遅れてすみません。
時間は飛びませんでした。
この回はなんとなくで読んでください。
では本編、どうぞ。
であい
私は
私は、二度も過ちを犯した。
そして罪を償う機会を与えられた。
それ故、罪と向き合う為、神父をしている。
何故、こんな事を言っているのかというと、数日ほど前の出来事と目の前に居る存在が関係している。
————————————————————————
〈数日前〉
私は生を三度受けている。罪を償う為に。
今の人生では、神父をしており、ちょっとした孤児院を経営している。
子供は数える程しかいないが、周りの大人達と協力しながら、なんとか切り盛りしている。
勿論、神父としての仕事もしている。
今日はふと、『あの場所に行こう』となんとなく思いついた。
何故かは知らないが、ふとそう思ったのだ。
あそこには私の罪以外何も残ってはいないが、行かなければならない気がしたのだ。
『これも神のお告げか……』と思い見に、行ってみることにしたのだ。
だが、やめておいた方がよかったのだろう。
そこには、人が──小学生位の年をした子供が──倒れていたのだ。
それも、償わねばならない相手と、酷似している子供が。
「!?……なっ……!!幻覚か……?!」
私は幻覚を疑った。
だが何度見ても、その子はそこに倒れていた。
私は恐ろしくなり、その場から逃げた。
その後は自室にこもり、忘れるように努力した。
だが神は忘れる事を赦さなかった。
──コンコンコン
「すみませ~ん!神父様ー!いますか〜?すみませ~ん!」
戸を叩く音。そして自分を呼ぶ声。
いつもなら何も感じなかったが、今日はとても恐ろしさを感じた。
「今行く!しばし待たれよ!!」
音源へと近づく。「今日は何かあっただろうか?」と思いながら。
ガチャ……
「どちら様で?……嗚呼三郎さんか」
「して、何用で?今日は何も予定は無かったはずだが……?」
そこには犬(パグ)の三郎さんが。
「あぁ……神父様それがですね────」
どうやら、子供を拾ったので、こちらで面倒を見て欲しい(意訳)ということらしい。
「…この子が?」
「えぇ……大丈夫でしょうか?」
聞くところによると、ボロボロな格好で、フラフラとした足取りだったらしい。声をかけようとしたところ、倒れたのだと。
……服装も容姿も、私が見た幻覚と一致していた。この時ばかりは神を恨んだが、逆恨みもいいとこだと思い直し、こちらで面倒を見ることにした。
「…………」
似ている。あまりにも似すぎている。
神が私に罪を償わせるために蘇らせたのかと思うほどに。
だが恨み言を吐けるような立場ではない事は重々承知している。
後は彼が目を覚ますのを待つだけだが……
「ぅあ……………知らない天井だ……」
「そのセリフを言えるのなら大丈夫そうだな」
「!?あぁ……ありがとうございます…」
「気にするな。腹は空いているか?お粥か何かを作ってこよう」
「お願いします……」
(…見た目も声も、そのままか……神よ、これが最後のチャンスですか)
少し、しんどくなりそうだ。
————————————————————————
私は罪を犯した罪人である。そして死んだ。
だが神は私に罪を償わせようと、やり直しの
私は転生した。それも二度。
だが罪を犯した。それも二度。
一度目の
二度目の
死んだ。私は愚かだ。
神はやり直しの場を設けてくださったのに。
故に、三度目では神父をしている。
やり直しの場を設けてくださった神に報いる為に。
やっぱり原作開始前に入れたらよかったな……
それでも頑張ります。
この神父のように。