なんか左目だけ涙が出るんですけど……。
人狼「……。」スッ
アバンギャルド君「___。」
今、人狼達の眼の前には腕が六本¹ある機械の化け物が佇んでいた。
人狼(武装は大っきめのアサルトライフルにガトリング砲、ランチャーになんか黄金比の盾、あとは
アカネ「それに装甲が分厚そうに見えます……これは一筋縄には行きませんね。」
ガチャッ
ウィィィィン
アスナ「伏せて!」
ギュィィィィィィィィィィィィ!!!
カリン「うお!なんて威力のガトリング砲だ!」
人狼「……!」
ドガアァン!ドガアァン!
アスナ「わわ!」
パァンパァンパァン!!!
カキンカキン!
なんとか敵からの総攻撃をくぐり抜けて反撃しようとするも、盾で弾き飛ばされてしまう。
人狼「……。」
カリン「くっ。」
ドオォン!
アバンギャルド君「___。」
アカネ「……っ。」ポイポイッ
ドガアアァァァン!!
アスナ「いくよ!」
ダダダダダ!
カキン…カキン!
人狼「……。」ダッ!
あらゆる攻撃をものともしない敵をぶっ潰すために懐に入ろうとする。
しかし。
アバンギャルド君「___。」
ドゴォ!
人狼「!」
カリン「人狼!」
ドガガガガガガガガガガガガガ!!
人狼「……!」
まるで蝿のように叩き落され、無慈悲にもライフルの攻撃で蜂の巣にされてしまう。
人狼(は、腹が……かんつう…してる………。)シュゥゥゥゥゥ
アカネ「やめなさい!」
ダァン!
カリン「おい人狼!大丈夫か?」
人狼(大丈夫だ、問題ない。)
カリン「うお!もう治ってる!」
銀弾でなければ人狼は直ぐに治すことができる。
……まあ流石に攻撃を受け続ければそうとは行かないが。
アバンギャルド君「___。」
ドガアァン!
人狼「!」
ブチィ!
パァンパァン!!
片腕がもげようが攻撃はやめない。
アスナ「!」
バギィ!
アスナ「っ!」
アカネ「アスナ先p「ドゴォ!」グフッ!」
カリン「アカネ!先輩!」
アバンギャルド君「___。」
人狼(さ、さけろ!)
ギュィィィィィィィィ!!
ダッ!
カリン「くそっ!」
ドオォン!
ガキィ!
人狼「…!」ブンッ!
人狼は敵に向かって思いっきり柄つき手榴弾を投げつける。
アバンギャルド君「___。」スッ
ドガアァァァン!!!
しかし、盾にその爆撃は吸い込まれてしまう……。
アカネ「くっ!」
アスナ「いたた〜。」
カリン(二人が手負い、人狼はまだ動けるだろうが相手の損傷はほとんど無し……ここまでか!?)
敵の姿は人狼が投げた柄つき手榴弾の煙で見えなくなっている。
カリン(おそらく煙が晴れたと同時に攻撃を再開するだろう……それまでに、それまでに手を打たなければ!)
敵はまるで勝ちを確信したかのように目の赤いライトを光らせる。
しかし、戦闘において満身することは自殺を意味する。
アバンギャルド君「___。」
カチャッ
カリン「………あぁ。」
ライフルを向けられ、絶望を目の当たりにする。
しかし。
カリン「……!?」
ここで一筋の光を見出す。
今まさに攻撃しようとしている敵の横で
大きく口を開け、刃を剥き出しにしている狼がいた。
ガギィ!!!
噛みつく。
アバンギャルド君「___!」
ゴギィ!グチィブチブチィ!!
アバンギャルド君「__!!!」
ドガガガガガガガ!!
反撃をくらおうが段々と、しかし着実に食い荒らしていく。
ゴヂュ!ゴギィ!!
カリン「……。」
アバンギャルド君「_!!!!!」
ウィィィィン
カリン「あ!ガトリング砲を撃とうt「ブヂィ!」……。」
ドチュ!ゴギゴギィ!!!
ブヂィ!
胴体の真ん中を噛みちぎる。
アバンギャルド君「_____。」
ゴリッ!ゴリゴリ!
アカネ「む、酷い……。」
アスナ「おぉ……。」
アバンギャルド「___。」
周りの目を気にせず、大狼は食事を続ける。
ガギィ!ゴギィ!
少佐「おお!素晴らしい!」
リオ「狼化も想定内だったけど……その顎に力は想定外だったわ。」
少佐「まったくだ、一応あのアバンギャルド君の装甲って大陸間弾道ミサイルくらいは耐えれるんだよな?」
リオ「ええ、理論上耐えれるはずだけど……どうやらそれ以上だったようね。」
少佐「ああ、流石に今までミレニアムとトリニティで狼化したのは確認されているが……あれほど強いとはな。」
リオ「今までの相手は生徒だったから手加減して噛まなかったんでしょうね…完全に私の計算ミスだわ。」
少佐「なあに気にすることはない、あの力に耐えうるほどの強度の装甲を作るのは至難の業だろう。問題はこれからどう対処するかだ。」
リオ「それもそうね………トキにあの武装を着せましょう。」
少佐「あの武装?パワードスーツでもあるのか?」
リオ「ええ、C&Cやあらゆる敵に対して有効な防具よ。」
少佐「ほう、そいつは素敵だな。」
リオ「少佐の言う通りあらゆる敗北を想定しといて良かったわ。」
少佐「まあ最終的に勝てるかは別だがな。」
リオ「ふふふ、今からあなたの驚く顔を見るのが楽しみね。」
少佐「そいつも心が踊るな。」
人狼「……。」シュゥゥゥゥ
アスナ「あ、戻った。」
アカネ「す、凄かったです……。」
カリン「本当に大丈夫なのか?怪我は?」
人狼(大丈夫だ、銀弾だったらやばかったけど、普通の弾丸ならすぐに再生できる。)
アスナ「なんか人狼みたいだね。」
人狼(人狼だぞ。)
アスナ「いいや、童話とかに出てくる方の。」
人狼「……。」
アスナ「十字架とか効くのかな?」
カリン「そりゃ吸血鬼だ。」
人狼「……。」
アスナ「どうしたの?あ、嫌なこと言っちゃったならごめんね?」
アスナが謝ろうとしてくる。
人狼(いや……少し考え事をしていただけだ。)
アカネ「そうですか、では時間もありませんので進みましょう。」
カリン「それもそうだな。」
こうしてまた進軍を再開するのであった。
ふう、久しぶりに戦闘シーンを書けた……。