人狼inキヴォトス   作:もりもりバナナ

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水着ハナコ強すぎない!?



Go to the エリドゥ!

場所はエリドゥの物流輸送用無人駅。

 

 

ウタハ「よし!予定通り列車でここに来れたね。」

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

コトリ「流石ヴェリタスです!列車ごとハッキングして中に入れてくれるなんて!」

 

 

ハレ『ちょっと言葉に棘があるのは私の考えすぎかな?』

 

 

人狼「……。」

 

 

"それもそうだね人狼。"

 

 

ウタハ「ん?今人狼さんが何か喋っていたかい?」

 

 

コトリ「いいえ、何も話してないと思いますが……。」

 

 

"え?今『アリスが心配だから早く行こう』って。"

 

 

ヒビキ「まさか…テレパシー!?」

 

 

ウタハ「まさかそんな事が可能だったなんて!?今度ぜひ我が部室に来てくれ。」

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

コトリ「やった〜!」

 

 

人狼から了承を得たことに喜ぶエンジニア部一同。

 

 

ここでヒビキがある疑問に気づく。

 

 

ヒビキ「待って、先生にテレパシーが出来たんだったら、私達にもできるんじゃない?」

 

 

人狼「……。」

 

 

コトリ「た、たしかに!」

 

 

人狼「……。」

 

 

"ははは、人狼と通じ会えるのはちょっと訓練が必要かな?"

 

 

ちなみにこの作品で先生がちゃんと人狼の考えてることが分かったと描写されてるのは39話目です。

 

 

たぶんそうです、筆者にもあまり良く分かりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、超天才清楚系病弱美少女ハッカー(明星ヒマリ)は………。

 

 

ヒマリ「……。」

 

 

ヒマリ「暇ですね……。」

 

 

特にすることもなく、ただ鉄格子を見つめているのであった。

 

 

ヒマリ「はぁ、話し相手の一人でも欲しいところですね………。」

 

 

少佐「なら私が相手になろう。」

 

 

ヒマリ「!?」

 

 

突然気配もなく現れる少佐。

 

 

ヒマリ「…何しに来たんですか。」

 

 

少佐「おやおや流石全知だ、私が誰かを先に問うのではなく何しに来たのかを問うとは。」

 

 

ヒマリ「どうせあの下水道の手下だってことは分かりきってますからね。」

 

 

少佐「う〜ん……ちょっと違うな。」

 

 

ヒマリ「じゃあなんだって言うんですか。」

 

 

少佐「私はリオとの取引相手だ、手下なんかじゃあないよ。」

 

 

ヒマリ「なるほど、では何をしに来たんですか。」

 

 

少佐「いやあ、リオが全知を捕まえてるって聞いてね、居ても立ってもいられなかったんだ。

よければ少し私とお話をしないか?」

 

 

ヒマリ「いいでしょう、少しは楽しめそうですね。」

 

 

少佐「私が通っていた時にはまだ全知は一人しか居なかったからね、それからどんどん増えてるんだな。」

 

 

ヒマリ「そうですね……貴方もミレニアムに通っていたんですか?」

 

 

ヒマリが内心少し驚く。

 

 

少佐「そうさ、その当時私が一番頭が良かったからね。」

 

 

ヒマリ「ほう……。」

 

 

少佐「疑ってるかも知れないが……この顔に見覚えはないか?」

 

 

ヒマリ「見覚えも何も、初対面じゃ……………まさか!」

 

 

ここでヒマリはあることに気づく。

 

 

ヒマリ「まさか貴方も!」

 

 

少佐「そう、私も”全知”だった。」

 

 

ヒマリ「まさかここで会えるなんて……。」

 

 

少佐「いやー私もこの年齢になって全知に会えるとは思っていなかったぞ。」

 

 

ヒマリ「……しかし。」

 

 

この時一つの疑問が生まれた。

 

 

ヒマリ(この人(全知の少佐)があの下水道の味方をしてるんだったら、もしかしたら何か絶対に勝てるという確信でもあるのでしょうか?)

 

 

少佐「ん?」

 

 

ヒマリ「…………貴方はあの下水道が勝つと思っているんですか?」

 

 

少佐「いや、負けるだろ。」

 

 

ヒマリ「!?」

 

 

少佐「相手にはシャーレがいるんだ、負けるに決まっている。」

 

 

ヒマリは驚愕する。

 

 

全知であった者が勝つ方ではなく負ける方に手助けをしているのはおかしな話だからである。

 

 

ヒマリ「だったらなぜ手助けをしているんですか!?」

 

 

少佐「そりゃあこんな面白そうな事を私抜きでやられちゃあ嫌だろ。」

 

 

ヒマリ「貴方の考えには共感できない部分があるようですね……。」

 

 

少佐「ははは、あのリオもそんな事言ってたぞ。」

 

 

ヒマリ「うげぇ。」

 

 

露骨に嫌そうな顔をする。

 

 

少佐「しかし、なにか決意をしてこの学校に入学し、こうやって決断することは素晴らしいことだ。

君だってそう決断してミレニアムに入学したんだろう?」

 

 

ヒマリ「まあそうですが………それではなぜ貴方はこのミレニアムに入ったんですか?」

 

 

少佐「名前がかっこいいから。」

 

 

ヒマリ「……。」ジー

 

 

疑いの眼差しを向ける。

 

 

少佐「…99%嘘だ。」

 

 

ヒマリ「1%は本当なんですね……本当は?」

 

 

少佐「いい成績を取って、いい大学に入って、いい会社に就職して、妹に楽をさせてやりたかったんだ。」

 

 

ヒマリ「なるほど、妹さんがいらっしゃったんですね。」

 

 

少佐「ああ、10つ下の私の自慢の妹だ、ほら。」スッ

 

 

リオにしたように少佐はまたヒマリにもスマホを見せる。

 

 

ヒマリ「まあ、とても可愛らしい子ですね…10つ下ということはもう16歳でしょうか?」

 

 

少佐「さすが全知だな、御名答だ。」

 

 

ヒマリ「ふふふ。」

 

 

少佐「そうだ、今はトリニティ総合学園に入学してる。」

 

 

ヒマリ「今からこのミレニアムに転入でもいいんですよ?私が面倒を見て差し上げます。」

 

 

少佐「そいつは素敵だな…しかし、あいつ(ルーデル)はトリニティを選んだんだ。もし自分の口からミレニアムへの転入を望んだのならそうさせるがね。」

 

 

ヒマリ「楽しみに待ってますよ。」

 

 

少佐「その確率は低いだろうがね。」

 

 

ヒマリ「ふふふ。」

 

 

少佐「ははは。」

 

 

出会った初期とは裏腹に、とても楽しそうな空気が流れているのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃。

 

 

パァンパァン!!

 

 

人狼「……。」

 

 

ダダダダダ!

 

 

アスナ「あはっ!どんどん壊れてくよ!」

 

 

カリン「……っ。」

 

 

ドオォン!!!

 

 

アカネ「……終わりが見えません、想定よりも敵の数が多いですね。」

 

 

人狼(まあその御蔭で目標は達成できそうだがな。)

 

 

ドゴォ!

 

 

AMAS1「……。」

 

 

AMAS2「……。」

 

 

パァン!

 

 

人狼「……。」

 

 

カリン「しかし…ほんとによく会長はこれほどの量の兵隊を用意できたな。」

 

 

アカネ「あの”少佐”さんが関係してるのでしょうか…。」

 

 

人狼(多分絶対そうだ。)

 

 

…と、その時。

 

 

ヒュンッ

 

 

人狼「……!」

 

 

アスナ「避けて!」

 

 

ドガアアァァァァン!!!

 

 

アカネ「きゃあ!」

 

 

カリン「くっ!」

 

 

空から謎の爆発物が降ってきて、辺りには砂埃が舞う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人狼「……。」

 

 

カリン「お出まし…だな。」

 

 

 

 

 

トキ「お待ちしておりました。」

 

 

砂埃が晴れたそこには、かつて人狼達を苦しめた者が佇んでいた。

 

 

トキ「C&C所属、コールサインゼロフォー、飛鳥馬トキ、ご挨拶申し上げます。」

 

 

人狼(思ったよりも序盤で現れるんだな。)

 

 

アカネ「ええ、ほんとですね。」

 

 

トキ「……?」

 

 

アスナ「たぶんだけどまだ人狼がなんて言ってるのか分からないんじゃない?」

 

 

カリン「なるほど……思ったよりもコツがいるからな。」

 

 

トキ「………そんな事はさておき、貴方達がいつどうやってどのように来るかは想定済みです。」

 

 

アスナ「ふ〜ん。」

 

 

トキ「僭越ながら申し上げます、もう全ての戦闘パターンも計算され尽くしました、人狼さんのもです。」

 

 

カリン「……。」

 

 

トキ「ここで戦うのはおすすめできません、直ちに降伏してください………まあ個別に人狼さんは全ての骨を粉々にせよとの命令がありますが。」

 

 

人狼(なにぃ!)

 

 

アカネ「ふふ、馬鹿みたいな事を仰らないでください……私達は自分の信念を持ってここに来たんです。」

 

 

アスナ「そうだそうだー!」

 

 

トキ「…もう一度言います、もう行動パターンも計算しきっています。」

 

 

人狼「……。」

 

 

トキ「ここにはネル先輩がいません、つまり、先生たちと一緒に行動しているということです。」

 

 

トキは胸を張って言い切る。

 

 

人狼「……。」

 

 

その仮説が間違っているとは知らずに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「残念だったな。」

 

 

トキ「!?」

 

 

アスナ「あ、部長!ちょっと遅かったんじゃない?」

 

 

ネル「よお、後輩。」

 

 

トキ「……!」

 

 

人狼(なんでお前がここ居いるんだって顔してるな。)

 

 

アカネ「なんでお前がここ居いるんだって顔してるな……と仰っています。」

 

 

人狼(サンキュ。)

 

 

ネル「そりゃあ……リベンジしたいだろ。」

 

 

トキ「…リベンジ?」

 

 

ネル「まああのチビを助けに行くのはお前をぶちのめしてからでいいだろうしな。」

 

 

人狼(お前のほうがチビだろ。)

 

 

アスナ「し!部長が気にしちゃうでしょ!」

 

 

ネル「お前らうるせえ!」

 

 

トキ「まさか…リベンジしたいがためにここに来たんですか!?」

 

 

ネル「ああそうだ、あたしは頭が良くないからな〜、こうゆうことしか考えられなかったんだ。」

 

 

アカネ「……。」

 

 

カリン(今思えばC&Cの中で頭いいのってアカネだけだよな……。)

 

 

ネル「さあ、やろうか。」

 

 

トキ「……!」

 

 

 

 

 

 

 

ネル「先輩を舐めた事を後悔させてやるぜ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人狼(俺等は先に行こうな。)

 

 

アカネ「了解です。」





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