人狼は今、シャーレにいる。
別にボディガードが嫌になって逃げたわけではなく、先生に頼まれて嫌々書類仕事をしている。
人狼達がいない間、書類のサンクトゥムタワーが7タワーからなんと14タワーになっていた…………。
誰もいないシャーレの部室に書類を置いて帰るやつがいることに、人狼は静かに激怒した……。
しかし、この人狼は元日本の社畜だったためこういうのは慣れてしまっていたのだ。
……………10時間後……………
ずっとパソコンとにらめっこをしていた人狼は少し休憩を取ることにした。
というかご飯も食べていない。
コンコンコン
誰か来た。
リン「失礼します。」
リン「!人狼さん、お久しぶりですね。」
コクッ
リン「……あれ?先生は何処に?」
人狼はアビドスの写真を見せる。
リン「……ああ、アビドス高等学校にいるんですね。」
コクッ
ちなみに先生は今、アウトローとラーメンを食べていた………。
そんなことはさておき。
リン「そういえば、夜ご飯はもう取られましたか?」
フルフル
人狼は否定する。
リン「まあ、この書類の量ですので…ここのシャーレの1階にはコンビニがあるので、そこで買われると良いですよ。」
リン「では、私はこれで。」
そう言ってリンは帰っていく。
そして人狼はコンビニに行くことにした。
……………移動中……………
ソラ(このコンビニ、ほぼ誰も来ないなー。)
ウィーーン
そう思っていた矢先、人狼が入店する。
ソラ「いらっしゃいませー」
ソラ(うわぁ、とっても大きな人だなぁ。)
事実、ソラは多分149cmくらいで人狼は219cmもあるから、2人の身長差は実に70cmなのである!
ちなみに70cmはカラーコーン一つ分くらいである。
……さて、そう言っている間に人狼は買うものを決めたようだ。
普通の人ならきっとお弁当やカップラーメン、エナジードリンクを選ぶだろう。
しかし人狼は違う。
なんと大量のチョコレートを持ってきたのだ!!
そう。
この人狼はご飯をチョコレートだけで済まそうとしているのである………!
ソラ「えっと……チョコレートが1、2、3…………25個ですね、お会計3900円になります。」
ちなみにこの時ソラは、(友達に配るのかな……。)とか思ってるが、人狼は自分のご飯として買ったのである。
そして目的のものを買い終えた人狼は、仕事場に戻るのだった。
……………移動中……………
〈人狼視点〉
ふう、やっぱり疲れた体にはチョコレートが一番だな………。
それにしても全く減らないな、この書類………てか増えてるし。
きっと俺がコンビニに行ってる間に誰か来たんだろうな。
まあサンクトゥムタワーが11タワーに減ったのはでかいな、このままやっていったら、一週間くらいで終わるだろ。
………。
ボディガードになったと思ったら書類仕事をしてるだなんて、2年前の俺は全く考えてなかったな……。
まあ………。
頑張るか。
2作目もあるよ!