人狼inキヴォトス   作:もりもりバナナ

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うおおおおお!
終わりだああああああああ!


次から筆者の大好きな蛇足だぁぁぁぁぁ!!


アリス救出and終わり

リオ「……。」

 

 

少佐「なんだ、今になって怖気付いたのか?」

 

 

リオ「……そうかもしれないわね。」

 

 

リオ「……。」

 

 

少佐「やけに元気が無いな……とうとう敗北を悟ったか。」

 

 

リオ「いいえ、理解が出来ないだけよ。」

 

 

少佐「理解が?」

 

 

思わず少佐は聞き返す。

 

 

リオ「ええ、あんなにも傷だらけなのにフル装備のトキに立ち向かうなんて……あまりにも非合理的すぎて意味が分からないわ。」

 

 

少佐「私は分かるがな。」

 

 

リオ「あら、いきなり自慢かしら。」

 

 

少佐「私は頭よりも感情で動くタイプの人間だからな……そうゆうのはお手の物さ。」

 

 

リオ「それなのに理性的で合理的に行動ができるのね。」

 

 

少佐「ああ、大事なのは理解することだ、何でもかんでも非合理的だの非現実的だのそんな事言ってる場合じゃないぞ。」

 

 

リオ「………そうゆう考えができる人こそが、人のトップに立つべき者なのかもしれないわね。」

 

 

少佐「そうかもな……あ、トキがやられた。」

 

 

リオ「え。」

 

 

少佐「まさかエレベーターの中でボコボコにされるとはなあ。」

 

 

リオ「え。」

 

 

少佐「ほう、あのパワードスーツが粉々じゃないか。」

 

 

リオ「え。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガアアァァァァン!!!

 

 

モモイ「うおおおお!!つっこめー!」

 

 

"モモイは落ち着いて!"

 

 

ミドリ「お、お姉ちゃん……まあいいや。」

 

 

その時。

 

 

 

 

 

 

ネル「おらぁ!戻ってきたぜ!」

 

 

人狼(ネル!)

 

 

"ネル!怪我は大丈夫!?"

 

 

ネル「ああ、こんなの唾でも塗っとけば大丈夫だ。」

 

 

アカネ「そんな傷でよくそんな事言えますね。」

 

 

ネル「なんともねえよ。」

 

 

そうは言っているが体は目立った傷は無けれど、頭からは血が滴り落ちていて小さいながら傷はあるようだ。

 

 

そこで心優しい人狼は包帯を取り出す。

 

 

人狼「……。」スッ

 

 

ネル「……大丈夫だって。」

 

 

人狼(いやいや、傷口から細菌が入り込んで悪化するかもしれんだろ。)

 

 

ネル「今までも大丈夫だったから気にすんな。」

 

 

人狼(先生たちは先に行っといてくれ、後で追いつく。)

 

 

"分かった。"

 

 

ネル「だから大丈夫だって言ってんだろ!」

 

 

人狼「……。」ショボン

 

 

アスナ「あ、部長が人狼の優しさを踏みにじった!」

 

 

ミドリ「ね、ネル先輩……。」

 

 

ネル「あ、あたしが悪いのかよ!」

 

 

人狼「……。」ショボン

 

 

カリン「あーあ、落ち込んじゃった。」

 

 

モモイ「よーしよし、ネル先輩が無愛想なのはいつものことだからね、よしよし。」サスサス

 

 

ネル「あぁ!?」

 

 

モモイはまるでお母さんのように落ち込んでしゃがんでいる人狼の頭を撫でる。

 

 

人狼「……。」ショボン

 

 

ネル「……っ。」

 

 

ネル「あーー!分かったよ!ほら、さっさと手当してくれ!!!」

 

 

人狼(よし。)

 

 

ネル「…………。」

 

 

"じゃあ先に行ってるからね。"

 

 

アスナ「ばいば〜い!」

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

そう言って先生達は先を急ぐのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここには人狼とネルだけが取り残された。

 

 

人狼(まったく…少しは俺達を頼ってくれてもいいんだぞ。)

 

 

そう言いつつも優しく包帯を巻いていく人狼。

 

 

ネル「……ありがとな。」ボソッ

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

ネル「だぁー!聞こえてたのかよ!」

 

 

人狼(そりゃあ聞こえるぞ……ネルって結構ちゃんとしてるんだな。)

 

 

ネル「どうゆうことだよ。」

 

 

人狼(いやあ、俺が高校生だった時は感謝の言葉なんて言われたことなかったからな、俺の仲間(不良)は一切そんな事言わなかったぞ。)

 

 

ネル「けっ……なぁ人狼。」

 

 

人狼「……?」

 

 

ネル「お前の昔ってどんな感じだったんだ?」

 

 

これはただのネルの好奇心だった。

 

 

それに自分も見習ってもっと強くなりたいという向上心でもあった。

 

 

人狼「……。」

 

 

ネル「どんな生活があったらそんな強さになんだよ。」

 

 

人狼「……。」

 

 

ネル「……。」

 

 

人狼(……貧乏だった。)

 

 

ネル「貧乏?だったらなんでそんなにデケェ体が作られるんだよ。」

 

 

人狼(それは知らんが…本当に貧乏だった、明日の飯を食らう金なんか無かったし、家賃なんて払えなかった。)

 

 

ネル「……。」

 

 

人狼(しかし、母は優しかった、いつもは優しく、そして俺が不良になった時には厳しく接してくれた。)

 

 

ネル「……そうか。」

 

 

人狼(その愛の力が有ったからこそこんなに強くなれた。)

 

 

人狼(俺は自分の力になる一番の物はだと考える。

訓練でも筋トレでも何でも無い。)

 

 

ネル「愛……か。」

 

 

人狼(そうだ、俺は愛の力でこんなにも屈強な男になれたんだ。)

 

 

ネル「そうか、ありがとな!」

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

ネル「てゆうかさ、人狼って外から来たんだろ?」

 

 

人狼(まあな。)

 

 

ネル「じゃあ実家も外の世界にあるわけだ。」

 

 

人狼(まあそうゆうことになるわけだな。)

 

 

ネル「そうか、早くこの戦いを終えて人狼のお袋に会えるといいな!」ニッ!

 

 

ネルの言葉には何の裏もない、ただそうあってほしいという願望だった。

 

 

人狼「……。」

 

 

ネル「どうかしたか?」

 

 

人狼「……っ。」

 

 

ネル「おい、もしかしてどこか怪我でもしてんじゃねえか?少し休んでろよ。」

 

 

人狼「……………。」

 

 

そんな事を言っているが、人狼の顔は段々と悪くなっていく。

 

 

ネル「おい…やっぱ無茶しすぎたんだよ(おまいう)。」

 

 

ネル「お前に無茶されて体を壊されたらこっちは困るんだからな。」

 

 

人狼「……____。」

 

 

ネル「……人狼?」ズイッ

 

 

あまりにも心配したネルは、人狼のうつむいた顔を覗き込む。

 

 

人狼「……____………_…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛してるよ……今も、これからも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネル「人狼?」

 

 

 

 

 

 

 

ビチャ

 

 

 

 

 

ネル「……は?」

 

 

人狼「」ゴプッ

 

 

ネル「お、おいじんろう!」

 

 

人狼の口から憎たらしいほど赤い液体が溢れ出す。

 

 

人狼は慌てて口を塞ごうとするが、どうしても指と指の隙間から漏れ出る。

 

 

ネル「吐血…怪我か!?」

 

 

ビチャビチャッ

 

 

人狼「」フラッ

 

 

ネル「くそっ!今救援を呼んでやるからな!」

 

 

 

 

 

 

バタンッ

 

 

この日、人狼は周りに血を撒き散らしながら倒れるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

おい!しっかりしろ!!!

 

 

 

 

だめだ、意識が遠のく……。

 

 

 

 

死ぬんじゃねえぞ!絶対に生かして帰してやるからな!

 

 

 

 

なんで…だろ………。

 

 

 

 

おい!目を開けろ!

 

 

 

 

きこえ……な………ない……………。

 

 

 

 

ああくそ!なんでなんだよ!!

 

 

 

 

ぜったいにぜっったいに死ぬな!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かあさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パチッ

 

 

人狼(知らない天井だ……………。)

 

 

人狼はとある病室で目覚めた。

 

 

気づけば無機質な服を着ていて、無機質なベッドに横たわっていた。

 

 

人狼(あの後どうなったんだっけ……だめだ、まったく思い出せねぇ。)

 

 

周りには他のベッドは無く、どうやら一人部屋のようだ。

 

 

ちなみに筆者が入院した時は4人部屋で、自分以外は全員赤ちゃんだった。

 

 

人狼「……。」

 

 

時計の針を見ると短針4、長針は36を指していた。

 

 

窓の外では日が昇っている、どうやら時刻は午後4時36分のようだ。

 

 

人狼「……。」

 

 

人狼(また病院生活かよ………。)

 

 

その時。

 

 

ガララ

 

 

横開きの扉が開く。

 

 

人狼「……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セリカ「人狼!

 

 

人狼(ああ、おはよ。)

 

 

ガバッ!

 

 

人狼(グフッ!)

 

 

セリカが人狼の腹にタックルを食らわす。

 

 

ホシノ「いや〜〜元気そうで何よりだねぇ。」

 

 

アヤネ「ちょっと、人狼さんは怪我人なのに……。」

 

 

セリカ「〜〜〜!!!」

 

 

"あはは……まあセリカだってとっても心配してたんだよ、許してあげてね。"

 

 

人狼(もちろんだ。)

 

 

この後、10分ほどセリカによるホールドは続いたという。

 

 

人狼(そういやあの後どうなったんだ?)

 

 

"ああ、あの後ミレニアムから救助部隊が来て人狼を運んでくれたんだ。"

 

 

人狼(そいつはありがたいな。)ヨスヨス

 

 

セリカ「えへへ…………。」

 

 

"アリスのことなら心配しないで、ちゃんと救え出せたから。"

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

"リオは……そのまま何処かに行っちゃった。"

 

 

シロコ「ん、人狼がまた他の女を作ろうとしてる。」

 

 

ノノミ「こら、シロコちゃんの迷言なのでお気になさらず。」

 

 

セリカ「〜〜〜✨️。」

 

 

どうやら聞こえてないようだ。

 

 

"よかった、もし聞こえてたら修羅場になるところだった………。"

 

 

ホシノ「うへぇ、セリカちゃんの筋肉がモリモリになっちゃったからね〜。」

 

 

人狼(たしかに…外見は細身だが触ってみると硬い……ちゃんと鍛えてて偉いぞ。)ヨスヨス

 

 

セリカ「〜〜〜ふふっ。」

 

 

シロコ「ん、先生も私にするべき。」

 

 

"あはは……そうだね。"ヨスヨス

 

 

シロコ「ん!」

 

 

ノノミ「羨ましいですね……。」

 

 

ホシノ「うへぇ。」

 

 

シロコ「ん、私の勝ち。」

 

 

ホシノ「ここが病院で良かったよ、直ぐに治療できる。」

 

 

人狼(まて、病室で喧嘩しないでくれ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

診察室にて。

 

 

人狼(な、なにぃ!?)

 

 

"え?物理的にお腹を切り裂かれていた?"

 

 

ドクター「はい、何か思い当たることはありませんか?」

 

 

人狼(う〜ん……アバンギャルド君に体をひきわり肉にされた時かなぁ。)

 

 

セリカ「え。」

 

 

"え、体をひき肉にされた?"

 

 

ドクター「それで生きているのは奇跡ですね……。」

 

 

人狼(あの時から痛かったしたぶん銀が使われてたのかも。)

 

 

"あーなるほど。"

 

 

セリカ「誰よそのアバンギャルド君って!」

 

 

人狼(ロボット。)

 

 

"ロボット!?"

 

 

人狼(先生にはこの話しした気がするんだが。)

 

 

セリカ「でも人狼が再生しきれなかったなんて珍しいわね。」

 

 

ドクター「そ、そうんなんですか………。」

 

 

人狼「……。」

 

 

"どうしたの?お腹すいた?"

 

 

人狼(ああ確かにあの時胃がひっくり返ったから腹減ったな……じゃなくて。)

 

 

セリカ「?」

 

 

ドクター「まだ何処か痛みますか?」

 

 

人狼(いや、たかが胃袋とか食道が壊れただけでそんなに血反吐吐いて倒れるのかなって。)

 

 

"た、たしかに?"

 

 

セリカ「いや、そこが壊れたら嫌でも血反吐を吐くわよ!」

 

 

ドクター「普通なら当たり前ですが……そうですね、何か精神的にもダメージを負ったのかもしれませんね。」

 

 

セリカ「だ、大丈夫!?」

 

 

人狼(まあ何があったか思い出せんし、別にいいや。)

 

 

ドクター「突発的に思い出される患者さんもいます、何か異変があったら私に相談してください。」

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

"ありがとうございます、じゃあ帰ろっか、人狼。"

 

 

セリカ「まったく…心配したのよ!?」

 

 

人狼(ごめんごめん。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドクター「え、1週間入院ですよ?」

 

 

人狼(…………は?)

 

 

これからまた人狼の入院生活が始まるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???にて。

 

 

リオ「……。」

 

 

リオ(………終わったわね、エリドゥも何もかも。)

 

 

リオ(でも……彼の言う通りうまくいく気も……してきたわ。)

 

 

ここはリオの隠れ家。

 

 

この存在は知られど座標を知る者は数えるほどしかいないのである。

 

 

リオ「ライプシュタンダルテ………いい名前ね。」

 

 

この時リオは何故か少佐が発案した部隊名を思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少佐「そうだろう?私もそう思う。」

 

 

リオ「!?」

 

 

リオ(嘘……この場所は少佐には教えてなかったはず…。)

 

 

少佐「君に場所は知らされなかったが、私の部下(アプヴェーア)は優秀なんだ。キヴォトスの全ての情報は筒抜けだ。」

 

 

リオ「……それもそうね、それで、何しに来たの?」

 

 

少佐「なあに、私忘れていた物があってね……。」スッ

 

 

リオ「?」

 

 

少佐は懐から何かを取り出す。

 

 

リオ「これは……名刺?」

 

 

少佐「ああ。」

 

 

リオ「なんんで名刺なんか……。」

 

 

少佐「君は優秀だ。」

 

 

いきなり褒めだす少佐。

 

 

リオ「…褒めても何も出せないけど。」

 

 

少佐「しかしそれ故に一人で塞ぎ込んでしまうんだ。」

 

 

少佐「そんな時、何時でも私に連絡しなさい。」

 

 

リオ「……。」

 

 

少佐「それだけだ、じゃあな、ご飯はちゃんと食べるんだぞ。」

 

 

リオ「……分かったわ。」

 

 

少佐「では、ジークハイル。」スッ

 

 

バタン

 

 

そう言って少佐は隠れ部屋から出て行くのであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リオ「………相変わらず、嵐のような人間ね。」

 

 

キュッ

 

 

リオは無意識に少佐からもらった名刺を大事そうに握るのであった。




アリスと人狼を合わせた時のシチュエーションがまったく思いつかないのでこんな感じにしました。
あとセリカと早く再開させたかったんです。


誰だ今「作品を考えるのをやめた筆者」って言ったやつはぁ!!!
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