人狼inキヴォトス   作:もりもりバナナ

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そのうちセリカとのラブラブ物語を作りたいですね。



復讐しよう!!!

あれから日が経ち、とうとう最終試験の前日となってしまった。

 

 

"緊張して寝れないね、人狼。"

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

グッグッグッ

 

 

"でもたくさん頑張ってくれたからね、絶対行けると信じよう。"

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

グッグッグッ

 

 

その時。

 

 

コンコンコン。

 

 

ヒフミ「失礼します。」

 

 

"ああ、ヒフミも寝れない感じ?"

 

 

ヒフミ「あはは……実はそうなんです……。」

 

 

グッグッグッ

 

 

ヒフミ「先生達も寝れないんですね。」

 

 

ハナコ「私達もいますよ。」

 

 

コハル「こんばんは……何やってるの!?人狼!?」

 

 

そう、人狼は先生の横で片腕だけで逆立ち腕立て伏せをしているのである!

 

 

さっきからの「グッグッグッ」という音はこの音である。

 

 

人狼「……。」スタッ

 

 

人狼は筋トレを終了する。

 

 

筋トレ中は人狼はタンクトップを着ているが、どうやら汗はかいていないようだ。

 

 

さすが人狼である。

 

 

コハル(………人狼の今の姿ってエ駄死なのでは?)

 

 

コハルは相変わらずのことを考えている。

 

 

そんな事を考えていると、ハナコが話し始めた。

 

 

ハナコ「実は先ほどシスターフッドの方と少しお話ししたんですよ。」

 

 

人狼(なんの話だ?)

 

 

ハナコ「その話によるとどうやら明日、私達が試験を受ける第19分館なんですが……。」

 

 

人狼(また妨害が!?)

 

 

コハル「また妨害があるの!?」

 

 

ハナコ「いえ、どうやらそこをかなりの数の正義実現委員会が来て、建物を隠蔽するらしいんです。」

 

 

"え?"

 

 

ハナコ「「エデン条約に必要な重要書類を保護する」という名目でティーパーティーからの要請があり、正義実現委員会が厳戒態勢に入るそうです。」

 

 

ヒフミ「戒厳態勢……初めて聞きました。」

 

 

ハナコ「エデン条約が終わるまで一人も入らせないでしょう。」

 

 

コハル「ちょっと待って!私達の試験はどうなるの!?」

 

 

ハナコ「………つまり試験を受けたいのなら正義実現委員会を敵に回せ、ということでしょう。」

 

 

人狼「……。」ガチャ!

 

 

MG42を取り出す。

 

 

人狼(コイツの初戦闘は正義実現委員会か……悪くない。)

 

 

"人狼はやる気だね。"

 

 

コハル「わ、私がハスミ先輩いに説明して……。」

 

 

ハナコ「それはできないでしょう、それはティーパーティーに対する明確な離反と同義ですからね。」

 

 

ヒフミ「……。」

 

 

ハナコ「どうやらティーパーティーは私達を本気で退学にさせるようですね。」

 

 

ヒフミ「どうして……そこまで………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アズサ「私のせいだ。」

 

 

いつの間にかいたアズサが喋る。

 

 

ヒフミ「アズサちゃん!どこにいたんですか!?」

 

 

アズサは話を続ける。

 

 

アズサ「みんな、聞いてほしいことがある。」

 

 

ヒフミ「……?」

 

 

コハル「どうしたの?」

 

 

アズサの体は少し震えているように見える。

 

 

コハル「アズサ……体調でも悪いの?」

 

 

人狼「……。」

 

 

アズサ「今まで隠してきたんだけど、もう隠すのはやめた。」

 

 

"……。"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アズサ「ティーパーティーが探している裏切り者は私だ。」

 

 

ヒフミ「………は?」

 

 

コハル「ど、どうゆうこと?」

 

 

どうやら2人は理解が追いつかないようだ。

 

 

アズサ「私は元々アリウス分校の出身、今は身分を偽ってここに潜伏している。」

 

 

ヒフミ「アリウス?潜伏?」

 

 

コハル「……?」

 

 

ハナコ「……。」

 

 

コハル「アリウスって?」

 

 

ハナコ「アリウス分校、かつてトリニティの連合に反発した高校です。」

 

 

ハナコ「その反発のせいで今はキヴォトスのどこかで息を潜めていると聞きました。」

 

 

アズサ「そう、ここに来るまではずっとアリウスにいた。」

 

 

人狼(つまりアズサはずっと都市伝説みたいな所にいたのか。)

 

 

ヒフミ「な、なんでトリニティに潜伏なんて……。」

 

 

アズサ「それはティーパーティーのナギサのヘイローを破壊するためだ。」

 

 

"!"

 

 

ヒフミ「!」

 

 

ヘイローを破壊する、いくら銃弾を受けてもピンピンしているキヴォトス人だが、ヘイローを壊されてしまったら死んでしまうらしい。

 

 

コハル「ちょっと待って、アリウスとかそういうのはあんまり良く分からないけど、結局補修授業部とは何の関係があるの?」

 

 

コハル「アズサはなんで急にこんな話をするの……?」

 

 

ヒフミ「……。」

 

 

ハナコ「……。」

 

 

人狼「……。」

 

 

"……。"

 

 

アズサ「明日の朝、アリウスの生徒がナギサを狙ってトリニティに侵入する。」

 

 

アズサ「私はナギサを守らなきゃいけない。」

 

 

人狼「……。」

 

 

ハナコ「なるほど、本館の警備が手薄になっている時に一気に詰め寄るということですか。」

 

 

人狼(アリウスの奴らも頭が回るようだな。)

 

 

コハル「ちょっと待って、なんでアズサはティーパーティーを守るの!?最初は倒そうとしてたんでしょ!?おかしくない?」

 

 

ハナコ「きっとアズサちゃんは最初からそうゆう目的で来たんですよ。」

 

 

アズサ「……。」

 

 

ヒフミ「アズサちゃん……。」

 

 

アズサ「ああそうだ…騙してすまなかった。」

 

 

人狼「……。」

 

 

アズサ「本当にごめん、今こうやって補修授業部が作られたのは私のせいだから……。」

 

 

"それは違うよ。"

 

 

先生が否定する。

 

 

アズサ「先生?」

 

 

"みんな、ナギサがヒフミを、ハナコを、コハルを、アズサを信じてあげられたら。"

 

 

"もっともっと互いに信頼できたら、こんなことにはならなかったと思う。"

 

 

人狼(いいこと言うじゃん。)

 

 

コハル「でも、試験会場は正義実現委員会が囲んでいるし、ナギサ様は守らなきゃいけないし……もうどうすればいいのよ!!!」

 

 

ヒフミ「確かに……。」

 

 

”う〜ん…。”

 

 

人狼(やっぱり全員倒すしかないのか。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハナコ「先にこっちから手を打ってしまえばいいんですよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人狼(え?)




今思ったんですけどなんでセリカって誘拐されたんでしょうね。
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