人狼inキヴォトス   作:もりもりバナナ

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理事ってクズですね。


アビドス砂漠へ part2

アヤネ「ここからの移動手段は徒歩しかありません。」

 

 

アヤネ「普段からドローンや警備ロボット、オートマタなどが徘徊しています、注意してください。」

 

 

セリカ「……奥の方にヘルメット団がいるわね。」

 

 

ホシノ「うへぇ〜、突撃あるのみだよ。」

 

 

コクッ

 

 

人狼(それに今日は「とっておき」を持ってきたんだ。)

 

 

スッ

 

 

"?なにそれ?"

 

 

シロコ「それは……昔の手榴弾!?」

 

 

そう、二次大戦時にドイツ軍が使ってた柄つき手榴弾なのだ!

 

 

それを……。

 

 

セリカ「まさかここから投げる気!?」

 

 

もちろんだ。

 

 

おおきく振りかぶって…投げる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルメット団A「全く、最近は良いことねえな。」

 

 

ヘルメット団B「本当だよ、あのクソシャーレめ……………ん?何だこr」

 

 

ドガァーーン

 

 

ヘルメット団ABCD「ギャーーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セリカ「うそ……本当に届いたんだ……。」

 

 

ホシノ「うへぇ、若いっていいね〜。」

 

 

人狼(年齢的にホシノの方が若いよな…。)

 

 

"脅威もなくなったとこだし先に進もう!"

 

 

ノノミ「はい☆」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………移動中……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セリカ「ここが捨てられた砂漠………ほんとに砂以外何もないのね。」

 

 

ホシノ「いやぁ~久しぶりだねえ。」

 

 

シロコ「ホシノ先輩は此処に来たことがあるの?」

 

 

ホシノ「昔、生徒会の仕事で何度かね。昔はオアシスがあって祭りも開かれたんだけどね。」

 

 

ノノミ「もうオアシスもなにも残っていませんね……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人狼達は何もない砂漠を歩いていく。

 

 

途中オートマタやドローンと戦いながら。

 

 

そしてある施設を見つけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アヤネ「前方に何かあります!」

 

 

ノノミ「こんなところに施設?見間違いでは?」

 

 

アヤネ「とりあえず進んでみてください。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セリカ「なんなのよ……これ………。」

 

 

人狼(駐屯地か?)

 

 

シロコ「工場…?石油ボーリング施設…?………どれも違う気がする。」

 

 

ホシノ「こんなの、昔は無かった……。」

 

 

その時…。

 

 

タタタタタッ!

 

 

オートマタ兵士A「侵入者だ!」

 

 

オートマタ兵士B「捕らえろ!逃がすな!」

 

 

パァンパァン!!

 

 

オートマタ兵士A「ぐっ!」

 

 

オートマタ兵士B「わ!」

 

 

セリカ「流石ね!」

 

 

ホシノ「歓迎の挨拶なら返さないとね………。」

 

 

"じゃあ、行こうか。"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パァンパァン!!

 

 

タタタタタタタッ!

 

 

ドコォン!

 

 

セリカ「数多くない!」

 

 

ノノミ「これじゃきりがありません!先生!」

 

 

"ちょっと待ってね…もう少しで人狼が……来た!"

 

 

オートマタ兵士C「何だあの車は!向かってくるぞ!!」

 

 

オートマタ兵士D「ありったけの弾を撃ち込めーー!!」

 

 

だがしかし……。

 

 

オートマタ兵士C「ぶつかるぞーー!!!」

 

 

オートマタ兵士D「なんで止まらn…。」

 

 

ドガァーーン!!!

 

 

シロコ「ん、爽快。」

 

 

ノノミ「す、すごいです。」

 

 

セリカ「人狼!大丈夫!?」

 

 

"待ってセリカ!"

 

 

人狼を心配したセリカが突撃した車へ走って行く。

 

 

物陰に隠れている対戦車ミサイルを持った敵の存在を知らずに………。

 

 

そのオートマタとセリカが一瞬目を合わせた。

 

 

オートマタはこの機会を逃さんと引き金を引く。

 

 

ドォン!

 

 

乾いた音が響き渡る。

 

 

流石にキヴォトス人でも対戦車ミサイルを直で食らったら、軽傷じゃ済まない。

 

 

セリカは目を瞑った。

 

 

しかし、そのミサイルがセリカに届くことはなかった………。

 

 

セリカ「………?」

 

 

いつまで経っても痛みを感じないため、セリカは徐々に目を開けた。

 

 

そこには………。

 

 

片手でミサイルを受け止める人狼の姿があった。

 

 

 

 

 

オートマタ兵士E「なんなんだよーー!!!」

 

 

パァン!

 

 

ガタッ

 

 

乾いた銃声が響き渡る。

 

 

セリカは唖然とした。

 

 

人狼がこんなにも強く……いや、人狼がセリカにどう見れていたのかは、言わないでおこう。

 

 

セリカ「あ、ありがと……。」

 

 

コクッ

 

 

ノノミ「セリカちゃん!大丈夫ですか!」

 

 

セリカ「うん……うん!へ、平気よ!」

 

 

ホシノ「うへぇ、顔が真っ赤だよ。」

 

 

セリカ「こ、これは!……その……!」

 

 

アヤネ「この施設が誰のものなのか分かりました!!」

 

 

シロコ「ん、空気読んで。」

 

 

アヤネ「えぇ!」

 

 

ノノミ「まあまあ…それで、どこの物だったんですか?」

 

 

アヤネ「それは……。」

 

 

??「それは私達、カイザーの物だ。」

 

 

人狼「!」

 

 

ホシノ「!」

 

 

シロコ「!」

 

 

ノノミ「あなたは?」

 

 

理事「私は、カイザーPMCの理事だ。」

 

 

理事「そんなことより…………勝手に人の私有地に入り、暴れたことによる被害額。」

 

 

人狼(人じゃねえだろ。)

 

 

理事「貴様らの高校の借金に加算させても良いんだぞ?………まあ大した変わらんか。」

 

 

ホシノ「くっ」

 

 

理事「貴様は……ああ、あの時の。」

 

 

理事「…良い案が思いついた、便利屋やヘルメット団より幾分かマシだろう。」

 

 

セリカ「便利屋?ヘルメット団?」

 

 

ノノミ「あなた達は誰なんですか?」

 

 

理事「すでに言っただろう………。」

 

 

理事「私はカイザーPMCの理事でもあり、カイザーコーポレーションの理事も務めている。」

 

 

理事「貴様らが借金している相手でもあるんだぞ?しっかりと覚えておけ。」

 

 

人狼「!」

 

 

人狼(借金相手と喧嘩してたのかよ……てか後半2つは言ってなくね?)

 

 

シロコ「あなたがアビドス高校を騙して搾取した張本人ってことだよね。」

 

 

理事「搾取?あまり笑わせるな、正式に取引をした結果だ。」

 

 

理事「それに………口の利き方には気を付けた方が良い。ここはカイザーが合法的に作った場所だ、そこに今貴様らは不法侵入してるんだぞ?」

 

 

人狼(そういやそうじゃん。)

 

 

"なんでアビドス砂漠を買ったの?"

 

 

理事「ほう……気になるか………よろしい教えてやろう。」

 

 

理事「私達はこのアビドス砂漠に眠っている宝を探しているのだ。」

 

 

セリカ「そんなでまかせ、信じるわけないでしょ!!!」

 

 

人狼(そうだ、もっと言ってやれ!!)

 

 

セリカ「こんな兵力、これはアビドスの自治区を武力で制圧するためでしょ!!」

 

 

理事「ふん、貴様らのためにこんなに揃えるわけないだろう………それに貴様ら程度いつでもどうとできるのだよ……例えばこんな風にな。」

 

 

そう言って理事は何処かに電話する。

 

 

理事「私だ………進めろ……。」

 

 

セリカ「な、なによ!何を進めるのよ!」

 

 

理事「残念なお知らせだ、たった今、貴様らの信用は地に落ちた。」

 

 

アヤネ「た、大変です!たった今、金利が3000%に上がりました!来月以降の利子は9130万円です!!!」

 

 

人狼「!」

 

 

理事「くっくっく、これでわかっただろ?誰が貴様らの首にかけられた縄を握ってるのか。」

 

 

シロコ「それ、本気?」

 

 

理事「ああ、本気だとも……………しかしこれでは面白みにかけるな……。」

 

 

理事「そうだ、補償金として1週間以内に我がカイザーに3億円を預託してもらおうか。」

 

 

セリカ「何よ!ふざけないで!!!「スッ」………人狼……。」

 

 

人狼(さすがにここで撃つのはまずい。)

 

 

アヤネ「こんなお金、払えるはずがありません………。」

 

 

理事「じゃあ学校を去ったらどうた?」

 

 

ホシノ「!?」

 

 

理事「そもそもこの借金は貴様ら個人の借金ではない、転校でもすれば全て解決するだろう。」

 

 

ノノミ「そんなこと………できるわけないじゃないですか!?」

 

 

セリカ「そうよ!これは私たちの高校よ!!」

 

 

理事「ならどうする?借金を全額返済するか?」

 

 

ホシノ「みんな……帰るよ……。」

 

 

セリカ「ホシノ先輩!?」

 

 

ホシノ「これ以上言い争っても意味がない。」

 

 

理事「では、補償金と来月以降の返済はよろしく頼むよ、お客様。」

 

 

 

 

 

 

 

そうして人狼達は、アビドス高校に戻るのだった。




もう少しで3000文字………。
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