最近目が疲れやすいです。
先生が倒れてから少し経ち………。
少佐「先生、どうやら時が来たようだ。」
そう言いながら少佐はとある方向に指を指す。
その先には光体が浮かんでいた。
"……なにこれ?"
セイア「まったく…ちゃんと私達の話は聞いたんだろうね?」
"ちゃんと聞いたけど……。"
少佐「これが現れたってことは目覚めることができるってことだ。」
"やっと!"
セイア「ようやく理解できたようだね。」
少佐「さあ先生、行くがいいさ。」
少佐「この先には先生のいたキヴォトスや生徒たちが待っている。」
"うん!少佐たちもお元気で!!!"
先生は光に向かって走り出す。
少佐「やれやれ、こういうシチュエーションも2度目だ。」
セイア「こんな経験を2度もするなんて面白そうな人生だね………その話聞かせてもらえるかい?」
少佐「ああもちろんだ、少し長くなるかもしれないがな。」
セイア「ふふ、君と居ると退屈しないね。」
少佐達は光の中に飛び込んでゆく先生を尻目に、席につくのだった。
"……。"
とある救護騎士団の病室で先生は目を覚ました。
"知らない天井だ……。"
どうやら元気そうである。
ムクッ
体をベッドから起こす。
"っ!"ズキズキ
先生のお腹あたりが痛む、そこには銃痕が2つついていた。
…と、そこへ。
ガチャッ
セリナ「失礼しま……先生!?意識が戻ったんですね!!」
"あ、おはよう。"
セリナ「あわわ……ひ、ひとまず安静にしてください!」
"……うへぇ。"
先生はこのキヴォトスに戻ってこれたことに、表には出さないが内心喜んでいる。
先生は今、正義実現委員会のハスミと話している。
理由はたまたま近くにいたからである。
ハスミ「……意識が戻って良かったです、先生。」
"うん、みんなはどう?"
ハスミ「ツルギならここに…。」
そう言いながらハスミは隣のカーテンを開ける。
そこにはベッドに横たわっているツルギがいた。
ツルギ「……。」ボケー
ハスミ「ツルギ……聞こえてますか!ツルギ!…ツールーギー!!!」
ツルギ「……。」ボケー
なぜかツルギは心此処にあらず、みたいな感じである。
…と、そこで。
"………ツルギ。"
先生がツルギの名を呼ぶ。
そうすると。
ツルギ「キエェェェェェ!!!」
セリナ「うわっ!」
"!"
ツルギ「せ、せせせせせせ先生!!!いいいいつかかかっかかっからららら意ししし識がが戻どどっってててててて!!!!!!!!」
"お、落ち着いて!"
ツルギ「……。」スンッ
"うおっ!急に落ち着いた!!"
ハスミ「なぜ私が呼んでも反応しなかったんですか……!」
セリナ「ハスミさん、どんまいです。」
現場はカオス。
そのカオスな現場に、ある大男が現れた。
ダン!!!
一同"「「「!!!」」」"
そこに現れたのは……。
”人狼!!!”
人狼「……。」
そう、言わずもがな人狼である。
診察室にて。
セナ「……ご無事で何よりです、先生。」
"セナのおかげだよ。"
チナツ「先生……本当に良かったです。」
セナ「チナツ、まだ動いちゃいけません。」
人狼「……。」
…とそこに。
アコ「先生。」
"うおっ!びっくりした!!"
ゲヘナの行政官、アコが現れた。
人狼(こんな非常事態に非常事態な服着やがって………。)
アコ「人狼さん、今変なこと考えてません?」
人狼「……。」ふるふる
人狼は否定する。
イオリ「アコちゃん!…今は安静にして!!!」
どうやらアコはけっこう傷を負っているらしい。
アコ「……。」
"……何があったの。"
先生はアコが考え事をしていることを、すぐに見抜く。
アコ「委員長がいなくなってしまいました。」
"分かった。"
イオリ「相変わらず理解力高すぎだろ!!!」
人狼(こいつ病院に居るのにうるさ。)
↑
病室の扉を思いっきり開けて大音量を出した男。
こんな感じでわちゃわちゃ話していると、突然。
ピロリン
"ん?"
先生のスマホに通知が来る。
"なんだろ………ねえセナ。"
セナ「どうしました?」
"ちょっと外出するね。"
セナ「は?」
人狼(は?)
あの後、頑張って説得したようだ。
てか重症人を外に出すのはおかしいだろ。
人狼(………こいつ本当に治る気あんのか?)
人狼からは呆れられてしまった。
そして場所は変わってトリニティの何処かにて、先生たちは補習授業部に会っていた。
しかし一人足りない……アズサがどこにもいない。
ヒフミ「先生……アズサちゃんが………。」
人狼「……?」
"アズサがどうしたの。"
ヒフミ「アズサちゃんが…今も一人で戦っています……。」
人狼「!」
"……うん。"
ヒフミ「居場所が違うんだって……それで私、何も分からなくて……。」
ポタッ
ヒフミ「こんな……こんな大変なことになってしまって……ポタッ…。」
ヒフミは泣いてしまう。
ハナコ「……。」
コハル「……。」
"…人狼。"
人狼「……。」コクッ
ヒフミ「?」
人狼は理解する。
"……アズサは今やるべきことを一人で必死にやっている、じゃあ私達も今やるべきことをやるだけだよ。"
ヒフミ「今できること……………はい!」
ハナコ「なるほど、そうですね❤️。」
コハル「……………!もちろん分かってたわよ!」
どうやらヒフミ達も理解したようだ。
"アズサを取り戻しに行こう!"
一同「「「はい!!!」」」
人狼「……。」
少佐「さて、この物語はちゃんと私が知ってるところまで行けるのかね。」
セイア「知ってるところ?………君はどこまで知っているんだい?」
少佐「どこまで……か、違う。」
セイア「?」
少佐「一部分だけ知っているだけだ。」
セイア「そうなのか……少佐も私と同じような者なんだね。」
少佐「ああそうさ……その時までに準備をしとかないとだがね。」
セイア「準備?何をするつもりだい?」
少佐「簡単な話さ……まあ、それでいて簡単なことではないがね。」
セイア「なんだいそれは?」
少佐「いずれ来る厄災のため
セイア「やれやれ……そんなに地位を欲して何になるんだか……。」
少佐「いずれ来る厄災には必要なことだ。」
セイア「いずれ来る厄災…か……。」
少佐「もし無事ことが済んだら一緒に食事にでも行かないか?」
セイア「ふふ、ディナーのお誘いかな?」
少佐「ああ、そういうことだ。」
セイア「………まったく…君には敵わないよ。」
新たなHELLSING✕ブルアカのカップリングができてしまう……。