ちなみに人狼は先生とは別行動をしています、その理由は途中でツルギ達と会って指揮をしているからです。
辺り一面が燃えている。
その中には助けを求める生徒、涙を流す生徒など、様々である。
その様子はまさしく地獄のようだ。
人狼(クソッ!………ここまでの攻撃、地上侵攻部隊がいるはずだ!)
空には、まるで太陽のように燃える飛行船がある。
人狼(あれは…万魔殿の飛行船!?)
…と、その時。
ダン!
人狼「!」
アリウス生A「いたぞ!要注意人物だ!」
アリウス生B 「殺せ!」
ダダダン!!
人狼「……。」ヒュンッ
アリウス生A 「ちょこまかと逃げやがって!」
ダダダダダン!!
人狼(当たんねぇよ。)ヒュ!
ドゴォ!!
アリウス生A「グフッ!」
アリウス生B「おい!増援を呼「ドゴォ!!」なっ!」
人狼「……。」
人狼(やはりアリウスか……。)
アリウス生C「おい!増援早く来い!!」
人狼「……。」
パァン!
アリウス生C「ギャッ!」
順調に敵を倒している人狼……しかし。
ミサキ「目標地点に到着………最悪だ。」
アリウス生D「まさか要注意人物がいるなんて。」
人物「……。」
人狼(増援か……。)
ミサキ「まあ……どっちみち殺すから関係ないけどね。」ガチャ
そう言ってミサキはロケットランチャーの狙いを定める。
アリウス生D 「うおぉぉぉ!」ダダダダン!
アリウス生E「撃て撃て撃てぇ!」ダダダダダン!
ミサキ「……。」カチッ
ドガアァァン!!!
しかし、人狼も黙ってはいない。
人狼「……。」チャキ!
パァンパァンパァン!!!
アリウス生G「ぐふッ!」
アリウス生H「撃ちまくれ!」
ダダダダダン!
人狼(クソッ、あの時よりも数が多いな。)スッ
人狼は懐から柄つき手榴弾をを取り出す。
ポイッ
アリウス生F「グ、グレネード!!!」
ミサキ「!」ダッ
ドガアアァァァァァァン!!!
ドガアアァァァァァァン!!!
"!?"
"(この方角からの爆発音……人狼も戦闘を行ってるんだね。)"
一方先生たちは、また違うアリウス生と戦っていた。
ハスミ「まさかカタコンベから上がってくるとは思いませんでしたよ………。」
ツルギ「キヒヒ……ケヒャヒャヒャヒャ!!!」
アリウス指揮官A「…なんだあの女は………。」
アリウス生I「要注意人物が2人もいます!」
アリウス生「まずはあの体の弱い先生かr「ドオォン!!」グフッ!」
ハスミ「そんなことはさせませんよ。」
アリウス生J「………。」
アリウス指揮官A「総員!撃てぇ!!!」
ダダダダダダダダダダン!!!
ハスミ「こちらも撃ち返してください!」
正義実現委員A「はい!」
パパパパパパパパン!!
シュゥゥゥ
爆発により舞い上がった煙が、だんだんと晴れてくる。
人狼「……!」ダッ!
ヒュンッ!!
ミサキ「チッ。」
人狼(…まだいたのか。)
ミサキ(なんで躱せるのよ。)
アリウス生J「ミサキさん……例の部隊が到着しました。」
ミサキ「……分かった、全部隊、一時撤退。」
しかし。
人狼「……。」カチッ
ミサキ「……な!」
シュゥゥゥゥ
ミサキ「みんな!走って逃げて!」
ドガアァァァァン!!!
人狼(そんな事させるか。)
人狼はパンツァーファウストを撃ち込む。
アリウス生L「いっ!」
ミサキ「…っ。」
アリウス生K「ぎゃあああ!!!」
アリウス生J「て、撤退!!」
人狼(……もう一発、撃ち込んでやるか。)ガチャッ
人狼はパンツァーファウストを装填する。
しかし、そこに邪魔が入るのであった。
ドドドドドドドドド!
人狼「!」シュタッ
人狼は何処からか撃たれた弾をなんとか躱す。
人狼(また増援か!?)
ミサキ「やれやれ…遅い。」
人狼(な、なんだあれ……。)
人狼は驚きの光景を目の当たりにする。
人狼(なんて……服装だ…………。)
そう、人狼は敵のあまりにも奇抜な服装には驚愕………いやドン引きしたのである!
人狼(絶対戦場にいるようなやつじゃない……何者だ!?)
アリウス生M「ミサキさん…なんかあいつめっちゃ引いてますね……なんでだろ?」
ミサキ「……そりゃあね。」
アリウス生M「?」
ミサキは分かっているようだが、他のアリウス生は分かっていないようだ。
一方その頃。
"な…なにあれ………。"
ヒナタ「あれは……本で読んだことがあります、多分あれは「聖徒会」の服装です!」
先生たちもどうやら出会ったようだ。
ヒナタ「何百年も前に滅んだユスティナ聖徒会がなぜここに……。」
"昔はあんな格好だったんだ。"
ハスミ「それは私も知りませんでした。」
ヒナタ「…すごい数です………何十、何百人もいます!!!」
"っ!"
"(今の状況、正義実現委員会が少しとヒナタ……こっちには正義実現委員会の委員長と副委員長もいるけど、ちょっと不利かな。)"
先生は大量のユスティナ聖徒を見て、少し不安がる。
ツルギ「先生、今こっちが少し不利だと考えてませんでしたか。」
"ギクッ!!"
なぜか先生の考えていた事がバレてしまう。
やはり女性の勘は鋭い。
ツルギ「先生、やることは一つのみです。」
"……それもそうだね。"
ハスミ「先生……。」
ヒナタ「せ、先生………。」
先生は決意を固める。
"みんな、私を信じて。"
一同「「「「「「「はい!!」」」」」」」
ツルギ「ケヒャァァァァァァ!!!!」
人狼(オラッ!)ブンッ
ユスティナ聖徒をぶん殴る人狼。
しかし。
人狼(なんだこの感触……まるで雲を殴っているようだ。)
まったく殴った感触がないのである。
ユスティナ聖徒A 「……。」
ドドドドドド!
人狼「……。」タッ
しかも大量にいるのである。
人狼(なんだコイツら……幽霊なのか?)
アリウス生N「……。」ジー
ミサキ「……。」ジー
アリウス生O「
ミサキ「まあ………所詮は複製だし…………。」
アリウス生N「………この戦い、勝てるんでしょうか……。」
ミサキ「……勝つしか無いよ。」
この言葉の意味、今はまだ人狼には理解できないのであった。
ツルギ「キエェェェ!!」
ドォン!ドォン!
"(くそっ、個々の戦力でなんとか負けずに戦い続けてるけど……。)"
ハスミ「くっ!キリがないですね……。」ドオォン!
アリウス生P「ぎゃ!」
"敵が多すぎる!!"
ヒナタ「せ、せめて先生だけでも安全な所に……。」
ユスティナ聖徒B「……。」ザザッ
ユスティナ聖徒C「……。」ガチャ
ユスティナ聖徒D「……。」ガコッ
ハスミ「くっ!こっちのも敵が!」
ツルギ「キェッヒャァァ!!!」
ドォン!ドォン!ドォン!
先生の前のユスティナ聖徒が一掃される。
しかし。
ユスティナ聖徒E「……。」ザザッ
ユスティナ聖徒F「……。」ザザッ
ユスティナ聖徒G「……。」ガチャッ
ユスティナ聖徒H「……。」ザザッ
またしても大量のユスティナ聖徒会が立ちふさがる。
ツルギ「キッヒャァァァァ!!!」
ドォン!ドォン!ドォン!
ユスティナ聖徒I「……。」ザザッ
ユスティナ聖徒J「……。」ダッ
アリウス生Q「うおおおお!!」
ユスティナ聖徒K「……。」ガチャッ
ツルギ「キッ!!!」
ハスミ「くっ!」
ドォン!ドォン!
ドオォン!!
いくら倒しても…。
ユスティナ聖徒L「……。」ガチャッ
ユスティナ聖徒M「……。」ドドドドドド!
ユスティナ聖徒N「……。」ドドドドドド!
アリウス生R「喰らえ!」ダダダダダン!
ヒナタ「お、多すぎます!」
いくらでも湧いてくるユスティナ聖徒会。
…と、その時。
ユスティナ聖徒M「……。」ドドドド!
「邪魔。」
ユスティナ聖徒M「…!。」
ズドドドドドド!
"!"
ハスミ「あなたは………。」
"ヒナ!!!"
ヒヨリを押し返したヒナが、先生のもとに来たのである。
アリウス生S「なにぃ!」
アリウス生T「なぜゲヘナの風紀委員長がここに!!」
ハスミ「ちょうどよかった、風紀委員長!先生を安全なところに!!」
ヒナ「ええ、分かってるわ。」
アリウス生S「させるk「ズドン!」グフッ!」
ヒナ「邪魔しないで。」
ツルギ「風紀委員長。」
ドォン!
アリウス生T「ギャッ!」
ツルギ「先生は任せたぞ。」ガチャ!
ヒナ「任せて……先生、行くわよ。」
"お願いね。"
アリウス生U「うわあああ!!」ダダダン!
ユスティナ聖徒O「……。」ガチャッ
ユスティナ聖徒P「……。」ザザッ
ハスミ「させません!!」
ドオォン!!
アリウス生V「ぐっ!」
ヒナ「どけて。」
ズドドドドド!
"みんな!ありがと!!!"
先生とヒナはひとまず脱出する。
人狼「……。」
ミサキ「………」ドサッ
ミサキは地面に倒れ込む。
その周りを見渡してみても、倒れているアリウス生が居るだけである………ユスティナ聖徒会は消えてなくなった。
ミサキ「……リーダー。」ボソッ
人狼(ん?なにか言ったか?…って、意識ないのになんか言えるわけ無いじゃん………よほどそれを大事に思ってない限り。)
人狼はあたりを見渡す。
人狼(よし、とりあえずここらへんの敵は全員倒したから先生の方に行かないと!)ダッ!
人狼は先生のところに走り出す…………しかし、人狼は先生が今、どこで何をしているのか。
ましてや先生がヒナと一緒に逃げているなんてことは知りもしなかった。
人狼(…………あ、閃いた。)
人狼「……。」シュゥゥゥゥゥ
人狼は霧化する。
そう、霧になって空を飛び、上空から探し出そうとしたのである。
人狼「……。」
人狼(探すか。)
一方その頃、先生たちはと言うと。
ヒナ「そういえば先生、なんでボディーガードの人狼がそばにいないの?」
ヒナは逃げながら先生にそう問いかける。
"ちょっと人狼には違うところで戦ってもらってるからね。"
ヒナ「それはなぜ?」
"人狼は知っての通り、キヴォトスでは私の知っている中だとトップレベルに強い。"
ヒナ「確かにそうね。」
"でもあまり私の指揮があっても変わらないんだ。"
ヒナ「それは以外ね、大体の生徒なら先生の指揮があればけっこう戦いやすくなるのに。」
"うん、それで人狼には違うところを任せたんだよ………一人で。"
ヒナ「………先生もなかなかひどいことをするわね。」
ヒナはこう言っているが、内心「まあ、大丈夫でしょ。」って思ってる。
"あはは………ちなみにヒナ。"
ヒナ「どうしたの?」
"私達ってどこに向かってるの?"
今度は逆に先生がヒナに問いかける。
ヒナ「救護騎士団のセナのところよ。」
"セナ?"
ヒナ「たまに負傷者のことを死体って呼びそうになるけど……まあいい人よ。」
"…………そうなんだ。"
ヒナ「先生の思うことは分かるわ。」
ヒナと話しながらセナがいるところに走っていく。
しかしその時。
ヒナ「危ない!!」
ガバッ!
ヒナは先生をかばうように立つ。
ダァン!
ヒナ「うっ!」
"ヒナ!!"
ヒヨリ「ヒナさん……また会いましたね。」
ヒナ「また、性懲りもなく………。」
ガチャッ!
ヒナはヒヨリに銃口を向ける。
密かに狙っている敵の存在を知らずに。
ダァン!
ヒナ「ぐっ!!」
サオリ「撃て。」
ユスティナ聖徒Q「……。」ガチャッ
ユスティナ聖徒R「……。」ガチャッ
ユスティナ聖徒S「……。」ガチャッ
ユスティナ聖徒T「……。」ガチャッ
ヒナ「まずい!先生!!」ドガッ
とっさにヒナは先生を蹴り飛ばす。
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!
ヒナ「っ!!!」
ドサッ
"ヒナぁ!!!"
すぐさま先生はヒナのところに駆け寄る。
サオリ「残りはシャーレの先生……貴様だけだ。」
そう言ってサオリが先生に近づく。
"…………君がアリウススクワッド…?"
サオリ「………ああ、そうだ。」
"そうなんだ……………。"
サオリ「まったく………この風紀委員長も馬鹿なものだ、全ては虚しいのに人をかばうなんて。」
サオリの言葉に先生は反論する。
"………本当にそうかな。"
サオリ「何がだ。」
"本当に全ては虚しいのかなって。"
サオリ「………ああそうだ、こんな苦痛しかない世界なんか虚しいにきまっt"それは否定するよ。"……なぜだ。」
"私はこの世が虚しいとは思わない。"
サオリ「ふん、そう言っていられるのも今のうちだ。」
"ねえ………。"
先生はサオリに疑問をぶつける。
サオリ「なんだ。」
"君たちはどうして戦ってるの?"
サオリ「っ!」
たった一言の疑問、それだけでサオリの考えや心は揺れ動く。
"この戦いが終わった先にきっと………きっと幸せなことがあると信じて戦ってるんでしょ?"
サオリ「………。」
"私はまだ若いけど……君よりは年上だ、君の置かれている状況もある程度分かる。"
サオリ「………黙れ。」
"きっと戦わないといけない理由、裏に誰かがいるんでしょ?"
サオリ「黙れ。」
"それは誰なのか教えてくれないかな………大人として、先生として、そんな子供を見逃すわけにはいけな「黙れぇ!!!」………。"
サオリ「貴様になにが分かるんだ!!私達の境遇も知らない者が!ただ助けたいと言うだけの大人が!!!!」
"……。"
サオリ「もうそんなお前もここで終了だ!!」ガチャ!
"!"
サオリが先生に向かって銃を向ける。
しかし、その時!
ブオォォォン
どこからかエンジン音が聞こえる。
そして。
ヒナ「うぉぉぉぉ!!!」ズドドドド!!!
ヒヨリ「ヒィ!まだ戦えるんですか!?」
ヒナが起き上がる。
その瞬間。
ブオォォン!!!
セナ「こっち!!!」
車に乗ったセナが現れる。
サオリ「なにぃ!」
ヒナ「先生!乗って!!!」
"う、うん!!"
先に乗ったヒナの手を握り、なんとか先生は車に入り込む。
しかし。
ダァンダァン!!
"ッ!"
ヒナ「先生!!!」
2発の凶弾が、先生の腹部を貫く。
ドサッ
ヒナ「セナ!!!急いで!!!!!」
セナ「分かってるわ!!」
ブオオォォォォン!!!
先生を乗せた車は、段々とサオリから離れてゆく。
ヒヨリ「お、追いますか?」
サオリ「………いや、ヘイローのない人間だ、あのくらい放って置いてもすぐ死ぬだろう。」
そこには少しの薬莢、そして少量の血が落ちていた。
オマケ
一方その頃、人狼は。
人狼(……おや?)
どうやら先生ではなく、戦闘の真っ最中のツルギ達を見つけたらしい。
人狼(ツルギとかに聞くか。)
ヒュゥゥゥゥゥ
人狼は霧化を解く。
ツルギ「キッキェェェェ!!」
ドォン!ドォン!
ハスミ「くっ!」
ハスミ(援軍が来ない現状、かなり厳しいですね……。)
…と、その時。
ヒュゥゥゥゥゥ
ハスミ「?」
何かが飛来してくる音に、ハスミは目を向ける。
そして。
ドシィン!!!
ヒナタ「ヒィ!」
ツルギ「!?」
ハスミ「あ、あなたは………。」
ハスミ「人狼さん!!」
人狼「……。」
アリウス生W「な、なぜ空から大男が「パァン!」グフッ!」
アリウス生X「な!」
アリウス生Y「撃て撃てぇーーー!!!」
アリウス生Z「うおおおおおお!!!」
ダダダダダダダダン!!!
人狼「……。」
・・・30分後・・・
アリウス生一同「「「「「……………。」」」」」
ヒナタ「す、すごいです………。」
大方アリウス生を倒したのであった。
更新するのが遅れて申し訳ございません。