人狼inキヴォトス   作:もりもりバナナ

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先生は男にします。


始まり
対面


あのアルという少女を助けてから少し………いや結構たち、とうとう「先生」という人が来る日になった。

 

 

それまではいつもどうりヘルメット団を殴る日々を送っていたから口には出さないが(人狼は喋らない)、どこか嬉しそうである。

 

 

さて、その頃先生は、人狼が昔あった空色の髪の女と電車に乗っていた。

 

 

 

 

 

 

…………………………移動中…………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相変わらずこのキヴォトスは騒がしい。

 

 

どうやら連邦生徒会長が失踪してから治安が爆下がりしたようだ、(人狼はこのことに喜んでいる)。

 

 

道中ヘルメット団を殴り飛ばしながら人狼は歩いてゆく。

 

 

 

「沈黙の人狼が出たぞ!!!」

 

「撃て撃てぇ!」

 

 

バギィッ

 

 

「ぐはっ!」

 

「避け……「ドゴッ」うわ!」

 

 

一人殴り飛ばしもう一人に当てる。

 

 

効率的である。

 

 

しかし殴っても殴っても数が減らないことに嫌気が指した人狼は、霧化してその場を離れることにした。

 

 

「どこいった!?」

 

「探せ!」

 

 

滑稽である。

 

 

あまり時間をかけては待たせてしまうという人狼なりの優しさ?でもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………移動中…………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやく先生がいるところに着いた。

 

 

どうやら先客もいる(少し遅刻した)。

 

 

ユウカ「ちょっと待って!代行!見つけた、待ってたわよ!連邦生徒会長を呼んできて!」

 

 

ハスミ「首席行政官。お待ちしておりました。」

 

 

チナツ「連邦生徒会長に会いに来ました。風紀委員長かわ、今の状況について納得のいく回答を要求されています。」

 

 

リン「あぁ……面倒な人たちに捕まってしまいましたね。」

 

 

リン「こんにちは、各学園からわざわざここまで訪問してくださった生徒会、風紀委員会、その他時間を持て余している皆さん。」

 

 

リン「こんな暇そ……大事な方々がここを訪ねてきた理由は、よく分かっています。」

 

 

リン「今、学園都市に起きている混乱の責任を問うために……でしょう?」

 

 

ユウカ「そこまで分かってるなら何とかしなさいよ!連邦生徒会なんで…しょ………」

 

 

待っていられなくなり、人狼はユウカの言葉を遮りながら、先生のような人の所に移動する(勘)。

 

 

リン「あなたは……ああ、先生のボディガードの。」

 

 

チナツ「え?」

 

 

スズミ「は?」

 

 

ユウカ「沈黙の人狼が!?嘘でしょ!?!?」

 

 

"君が、私のボディガードなの?"

 

 

コクッ

 

 

人狼は頷く。

 

 

ユウカ「そんなことより!数千もの学園自治区が混乱に陥ってるのよ!」

 

 

チナツ「連邦矯正局で停学中の生徒たちについて、一部が脱出したという情報もありました。」

 

 

スズミ「スケバンのような不良たちが、登校中のうちの生徒たちを襲う頻度も、最近急激に高くなりました。」

 

 

スズミ「治安の維持が難しくなっています。」

 

 

ハスミ「戦車やヘリコプターなど、出所の分からない武器の不法流通も2000%以上増加しました。」

 

 

ハスミ「これでは正常な学園生活に支障が生じてしまいます。」

 

 

リン「…。」

 

 

ユウカ「こんな状況で連邦生徒会長ぱ何をしているの?どうして何週間も姿を見せないの?今すぐ会わせて!」

 

 

リン「…。」

 

 

リン「連邦生徒会長は今、席におりません。正直に言いますと、行方不明になりました。」

 

 

ユウカ「……え!?」

 

 

チナツ「……!!」

 

 

ハスミ「やはりあの噂は……。」

 

 

リン「結論から言うと「サンクトゥムタワー」の最終管理者がいなくなったため、今の連邦生徒会は行政制御権を失った状態です。」

 

 

リン「認証を迂回できる方法を探していましたが……先ほどまで、そのような方法は見つかっていませんでした。」

 

 

人狼「……。」

 

 

ハスミ「それでは、今は方法があるということですか、首席行政官?」

 

 

リン「はい。この先生こそが、フィクサーになってくれるはずです。」

 

 

ユウカ「!?」

 

 

チナツ「!」

 

 

ハスミ「この方が?」

 

 

"私が?"

 

 

ユウカ「ちょっと待って。そういえばこの先生はどなた?どうしてここに「スッ」い……。」

 

 

ユウカが言い終わる前に人狼は先生と握手をするために手をさしのべる。

 

 

ユウカ「まだ私言い終わってないじゃない!!!」

 

 

"よろしくね、えっと……名前は?"

 

 

人狼は首を横にふる。

 

 

リン「確かに私も彼の名前を知りません。」

 

 

"じゃあ……よろしくね!人狼!!"

 

 

コクッ

 

 

先生は人狼の手を取る。

 

 

スズミ「二つ名から取ったんですね。」

 

 

この流れで先生は皆に挨拶をする先生。

 

 

ユウカ「こ、こんにちは、先生。私はミレニアムサイエンススクールの……。」

 

 

ユウカ「い、いや、挨拶なんて今はどうでもよくて……!」

 

 

リン「うるさい方は気にしなくていいです。続けますと……「誰がうるさいって!?」」

 

 

ユウカ「わ、私は早瀬ユウカ!覚えておいてください、先生!」

 

 

"よろしくね。"

 

 

リン「……先生は元々、連邦生徒会長が立ち上げた、ある部活の担当顧問としてこちらに来ることになりました。」

 

 

リン「連邦捜査部『シャーレ』。」

 

 

リン「単なる部活ではなく、一種の超法規的機関。

連邦組織のため、キヴォトスに存在するすべての学園の生徒たちを、制限なく加入させることすらも可能で、」

 

 

リン「各学園の自治区で、制約無しに戦闘活動も可能です。」

 

 

リン「なぜこれだけの権限を持つ機関を、連邦生徒会長が作ったのかは分かりませんが……。」

 

 

リン「シャーレこ部室はここから約30km離れた外郭地区にあります。」

 

リン「今はほとんど何もない建物ですが、連邦生徒会長の命令で、そこの地下に『とある物』を持ち込んでいます。」

 

 

リン「先生をそこにお連れしなければなりません。」

 

 

リン「モモカ、シャーレの部室に直行するヘリが必要なんだけど……。」

 

 

モモカ『シャーレの部室?……ああ、外郭地区の?そこ、今大騒ぎだけど?』

 

 

リン「大騒ぎ……?」

 

 

モモカ『矯正局を脱出した停学中の生徒が騒ぎを起こしたの。そこは今戦場になってるよ。』

 

 

リン「……うん?」

 

 

人狼「……。」

 

 

 

 

…………………………説明中…………………………

 

 

 

 

リン「……。」(プルプル)

 

 

"大丈夫?"

 

 

リン「……だ、大丈夫です。……少々問題が発生しましたが、大したことではありません。」

 

 

(じー)

 

 

ハスミ「……?」

 

 

ユウカ「な、何?どうして私たちを見つめてるの?」

 

 

リン「ちょうどここに各学園を代表する、立派で暇そうな方々とボディガードがいるので、私は心強いです。」

 

 

リン「キヴォトスの正常化のために、暇を持て余した皆さんの力が今、切実に必要です。行きましょう。」

 

 

ユウカ「ちょ、ちょっと待って!?どこ行くのよ!?」

 

 

人狼の波乱万丈になるという想像は、確証に変わった。




ゲームの文をほぼそのまま書いただけだから思ったほどきつくありません、
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