人狼inキヴォトス   作:もりもりバナナ

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もうこの小説が終わったら作る新小説を考えてます。



結構警備がザルなのでは?

エリドゥの牢屋にて。

 

 

少佐「……とゆう感じだ。」

 

 

ヒマリ「なるほど……もう私の勝利は目前ですね。」

 

 

少佐「それもそうだな。」

 

 

ヒマリ「あの気持ちの悪いロボットが壊された現状、貴方もここを逃げたほうが良さそうですよ。」

 

 

少佐「ああ、しかし、もうちょっといさせてもらうよ。」

 

 

ヒマリ「そうですか………一つ伺ってもよろしいでしょうか?」

 

 

静かな空間でヒマリが疑問を投げつける。

 

 

ヒマリ「下水道……リオについてどう思いますか?」

 

 

少佐「……初めて名前で呼んだな。」

 

 

少佐「彼女についてだったな…彼女は素晴らしい行動家だ、様々な動きを予想し計算し対処していく。」

 

 

ヒマリ「つまりそれは手の打ちどころがないと。」

 

 

少佐「いいや、それが彼女の弱さでもある。」

 

 

ヒマリ「……。」

 

 

少佐「彼女は優秀すぎた、まるでカップラーメンを一人で作る時に他人からの補助を求めないように、彼女もこの作戦を私以外に助けを求めることはなかった。」

 

 

ヒマリ「優秀すぎるが故に、他人と手を取ろうともしないし手を取るきも無い…彼女のそういうところが弱いのでしょう。」

 

 

少佐「それだけじゃあないな。」

 

 

ヒマリ「?」

 

 

少佐「彼女はたしかに優秀な策略家ではある……しかし、優秀な指揮官ではない。」

 

 

ヒマリ「あまり言ってることが…。」

 

 

少佐「すまない、まず人の上に立ち指図をする指揮官には何が必要だと思うか。」

 

 

ヒマリ「……圧倒的な知識に輝かしいカリスマでしょうか?」

 

 

少佐「ああそれも必要だが……一番は頭の柔らかさだ。」

 

 

ヒマリ「……。」

 

 

少佐「確かに知識を持って予想することは大切だ、それに大量の兵隊を運用するためのカリスマ性もだ。

しかし、それを全て無に返すほどの攻撃が待っているかも知れない……それに対処できるのは柔軟さでしかないのだ。」

 

 

少佐「どのような場面、要素、戦略、作戦、気概、状況、天候、意義、兵隊、敵、武器、兵器、士気、練度、兵站、弾薬、思想、燃料、仲間、目標、戦力、勢力、忠誠、全てを鑑みて柔軟に行動していかなければならないのだ。」

 

 

ヒマリ「……まるで軍人のような事を言いますね。」

 

 

少佐「ははは、軍人に見えないのは見た目のせいかな?」

 

 

ヒマリ(まさしく指揮官のような外見ですが……。)

 

 

少佐「まあ私としてはハッピーなエンドを願うばかりだな。」

 

 

ヒマリ「……。」

 

 

少佐「ん?なにかな?」

 

 

ヒマリ「それは誰にとってのハッピーエンドですか?」

 

 

少佐「そりゃあ決まっているだろう、我々の敵以外全員だ。」

 

 

ヒマリ「……そうですか。」

 

 

少佐「まあそんなことより、もうそろそろあの変な服装のお付きの人が到着するんじゃあないか?」

 

 

ヒマリ「…気づかれていましたか、流石優秀な指揮官ですね。」

 

 

その時。

 

 

ドガアアァァァァン!!!

 

 

牢屋の壁が破壊される。

 

 

少佐「じゃあな!……まあ君はまたすぐ戻って来るだろうが。」

 

 

ヒマリ「そこまでお見通しとは……もしかして予知能力でもあるんですか?」

 

 

少佐「そんな力は存在し得ない。」

 

 

ヒマリ「そうですね……では、また落ち着いたら会いましょう。」

 

 

「部長、こっち!」

 

 

煙の奥から誰かがヒマリに向かって呼びかける。

 

 

ヒマリ「では。」

 

 

そう言って煙の中に消えてゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少佐「ジークハイル。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"よし…やっと入口に着いたね。"

 

 

ミドリ「隠れながら進んだからあまり敵と接触しなくて良かったです。」

 

 

やっとの思いでエリドゥの本拠地の入口に到着する。

 

 

モモイ「ん?あれは………人狼だ!おーい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人狼「……!」

 

 

カリン「おお、先生じゃないか。」

 

 

アカネ「奇遇ですね。」

 

 

"まあ、到着するところは同じだったからこうなるのも納得だね。"

 

 

先生は人狼たちと合流する。

 

 

モモイ「そっちは順調だった?」

 

 

人狼(途中でアバンギャルド君に粉々にされたけど元気だぜ!)

 

 

ユズ「あ、あば……え?」

 

 

"なんそれ?"

 

 

人狼(デカくて強いロボットだ。)

 

 

"……✨️!"

 

 

カリン「ちなみに見た目はクソダサだったぞ。」

 

 

"……。"

 

 

アカネ「ほら、ここで無駄に雑談している場合ではありません、突入しましょう。」

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

モモイ「さあ、アリスを助け出そう!!!

 

 

モモイの掛け声とともに突入するのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少佐「お、やっと突入してきたか。」

 

 

リオ「……。」

 

 

少佐「どうした?トキなら今ネルと戦っているだろうし、何を気にしたるんだ。」

 

 

リオ「いえ、いつの間にかヒマリがいなくなっていて驚いただけよ。」

 

 

少佐「ははは、それは気の毒に……まあどうせすぐに戻って来るさ。」

 

 

リオ「…あなたが言うのなら本当なんでしょうね。」

 

 

少佐「ああ………たぶん。」

 

 

リオ「……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドドドドドド!!

 

 

モモイ「うおおおおお!」

 

 

"ちょっとモモイ!あまり突出しすぎないで!?"

 

 

人狼「……。」

 

 

パァンパァン!!

 

 

アスナ「どんどん行くよ〜!」

 

 

勇猛果敢に進んでいく。

 

 

"そういえばさ。"

 

 

人狼「……?」パァン!

 

 

"ネルって大丈夫なの?聞いた話によると一人で戦っているって聞くし。"

 

 

人狼(まあアイツなら大丈夫だろ、あのトキとかよりかは強い。)

 

 

カリン「それもそうだな……まあアイツがいきなり覚醒してたらやばいかもしれないけどな。」

 

 

人狼(そんなわけ……。)

 

 

…と、その時。

 

 

 

 

 

ドゴオオォォォォン!!!

 

 

モモイ「え!新しい敵!?」

 

 

"みんな!新兵器かも知れないから身構えて!人狼は接近して何か確かめて。"

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

人狼は突っ込んできた何かに近づく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人狼「……!」

 

 

そこにあったのは……。

 

 

 

 

 

 

 

人狼(ネル!?

 

 

ネル「……。」

 

 

人狼(おいネル!しっかりしろ!……ひどい傷だな、一応包帯でも巻いてやるか。)

 

 

スッ

 

 

グルグルグル

 

 

ネル「……っ。」

 

 

人狼「……。」スッ

 

 

人狼は手を上に挙げて先生に合図を送る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"……ネル?"

 

 

カリン「ネル先輩!?」

 

 

人狼「……。」

 

 

アカネ「嘘でしょ……誰が部長にこんな事…。」

 

 

「それは私がやりました。」

 

 

人狼「!」

 

 

そこには、いかついメカで身を固めているトキが立っていた。

 

 

"君は……飛鳥馬トキ?"

 

 

トキ「はい、フルネームで呼ばれるのは久しぶりですね。」

 

 

ネル「……。」

 

 

"……人狼。"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

スッ

 

 

人狼は二丁の謎に銃身の長い拳銃を構える。

 

 

トキ「なるほど…お手合わせお願いします。」

 

 

次の瞬間、人狼とトキ戦闘が始まる……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のではなく。

 

 

ネル「うおおおおおおおお!!!

 

 

人狼「!?」

 

 

トキ「!?」

 

 

"ね、ネル!?"

 

 

気を失っていたネルが急に怒声と共に起き上がる!

 

 

ネル「人狼テメェ!あたしの戦いを奪うんじゃねえ!」

 

 

人狼(えぇ……。)

 

 

ネル「もうあたしは大丈夫だ!人狼の助けなんていらねえ!」

 

 

アスナ「その包帯って人狼が巻いてくれたんだよ?」

 

 

ネル「そ、それは……ありがとな。」ボソッ

 

 

人狼「?」

 

 

トキ「まさかその状態で戦うつもりですか?」

 

 

ネル「ああ、当たり前だ。」

 

 

人狼「……。」スッ

 

 

ネル「いや、これはあたしの戦いだ、手出ししないでくれ。」

 

 

人狼(……がんばれよ。)

 

 

ネル「おう!」

 

 

トキ「…理解不能。」

 

 

"…わかった、じゃあねネル、幸運を祈るよ。"

 

 

 

 

 

 

 

そう言って、先生たちは先を急ぐかのように走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネル「さあ、再戦だ!!!





少佐「あのチビ、タフだな〜〜〜。」


リオ「ええ、小さいのに頑張っているわ。」
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