人狼inキヴォトス   作:もりもりバナナ

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また始まるぜ!



エデン条約 最終章
条約の不始末


ある廃墟にて。

 

 

アリウス生A「いたぞ!」

 

 

アリウス生B「追え追え!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒヨリ「ふぇぇぇ、もう逃げ場がありません。」

 

 

ミサキ「あっちにも……完全に包囲されてる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

アリウス生A「諦めろ、もう逃げることなど出来ない。」

 

 

ヒヨリ「ひ!」

 

 

サオリ「……っ。」

 

 

ミサキ「こちらはもう弾薬もない……それに疲弊しきってる。」

 

 

ミサキ「それにリーダーの傷が大きい、このままじゃ命が………。」

 

 

サオリ「……まだ、私達には切り札が………。」

 

 

ヒヨリ「ま、まさか!」

 

 

ミサキ「…ヘイローを破壊する爆弾……………。」

 

 

サオリ「ここは私が時間を稼ぐ、だから姫を連れて逃げてくれ。」

 

 

アツコ「…サオリ。」

 

 

サオリ「ここから逃げたら……逃げたら…………。」

 

 

アツコ「サオリ。」

 

 

サオリ「逃げたら……「サオリ」……姫?」

 

 

今まで喋ってこなかったアツコが急に話し出す。

 

 

アツコ「もういいよ…私達は頑張った。」

 

 

ミサキ「……。」

 

 

ヒヨリ「ひ、姫ちゃん……?」

 

 

 

 

 

 

アツコ「彼女が求めているのは私……だから私が行くよ。」

 

 

サオリ「!」

 

 

アツコ「だから、他のメンバーば見逃してほしい。」

 

 

ヒヨリ「な、何を言って!」

 

 

ミサキ「……。」

 

 

アリウス生A「今確認を取った、よし、付いて来い。」

 

 

アリウス生B「姫、勝手に取られては困ります、これを。」スッ

 

 

他のアリウス生が地面に落ちていたマスクを差し出す。

 

 

そして、連れて行かれるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サオリ「……。」

 

 

ミサキ「……。」

 

 

ヒヨリ「ふえぇぇぇ。」

 

 

サオリ「クソッ!結局私は何も………何も守れないのか………。」

 

 

 

 

 

 

 

サオリ「私は……何んの信念も………一体何のために……………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリウス生A「撃て。」

 

 

 

 

 

 

雨の中、そこには銃声が響き渡っていた………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリニティにて。

 

 

ナギサ「お越しいただいてありがとうございます、先生。」

 

 

"こんにちは、久しぶりだね。"

 

 

人狼「……。」ペコッ

 

 

サクラコ「お久しぶりです、先日はお世話になりました。」

 

 

ミネ「……はじめまして、救護騎士団の団長、ミネといいます。」

 

 

人狼(初対面が一人いるな……。)

 

 

"なんか不思議な組み合わせだね。"

 

 

サクラコ「不思議といいますか……ナギサさんを困らせるような組み合わせといいますか……。」

 

 

ミネ「私は困らせる気はありません。」

 

 

救護騎士団の団長はきっぱりと言う。

 

 

ミネ「私は救護騎士団の団長として、道を誤った生徒を正すだけです………それがもしティーパーティーだとしてもです。」

 

 

人狼(こいつ美食研究会とは違った面倒くさいやつだ。)

 

 

ミネ「そこに方、なにか変なことを考えてませんか。」

 

 

人狼「……。」ふるふる

 

 

人狼は否定する。

 

 

ナギサ「雑談はさておいて………先生をお呼びした理由は、この前のエデン条約についての後始末について話し合うためでした。」

 

 

人狼(過去形!?)

 

 

"過去形?"

 

 

ナギサ「シスターフッドの長と救護騎士団の団長が出席すると言って聞かず………このような形になってしまいました。」

 

 

ミネ「はい、私は救護騎士団の団長としての責任を果たすためにここにいるだけです。」

 

 

"つまり二人はティーパーティーを牽制するために……ってこと!?"

 

 

人狼(ストレートすぎ!!!)

 

 

あまりのストレート感に、人狼はどこか懐かしさを感じた。

 

 

サクラコ「いえ、ただ興味が湧きまして………。」

 

 

ミネ「私はそのような政治的なことは分かりません。」

 

 

サクラコ「エデン条約は終わりましたが……事後処理についてはまだ終わっていません。」

 

 

ミネ「それについて情報を共有するために集まりました。」

 

 

"な、なるほど?"

 

 

人狼(なんでティーパーティー以外の者が?)

 

 

ミネ「それについては私がお答えします。」

 

 

人狼「!」

 

 

"理解するのはや!!!"

 

 

ミネ「今、ティーパーティーは外部の手助けが必要です。」

 

 

ナギサ「……。」

 

 

ミネ「エデン条約の前後に、ティーパーティーのがティーパーティーの一人を投獄し、今は獄中にいます。」

 

 

ミネ「まさかセイア様を攻撃するように命じたのがミカ様だなんて……。」

 

 

サクラコ「……。」

 

 

ミネ「ナギサ様はシャーレの権限を使い無垢な生徒を退学させようとしました……。」

 

 

ミネ「セイア様は学園に復帰できましたが……体調が未だに戻りません。」

 

 

人狼(なるほど、今現在不安定なティーパーティーには外部からの手助けが必要だと。)

 

 

ミネ「そのとおりです。」

 

 

ナギサ「丁寧なご説明ありがとうございます。」

 

 

ミネ「……。」

 

 

"(気まずい。)"

 

 

サクラコ「まず、今回の事件を紐解くとアリウス分校に当たります。

しかし、疑問が残ります。」

 

 

人狼(というと?)

 

 

サクラコ「まず、なぜエデン条約を攻撃したかです。」

 

 

それに対して、ミネ団長が答えた。

 

 

ミネ「アリウス分校はゲヘナ、トリニティどっちも憎んでいます……双方とも潰すに絶好の機会でしたでしょう。」

 

 

ミネ「ところで……あの「ユスティナ聖徒会」とはなんだったんでしょうか?サクラコさん。」

 

 

突然サクラコに矛先が向く。

 

 

サクラコ「それに関しては、私は何も知りません。」

 

 

ミネ「……シスターフッドは、あまりにも情報を秘匿し、そのせいで怪しんでいる生徒も多数います。」

 

 

サクラコ「あなたのように?」

 

 

サクラコがカウンターパンチを食らわす。

 

 

人狼(気まず。)

 

 

サクラコ「私がシスターフッドの情報の全てを知っていると思っては……それは見当違いです、実際私が知らない情報もありますし。」

 

 

ミネ「………それは失礼しました。」

 

 

ナギサ「……。」

 

 

サクラコ「2つ目の疑問は…どうやって攻撃ができたかです。」

 

 

ミネ「……。」

 

 

ナギサ「それに関しては、私は何ひとつも分かりません………そもそもどこにアリウス分校があるのかさえ。」

 

 

サクラコ「カタコンベから来ているとは聞いていたんですが……あまりにも場所が広すぎて。」

 

 

ナギサ「アリウス分校から来た転校生に話を伺った所、地図の経路は毎回変わり、更に暗号化さえされているとのことです。」

 

 

アズサのことだ。

 

 

すると……。

 

 

ミネ「その方を取り調べたんですか……。」

 

 

ナギサ「え!?」

 

 

異様な雰囲気に包まれる。

 

 

ミネ「その子にアリウスの情報を吐かせたんですか!」

 

 

人狼(波乱の予感……。)

 

 

ミネ「白州アズサ!彼女は十分に代償を払っています!!!そんな子に私達の事情を巻き込んでアリウスの情報を吐かせるなんて……なんと残酷な!!!」

 

 

ナギサ「あ、いえ……取り調べではなくて……本人から語ってくれたことでして……………。」

 

 

ミネはエスカレートしていく。

 

 

ミネ「あの子がそんな気持ちになるでしょうか!?いいえありません!ティーパーティーの権力を乱用してあの子に無体を働いたに違いありません!!!!!!」

 

 

ナギサ「え!」

 

 

サクラコ「落ち着いてください。確かにナギサ様は血も涙もないような方ですが……そのような証拠はありません。」

 

 

暴力沙汰になりそうになった一歩手前、サクラコが落ち着かせる。

 

 

ミネ「……そうですか、失礼しましたナギサ様。」

 

 

ひとまず、この話は一段落したのであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミネ「う〜ん、どうやってカタコンベを攻略しましょう……。」

 

 

サクラコ「逆に発想しましょう、道を知っている方から聞くのはどうでしょうか?」

 

 

人狼「?」

 

 

サクラコ「この部隊を指揮していた、アリウススクワッドのリーダー、錠前サオリさんです。」

 

 

ミネ「なるほど!彼女なら知ってそうですが……今現在アリウススクワッドがどこにいるかは分かっていません。」

 

 

サクラコ「ですがサオリさん以外に知っている方がいます……。」

 

 

ナギサ「それは誰でしょう?」

 

 

ナギサが問いかける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サクラコ「聖園ミカ。」

 

 

ナギサ「!!!」

 

 

ミネ「なるほど……確かにミカ様はアリウスと内通していました。」

 

 

動揺を隠せないナギサが反論する。

 

 

ナギサ「そんな事は……彼女自身も居場所は知らないと……。」

 

 

ミネ「これまでのミカ様の評判は決していいとは言えません。」

 

 

ミネ「ナギサ様はよくご存知だと思いますが……ミカ様はティーパーティーであることを盾に、あらゆる問題行動をしてきました。」

 

 

サクラコ「今現在、ミカ様に対しての騒動……こういった世論も今までの振る舞と無関係ではありません。」

 

 

人狼(騒動?)

 

 

人狼は一つのキーワードが引っかかる。

 

 

ミネ「そこで聞きます、ミカ様の一番の親友であり理解者であるナギサ様、ナギサ様から見てミカ様はなにか隠し事がありますでしょうか?」

 

 

"(ナギサ……。)"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナギサは決心する。

 

 

ナギサ「私はミカさんを信じます。」

 

 

サクラコ「……。」

 

 

ミネ「……。」

 

 

ナギサ「確かにミカさんは善良な生徒とは言い難いですが………それでも私は信じます。」

 

 

ナギサ「他の方にも信じてもらえるよう、明日の聴聞会でも弁護します。」

 

 

人狼「……。」

 

 

ナギサ「もし…もしそれで私が叩かれようと、私は……ミカさんの親友であり続けます!!!」

 

 

人狼(よく言った。)

 

 

サクラコ「……いえ、私は仮定しただけだありまして……誤解を招いてしまって申し訳ございません。」

 

 

ミネ「…失礼しました、非礼をお詫び申し上げます。」

 

 

"えっと……。"

 

 

ナギサ「そうですね、もうお開きにしましょうか。」

 

 

ミネ「そうですね。」

 

 

サクラコ「お会いできて嬉しく思います、それでは。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後部屋には胃を痛めているナギサと、心配した顔をしている先生と、チョコレートが食べたい人狼が残っていた。




再び始まりましたね……はやく戦闘シーンを書きたいです。


あと今回はほとんど書き写しです。
すみません。
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