やべぇ…。
モモイ「うわああん!もうだめだー!廃部だー!」
ミドリ「ごめん、今は何も考えたくない。」
ユズ「全ては虚しい……。」
アリス「?」
人狼「……。」
"……。"
人狼(なぜこうなった……。)
遡ること少し前。
マキ「じゃーん!マキちゃんがゲーム開発部にプレゼントを持ってきたよ!」
モモイ「やった!遂に!」
ミドリ「やっと私達の手にG.bibleが……。」
マキ「遅れてごめんね、「鏡」を返すのにバタバタしちゃって。」
ミドリ「結局返したの?」
マキ「うん、全部ヒマリ先輩は知ってたらしいし……あ、それでね、G.bibleを開いたときに「Key」っていうフォルダを見つけたんだ。」
モモイ「なにこれ……ケイって読むのかな?」
ミドリ「キーだよ!お姉ちゃんほんとに高校受験したの!?」
マキ「実はこっちは何一つ分からないんだ……信じられない構造してるし。Keyっていうから何かの鍵かも?」
マキ「ま、なんか分かった事があったら連絡してね!じゃあね!」
モモイ「ばいばーい。」
バタンッ
ミドリ「はやく見てみようよ!」
ユズ「じゃあ早速………。」
アリス「G.bible、起動!」
満を持してG.bibleを起動したゲーム開発部。
その中にはゲーム作りの秘技が書かれていた……。
それは「ゲームを愛しなさい」だった。
今に至る。
ミドリ「お、お姉ちゃん、私何か悪い夢でも見てるんじゃ。」
ユズ「バニタス……。」
モモイ「もう終わりだーーー!!!」
人狼(俺の足がもげた意味ないじゃん。)
アリス「それは否定します。」
モモイ「!」
ミドリ「!」
ユズ「!」
アリス「確かに「テイルズ・サガ・クロニクル」は、クソゲーです。」
ユズ「うぐ!」
アリス「しかし同時にこのゲームをやるたびに感じます。
モモイが、ミドリが、ユズが、このゲームを愛してると。」
アリス「そんなたくさんの想いが込められた世界で遊ぶと……胸が高まります✨️。」
アリス「アリスは、こんなことでこのパーティーメンバーが負けないと信じています!」
ミドリ「……。」
ユズ「……。」
モモイ「うん………よし、作ろう!「テイルズ・サガ・クロニクル2」を!」
人狼「……。」
人狼(足がもげた意味………あったかもな。)
ミドリ「お姉ちゃん!まだ!?」
モモイ「まって、最後にこれだけ入力すれば……。」
ミドリ「あと2分だよ!」
アリス「正確には96秒です、そう言ってる間に92秒……。」
モモイ「わ、分かったから、よし!できた!」
ユズ「………エラーは出てない!モモイ!」
モモイ「分かった、ファイルをアップロード…完了までおよそ15秒……アリス!どのくらい時間ある!?」
アリス「残り……19秒です。」
ミドリ「お願い……。」
モモイ「転送完了……。」
モモイ「間に合ったーーー!」
ユズ「ふう、ギリギリ。」
ミドリ「あとは3日後の発表を待つだけだね…それまでゆっくりしとこ「ドォォン!!」ヒィ!」
モモイ「な、なに!?とうとう爆発した!?」
ミドリ「いや……これはカリン先輩の狙撃だ!」
ユズ「この前の仕返し?」
モモイ「ひとまず部室から出よう!」
"うわ!"
ネル「なんだよ。」
モモイ「し、仕返しにきたの!?」
ネル「うちらはそんな理由で来たりしねぇよ。」
ユズ「だったらどうして……。」
ネル「………あいつはいねえのか。」
"人狼のこと?人狼なら書類の山に埋もれてもらってるよ。"
ネル「そうか……書類の山に埋もれてもらってる!?なんだそれ!?!?」
ミドリ「人狼さんに用があったんですか?」
ネル「いねえならいいんだ………あとそのバカでけぇ武器持ってるそこのチビ。」
アリス「?」
ネル「てめぇだよ。」
"身長かわらないよね。"
ネル「あぁ!……まあいい、てめぇもC&Cに一発食らわしてくれたらしいじゃねえか。」
ネル「ちょっと面貸せや。」
アリス「あ!アリスこのパターン知っています。「私にこんなことしたのはあんたが初めてよ」って。」
アリス「告白イベントですね!チビメイド様はアリスに惚れてると。」
ネル「ふっふざけんなこの野郎!あと誰がチビメイド様だ!!」
ミドリ「ひっ!」
"怖……。"
ネル「まあそんな話じゃねえ、あたしは興味が湧いたんだ………さあ、ちょっくら相手してくんねえかな?」
アリス「………なるほど、一騎打ちイベントですか。」
ネル「?まあそんなもんだ。」
アリス「じゃあいきます………。」
アリス「魔力充電100%………。」
ネル「!」
アリス「光よ!」
ネル「ちっ!」
ドオオォォォォン!!!
人狼(ふう…まったく疲れたぜ。さて、先生達はどんな様子かな……?)
"あ、人狼……お疲れ。"
アリス「ひぃん、負けてしまいました〜!」
人狼「……。」
人狼(なぜこうなった……………。)
これにて時計じかけの花編は終わりです……蛇足に行くぞ!!!