またいつ人狼に喋らせようかな〜。
時は深夜。
いい子たちは明日に備え寝ている時間帯である。
ましてや補修授業部のように毎日勉強をしなければならない者にとって深夜は貴重な休憩時間である。
しかし……。
ハナコ「うふふ……来ちゃいましたね、深夜の街に❤️。」
アズサ「深夜の街はこんなにも活気があるのか。」
ヒフミ「あはは……あ、この辺にモモフレンズのカフェがあったはず。」
人狼「……。」ジー
人狼は先生を睨めつける。
"まあ大丈夫だよ、どうせこの時間帯にここら辺にいる生徒は居ないだろうし。"
人狼(………フラグだ。)
そう、先生達は補修授業部が本来外に出てはいけない時間帯に遊びに来てたのである。
人狼(確かに一息つくのは重要だ、でも昼間でよくね?)
ハナコ「そしたら背徳感が味わえないじゃないですか❤️。」
人狼(なんで言ってないのに分かるんだよ。)
"人狼は顔に出やすいからね。"
ハナコ「うふふ。」
人狼「……。」
ヒフミ「ありました!モモフレンズのカフェです!」
アズサ「おお✨」
アズサはキラキラと目を輝かせる。
"よし、私が奢るからたくさん食べて良いよ。"
ヒフミ「いいんですか!?」
ハナコ「太っ腹ですね、ありがとうございます。」
人狼「?」
"まあ…お金なら大丈夫だよ………最悪人狼から借りるし。"
人狼「!」
ガチャ
店員「いらっしゃいませ〜何名様でしょうか?」
ヒフミ「6人です。」
店員「ではテーブル席にご案内しますね。」
てくてく
店員の後ろを歩く。
その時。
ハスミ「?」
なんと会計をしているハスミに合ったのだ!(バイトじゃないよ)。
ハスミ「せ、先生!?」
"うっ!フラグ回収だ!"
コハル「ハスミ先「グイッ」!」
人狼はとっさにコハルを自分の背後に隠す。
ハスミ「な、なぜ補修授業部の方々も!?……どうやらコハルは見つかりませんね。」
"ち、ちょっとコハルのために皆でスイーツを買おうとね……。"
ハスミ「なるほど………。」ジー
どうやら疑っているようだ。
"仕方ない………"スッ
ハスミ「これは……!」
先生は黙ってハスミ分の代金を払い、数万円を握らせたのだ。
ハスミ「これは…賄r"私はたくさん食べるハスミが好きだからね、これは私の奢りだよ"…え?」
"今度時間があったら…いつか一緒にスイーツを食べに行こう、2人っきりで。"(イケボ)
ハスミ「は…はい!」
ヒフミ「あ…あはは……。」
こうしてハスミは夜の街に消えていくのだった。
しかし、新たな問題が浮上した。
ハナコ「もしかして……今、手持ちのお金を全部渡しました?」
"…………………………あ。"
人狼(このバカ野郎が。)
コハル「……。」ササッ
人狼の背後からコハルが出てくる。
コハル「あ…ありがとね、人狼。」
ハナコ「そんなに顔を赤くして……一体何を妄想しているんですか❤️。」
コハル「ちょっと!なんでそんな含みのある言い方なのよ!!!純粋に少し恥ずかしかっただけよ!」
ハナコ「あらあら❤️人狼さんが好きなんですか❤️?」
"ちなみに人狼は彼女いるよ。"
ハナコ「え。」
コハル「!」
アズサ「?」
ヒフミ「そうだったんですか!?」
人狼(まだ告ってねえよ。)
"どうせまだ告白してないとか考えてるでしょ!"
人狼(なんで分かるんだよ………顔に出てるのか。)
"あ、お金どうしよ「スッ」?"
人狼は自分の財布を出す。
人狼「……。」ジー
"あ、ありがとね……。"
ハナコ「人狼さんありがとうございます。」
人狼(じゃあ早速食べるか………。)
コハル「ねえ、人狼はもうその彼女さんと……エッチはしたの!?」
ヒフミ「」ブフォ
ヒフミは飲んでいた水を吐き出す。
"大丈夫?"
ハナコ「あらあら❤️。」
人狼「……。」フルフル
人狼は否定する。
コハル「嘘でしょ!私は騙されないんだから!!」
人狼(なんだコイツ。)
ハナコ「決めつけるのは良くないですよ?」
コハル「いや…きっと人狼は彼女さんにあんなことをしたり……そんなことを強要させたり…。」
アズサ「?」
ヒフミ「アズサちゃんは分からなくて大丈夫ですからね。」
ハナコ「うふふ……コハルちゃんは面白いですね❤️。」
"人狼だってまだそこまでは行ってないよ………行ってないよね?"
人狼「……。」コクッ
コハル「嘘よ!どうせ嘘なんだわ!!」
"確かに人狼はその子とモモトークする時はなんか幸せオーラを出してるよね。"
人狼(まじか。)
そんな他愛のない事を話していると。
店員「失礼します、こちらビッグチョコレートパフェです。他のスイーツはただいまお持ちしてまいります。」
とうとう来たようだ。
アズサ「おお…。」
ハナコ「大っきいですね……。」
コハル「「大っきい」!エッチなのは駄目!死刑!」
人狼「✨️」
アズサ「無表情なのにとても嬉しそうだ。」
人狼はスプーンを手に取り、いざビッグチョコレートパフェを食べようとする。
その時。
ドガァァァァン!!!!
パリィン!
ヒフミ「きゃあ!」
アズサ「!」
人狼「!!!」
ガッシャーン!!
"皆大丈夫!?………あ。"
コハル「じ、人狼……。」
そこには爆風で窓ガラスが割れ、パフェが飛ばされ、地面に落ちたのを見つめている人狼の姿があった。
人狼「……。」
アズサ「……。」
コハル「……。」
ハナコ「……。」
人狼「……。」カチャ!
人狼は拳銃を取り出す。
次回!美食死す!!!