人狼inキヴォトス   作:もりもりバナナ

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ルーキー日間ランキング12位
ありがとうございます!!!



コハル……まじかよ

人狼が合宿に来て少しがたった……。

 

 

コハル「……。」キョロキョロ

 

 

人狼「?」

 

 

コハル「……。」サッ

 

 

人狼「……。」ジー

 

 

コハル「よし誰もいないわね。」

 

 

人狼「……。」ポン

 

 

人狼は背後からコハルの肩を叩く。

 

 

コハル「」ガタガタッ

 

 

人狼(大丈夫か?)

 

 

コハル「な、なんで人狼が!」

 

 

そう言ってるコハルの手には、エ駄死本があった!!!

 

 

コハル「ちょ!これは…その……そう!押収したものなのよ!」

 

 

人狼(なんでお前が持ってんだ?)

 

 

コハル「こ、これから返す予定だったのよ!」

 

 

"へぇ〜そうなんだ。"

 

 

コハル「

 

 

人狼(あ、先生じゃん。)

 

 

"でも確かコハルは合格まであっちに戻っちゃダメだよね。"

 

 

コハル「うぅ。」

 

 

"あ、そうだ!ねえ人狼。"

 

 

人狼「……。」フルフル

 

 

人狼は拒否する。

 

 

"お願い!人狼だったら霧化してなんとか行けるじゃん!"

 

 

確かに人狼は手に持っているものとかも一緒に霧化できるが、まず人狼にメリットが無い。

 

 

"後でトリニティ限定のチョコレートケーキ買ってくるから!コハルと一緒に!"

 

 

コハル「こんなんで釣れるわけ……。」

 

 

人狼「……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、人狼はトリニティの本館の方に来ていた。

 

 

人狼(え〜っと、コハルの言ってたとこは…ここだな。)

 

 

懐にはコハルのエ駄死本があった。

 

 

人狼「……。」シュゥゥゥゥ

 

 

霧化する、そうすると普通人が入れないような小さな隙間でも入ることができるのだ。

 

 

スタッ

 

 

人狼(よーし、中には入れたし適当に置いてサッサとずらかるか。)

 

 

その時。

 

 

ガチャ

 

 

人狼「!」ササッ

 

 

ハスミ「……。」

 

 

マシロ「どうしました?先輩。」

 

 

ハスミ「いえ…何か妙な気配が……。」

 

 

バタン

 

 

ドアが閉められる。

 

 

人狼(あぶねー、片手にエ駄死本持ってる姿を見られたらやばかった。)

 

 

トス

 

 

人狼(さ、帰るか……チョコレートケーキが俺を待っている。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"あの〜。"

 

 

人狼「……。」ジー

 

 

"………うへぇ。"

 

 

人狼(ホシノの真似をしても無駄だ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アズサ「ヒフミ、何故先生は怒られているんだ?」

 

 

ハナコ「人狼さんは一言も話してませんけどね。」

 

 

ヒフミ「あはは……えっと確か…先生が約束を破ったらしいです。」

 

 

コハル「……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"お、お慈悲を……。"

 

 

人狼「……。」フルフル

 

 

人狼は否定する。

 

 

そもそも何故こうなっているかと言うと……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間前……

 

 

"ふう…やっと買えたね。"

 

 

コハル「ありがとね先生。」

 

 

"いや〜それほどでも〜。"

 

 

その時。

 

 

ハスミ「あら、先生。この間ぶりですね。」

 

 

"あ!ハスミじゃん。"

 

 

コハル「ハスミ先輩!」

 

 

ハスミ「コハルもいるのですね、学業の方はどうですか?」

 

 

"いい感じだよ、この前もけっこういい点数取れたし。"

 

 

ハスミ「なるほど、コハルが正義実現委員会に戻ってくるのも時間の問題ですね。」

 

 

コハル「えへへ…。」

 

 

ハスミ「ところで先生。」

 

 

"ん?"

 

 

ハスミ「その手に持っているのは……もしや………。」

 

 

"ああ、これは人狼に「この前言ってくれたスイーツですね!」……え?"

 

 

"いや…この前言ったのはパフェ「しかも季節限定の!」………いや…だから………。"

 

 

ハスミ「ありがとうございます!!!!!」

 

 

"……。"

 

 

コハル「……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"はい、それで渡してしまいました……。"

 

 

人狼「……。」

 

 

人狼(さて…どうしてやろうか………あ、閃いた。)

 

 

"うへぇ……。"

 

 

人狼「……。」スッ

 

 

人狼はヒフミ達を指差す。

 

 

"え?………あ、そういうことね。"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒフミ「?」

 

 

アズサ「?」

 

 

コハル「?」

 

 

ハナコ「……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日。

 

 

ヒフミ「本当に良いんですか!?」

 

 

"致し方なし。"

 

 

アズサ「おお…このケーキ可愛い……。」

 

 

ハナコ「なんか先生の口調変わってません?」

 

 

"それがしが不備を働いたためでござる。"

 

 

人狼(コイツ本当に反省してんのか?………まあチョコレートケーキ買ってきたしいいか。)

 

 

コハル「まさか全員分のを買ってくるなんて……。」

 

 

この後、先生以外全員で美味しくケーキを食べたのだった。




チョコレートは正義。
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