最近戦闘シーン書いてないな〜。
ガタンゴトンガタンゴトン
電車が揺れる。
セリカ「……。」ギュッ
さすがにアビドスには遊園地がないため違う都市に移動する。
人狼「……。」
セリカ「……。」ギュ〜
電車の中でもずっと恋人繋ぎである。
シロコ「ん。」
アヤネ「あ、あんなのもうカップルじゃないですか///。」
ホシノ「う、うへぇ。」
ノノミ「……。」
……………………移動中……………………
着いた。
セリカ「久しぶりの都会だわ。」
人狼(俺はまったく久しくないけどな。)
セリカ「遊園地楽しみね!人狼。」
人狼「……。」コクッ
そんな人狼達のもとに近づく不穏な集団がいた。
シロコ「………?ヘルメット団?」
ノノミ「た、大変です!早く助けに行かないと!」
ホシノ「いや………大丈夫だよ。」
アヤネ「え?」
ホシノ「あんなの人狼の相手じゃない、ここはあのカップルを見守ろう。」
シロコ「ん、賛成。」
人狼(あれはヘルメット団………まじで何処にでもいるな。)
人狼はそう思いながら懐からパンツァーファウストを取り出し狙いを定める。
人狼(せっかくの楽しいデートを邪魔した罰だ……。)
……特に邪魔はしてない気が。
カチッ
パシュゥゥゥゥゥゥ
ドガァァァァン!!!
ヘルメット団A「ぎゃあ!」
ヘルメット団B「ぐあ!」
たった一発だけでヘルメット団は半壊し、散り散りになって逃げていく。
セリカ「さすがね。」
ホシノ「ほらね?」
アヤネ「あの武器は何処から出したんですか……?」
シロコ「ん、考えてはいけない。」
…………………移動中………………
到着
セリカ「やっと着いたわね、人狼は最初何に乗りたい!」
セリカは興奮状態である。
人狼「……。」スッ
人狼はジェットコースターに指を指す。
セリカ「お!最初はジェットコースターね!」
人狼(楽しそうだな……。)
人狼はジェットコースターに乗るセリカを目で追いながら、そう考える。
別にジェットコースターに乗るのを直前で思いとどめたわけではない。
人狼の身長は219cm………そう、身長制限に引っかかったのである。
人狼(別にいいし……ネルと戦った時にビルから飛び降りたことあるし。)
とか変な言い訳を自分の中でしているのであった。
セリカ「はぁ怖かった………次はどうする?」
人狼(こう言われることを見越して面白そうなところを見つけてきたのだ!)スッ
人狼はお化け屋敷に指を指す。
セリカ「お、お化け屋敷?」
しかしセリカは怖いものが苦手である。
その時。
セリカ「!」ビビビッ!
セリカに電流走る。
セリカ(この中に入って怖がればごく自然に抱きつけるのでは!?)
………相変わらずなセリカである。
人狼(なんか嫌そうだな………ここは違う所に……。)
セリカ「行くわよ!今すぐ!!」
人狼「……?」コクッ
ホシノ「あれはおじさんの長年の経験から言わせてもらうと、セリカちゃんはどさくさに紛れて抱きつこうとしてるね。」
シロコ「ん、先生も私とするべき。」
ノノミ「だから先生はいませんって……。」
お化け屋敷の中に入る。
人狼「……。」
セリカ「……。」
その時。
ヴォォォォォ!
セリカ「きゃあ!」
突然出てきたゾンビのオブジェに、セリカは身を固まらせる。
人狼「……。」ギュッ
セリカ「……………え?」
しかしその時、人狼はまるでセリカを抱き寄せるように、セリカに抱きつく。
セリカ「……………。」
セリカ(…………………………………。)プシュー
セリカはあまりの情報量の多さに、セリカの脳内CPUは限界に達した。
その後もセリカは放心状態のまま、お化け屋敷の外へと出ていった。
ある意味作戦成功である。
セリカ「……。」ボー
人狼「……?」スッ
放心状態のセリカにアイスクリームを渡す。
かれこれ食事中や、他のところに行ってる時もこんな感じである。
セリカ「………はっ!」
どうやらやっと正気に戻れたようだ。
セリカ「……アイスクリームありがと。」
人狼「……。」コクッ
時刻はもう夕方、デートも大詰めである。
セリカ「………ねえ、最後にあれ乗りたい。」スッ
人狼「?」
セリカが指を差したのは…………観覧車である。
この観覧車はこの遊園地でも目玉になっているほどの大きさである。
人狼「……。」コクッ
人狼達は観覧車に向かって歩き出す。
アヤネ「どうやら観覧車に乗るらしいです。」
ノノミ「ロマンチックですね〜。」
シロコ「ん。」
ホシノ「先生はいないよ。」
シロコ「ん………………。」
観覧車に乗る。
どうやら他に客は居ないようだ。
人狼「……。」
セリカ「……。」
人狼「……。」
セリカ「………ねぇ、この前の言葉覚えてる?」
人狼「……。」
セリカ「私の事、どう思ってるか…………。」
人狼「……………。」
セリカ「ねぇ。」
セリカ「今、聞いても良い?」
人狼「……。」
セリカ「……。」
人狼「……。」
セリカ「人狼はいつも何も喋らないわね……。」
観覧車はだんだん上がってゆく。
人狼「……。」
セリカ「……。」
人狼「……………。」
セリカ「私はね、怖いの。もしかしたらどこかで人狼は居なくなっちゃうんじゃないかって。他の人に取られちゃうんじゃないかって。」
ポタ……ポタ…………。
セリカは静かに泣き出す。
セリカ「だって……グスッ……人狼は私達と違ってヘイローがない分防御力がないし………ウグッ………。」
人狼「……。」
セリカ「人狼…は……ちょっと不器用だけど……強くて………かっこいいし……ウッ………私の人狼でいてほしいのよ…!」
人狼「……。」
セリカ「うぅぅぅぅ……。」
人狼「……。」
ギュッ
人狼はセリカに覆いかぶさるように抱きつく。
ちょうど、観覧車は頂点まで達していた。
セリカ(暖かい……。)
人狼(まだ…………まだその時ではない………。)
観覧車が一周するまで、この状態は続いたのであった……。
セリカ「悪いわね……見苦しいとこを見せちゃって……。」
人狼「……。」
セリカ「……。」
人狼「……。」ポンッ
セリカ「!?」
人狼はセリカの頭に手を乗せる。
セリカ「………フフッ。」
こうしてデートは幕を閉じるのであった。
数年後……。
ピピピピッ!
カチッ
目覚まし時計の音で目を覚ます。
隣には妻の姿がない……多分朝ごはんを作っているのであろう。
部屋の扉を開け、リビングに向かう。
………リビングからは美味しそうな目玉焼きの匂いが漂よってくる。
「フンフフ〜ン♪。」
愛くるしい鼻歌の先には、愛しい妻が朝食の用意をしていた。
どうやら妻は俺が起きたことに気づいたようだ。
「あ、おはよう、あなた。」
「……。」コクッ
こうして、俺の1日が始まるのであった。
最後は誰と誰なんでしょうね……。