人狼inキヴォトス   作:もりもりバナナ

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まだ兎には行きません。



エデン条約の休憩編
休息


人狼「……。」

 

 

コツコツコツ

 

 

人狼は今病院の廊下を歩いていた。

 

 

コツコツコツ

 

 

理由はこの扉の向こうにある。

 

 

人狼「……。」ピタッ

 

 

ガラッ

 

 

人狼は病室の扉を開ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"お!人狼じゃん!"

 

 

そう、先生のお見舞いである。

 

 

"いや〜ちょうど話し相手が欲しかったところだったよ!"

 

 

人狼(アロナいるじゃん。)

 

 

"今までずっとアロナと話してたよ。"

 

 

人狼(まじか。)

 

 

思ったよりも先生の調子が良さそうで安心する人狼。

 

 

"お腹には銃痕が2つできたけど元気だよ。"

 

 

そう言って先生は自分の病院服から銃痕を覗かせる。

 

 

人狼「……。」

 

 

"大丈夫、今度からは気をつけるよ……。"

 

 

人狼(信用ならんな。)

 

 

"え。"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少佐「もう行ってしまうのか。」

 

 

セイア「……あのメンバーに私が加わらないと、それはティーパーティーではないからね。」

 

 

少佐「…なんて言ってるが、本当は会いたくて会いたくて仕方がないんだろう?」

 

 

セイア「っ!」

 

 

少佐「ははは、私に嘘をつこうなど百年早いぞ。」

 

 

セイア「まったく…少佐は何歳なんだい?」

 

 

少佐「26。」

 

 

セイア「案外と若いんだね。」

 

 

少佐「……。」

 

 

セイア「おっと、まさかこんな乙女に年齢を聞いたりなんてしないだろうね?」

 

 

少佐「ははは、そんな事口が裂けても聞けないよ。」

 

 

セイア「ふふふ、そうだろうね……。」

 

 

少佐「……。」

 

 

セイア「……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少佐「なぜそんなに悲しそうな顔をするんだ。」

 

 

セイア「っ。」

 

 

少佐「ははは、別に一生の別れというわけではない、早くお友達たちと会ってきなさい。」

 

 

セイア「……でも「必ず。」!」

 

 

少佐「必ず君を見つけ出してやるから安心しなさい。」

 

 

セイア「……約束だ。」

 

 

少佐「ああもちろん、この私が嘘をついたことがあったか?」

 

 

セイア「たくさんあるだろう。」

 

 

少佐「……まあそんな話はいい。」

 

 

セイア(露骨に話をそらした……。)

 

 

少佐「知ってるか?私はけっこう会社で上の地位についているんだ、それに君だってトリニティの生徒会に属しているだろう?」

 

 

セイア「そうだね。」

 

 

少佐「そんな大物に大物が会うなんて造作もないことだ。」

 

 

セイア「……信じているよ。」

 

 

少佐「ああそうしなさい、君が先生を信じたように。」

 

 

セイア「………では、また会うことを願って……一旦はさよならだね。」

 

 

少佐「ああ、絶対に見つけ出してやるさ。」

 

 

そう言い、セイアは光玉に歩みを進めていく。

 

 

セイア「……。」カツカツカツ

 

 

少佐「……。」

 

 

セイア「……それでは。」

 

 

セイアは光玉に吸い込まれていった。

 

 

そこにはすでに飲み干されたティーカップが2つと、一人の小太りの男が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少佐「では、私も戻るとするか。」

 

 

少佐はそう言いながら戻る準備をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少佐「プレジデントめ……貴様の思い通りにはさせんぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人狼(だから!この兵器がかっこよくっていいんだって!!!)

 

 

"なにこれ!?"

 

 

人狼(8.8cm対空砲(アハト・アハト)だ!!!)

 

 

"銃ですらないじゃん!"

 

 

人狼(デカくてかっこいいはロマンだろ!!!!!)

 

 

"ぐぅ!否定できない!"

 

 

一方その頃、先生たちは先生がなんの銃を携帯するかの議論を繰り広げていた。

 

 

人狼(じゃあ対戦車ロケット擲弾発射器(パンツァーシュレック)は?)

 

 

"ご、ごつすぎる……。"

 

 

人狼(俺の行きつけの銃店はこういうのがたくさんあるからな…そこからピックアップした。)

 

 

"もうちょっと小さいやつない?"

 

 

人狼(あるけど候補から外した。)

 

 

"うへぇ……。"

 

 

結局この日は保留ということで話は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから1週間後。

 

 

"車に乗るのは久しぶりだよ。"

 

 

人狼(俺も安全運転をするのは久しぶりだ。)

 

 

先生は無事退院し、人狼の自家用車(キューベルワーゲン)に乗っていた。

 

 

"あ、そうそう、さっきアロナからまた補習授業部ができたって連絡があったんだよね。"

 

 

人狼(やっぱでかい学校なだけあるからそういう生徒も多いんだな。)

 

 

"この前の補習授業部のメンバーが混ざってたりしてw。"

 

 

人狼(それは流石に無いだろw。)

 

 

そんな会話?をしながらまずはシャーレで色々準備をし、トリニティに向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリニティにて。

 

 

"まさか車の中で話してたことが当たるなんて……。"

 

 

人狼(悪夢だろ。)

 

 

そこには前のメンバーと一切替わりのない補習授業部が待ち構えていたのであった!!!

 

 

"と、とりあえず……理由を聞いてもいいかな?"

 

 

ヒフミ「あはは…ペロロ様のライブが……。」

 

 

人狼(もうヒフミにはペロロ禁止令でも出したら?)

 

 

"前向きに検討するよ。"

 

 

ヒフミ「えぇ〜〜〜!」

 

 

"コハルは?"

 

 

コハル「えっと…三年生のテストを………。」

 

 

人狼「……。」

 

 

"……。"

 

 

コハル「な、なによ!その顔は!!!」

 

 

人狼(やはり人間は同じ過ちを繰り返す。)

 

 

"アズサ。"

 

 

アズサ「次の試験範囲はまだ習ってない。」

 

 

人狼(よくそんな真顔で言えるな!?)

 

 

"ハナコ。"

 

 

ハナコ「一人だけ放置プレイだなんて寂しいじゃないですか。」

 

 

人狼(こいつに関しては………もう……………。)

 

 

"……。"

 

 

ヒフミ「あはは…すみません先生、でも今度は退学はありませんし試験範囲も普通の……。」

 

 

バタン

 

 

先生が倒れる。

 

 

ヒフミ「先生!?」

 

 

アズサ「先生!?」

 

 

コハル「な、なにそれ!そんなに反応しなくてもいいじゃん!!!」

 

 

ハナコ「ふふふ。」

 

 

コハル「ちょっと!ハナコ今変なこと考えてるでしょ!!エ駄死!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人狼(日常が戻ってきたなぁ。)




まだ休息したい……。
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