人狼は今、仕事がだいたい終わり、先生のいる柴関ラーメンに向かっていた。
どうやらホシノ以外皆いるらしい。
……………移動中……………
そういやこのキヴォトスにきて最初に助けたあの子、今何やってんだろ。
てかあのメガネかけたポンコツっぽいあの子も今はもう16歳か、じゃあ高校2年生だな。
きっとあのポンコツっぷりが抜けて大人っぽくなってんだろうな………。
……………一方その頃……………
アル「それでね!その人がまるでスーパーヒーローのように現れて、そいつらをボコボコにしたのよ!!」
ムツキ「くふふ、アルちゃんそれ3回目。」
先生(それ多分人狼じゃないかな……。)
事実、人狼である。
…………………………
…着いた。久しぶりの柴関ラーメンである。
あと、一応護衛対象の先生もいる。
ガララ
セリカ「いらっしゃいませ………あ!人狼!!」
ペコリ
"あ、やっと来たね。"
アル「誰が来たのかし………ら…………。」
アル「あ!あの時の!!!」
"やっぱり。"
アル「久しぶりね!覚えてる?」
まじ分からん、誰だ?
アル「なんか分かってなさそうね……ほら!昔助けてくれた!………これが昔の写真よ!」
人狼「!」
アル「どうやら思い出したようね。」
懐かしい。確か昔ヘルメット団にいじめられてたあのメガネの子だ。
アル「今日こうやって再会できたのもなにかの縁ね!餃子の1つくらい奢ってもいいのよ!」
人狼(餃子1つかよ…。)
カヨコ「社長、うちにそんな余裕はないよ。」
人狼(そんな余裕もないのかよ。)
アル「!……まあいいわ、今度なにかあったらこの便利屋68を頼ってちょうだい。」
"まあ立ち話もなんだし、ここ座んなよ。"
スッ
人狼(先生は相変わらず優しい。)
……と、そんな時である。
ヒュ〜〜〜
人狼「!」
直ぐに先生と偶然近くに来ていた柴大将を抱き寄せ覆いかぶさる。
アル「?」
カヨコ「みんな伏せて!」
ドガァーーン!
"うわ!"
セリカ「キャッ!」
店が激しく揺れる中、なんとか先生と大将を守ろうとする。
セリカ達はキヴォトス人だし、多少は大丈夫だろう。
………そんなことより、誰だ?カタカタヘルメット団はもう潰したし。
とりあえず皆を確認する。
……よし、どうやら皆無事のようだ。
………あちらに人がたくさんいる、野次馬ではないだろう。
じゃああいつらが敵か……。
"いてて…。"
セリカ「ひ、ひどい…店がボロボロ。」
アル「だ…誰よ!こんな事したの!!」
風紀委員モブ「目標への着弾を確認。」
人狼「!」
人狼(あれは……風紀委員会!)
カヨコ「私達を捕まえるために!?」
アヤネ「いえ、ここはアビドスの自治区です。勝手なことをしたのなら許しません。」
ノノミ「でも一歩間違えたら政治的な紛争に…。」
シロコ「じゃあどうする?」
アヤネ「確かに…どうしましょう先生。」
"う〜〜ん………。"
ポンッ
先生の肩を叩く。
"ん?どうしたの…………ああ、やっぱりそうだよね。"
どうやら先生は察してくれたらしい。
カチャカチャ
セリカ「まさか…戦うつもり!?」
コクッ
人狼(もちろんだ。)
???「まさかその少人数で私達と戦うつもりか?」
ノノミ「?誰ですか?」
人狼(こいつは確か…ああ、イオリか……。あとチナツもいる。)
チナツ「!シャーレの先生に人狼さん!イオリ、これはとても危険です!」
イオリ「大丈夫…それにここで引いたら風紀委員会の威厳が保たれないでしょ。」
"どうやらあっちはやる気みたいだね。"
イオリ「そっちこそ……じゃあ、全部隊攻撃開始!!!」
開戦の狼煙は上げられた。
銀髪ツインテールエルフ耳褐色肌ツンデレ足舐められとかいうやつ。