アヤネ「駄目です!居ませんでした!」
ノノミ「こんな遅くまで帰らないなんてこと、これまでなかったですよね……。」
シロコ「……まさか、ヘルメット団の連中?」
アヤネ「えっ!?ヘルメット団がセリカちゃんを……!?」
ガチャッ
ホシノ「みんな、お待たせー。」
"ただいま。"
シロコ「どうだった、先輩?」
ホシノ「先生が持っている権限を使って、連邦生徒会が管理するセントラルネットワークにアクセスできた。」
アヤネ「セントラルネットワークに……先生、そんな権限までお持ちなんですね。」
"バレたら始末書だよ。"
アヤネ「え」
ホシノ「連絡が途絶えるセリカちゃんの端末の場所、ここだったよー。」
ノノミ「ここは…砂漠化が進んでいる市街地の端のほうですね?」
シロコ「住民もいないし、廃墟になったエリア……治安が維持できなくて、チンピラばかりが集まっている場所だね。」
アヤネ「ここらへんは以前調査して、カタカタヘルメット団の主力がいるとされた場所………。」
ホシノ「やっぱりカタカタヘルメット団が拐ったんだね。」
ノノミ「考えていても仕方がありません!急いでセリカちゃんを助けに行きましょう!」
…………………………
セリカ「うう……ここは?」
セリカ「もしかしてヘルメット団に拐われて………。」
セリカ「……。」
セリカ「…どうしよう。みんな心配してるだろうな。」
セリカ「連絡も途絶えて…私も他の子たちみたいに、街を去ったって思われるんだろうな…。」
セリカ「裏切ったって思われるかな……。」
セリカ「……。」
セリカ「…………。」
セリカ「ううぅ……うぐぅ。」
泣いてるセリカにハンカチを渡す。
セリカ「あ、ありがとう、人狼……………。」
セリカ「人狼?」
コクッ
セリカ「うわああぁぁぁぁ!!!!なんであんたがいんのよ!」
霧化ができるため、こんなのは楽楽である。
とかはどうでも良くて……。
ペタ…ペタ。
セリカ「?何よそれ?」
スッ
セリカ「きゃ!」
バギィ!
セリカをお姫様抱っこしながら扉を蹴破り、外に出る。
ズザァ
なんとか上手く着地ができた。
あとは……このボタンを押すだけだ。
ポチッ
ドガァーーン!!!
セリカ「???」
セリカは困惑してる…そりゃそうか。
シロコ「半泣きのセリカが人狼にお姫様抱っこされてる。」
セリカ「!?」
ホシノ「なにぃー!?うちの可愛いセリカちゃんが泣いてただと!そんなに寂しかったの?ママが悪かったわ、ごめんねー!!」
ノノミ「ホシノ先輩がママなら人狼さんか先生がパパですね☆」
シロコ「ん、パパを選ぶべき。」
セリカ「へぁ!?」
楽しそうで何よりである。
………それよりも。
パァン!
ヘルメット団A「ぐはっ!」
ホシノ「おっとそうだ、ここは敵地のど真ん中だった。」
"じゃあみんな………いくよ。"
さあ開戦だ。
…………………………
パァンパァンパァン!!!
ドガァーーン!!
ダダダダダダダダダッ!!
流石は敵地のど真ん中、敵が多い。
"ノノミ、あそこに制圧射撃!"
ノノミ「はい☆」
ドドドドドドドドドドドドッ
ヘルメット団B「ぎゃ!」
ヘルメット団C「いてて!」
………俺も機関銃買おうかな。
"ホシノは盾を構えて連射。"
ホシノ「うへぇ〜。」
ヘルメット団D「ぐぅ!」
ショットガンもいいな………。
ヘルメット団E「なによそ見してる「バギィ!」……。」
やっぱり拳こそが最強だな。
ドガッ!!!
こうやって戦車も壊せる。
セリカ「嘘でしょ………人狼が戦車を素手で倒してる………。」
アヤネ「敵の全滅が確認されました!」
"よし………じゃあみんな帰ろう!!!"
またアルを出せなかった………やっぱ許さんぞ陸八間アル………。