人狼inキヴォトス   作:もりもりバナナ

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どうやって人狼と少佐を対面させようかめっちゃ迷ってます。



スクワッド収集

人狼「……。」ザザッ

 

 

"お、早かったね。"

 

 

先生のもとにたどり着く。

 

 

サオリ「……。」

 

 

人狼「!」ヂャギッ

 

 

人狼はサオリに向かって銃を構える。

 

 

"ま、待って人狼!"

 

 

すると、先生が人狼の射線に入ってきた。

 

 

人狼(こいつアリウス生じゃねえか!)

 

 

"今は味方なの!"

 

 

人狼(信じられるか!)

 

 

先生たちが言い争う。

 

 

サオリ「……確かに私は信用できないかもしれない……だからこれを渡す。」

 

 

スッ

 

 

人狼「?」

 

 

サオリは何か爆弾のような物を人狼に差し出す。

 

 

サオリ「ヘイローを破壊する爆弾だ、もし信用できないなら私にこれを使うといい。」

 

 

人狼「……。」

 

 

サオリ「……。」

 

 

"……。"

 

 

人狼(そもそも、なんでお前が先生と会ってるんだ?)

 

 

人狼は質問する。

 

 

サオリ「……。」

 

 

人狼「……。」

 

 

"……。"

 

 

しかし。

 

 

サオリ「頼む、今は信用してくれないか?」

 

 

人狼(その前に俺の質問に答えろ。)

 

 

サオリ「アツコ達の命が懸かってるんだ。」

 

 

人狼(だから、その前に俺の質問に答えろ。)

 

 

何故か話が噛み合わない。

 

 

"……あ。"

 

 

先生はなにかに気づく。

 

 

"多分人狼の考えてることが分からないんじゃないかな?"

 

 

人狼「………!」

 

 

どうやら人狼も気づいたようだ。

 

 

サオリ「?」

 

 

"じゃあ私が翻訳するね。"

 

 

サオリ「た、頼む……?」

 

 

サオリ(この男はなにか喋ってたか?)

 

 

人狼(なんで先生と会っていたんだ?)

 

 

"なんで私と会っていたのか、だって。"

 

 

サオリ「そ、それは先生にアツコ達を助けてもらおうと。」

 

 

人狼(よし、行くか。)

 

 

"行こうだって。"

 

 

サオリ「え!?」

 

 

あまりのスピーディーさにサオリは驚く。

 

 

人狼「?」

 

 

"?"

 

 

サオリ「なぜ信用できるんだ!?この先生を殺そうとした犯人だぞ!?」

 

 

人狼(ごもっともだな。)

 

 

"ごもっともだって。"

 

 

サオリ「じゃあなぜ……。」

 

 

この質問に人狼は答える。

 

 

人狼(その殺されかけた先生が信用してんだ、それ以上疑う必要はない。)

 

 

"殺されかけた私が信用するから人狼も信用する、って言ってるよ。"

 

 

サオリ「……分かった、ありがとう。」

 

 

人狼(それは生きて帰ってきたら言ってくれ。)

 

 

"それは生きて帰ってこれたら言ってほしいらしいよ。"

 

 

サオリ「……分かった。」

 

 

そして先生たちは残りのスクワッドのメンバーを集めに行くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"でもどうやって見つければ……。"

 

 

人狼(どんなメンバーなんだ?)

 

 

"確かに、どんな感じのメンバーだったの?"

 

 

サオリ「ヒヨリはスナイパーを担いでいる、髪の毛は水色で性格は卑しい。」

 

 

人狼(なるほど。)

 

 

サオリ「ミサキはロケットランチャーを使っている、感情の希薄が少ない。」

 

 

"はいはい。"

 

 

サオリ「アツコはアサルトライフルを使っていて、普段はマスクをしているが、優しい性格だ。」

 

 

人狼(俺、ヒヨリの見つけ方分かった。)

 

 

"もうヒヨリの見つけ方分かったの!?"

 

 

サオリ「なに!」

 

 

これを聞いただけで分かるとは、流石人狼である。

 

 

さて、その見つけ方とは………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人狼「……。」スッ

 

 

サオリ「それは?」

 

 

人狼は懐からバナナを取り出す。

 

 

"そのバナナで何をする気?"

 

 

人狼(ふ……見てな。)

 

 

そう言って人狼は見渡しのいい場所に歩いていく。

 

 

人狼「……。」スッ

 

 

そして、そこにバナナを置く。

 

 

サオリ「……?」

 

 

"戻ってきた?"

 

 

人狼(これで後は出てくるのを待つだけ!)

 

 

"……。"

 

 

サオリ「?」

 

 

先生は驚愕する。

 

 

"そんなんで出てくるわけ……。"

 

 

しかし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒヨリ「バナナですぅ!!!

 

 

ダダッ!

 

 

ガバッ!

 

 

サオリ「!」

 

 

物陰からヒヨリがものすごい勢いで出てきたのであった。

 

 

"……すごく卑しいんだね。"

 

 

人狼(今だ!)

 

 

ダッ!

 

 

人狼は一気にヒヨリと距離を詰める。

 

 

ヒヨリ「えへへ……こんなところにバナナがあるなんて、ラッキーで「ガシッ」……へ?」

 

 

人狼(捕まえた。)

 

 

ヒヨリ「罠だったんですか!?!?」

 

 

人狼(こいつ馬鹿だろ。)コクッ

 

 

人狼は頷く。

 

 

ヒヨリ「うわ〜ん!もうおしまいですぅ!!!」

 

 

そこに。

 

 

サオリ「ヒヨリ!その大男は味方だ!」

 

 

サオリが飛び出して言う。

 

 

ヒヨリ「ほ、ホントですか?」

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

ヒヨリ「食べたりしませんか?」

 

 

人狼「……。」

 

 

ヒヨリ「うわあぁぁぁん!やっぱり食べられるんですぅ!」

 

 

"ちょっと人狼!"

 

 

人狼(からかっただけじゃん、許して。)

 

 

ヒヨリ「ううぅ………ビャナナおいひいいでふぅ。」モグモグ

 

 

人狼(こいつ!もう食ってやがる!)

 

 

なんやかんやあったが、ヒヨリ発見である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒヨリ「バナナもう一本ありますか?」

 

 

人狼「……。」スッ

 

 

ヒヨリ「ありがとうございますぅ!!!」✨️✨️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サオリ「ミサキならここにいるはず……。」

 

 

人狼達は今、もう誰にも使われていないであろう古びた橋に来ていた。

 

 

"目眩がするような高さだね。"

 

 

と、先生が呟く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それに下の川は水深5m以上はある。」

 

 

それに反応するかのように、誰かが話す。

 

 

サオリ「………ミサキ。」

 

 

そう、人狼達が探していた人物、ミサキである。

 

 

ミサキ「それに川の流れが早いから、落ちたらそのまま水底に沈むことになるだろうね。」

 

 

ヒヨリ「み、ミサキさん……。」

 

 

ミサキ「リーダーにヒヨリ…シャーレの先生も……うげ、アイツいんじゃん。」

 

 

人狼の顔を見たミサキは、おもむろに嫌な顔をする。

 

 

サオリ「人狼…なにかしたのか?」

 

 

ミサキ「そいつにボコボコにされた。」

 

 

ヒヨリ「え。」

 

 

人狼(あんま強くなかった。)

 

 

ミサキ「そっか、リーダーはそんな選択を取ったんだね。」

 

 

ミサキ「先生も……ちょっと予想外だったな。」

 

 

"……。"

 

 

ミサキ「でも先生、知ってる?」

 

 

"何を?"

 

 

ミサキ「先生を殺せば、私達は自治区に戻れる。」

 

 

"まじか。"

 

 

ミサキ「そこにいるリーダーも、ヒヨリも聞いたよね?」

 

 

サオリ「ああ、先生を始末すれば裏切りを許すと。」

 

 

人狼(でもミサキは俺より弱っちいから殺すなんて出来なくね?)

 

 

ミサキ「……今その大男がムカつくこと考えてる気がする。」

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

ミサキ「っ。」

 

 

人狼とミサキの間で睨み合いがおきる。

 

 

ヒヨリ「お、落ち着いてくださいぃ!」

 

 

そこにヒヨリが仲介に入る。

 

 

ミサキ「…先生は私達を信用できるの?」

 

 

"もちろん。"

 

 

ミサキ「それがかつて自分を殺そうとした人でも?」

 

 

"たとえそんな事があっても、サオリ達にもやらねばならない理由があったんだ。"

 

 

ミサキ「だから何?それでも許しちゃうの?」

 

 

人狼(こいつ面倒くさ。)

 

 

"うん、私の生徒だからね。"

 

 

人狼(先生は聖人すぎだろ。)

 

 

人狼は感激した。

 

 

ミサキ「……甘いね、甘すぎる。」

 

 

スッ

 

 

ヒヨリ「ミサキさん?」

 

 

そう言ってミサキは、橋の塀の上に登る。

 

 

ミサキ「自治区にまた戻ってどうするの?このメンバーで姫を助け出すの?夜明けまでに?」

 

 

ミサキ「おそらく彼女は私達が知らない兵器を使ってくるはず……そんなのこんな少人数だったら……。」

 

 

サオリ「何が言いたいんだ、ミサキ。」

 

 

サオリが詰め寄る。

 

 

ミサキ「そもそも、この先になんの意味があるの?ただどこにも帰れずにのうのうと死ぬのを待つだけ。」

 

 

ヒヨリ「……。」

 

 

ミサキ「リーダー。」

 

 

サオリ「なんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミサキ「姫を助け出すのは無理。」

 

 

サオリ「……。」

 

 

ミサキ「それに助け出したとしても意味はない、『全ては虚しいものである(vanitas.vanitatum)』、ただそれだけが私達の納得でき「黙れ、ミサキ。」……。」

 

 

サオリの怒声が響き渡る。

 

 

サオリ「お前がまた自殺をしようとしても、いつものようにまた私が止める、延命してやる。」

 

 

…と、もう落ちる寸前だったミサキに言う。

 

 

サオリ「そんなことが私を止めれるとでも?本気でそんなこと思ってるのか!今までも成功できなかっただろ!」

 

 

ミサキ「まあ、確かに。」

 

 

サオリ「お前がそうやって脅そうとしても、私はお前を生かしてみせる。」

 

 

サオリがそう断言する。

 

 

"……。"

 

 

人狼「……。」

 

 

ヒヨリ(ふえぇぇぇ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミサキ「……で、姫を助けに行くんだよね。」

 

 

人狼(意外とアッサリだな。)

 

 

ミサキ「時間はあと90分……急がないと。」

 

 

サオリ「そうだな、戦闘は移動しながら行うとしよう。」

 

 

ヒヨリ「ふえぇぇぇ。」

 

 

人狼(なんだコイツ。)

 

 

ミサキ「気にしないで、いつもの事だから。」

 

 

人狼(……もう驚かないぞ。)

 

 

サオリ「な!もうミサキは人狼が考えてることが分かるようになったのか!?」

 

 

サオリが驚愕する。

 

 

ミサキ「うん……コイツの考えてることなんて知りたくもないけど。」

 

 

人狼(ツンデレで草。)

 

 

ミサキ「……。」ジロッ

 

 

人狼(おお怖。)

 

 

 

 

 

こうして、先生たちはアツコを救出に行くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、少佐達は。

 

 

カイザーSS指揮官A「部隊の配置、攻勢計画、全て完了しました。」

 

 

少佐「パーフェクトだ。」

 

 

カイザーSS指揮官A「感謝の極み。」

 

 

カイザーSS指揮官C「対象Bは発見次第どうしましょうか?」

 

 

少佐「ふん、あっち(ゲマトリア)からは許可されてある。」

 

 

カイザーSS指揮官A「あっちとは?」

 

 

少佐「気にしなくて良い、それで対象Bはできる限り捕獲して持ち帰ろう。」

 

 

カイザーSS指揮官C「その後どうしますか?」

 

 

少佐「そんなの決まってるだろ、ミキサーで粉々にして魚の餌にでもしてやれ。

大人なのに一つの学校の生徒会長になっている子どもおばさんにはそれがお似合いだ。」

 

 

カイザーSS指揮官B「それは私の機関(アプヴェーア)に任せてください。」

 

 

少佐「ああ、頼んだ。」

 

 

少佐「では戦友諸君。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少佐「戦争(クリーク)の時間だ。

 

 

その顔には、気味の悪いニヤつきが見えた。




とうとうカイザーSSがアリウスに侵攻します!!!!!!!!
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