人狼inキヴォトス   作:もりもりバナナ

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これは人狼が休日を先生と過ごす話です。



人狼の休日

"……。"

 

 

人狼「……。」カタカタカタ

 

 

先生は今、とても迷っていた。

 

 

"う〜ん……。"

 

 

人狼「……。」カタカタカタカタカタ

 

 

来る日も来る日も頭から離れないこの葛藤……もはや仕事にさえ手がつかない。

 

 

人狼「……。」カタカタカタカタカタカタカタ

 

 

明日は久しぶりの休日、行動を起こすならその時である。

 

 

"(よし、明日やるか。)"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人狼(仕事しろよ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日。

 

 

"時は来たれり!!"

 

 

先生は休日になり、密かに作戦を実行しようとするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人狼(うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!)

 

 

人狼(休みだああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁううあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁきええええええええぇぇぇぇぇぇやああああああああああああああああるるるるるるるああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁああああならおおおあああああぁぁぁぁぁぁくええええぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

 

 

先生と同じく、人狼は休日を謳歌しようとしていた。

 

 

人狼(さ〜て、セリカ♪セリカ♪。)

 

 

人狼は早速セリカと遊ぶようだ。

 

 

人狼(一昨日に連絡してたからもう返信来てるはず………………。)ピタッ

 

 

硬直。

 

 

これはあまりにも恐怖を抱いた時や想像もしていなかった事に直面したときに起こる現象である。

 

 

そんな硬直状態に、人狼はなってしまったのである。

 

 

一体何故?

 

 

その答えはセリカとのモモトークの画面に出てきているのであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セリカ『ごめん!その日バイト!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チーン。

 

 

この日、人狼は死んだ。

 

 

たった一文にも満たない言葉に殺されたのである。

 

 

あらゆる修羅場をくぐり抜けてきた人狼が……。

 

 

享年、25歳。

 

 

マンションの一室にてショック死。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……と、その時。

 

 

ピンポーン

 

 

人狼「……………?」

 

 

蘇る。

 

 

人狼(…………誰か呼んだっけ?)

 

 

自室のマンションのチャイムが鳴らされる。

 

 

人狼(はーい。)

 

 

頭の中で返事しても意味がないのである。

 

 

ガチャッ

 

 

"やあ「ガチャン!」"

 

 

人狼「……。」

 

 

もう一度扉を開ける。

 

 

ギイイィィィ

 

 

"やっほ「ガチャン!!!」"

 

 

人狼「……………?」

 

 

ガチャ

 

 

"ちょっと!なんで閉めちゃうの!"

 

 

人狼(待て先生。)

 

 

"立ち話もなんだから上がらせてもらうね。"

 

 

人狼(それ普通家主側のセリフだろ………。)

 

 

不意にも先生を中に入れてしまったことを後悔するのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"へぇ〜〜〜人狼ってこんな感じの部屋に住んでるんだ………一人暮らしにしては広くない?"

 

 

人狼(俺って先生よりも給料が良いからな。)

 

 

"護衛対象よりも高い給料のボディーガードって何!?"

 

 

先生がツッコミを入れる。

 

 

人狼(知らん。)

 

 

人狼は軽く受け流す。

 

 

人狼(てかどうして家の住所が分かったんだ?)

 

 

アロナ「えっへん!」

 

 

人狼の問いかけにアロナが反応する、十中八九アロナのせいだろう。

 

 

人狼(貴様が教えたのか!アロナぁ!)

 

 

アロナ「そ、そんな怒らないでくださいよ!」

 

 

"そうだそうだー。"

 

 

人狼「……。」

 

 

カチャッ

 

 

人狼は銃を構える。

 

 

"こ、降参降参!"

 

 

人狼「……。」

 

 

人狼(てかなんで来たんだ?)

 

 

人狼は率直な疑問をぶつける。

 

 

"どうせ暇だろうからなーって。"

 

 

人狼「……。」

 

 

カチャッ

 

 

"うわっ!"

 

 

人狼「……!」

 

 

人狼(閃いた。)

 

 

"……え?"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キイイィィィ!!!

 

 

ガチャ

 

 

人狼(連れてきたかったんだよ、ここに。)

 

 

"うへぇ……もうちょっと安全運転に……………。"

 

 

人狼達は今、ある場所に来ていた。

 

 

"うぅ……ここどこ?"

 

 

人狼(この前言ってた銃店だ。)

 

 

そう、人狼は先生の携帯する銃を探しに来たのである!!!

 

 

"あぁ……この前の。"

 

 

人狼(早速入るか。)

 

 

ウィィン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"おお〜けっこう種類はあるんだね。"

 

 

中は思っていたよりも広く、そして綺麗だった。

 

 

人狼(この銃とかどう?)

 

 

人狼は早速先生に銃を勧めてみる。

 

 

"……なにこれ。"

 

 

人狼(MP40だ。)

 

 

"……なんか私のキャラにあわなさそうだから却下。"

 

 

人狼「……。」シュン

 

 

人狼(この銃は?)

 

 

"切り替え早!…どれどれ。"

 

 

人狼(MG34だ。)

 

 

"機関銃はないかな……。"

 

 

人狼(これは?)

 

 

人狼は向こうに置いてある戦車を指差す。

 

 

"もはや銃ですらないじゃん!!!"

 

 

人狼(ティーガーI戦車なのに………今ならシャーレの経費で落ちるぞ!!!)

 

 

"……………ほう。"

 

 

人狼の先生は「シャーレの経費で落ちる」という言葉に弱い、という予想は正解したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日。

 

 

リン「………これは何ですか?」

 

 

人狼(ティーガーI戦車だ、もちろんシャーレの経費で落とした。)

 

 

リン「……………はい?」

 

 

人狼(これも先生の命を守るためだ、仕方がない出費であろう。)

 

 

リン「まあ………先生の命を守るためなら……………。」

 

 

この日、シャーレの駐車場のこの戦車が置かれたという。

 

 

人狼(やっぱリンちゃんはこの前のこと(先生が撃たれたやつ)があったから、先生の命って単語出すと弱いな……。)

 

 

人狼は表には出さないが、心でゲス顔をしているのであった。




次回は少佐にする予定です!!!!!!!!!!
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