あの後借金について聞かされてから色々あった。
というのもこの変態(先生)がセリカに対してストーカーまがいなことをやったのだ。しかも俺の目の前で。
"おはよう!"
"セリカちゃんは、これから学校?"
"学校なら一緒に行こう!"
"学校じゃないなら何処行くの?"
"バイト?何処でバイトしてるの?"
教師が生徒に対してやっていいことなのかは分からない。
先生曰く"生徒を心配して……"らしい。
ストーカーと活動目的が同じである。それを護衛してついて行ってる俺も同じらしい。
なんでやねん。
"ねえ、何処でバイトしてるの!?"
流石にやばいからいったん先生を止める。
セリカ「ありがとう人狼!」
"あ…まって!"
もうこの変態は教員免許を剥奪されても文句言えない。
"ストーカーしてたらお腹すいたね。"
自覚してるのかよ。
………まあ確かもう結構時間が経ってしまった、しかし、俺はここらへんに美味いラーメン屋があると知っている、事前に調べた。
先生にその店の地図を見せる。
"お、柴関ラーメン?美味しそうじゃん、行こう!"
"どうせだしアビドスの皆も呼ぼう。"
……………移動中……………
ガラララッ
セリカ「いらっしゃいませ!柴関ラーメンです!」
セリカ「何名様………で…………。」
ノノミ「あの〜☆6人なんですけど!」
"あ、セリカじゃん!奇遇だね!!"
この前偶然セリカがここに入っていくのを見たからもしかしたら……と思ったが、まさか本当にここでバイトしていたとは。
アヤネ「あ、あはは……セリカちゃんお疲れ。」
シロコ「ん、お疲れ。」
セリカ「み、みんな……どうしてここを!?」
シロコは俺に指をさす。
セリカ「あんた……騙したのね!?」
別に騙してない。
柴大将「アビドスの生徒さんか。セリカちゃん、おしゃべりはそれぐらいにして、注文受けてくれな。」
セリカ「あ、うう……はい、大将。それでは、広い席にご案内します……こちらへどうぞ……。」
この後皆と楽しくラーメンを食べた。
…………………………
"じゃーねー頑張ってねー!"
セリカ「う、うるさい!みんな死んじゃえー!!」
ホシノ「あはは、元気そうで何よりだー。」
セリカ「うう………」
"じゃあみんな帰ろっか。"
コクッ
………………
セリカ「ふう……今日は大変な1日だったな……。」
セリカはバイトの帰りにそう呟いた。
事実、変態や無口の大男がが来たのだから、そりゃ疲れるだろう。
ザザッ
セリカ「?何よ、あんたたち。」
ヘルメット団A「黒見セリカ……だな?」
セリカ「……カタカタヘルメット団?あんたたち、まだこの辺をうろついてんの?」
セリカ「ちょうど良かった。虫の居所が悪かったの、二度とこの辺に足を踏み入れられないようにしてやるわっ……。」
ダダダダダダダダダッ!!!
セリカ「くっ、うう!!」
セリカ(背後にも敵!?……こいつら、最初から私を……。)
ヘルメット団A「捕らえろ!」
プシュー
ドガァーーン!
人狼達がセリカが誘拐されたことに気づいたのは、次の日のことだった。
結局アル出せなかった……許さんぞ陸八間アル………。