人狼inキヴォトス   作:もりもりバナナ

105 / 115

最初は???(少佐の妹)ちゃん目線です。



少佐の妹ちゃん!?

ザッザッザッ

 

 

本日、私はコハルちゃんと帰る約束を取り消してお兄ちゃんが務めている会社に来ていた。

 

 

???「……。」

 

 

ウィーン

 

 

眼の前の自動ドアが開き、結構見慣れた光景が広がっていた。

 

 

そう、私は何回かお兄ちゃんと一緒にここに来たことがある。

 

 

受付A「……あら、???ちゃんじゃない、どうかしたの?」

 

 

受付には顔見知りの人が立っていた。

 

 

???「お兄ちゃんの部屋に行きたくて。」

 

 

受付A「少佐殿の部屋ね、どうぞ通ってちょうだい。」

 

 

???「ありがと!おばさん!」

 

 

軽く手を振って私はお兄ちゃんの部屋に行くためにエレベーターに乗り込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受付A「そういえば少佐殿はまだ帰られてないんだけど……大丈夫かしら?」

 

 

否、大丈夫ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チーン

 

 

お兄ちゃんの部屋があるこの会社の最上階まで来た。

 

 

てかなにげに16階建てって凄くない!?

 

 

ちなみに一般的には6階以上が高層ビルでこの会社みたいに15階以上が超高層ビルらしいよ!

 

 

豆知識だね!

 

 

いかんいかん…アホになってた。

 

 

カツカツカツ

 

 

さて、この廊下を曲がってまっすぐ進めば……。

 

 

お兄ちゃんの部屋に到着っと。

 

 

???「おじゃましま~す。」

 

 

ガチャッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中には案の定、お兄ちゃんはいなかった。

 

 

???「う〜ん……待つか。」

 

 

今日はコハルちゃんと一緒に帰る約束しかしてないから……よし!お兄ちゃんが戻って来るまで待ってよ!

 

 

もしかしたら途中に会社に戻ってくるかもしれないし。

 

 

お兄ちゃんほどの仕事人だったらそうする確率が高い。

 

 

???「さーって、探索するぞー!」

 

 

戻って来るまでは暇だし…普段覗くことのないお兄ちゃんの仕事机を覗くしかない!

 

 

???「ふんふふ〜ん♪。」

 

 

ガチャガチャ

 

 

ガチャガチャ

 

 

ガチャガチャガチャ

 

 

……特に面白いのはないなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時。

 

 

ガチャ

 

 

???「!?」

 

 

カイザーSS指揮官A「誰かいるのか?」

 

 

???「い、いませんよ〜〜………。」

 

 

カイザーSS指揮官A「君は……ああ、ルーデルちゃんか。」

 

 

ルーデル「えへへ、バレちゃった。」

 

 

ここで初めて妹の名前が出てくる。

 

 

彼女の名前はルーデル・マックス、少佐の10つ下の妹だ。

 

 

カイザーSS指揮官A「どうしたのかな?…まあ答えは分かりきってるんだがな。」

 

 

ルーデル「えっと…社会見学に………。」

 

 

カイザーSS指揮官A「少佐殿に会いに来たんだろう?」

 

 

ルーデル「ご、御名答………あとお兄ちゃんはどこにいるの?」

 

 

話をそらすようにルーデルは問いかける。

 

 

カイザーSS指揮官A「少佐殿なら……ちょっと遠くで商談に行ってる。」

 

 

ルーデル「……。」

 

 

カイザーSS指揮官A「まったく…ここには極秘の物があったりするんだ、学生は早く帰って勉強しなさい。」

 

 

指揮官に優しく諭される。

 

 

ルーデル「……分かった、じゃあね!指揮官さん!」

 

 

カイザーSS指揮官A「ああ、気をつけて帰れよ。」

 

 

ガチャッ

 

 

こうしてルーデルは部屋から出て行くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道、ルーデルは考え事をしていた。

 

 

ルーデル(……たぶん絶対に隠し事をしてる…でもあの人達忠誠心凄いからなー。)

 

 

ルーデル「まあお兄ちゃんに聞いても教えてくれなさそうだし……帰るか。」

 

 

ルーデル「あ!帰りにスーパーでお肉買っとこ。」

 

 

こうして帰路につくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わってエリドゥの本拠地にて。

 

 

少佐「……とゆう感じだ。」

 

 

リオ「なるほど、陽動作戦ね……あなたに色々とミレニアムの権限を譲渡しといて正解だったわ。」

 

 

少佐「ああ、ぜひとも戦いに勝ってくれよ……まあ相手にシャーレがついてる時点でそれは無理そうだがな。」

 

 

リオ「おかしな話ね、それじゃああなたは今から負ける人に援助してることになるじゃない。」

 

 

少佐「いかにも、その通りだな………まあ私はやるべき事をやり遂げたら帰らせてもらうよ、家に帰りを待つ妹がいるんだ。」

 

 

リオ「あら驚きね。」

 

 

少佐「ああ、こうゆうやつだ、可愛いだろう?」スッ

 

 

そう言って少佐はスマホで写真を見せる。

 

 

リオ「……。」

 

 

少佐「どうだ?可愛いだろう?」

 

 

リオ「ちょっと待ってちょうだい、この娘があなたの妹なの?」

 

 

少佐「ああそうだ。」

 

 

リオ「……どこかあなたに似た雰囲気の可愛らしい娘ね。」

 

 

少佐「そうだろうそうだろう!?」

 

 

まるで自分が褒められたかのように喜ぶ少佐。

 

 

リオ「いくつくらいかしら?」

 

 

少佐「今は16だ、トリニティ総合学園に所属している。」

 

 

少佐「私に似て優秀な妹だ。」

 

 

リオ「トリニティに……あそこはイジメが多いと耳にしてるけど、妹さんは大丈夫かしら?」

 

 

少佐「大丈夫大丈夫、なんかあったらぶん殴るようにさせてある。」

 

 

リオ「……。」

 

 

少佐「まあ安心してくれ、心はとても優しく気の利くとてもいい妹だ。」

 

 

リオ「あなたが言うのなら間違いないのでしょうね、名前はなんて言うのかしら?」

 

 

少佐「ルーデルだ、ルーデル・マックス。」

 

 

リオ「ルーデル……いい名前ね。」

 

 

少佐「ははは、ありがとう……それで、さっきから気になっていたんだが。」

 

 

リオ「何かしら?」

 

 

スッ

 

 

少佐は奥にある物を指差しながら問いかける。

 

 

少佐「あのロボットはなんだ?」

 

 

そう、少佐はさっきから視界の片端を占領している物が気になってしょうがないのである。

 

 

リオ「ああ、あれは『アバンギャルド君』ね。」

 

 

少佐「ほう、アバンギャルド君というのか…素晴らしいネーミングだな。」

 

 

リオ「!!!」

 

 

少佐「ん?どうかしたのか?」

 

 

リオ「いえ……今まで散々私のセンスは馬鹿にされてきたから褒められるのは慣れてなくて……。」

 

 

少佐「ははは、子供を褒めて伸ばすのは常識だ。」

 

 

リオ「初めて言われたわ。」

 

 

少佐「私も部下に部隊名を提案する時に驚かれるほどのネーミングセンスだからな、君には同情するよ。」

 

 

リオ「例えばどんな名前にしようとしたのかしら?」

 

 

少佐「そうだな〜、ライプシュタンダルテや、シャルルマーニュや、アインザッツグルッペンとかだな。」

 

 

リオ「いい名前じゃない。」

 

 

少佐「君と私の感性は似てるようだな。」

 

 

リオ「ふふ、そうね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トキ(リオ様と少佐さんが楽しそうに雑談してる……。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少佐宅にて。

 

 

ルーデル「暇だな〜そうだ!今日は家に誰もいないからコハルちゃん達を呼ぼっと。」

 

 

スッ

 

 

スマホを取り出し、コハルやいつの間にか仲良くなっている補習授業部に連絡を入れる。

 

 

ルーデル「なぜか入れてる補習授業部のグループラインに…『今日家に誰も居ないから遊びに来て』っと。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒフミ『分かりました!今日お邪魔させてもらいます!』

 

 

コハル『家に誰も居ない!?エッチなのは駄目!死刑!』

 

 

ハナコ『誰も居ない家の中で……何も起きないハズもありませんね❤️。』

 

 

アズサ『ああ、きっと楽しいことになるだろうな。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーデル「やった!遊びに来てくれるんだ!」

 

 

微笑ましい限りである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃。

 

 

少佐「だから、この名前が一番いいんだって!」

 

 

リオ「ちょっと待ってちょうだい、その名前より私の考えた”ゴウンゴウン号”がいいと思うわ。」

 

 

トキ「いいえリオ様、ここは無難に”戦闘機type4”にすべきかと。」

 

 

少佐「いやいや、やっぱ”ユンカース”だろ!」

 

 

リオ「いえ…やっぱ”ブオン号”にしましょう。」

 

 

こいつらは楽しそうである。

 

 

……と、その時。

 

 

ピカッ!

 

 

トキ「…どうやら監視システムが異常を見つけたようです。」

 

 

リオ「とうとう来たのね。」

 

 

少佐「ああ、終わりの始まりだ。」

 

 

トキ「さっきから思ってたんですけどあなたって敵なんですか?それとも味方なんですか?」

 

 

少佐「そんなことどうだっていいだろう。」

 

 

トキ「じゃあ質問を変えます、少佐はこの戦いに勝てると思いますか?」

 

 

少佐「いいや、思わん。」

 

 

少佐はトキの質問をバッサリと切り捨てる。

 

 

トキ「……。」

 

 

リオ「いいわトキ、彼はこういう人間なんだもの。」

 

 

少佐「相手にシャーレがいるんだ、たとえこのエリドゥと我が社(カイザーSS)の全兵力が相手したとしても難しいだろう。」

 

 

リオ「そうね、今からあなたの予想が覆るけど心の準備はどうかしら?」

 

 

少佐「そいつは嬉しいなあ!心が踊る!」

 

 

トキ「……。」

 

 

リオ「これが終わったら…あなたも、ヒマリも、シャーレも、きっと………。」

 

 

リオはそう呟く。

 

 

「きっと」の後に続く言葉はトキには想像さえ出来なかった………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少佐「ヒマリとは?」

 

 

リオ「ミレニアムでも数少ない”全知”の称号を得ている者よ、今はエリドゥで幽閉してる。」

 

 

少佐「なるほど!会ってみよう!」

 

 

リオ「………………え?」





次の周年のために石を貯めないと……。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。