯で、よく怒られているからだ。

でも、今回は心当たりが全くなかった。まさか自分の隊員が何かしでかしたのか?それとも忘れているだけなのか?全然わからなかった。

そうこうしてるうちに2人は部屋の前に到着した。

 

「どっちがノックする?」

 

『私はイヤだ』

 

「私だってイヤにゃ」

 

「『……』」

 

「じゃんけんで決めるにゃ」

 

『そうだね、そっちの方が良い』

 

「『じゃーんけーん!!』」

 

……

 

コンコン「失礼しますにゃ」

 

「どうぞ」

 

「空海部第四師団長 小沢ナオ、ただいま参りました!にゃ」ビシ!

 

『陸軍部第三師団長 船阪チヒロ、同じく参りました』ビシ!

 

「敬礼説いてヨシ」

 

「『はい(にゃ)』」

 

「単刀直入に言おう。君たちは明日の朝、ミレニアム学園に赴き設計図を回収してきなさい」

 

「『!?』」

 

あまりにも単刀直入すぎて鳩が豆鉄砲を食ったような表情になっていた。

外交官でもない私たちがなぜ?山本大臣、児玉大臣、髙橋大臣の役割なはずではないのか?

 

「ちょ、ちょ!?それって髙橋大臣の仕事じゃないのにゃ!?」

 

「あいにく私は別件の用事が入ってしまっているので行くことができません」

 

「じゃ、じゃあ山本様か児玉さんに頼むのは……」

 

「山本大臣はゲヘナ学園に外交へ、児玉大臣も同じくトリニティ総合学園へ」

 

『皇閣下は……』

 

「皇閣下も諸事情で無理です」

 

『……で、白羽の矢が立てられたのが私達ってことですか』

 

「そうゆうことです。受けてくれますか?」

 

説明されて納得はいかないものの理解は出来た。どうせ設計図を取りに行くだけ、楽勝だ。

 

「設計図取りに行くだけでにゃよね?簡単にゃ!勿論受けるにゃ!」

 

『髙橋大臣が言うならばそれに従うまでです』

 

「感謝しますよお二人とも」

 

「でも一体何の設計図にゃ?」

 

「”アレ”ですよ。私達が以前から計画している”アレ”の砲台です」

 

『……!?完成したんですか!?”アレ”が!?』

 

大和帝国学園は以前からミレニアム学園と結託し、開発している物がある。

大和・ミレニアムの科学力を併せなくてはできない究極の代物、その設計図が完成したのだ。

 

「何のことにゃ?」

 

『忘れたんですか?』

 

「はぁ……お二人に取りに行ってもらう設計図、それは……」

 

「それは……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「陸海空両用大和式超弩級大戦艦『武蔵』五〇センチ三連装砲の設計図です」

 

「……あー!!あれかにゃ!!!」

 

『やっと思い出したんですか』

 

「……」

 

本当にこの2人に任せて大丈夫なのだろうかと思う髙橋キヨなのであった。

……その不安は()()()()()の影響で的中することになるのだが

 


 

~船阪チヒロ・小沢ナオが来る数分前~

 

プルルル、プルルル、ガチャ

 

「今度は何ですか……」

 

「はい、大和帝国学園経理・財務部の髙橋キヨですが」

 

『お、ホントに繋がった。久しぶりだな髙橋』

 

「……いきなり呼び捨てとは感心しませんね。美甘ネル

 

『別に良いじゃねぇか、初対面でもねーしよ』

 

「はぁ……貴女は昔から変わりませんね」

 

『お前もなコード 零

 

「次その呼び方したらドタマぶち抜きますよ」

 

『はっ!やれるもんならやってみな』

 

「……で、一体何の用ですか」

 

『髙橋、お前に頼みたいことがある』

 

『……』コソ

 

「……!?それは本当ですか!?」

 

『ああ』

 

(それがホントなら……仕方ありません)

 

「……わかりました。手を貸しましょう。貴女に貸しもありますし」

 

『本当か!?』

 

「但し、条件です……」

 

「……」コソ

 

『……それだけでいいのかよ』

 

「それさえ守れるなら」

 

『女に二言はねぇよ。じゃあな』

 

「ええ、それでは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミレニアム学園都市伝説:どんな敵も一撃で葬り去る白い死神がいるらしい




次回投稿期間空きます

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