人狼inキヴォトス   作:もりもりバナナ

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次からはとうとう本編に入ります!!



次は俺かい  下

"……。"カタカタカタ

 

 

人狼「……。」ゴロン

 

 

"……。"カタカタカタ

 

 

ユウカ「……。」カタカタカタ

 

 

人狼「……。」

 

 

"ねぇ人狼。"

 

 

人狼「?」

 

 

"ずっと暇そうだし、ちょっと散歩でもしてきたら?"

 

 

人狼「!」コクッ

 

 

ユウカ「いいんですか先生、一応子供ですよ?」

 

 

"まあ人狼は身体能力がキヴォトス人よりも強いからね(例外有り)、大丈夫だよ。"

 

 

ユウカ「でも……。」

 

 

"大丈夫、念の為GPSを首に掛けとくから。"

 

 

そう言って先生は人狼の首にカイテンジャーのGPS装置を掛ける。

 

 

人狼「!」

 

 

ユウカ「ま、まあそれなら……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《人狼視点》

 

 

テクテク

 

 

人狼「〜〜〜。」

 

 

ひさしぶりにそとをあるく。

 

 

さいしょはしらないところでビックリしたけど、みんなやさしくてすきだ。

 

 

ドガァァン!!

 

 

おっきなおともきこえるけど、このからだならだいじょうぶ。

 

 

人狼「……?」

 

 

なにかみつけた。

 

 

おなじひとがたくさんいる。

 

 

もっとちかくにいこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カスミ「ハーッハッハッハッハッ!今日も楽しく温泉開発だ!!!」

 

 

温泉開発部A「えっさー。」

 

 

温泉開発部B「ほいさー。」

 

 

温泉開発部C「どっこいしょー。」

 

 

とある大通りのど真ん中で、温泉開発部(テロリスト)が活動をしていた。

 

 

すると。

 

 

人狼「……?」

 

 

興味を持った人狼が近づいてくる。

 

 

メグ「ん?あれは…………人狼?」

 

 

カスミ「ひいいぃっぃぃぃぃぃ!!!

 

 

温泉開発部B「大丈夫ですか部長!?」

 

 

カスミ「ど、どどっどどどこにずっじじじじんろろうが!?!?」

 

 

メグ「いったん落ち着いて!」

 

 

どうやら過去のトラウマからめっちゃ怯えるようになったらしい。

 

 

温泉開発部A「でも部長、なんかちっちゃくないですか?」

 

 

カスミ「……へ?」

 

 

メグ「ほんとだ。120くらいしかないよ。」

 

 

カスミ「ほ、ほんとだ……。」

 

 

ここでカスミはあることに気づく。

 

 

カスミ(あの雰囲気から人狼であることは間違いないはず…もしかして幼体化でもしたのか?ならばチャンスだ!)ニヤッ

 

 

カスミ「これはこれは!久しぶりだなぁ?人狼君!」

 

 

人狼「?」

 

 

もちろんこの人狼には面識がない。

 

 

カスミ「今まで君にさんざんとコケにされてきたんだ、今回ばかりはいいだろう。」

 

 

その瞬間。

 

 

 

 

バシーーン!!!

 

 

人狼「!」

 

 

カスミの太くて大きな尻尾が人狼を弾き飛ばす。

 

 

メグ「ぶ、部長………。」

 

 

カスミ「ハーッハッハッハッハッ!まったく、歌でも一つ歌いたい気分だ!」

 

 

人狼は弾き飛ばされた向こうで、うずくまっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《人狼視点》

 

 

いたた……きゅうになぐられた。

 

 

いったいなんなんだろう……またやっちゃったのかな………。

 

 

あっ

 

 

ここで人狼は自身が身につけていたカイテンジャーのGPS装置が壊れているのを発見する。

 

 

………

 

 

……………

 

 

…………………

 

 

………………………

 

 

……………………………

 

 

…………………………………

 

 

 

 

 

 

 

ころす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カスミ「ほらほらどうしたぁ?そんなんで終わっちゃうのかな!?」

 

 

パンパンパン!!

 

 

追撃にと、カスミは人狼の横っ腹に鉛玉をくらわす。

 

 

カスミ「ハーッハッハッハッハッ!手も足も出ないようだな!!!」

 

 

メグ「ぶ、部長……さすがに子供相手にやりすぎじゃ……。」

 

 

カスミ「何を言っているんだ!これでも足りないくらいだ!!!」

 

 

その瞬間。

 

 

ダッ

 

 

人狼「……。」

 

 

カスミ「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バギィ!!!

 

 

カスミ「ぶへっ!」

 

 

人狼がお返しと言わんばかりにカスミの顔面を殴り飛ばす。

 

 

ズザザザーーー

 

 

人狼「……。」スッ

 

 

カスミ「あ……あ………。」

 

 

倒れているカスミに馬乗りになり、拳を天高く上げ。

 

 

 

 

 

 

ドガァ!

 

 

カスミ「ぎゃ!」

 

 

ゴスッ

 

 

カスミ「キュッ!」

 

 

メグ「や、やめて!」

 

 

ドゴォ!!

 

 

カスミ「ぐぁっ!!」

 

 

温泉開発部A「おい!アイツを押さえろ!!」

 

 

温泉開発部C「うおおお!」

 

 

バギィ!!!

 

 

カスミ「がっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃先生たちは。

 

 

"………ん?GPSの反応が途切れた。"

 

 

ユウカ「はい?充電でも切れたのでしょうか…"ちょっと行ってくるね。"判断が早いです!!」

 

 

ガチャ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"たしかここらへんで途切れたはずだけど……。"

 

 

「もうやめて!」

 

 

「うおおお!こいつ強いぞ!?」

 

 

"ん?あっちで揉め事かな……。"

 

 

普段からキヴォトスでこんな事は日常茶飯事だ、しかし、先生は胸騒ぎがした。

 

 

これはただの喧嘩ではないという直感が先生に訴えかけていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最悪にも、先生の直感は正解していた。

 

 

"嘘……でしょ?"

 

 

先生の眼の前で幼い人狼がカスミの上で馬乗りになり、ぶん殴っている。

 

 

ドガァ!バギィ!!

 

 

人狼「……。」

 

 

温泉開発部A「おい!早く抑えろ!!!」

 

 

ドガァ!ゴギィ!!バギィ!!!

 

 

"人狼落ち着いて!!"

 

 

人狼「……。」

 

 

ドゴォ!!ベシッ!ゴキィ!!!

 

 

メグ「やめて!本当に死んじゃう!!!」

 

 

カスミ「」

 

 

バギィ!ゴギィ!

 

 

"人狼!!!"

 

 

人狼「……。」ピタッ

 

 

なんとか止まってくれる人狼。

 

 

胸元を見ると、カイテンジャーのGPS装置が壊されていた。

 

 

"………帰るよ。"

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

"ひとまず救急車は呼んでおく、事情を聞きたいから何人か一緒に来てほしい。"

 

 

温泉開発部A「わ、分かりました……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャーレにて。

 

 

"なるほど、つまりカスミが最初にふっかけたってことだね。"

 

 

温泉開発部A「はい、その衝撃でGPS装置が壊れちゃったんだと思います。」

 

 

"……それほど大事だったんだ、その装置が。"

 

 

温泉開発部A「はい、すみません……。」

 

 

"分かった、今日はありがとね。"

 

 

温泉開発部A「はい、失礼します。」

 

 

ガチャ

 

 

そう言って温泉開発部員は部屋から出ていく。

 

 

人狼「……。」

 

 

"そういうことでいいかな?"

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

"たしかに人狼の気持ちも分かる、でもあそこまでやる必要は無かったんじゃないかな。"

 

 

人狼「……。」

 

 

"まあいいや、今日は疲れたでしょ、もう休みな。"

 

 

人狼「……。」コクッ

 

 

その時。

 

 

ほわほわわ〜〜〜

 

 

"!?"

 

 

人狼の周りに霧が覆いかぶさる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"じ、人狼……。"

 

 

人狼「……?」

 

 

霧が晴れ、破れた服の中心に身長が219cmある裸の人狼が佇んでいた。

 

 

人狼(あれ?どうして俺って裸なんだ?)

 

 

"……。"

 

 

人狼「?」

 

 

その時!

 

 

ガチャ!

 

 

コユキ「失礼しまーーす!!!」

 

 

人狼「!」

 

 

"だーー!今来ちゃだめ!"

 

 

コユキ「?…………キャーーー!!!!

 

 

人狼(うわーー!誤解だーー!!!)

 

 

この後、ちゃんと説明をしたし、人狼が子供だった時の説明をされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コユキ「///。」

 

 

人狼(なるほど、それで俺はカスミをフルボッコにしたと。)

 

 

"うん、そうなんだ…よほどカイテンジャーを壊されたのが癪に障ったようだね。"

 

 

ユウカ「やっぱ外出なんてさせるべきじゃなかったんですよ!」

 

 

人狼(字面だけ見るとただの毒親じゃねえか。)

 

 

ユウカ「は?」

 

 

人狼(すまんすまん………所でコユキ。)

 

 

コユキ「ど、どうしました///!?」

 

 

人狼(頼む、その顔やめてくれ。恥ずかしい。)

 

 

コユキ「べ、べつにいいじゃないですか!一緒にお風呂に入った仲でしょう?」

 

 

ノア「それってどういう事ですか?コユキちゃん。」

 

 

コユキ「あ。」

 

 

人狼(俺、菓子折り持って行きまーす。)

 

 

コユキ「な!昨日の夜はあんなに抱いてくれたじゃないですか!?!?」

 

 

"え。"

 

 

ユウカ「な!あんた自分よりも幼い子に不純な事を!?」

 

 

人狼(俺って何したんだよ……。)

 

 

コユキ「昨日一緒に寝たら抱きついてきました。」

 

 

ノア「寝床は別々にって言いましたよね?」

 

 

コユキ「あ。」

 

 

人狼(いってきまーす。)

 

 

コユキ「お、お兄ちゃんまって!」

 

 

バタン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コユキ「にはは……言い訳をさせてください。」

 

 

ノア「はい?この世との暇乞いですか?」

 

 

コユキ「ひぃ………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

温泉開発部B「……部長、すっかり元気そうですね。」

 

 

カスミ「……。」

 

 

温泉開発部C「まさかこんなにすぐに意識が回復するとは……。」

 

 

メグ「とにかく!治ってよかったね!!」

 

 

カスミ「この姿を見てなんでそう思えるんだ!?医者にも言われたぞ!全治2ヶ月だ!!」

 

 

そう、頑丈なキヴォトス人が全治2ヶ月の怪我を負うのはとても珍しいのである。

 

 

カスミ「まったく…自分よりも小さいからって侮るんじゃなかった。」

 

 

カスミ「まあまあ。」

 

 

その時。

 

 

コンコンコン

 

 

カスミ「誰だ?」

 

 

メグ「入っていいよ〜。」

 

 

ガチャ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人狼「……。」

 

 

カスミ「ひ、ひいいいいぃぃぃぃぃぃ!!!

 

 

メグ「な、人狼!?」

 

 

温泉開発部B「てめぇ!どの面下げて来やがった!!」

 

 

温泉開発部C「ただで済むと思ったら大間違いだぞ!!!」

 

 

入っていきなり脅迫される人狼。

 

 

しかし、人狼も反論する。

 

 

人狼(黙れ、そもそもお前らがふっかけてきたんだろ。)

 

 

温泉開発部C「いや…私達がって言うか部長が……。」

 

 

カスミ「おいぃ!見捨てるのか!?」

 

 

メグ「やっぱ元気じゃん。」

 

 

人狼(お前も温泉開発部員だよな、じゃあコイツと一緒に責任を負う必要が出てくるってわけだ……自己責任って言葉は俺には通用しないんだぞ?カスミ。)

 

 

カスミ「ひいぃぃぃ!」

 

 

温泉開発部B「じゃあなんだ?私達を殺そうとしに来たのか!?」

 

 

カスミ「わ、私は死んでないぞ!?」

 

 

人狼(まあお前らが可愛そうだからな、菓子折りを持ってきてやったぞ。)

 

 

温泉開発部C「わーいやったー!」

 

 

カスミ「切り替え早くないか!?」

 

 

人狼(ほら、ドーナッツSSで売ってた適当なドーナッツ買ってきたぞ。)

 

 

温泉開発部B「まじで!?最近できた超人気店じゃん!!!列んでなかった?」

 

 

人狼(俺は特別だからな。)

 

 

温泉開発部B&C「「すっげー!!!」」

 

 

カスミ「わ、私は手が使えないんだが……。」

 

 

人狼(じゃあ俺がぶち込んでやるよ……なに、決してそのまま顔面にグーパンをすることはないから安心しろ。)

 

 

カスミ「ひいいぃぃぃ!!」

 

 

こうして人狼とカスミは無事和解???が出来たのであった。





ずっとマスクしてたのに鼻風邪にかかっちまった。
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